木曽駒ヶ岳~「山登りはじめました」的な~
- GPS
- 06:01
- 距離
- 5.8km
- 登り
- 533m
- 下り
- 533m
コースタイム
天候 | 晴れ 時々 くもり |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
バス停前の駐車場(500円) 菅の台からしらび平まで路線バス しらび平から千畳敷まで駒ヶ岳ロープウェイ (菅の台から千畳敷まで往復で3800円) |
コース状況/ 危険箇所等 |
宝剣岳の前後は岩場もあり、鎖、はしごもありますので、天候次第では通過には十分な注意が必要です(滑落多発注意と書いてありました) |
写真
感想
今回は、初アルプスの連れと一緒に「山登りはじめました」的な木曽駒ヶ岳へ行ってきました。
もう少し違うところも考えたのですが、前後の仕事の都合からあまりアクセスが遠いところへは行けず、天気が良ければそれほどしんどい思いをせずに、高山の良いところを満喫し、良い印象で帰ってこれるというのが一番のポイント。
今後のためにもますはこれぐらいでということで出発。
7時45分のバスに乗りたいので、朝4時に自宅を出発し、高速道路を走らせ6時45分頃駒ヶ岳SAに到着。
腹ごしらえと食料の最後の調達をして、菅の台のバス停へ向かいます。
7時20分くらいに車をとめ、往復チケットを購入しバス停にならびます。
これならなんとか予定通りの45分のバスに乗れそう。
私的にはトレーニングもかねてという気持ちもあったりで、この山には似つかわしくない大きくて重めの荷物。
だいたい13kgあってような…。
連れの荷物は、8kgぐらい。
この荷物ならまず大丈夫かなという重さ。
大きな荷物を持っているせいで余計狭く感じるバスに揺られ、約30分。
しらび平に到着。
すぐにロープウェイに並びます。
基本30分お気に出発していますが、混雑状況により臨時便も出るとのこと。
とりあえず私たちは定期便に乗れ、千畳敷に向かいます。
しばらくすると、周りの景色はガスに代わり、千畳敷に着くころには真っ白な中になっていました。
それでもおそらく今日の天気は良いだろうということでゆっくりと準備し、トイレを済ませ、登山届を出して出発。
出発するころには予想通り雲も切れるようになり、青空ものぞくようになっていました。
駒ケ岳神社で登山の無事を祈り出発。
まずは遊歩道を歩きます。
カールの中を横切り登山道の分岐まで。
カール上部の緑の草と青空と白い雲とがとてもきれいでしばし撮影タイム。
ここから気持ちを切り替えいよいよ登り。
整備されているのですが中途半端な階段のようで余計に歩きにくいのぼりを、落石を落とさないように慎重にゆっくり登っていきます。
いつもながらですがゆっくりゆっくり。
初心者と一緒なのでいつも以上に気を遣いながら、ただ体力的には問題ないかなという感じで淡々と進みます。
そして、だんだん稜線が近づいてくるとなんとなくテンションも上がってきます。
ゆっくり登り、それでもコースタイムは上回って浄土乗越に到着。
目の前に広がる山並みを期待していましたが、宝剣岳、中岳は見えるものの駒ケ岳方向は雲に隠れています。
しばし休憩し甘いものを食べ、再出発。
まずは中岳を目指します。
淡々と歩き到着。
ガスの中なので証拠写真だけ取り、先へ進みます。
ひとまず降り、そしてまた駒ケ岳に向かって登り返します。
この時点では何とか山頂も見えており、ゆっくりゆっくり進むと山頂の祠が見えてきました。
そして、無事に到着。
連れの初アルプス、100名山山頂です。
早々に証拠写真だけおさめますが、この時点で山頂から周りの景色はほとんど見えません。
おまけに風も出てきて肌寒くなってきています。
石を積んだところで風をさえぎれるところを探し、休憩。
気合いを入れて持ってきたミニトマトとキウイでのどをうるおし、おにぎりをほおばります。
その間お湯を沸かし、ラーメン作成。
太陽が雲に隠れ、風が出ているのでじっとしてるとかなり寒い。
できあがった温かいラーメンをおいしく食べ、少しほっとします。
ただすぐに冷えてきます。
昼食第二弾。
今回初の試み、日清やきそばを作成。
こちらも温かいので少しほっとできおいしくいただきました。
待っていて晴れそうならもう少しとも思うところですが、ガスが取れるかどうか怪しいので、荷物をまとめ出発。
濃ヶ池も考えたのですがこの景色では…ということで、宝剣岳に立ち寄ることにして下山開始。
中岳を登り返し宝剣山荘目指して降りていく途中で景色が開けてきました。
ただ、やはり振り返れば山頂はガスの中。
ある程度の高度以上は雲の中状態です。
宝剣岳へは荷物をデポしてピストンを予定していましたが、とりあえず荷物を持っていき状況によっては通り抜けようというたくらみの元、出発。
ゆっくり慎重に足を進め、ところどころザレたところや岩場が出てきて少し緊張します。
というより私一人で行くにはたぶん大した感じはしないのでしょうが、今回は連れが一緒。
その意味で緊張しました。
とにかくゆっくりゆっくり。
「鎖に頼りすぎずしっかり岩をつかんで登る。」「ゆっくりでいいから」と言い聞かせ先をすすみます。
なんとか岩をまくようなところ以外は、「ちょっと怖い」といいながらもちゃんとついてきます。
後から聞けば、やはり下が切れおちて見えるまくようなところが一番怖かったようです。
しかし、何とか慎重に進み山頂の岩の下に到着。
私はカメラを預け山頂の岩の上に。
以前はもう少し身軽に登れたようなと思いつつ、山頂に登り記念撮影。
さすがに連れは一歩手前で記念撮影。
ここに着くころには駒ケ岳の山頂の雲も取れ、景色がよく見えていました。
しばし景色を堪能し、そのまま戻るか先へ進むか悩んだ結果、私は以前とおったこともあり、そちらから来た方も最初の下りだけ慎重に乗り切れば後はという言葉と、年配の夫婦も進んで行ったこともあり極楽平へ進むことに。
荷物はとりあえずすべてザックに収め、とにかく慎重にゆっくり降りようということで出発。
いうとおり最初の下りは、少し大変そうでしたが、私的には問題なし。
連れもさっきの登りのところのほうが怖かったということで何とかゆっくりついてきます。
鎖場、はしご、岩の間をくぐり抜けたりしながら楽しく進みます。
途中ではカール全体が見渡せるところもあり、カメラを出して写真も撮りながら進みます。
そして、なんとか岩場を通過。
三の沢岳の分岐で小休止。
今回持ってきた梨をおやつに一息入れます。
緊張で渇いたのどもうるおせ再出発。
後は極楽平から下るのみです。
時間は短いものの、よく整備された階段ほど下りはきつく、なんか滑りそうなどと思いながら慎重に下っていきます。
途中でチングルマの群生があり、光を浴びたチングルマが感動的な景色をつくっていました。
だんだんロープウェイ駅が近づき、無事に駒ケ岳神社の前に到着。
朝の出発の時より、きれいにカールが見えていました。
さっそく無事に歩いた記念に記念撮影。
売店を少し物色したあとロープウェイに並びました。
ロープウェイも混んではいましたが、さすがに平日なのでそこまででもなく、臨時便も出ていたのでそこまで待たずに乗ることができました。
バスを乗り継ぎ、駐車場に到着した後は、車でこぶしの湯へ向かい、汗と疲れを流しました。
今回、連れのアルプスデビューというのが大きな目的だったので、木曽駒ケ岳をチョイスしましたが、天気にも恵まれ、ほどほどに歩き、ちょっとした岩場も経験できたことでなんとなくこれからの可能性に期待できるかなという感じでした。
本人も一緒に歩き切ったことに満足できたようで、カールの素晴らしい景色にも感動しており、よかったと思います。
はじめまして、
私も7月半ばに、Q-chanさんと同じルートで駒ヶ岳&宝剣に登った者です。
天気もQ-chanさんと同じ感じでした。宝剣岳は楽しかったですよね!
また、ゴタテ縦走も私もチャレンジしました!
が無念の撤退となってしまいました いつかリベンジしたいと思っています
これからも、どうぞ素晴らしい山行を!!!
おはようございます、divyasuです
昔ダイビングをしていました
何年かして自分がリーダーで3,4人の初心者を連れて潜ると、そちらが気になり、めちゃくちゃ疲れました。
自分自身はまったく楽しめないのです
だから山は、何でも気楽に話せる昔からの友人と行くか、妻とか、単独です。
宝剣は乗越浄土からの単独往復でしたが私としては高度感もあり、結構楽しかったです。
いきなり宝剣なんて、もう怖いものなしですね!
これからは、歩いててばったり的な、シチュエーションも想定出来ますね~!
晴れて、景色も楽しめて良かったね。
●nori1004さん
はじめまして
同じようなコースを歩かれたんですね
私も何度目かの木曽駒ケ岳でしたが、だいたいいつもこんな感じの天気ですね
まだ今回は良い方だったかな
お互いこれからも素晴らしい山行を続けていきましょう
●divyasu21さん
お久しぶりです
宝剣自体は2回めですかね
はじめは私も何も山をわかっていない時に連れてきてもらって普通に通過しました
今考えると恐ろしい話です
レコは久しぶりということもないのですが、今年はいろいろあり春からあまり山へは行けてませんので確かにかなり少ないかも
あと、山へ行ってからアップするまで時間もかかっているのであまり表には出てきていないのかも
まぁ、一人のほうが良いってところへは相変わらず単独で行きますし、連れのレベルアップもあるのでそこだけは一緒にとは思ってます
いよいよです
最初の予定では宝剣へはあんまり行く気はなかったですし、行っても宝剣山荘のほうから荷物を置いてピストンと思っていたのですが、とりあえず荷物を持って行ってみようということで
で、意外に行けるかなって感じだったので通過したって感じです
あとは、もう少し長い時間を歩くとどうなるかってところはありますが、最低限の道具は揃え何とかって感じになってきたので、次狙うはいよいよ燕です
どこかでばったりと出会えるといいですね
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