[百名山16座目]大峰山(行者還トンネル西口 ピストン)〜北アがどこも週末雨予報で、百名山の大峰山へ
- GPS
- 05:22
- 距離
- 7.8km
- 登り
- 941m
- 下り
- 934m
コースタイム
天候 | 晴れのち曇 【大峰山周辺の天気】 http://www.mapion.co.jp/smp/weather/spot/L0579797/ |
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過去天気図(気象庁) | 2013年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
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コース状況/ 危険箇所等 |
■道の状況 危険個所はありませんが、奥駆出合から登山口までのは急登の降りなので注意。 ■登山ポスト 行者還トンネル西口登山口にあります。東口登山口ではみかけませんでした。 ■山小屋 【弥山小屋】各所で弥山小屋の小屋番さんの事が書かれていましたが、至って普通の対応でした。 ■道の駅 【針T.R.S.】http://www.kkr.mlit.go.jp/road/michi_no_eki/contents/eki/n09_hariteatimeresortstation/index.html 【宇陀路大宇陀】http://www.kkr.mlit.go.jp/road/michi_no_eki/contents/eki/n06_udajioouda/index.html 【杉の湯川上】http://www.kkr.mlit.go.jp/road/michi_no_eki/contents/eki/n03_suginoyukawakami/ ■温泉 【ホテル杉の湯】http://www.suginoyu.com/ 【湯盛温泉・入之波温泉:川上村観光協会】http://www.vill.kawakami.nara.jp/kankyokai/kyoukai.htm 【上北山村温泉】http://vill.kamikitayama.nara.jp/kanko/tomaru/onsen/ 【吉野路温泉】http://www.onsen.yoshino.jp/ 【洞川温泉】http://www.dorogawaonsen.jp/ 【温泉地温泉・十津川温泉・上湯温泉:十津川村観光協会】http://totsukawa.info/ 【西吉野温泉:五條市観光協会】http://www.gojo.ne.jp/g-kanko/ ■情報 【天川村】http://www.vill.tenkawa.nara.jp/sightseeing/tenkikawa/mountains/trekking02.html 【大峯奥駈道】http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%A7%E5%B3%AF%E5%A5%A5%E9%A7%88%E9%81%93 【大峰山寺(女人禁制のため女性は入山できません)】http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%A7%E5%B3%AF%E5%B1%B1%E5%AF%BA 【UNESCO:World Heritage Center】http://whc.unesco.org/ 【ICOMOS(2004)】http://whc.unesco.org/archive/advisory_body_evaluation/1142.pdf ■百名山のルート 深田久弥の日本百名山によれば、深田久弥は、吉野郡天川村洞川から山上ヶ岳に登り、1日目は宿坊で泊まり、大峰山脈縦走路に入ったとのこと。大普賢岳、行者還岳を経て夕方に弥山小屋に着き、翌々日に八経ヶ岳の山頂に登った。百名山では、山の名前は大峰山としか書いていないが、標高から八経ヶ岳と推定できる。縦走路はさらに南へ続くが大峰山脈の最高峰到達に満足し山を下ったと記されている。 |
その他周辺情報 | ■駐車場 行者還トンネル西口 行者還トンネル西口の無料駐車スペースが有料になったようです(止めると管理人がよってきて代金を徴収していきます。9時くらいにはいなくなるようです←管理人不在のときは徴収ボックスにお金を入れます 1日1000円) 行者還トンネル東口 行者還トンネル東口は5〜6台の駐車スペースがあります(無料) ■酷道 国道309号線は所謂酷道。すれ違いもままらなない林道を走りますが、道まで雑草が生え放題というわけではなく、一応整備されています。落石の跡などはたくさんあります。西口のほうへのアクセスが多いですが、これはただ大阪方面などからのアクセスが便利というだけの理由です。駐車場の管理人さんから聞いた話によれば、西口は川遊びの車が多いため、すれ違いも大変多く、整備もされていないので、トンネルを抜けて東のほうから帰ったほうがいいとのこと(西側のほうよりも東側のほうが断然道の状態はいいとのこと)。 このルートは大変危険です。夜はいうまでもなく、昼間でも徐行運転をしたほうがいいです。 ■行者還トンネル 行者還トンネルはいわば関西では名前がしれた心霊スポットですが、心霊スポットよりも酷道を夜走るほうのほうが怖いと思います。夜に行くならば、大台ケ原へ行き、早朝に大台ケ原へ登った後に大峰山に向かったほうがいいと思います。このトンネルは暗くて長いので歩いて通り抜けるにはちと勇気がいるかも(トンネル内はめっちゃ寒いです)。 |
写真
感想
■日本百名山を読みながら週末の登山
関西に住んでいるときはほぼ山から離れていたので行く機会もなかった大台ケ原と大峰山。
最近読んでいる深田久弥の日本百名山。山岳紀行というよりは山に登る人へのガイドブックのような感想を持ちながら読んでいますが、週末のどこも雨予報!にかねてから行きたかったけど行けなかった近畿の百名山に大台ケ原と大峰山の2座を日本百名山を読みながら行ってきました。
■大台ケ原駐車場から行者還トンネル登山口へ
最初は、大峰山に登ってから大台ケ原へ行く予定でしたが、大峰山の最短ルートはいわば酷道上。いままでになんどか深夜の林道を走ってドキドキしながら麓の駐車場にたどり着いた経験から、まよわず大台ケ原駐車場をめざし、大台ケ原に行った後に大峰山に行くことにしました。
大台ケ原駐車場を7時半すぎに出たのち、夜のうちはまっくら闇できがつかなかったドライブウェイ(というよりは林道)を降ります。国道169号線(東熊野街道)から国道309号線に入ると所謂酷道におしっこをもらしそうになりながら行者還トンネルをめざします。のぼりはじめに途中で軽トラにすれちがったほかはすれ違う車もなく、行者還トンネル東口に到着。1台の登山客の車と思える車が停まっていましたが、駐車スペースの狭さとメインとなる登山口から登ろうと思い、トンネルを抜けて西口に。西口は無料と聞いていましたが、看板に有料駐車場の文字。まっ、いいかあと思いながら駐車場に車をいれると管理人のおじさんがでてきて、きちんと誘導してくれました。おじさんに駐車料金を払い、登山準備をして9時を回ったころに登山口から入山。
■八経ヶ岳をやめて弥山へ
行く前は、八経ヶ岳をめざしていましたが、弥山で往復5時間のCTと雨が午後から降り出すとの予報に登りながら、弥山のみのピストンに変更。
登り始めはちょっと急な登りですが、北アの急登の鎖場とガレ場になれきった体にはやさしい登り。登り始めから1時間ほどで奥駆出合に到着。ここから山頂尾根のとりつきまで1時間弱ほどゆるやかなアップダウンを繰り返しながら尾根道を登ります。花はあまり期待できませんでしたが、樹林帯を埋め尽くす苔の絨毯に癒されながら、「大台ケ原って昔はこんなんだったんかなあ」と思いながら登りました。
途中、石休の宿跡、弁天の森をとおったあとで、聖宝の宿跡を通過。霊場という実感を聖宝の宿跡で実感しながら、聖宝の宿を通過すると山頂へのとりつき。ここからは整備された遊歩道を1時間ほどあがります。
ほぼCT通りに弥山小屋に到着。弥山小屋から山頂には数分の距離。山バッジを弥山小屋で購入してから下山。登り3時間と下り2時間、休憩30分近くのほぼCTどおり14時半に駐車場に戻ってきました。
花もあまり咲いていませんでしたので、あまり楽しめたかというと、森林浴にいってきたという程度ですが、深田久弥の日本百名山に書かれたルートで2泊3日でのんびり登れば、十分面白いところかも?と思いながらの山行でした。
■駐車場から帰路
駐車場で汗で臭くなった服を着替えて、しばらくまったりとした後、車を出して、帰路につきました。途中にトンネルのなかで1台、トンネルをでてからしばらくして1台の対向車にすれちがったほかは酷道でのすれちがいもなく、国道169号線にでました。
途中、睡魔におそわれて道の駅杉の湯川上で休憩がてらに肉うどんと柿の葉寿司を食べましたが、登山後のお腹には美味しい逸品。昨日は深夜なので当然開いていませんでしたが、お土産屋さんで梅干しをお買い上げ。残念ながらホテル杉の湯の日帰り入浴は機械の調整日でやっておらずにそのまま道の駅を後にしました。
亀山ICから東名阪自動車道にはいるといきなり8キロ以上の渋滞。四日市ICをぬけるまでに3時間以上かかりました。渋滞の時に雷雨と豪雨となりましたが、名古屋の自宅に着くまでには小康状態。御在所SAで休憩に加えてさんま寿司と柿の葉寿司をお買い上げ。自宅に帰ったのは23時をまわったくらいの時間。
なんの面白みもないレコになってしまいましたが、おもしろい登山ならば百名山に紹介されているルートでゆっくりそれぞれ考えたほうがいいなあって思った今回の関西遠征でした。でも、実際には関西に住んでいるときは、関心がなかった大台ケ原と大峰山ですが、行ってみてよかったなあっておもいました。これで花が咲いていれば最高なのですが…。
大台ケ原山・日出ヶ岳に戻ります
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-337133.html
edus4100さん、こんばんは!
登山、今日じゃなくてよかったですね。
朝日を浴びながらの森林浴。そして、恐怖の山道を越えて
また山〜 最高ですね!
大台ケ原には子どもの頃2回ほど行ったことがあるんですが、
牛石が原だったか、石に触れてはいけない、といわれながら
触れたら、急に天候が悪くなってしまったので子どもながらに
怖い思いをしました。今思えば、親が天候の変化を読んでそんな
ことを言ったのかもしれませんが。
15番の写真の人もそんな言い伝えがあるのでは??
edus4100さん
おはようございます
大峰早駆道の歩きはどうでしたか?
熊野から吉野までの修験の道ですから
さぞかし心が洗われたことでしょう。
ところで「聖宝理源大師」の像ですが
触らなくて正解でした。
TVで紹介していましたが、この像にさわると
必ず雨が降るとの言い伝えがあるそうです。
しかし北アルプスに出没されたと思えば
今度は関西となかなかフットワークが軽くて
羨ましい限りです
次はどちらに出没予定ですか
天気予報で週末は大荒れの模様でしたので、急きょ近場?というか雨がふらないところに行くことにしました。お天気がもってよかったです
酷道は林道状態でしたが、白山の平瀬道への林道とほぼいっしょでしたよ
ほかのHPでは、夜に走ると鹿はたくさんいるんだとか、、、物の怪もいるんだとか
なぜ ふれてはいけないか? 雨がふるんだそうです 渇水期はふれるんですかねえ?
雨予報でいちばんの早道でのアプローチでしたので、5時間で登って降りてきましたので、満喫するというには程遠かったです。ですが、八経ヶ岳によらないまでも弥山で満足して降りてきました
交通の便は悪いですが、山上ヶ岳の宿坊で一泊して、弥山の小屋で一泊する縦走コースだと満喫できるかもしれませんね
情報だと、やはり像にふれると雨が降るんだそうですね。ほかにもなぜ?というのはあるみたいですが…。
今年の夏山シーズンももうじきあと1か月で終わりですよねえ。これからまた当分伊吹ですかねえ。
ヒルが落ち着いたら こんどは晩秋のイブネでテント泊したいなあって思っています 春のイブネは最高に素敵でしたので
とっても綺麗な花ばかりですね(^-^)
うっとりしちゃいました♪
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