奥穂高岳（長野県・岐阜県）

2021年07月22日(木) ~ 2021年07月23日(金)

• GPS: 15:19
• 距離: 35.2km
• 登り: 1,819m
• 下り: 1,820m

コースタイム

1日目

• 山行: 5:10
• 休憩: 0:26
• 合計: 5:36

距離 15.3km 登り 865m 下り 78m

6:29 上高地バスターミナル
6:34 無料トイレ
6:45 小梨平
7:19 7:24 明神館
7:29 徳本口
8:08 8:09 徳沢公衆トイレ
8:31 8:32 新村橋
9:15 9:30 横尾
9:47 横尾岩小屋跡
10:26 10:28 本谷橋
11:12 11:13 大崩落地
11:28 11:29 Sガレ
12:05 涸沢

2日目

• 山行: 9:09
• 休憩: 1:10
• 合計: 10:19

距離 19.9km 登り 966m 下り 1,766m

5:23 涸沢
5:28 涸沢小屋
5:57 5:58 パノラマ分岐
6:23 6:30 ザイテングラート
7:07 7:20 穂高岳山荘
7:56 8:07 奥穂高岳
8:36 8:47 穂高岳山荘
9:24 9:28 ザイテングラート
9:40 9:41 パノラマ分岐
9:57 10:02 涸沢小屋
10:05 涸沢
11:03 11:05 涸沢ヒュッテ
11:25 Sガレ
11:40 大崩落地
12:22 本谷橋
12:52 横尾岩小屋跡
13:06 13:13 横尾
13:52 新村橋
14:10 14:15 徳澤園
14:19 14:20 徳沢公衆トイレ
14:54 14:55 徳本口
14:58 14:59 明神館
15:30 小梨平
15:36 河童橋
15:42 上高地バスターミナル

天候

晴れ（但し、15:00頃から1時間雷雨）

アクセス

利用交通機関：

自家用車

あかんだな駐車場

コース状況／危険箇所等

涸沢−ザイテングラート取りつきの間に雪が残っている箇所がありますが、注意して通ればアイゼンまでは必要ないと思います。

その他周辺情報

平湯の森（日帰り温泉）

写真

あかんだな駐車場5:40定期バスで積み残しが発生しましたが、すぐに追加バスが到着し、残りの方を載せていました。さすが連休。途中の平湯温泉停留所でも数名乗車し、満員に。

上高地バスターミナル到着。多数の方が準備をされていました。

河童橋到着。素晴らしい天気です。

河童橋上から焼岳をパチリ。

明神に到着。明神岳も青空に映えています。

めちゃくちゃ気持ちのいい道です。上高地はやっぱり朝が良いと私は思うのです。

徳沢に到着。ここでも多数の方が休憩をされており、ベンチはほぼ埋まっていました。

横尾に到着。無茶苦茶人が多いですが、私もその一人。
横尾大橋を渡れば、登山の世界です。わくわくします。

岩小屋跡。

屏風岩が壮観です。

本谷橋に到着。橋を渡った向こう側（右岸）の木陰でたくさんの方が休憩をされていました。

大きなガレ場

Sガレ。行きはたくさんの方が休憩しておられて撮れなかったので、帰りの写真です。

涸沢ヒュッテの吹き流しが見えた！
ただ、ここからがまだ1時間ほど。

涸沢に到着！テントを設営してから、おでんとビールで一休み。このために登っているのかも？

そうこうしているウチに怪しい雲が…。腹ごしらえだけを早急にしっかりと。テント周りの雨対策ももう一度チェック。

16:30頃から激しい雷雨となりました。30分くらい降ったかな？
雨の後はきれいな青空が広がり、夕焼けもきれいに見えました。

翌朝4:00。山の朝は早い。奥穂高岳や北岳に向かう人が出発していかれました。私は朝食を摂ってから、6:00頃出発を目途に。

モルゲンロート。みなさん同じ方向を向いています。もちろん私も。

涸沢小屋テラスを通って、さあ奥穂高岳へ。

チングルマが咲き誇っていました。そのほか、コイワカガミなども。

最初の雪渓渡り。

2回目の雪渓渡り。ザイテングラード取りつきの手前です。

さあ、ザイテングラードへ。昨日、滑落によってお亡くなりになった方が出たと涸沢の長野県警掲示板に表示がありました。注意してまいります。

脇のお花畑が見事です。

ザイテングラードの核心部（くさり場）

同じくはしご。短いですが慎重に。

ホタカ小ヤ20分のペンキ。私はこういうサインを見ると「もう少し頑張ろう！」と思うのですが、中には「気合が抜けた」という方も。人それぞれなんですね。

穂高岳山荘まであと少し。
雪が残っている部分が小屋手前に少しあります。

穂高岳山荘に到着。少し休んでから、いよいよ奥穂高岳への核心部へ。

登り始めたら撮れないだろうから、核心部の写真だけとパチリ。はしご部分がちょうど影になっていて、きれいに撮れていませんでした。

奥穂高岳到着！快晴で360°の展望が得られ「絶景かな！」
槍や笠はもちろん、中央アルプス、南アルプス、富士山や白山までくっきりと見えました。

頂上にある山座同定盤。
快晴だと本当にこのとおりの展望が得られます！
最高でした！が、どんどん人が登ってこられるので、長居はできません。10分そこそこで下山開始。

核心部の登りの方待ちで10分ほどかかったため、小屋に戻ってきたのは9:00前。。
核心部のはしごやくさり＆岩巻きのところでは、（登り下り）お互いに後ろの人数がわからないので、確認しあって少ないほうが待ちます。

ザイテングラードを降りていきます。登ってくる方も多く、こちらでもすれ違い待ちが発生します。連休だから仕方ありません。

涸沢小屋まで戻ってきました。名物のソフトクリームでちょっと休憩。

テントを撤収し、下山支度が終わってから腹ごしらえ。涸沢ヒュッテのラーメンで。この醤油ラーメンは旨い。

今年は雪がかなり溶けて、夏道が見えています。

本谷橋まで下りてきました。雲行きが怪しくなってきたので、休憩もそこそこに先を急ぎます。

横尾到着。かなり雲行きが怪しくなり、遠くで雷鳴も聞こえます。

上高地バスターミナルに戻ってきました。
途中、徳沢あたりでポツポツと降り出し、明神−河童橋の中間点あたりで土砂降りになりました。
上高地バスターミナルのバス待ちの列も激しく、さわんど駐車場行きのバス待ちの列はバスターミナルと河童橋の中間くらいまで伸びていました。幸い、あかんだな駐車場行きはバスターミナルの屋根にぎりぎり入れるくらいの待ち。新島々行きも同様でした。予想していたとはいえ、上高地はさすがです。

装備

個人装備

長袖シャツ タイツ ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 ゲイター 日よけ帽子 着替え 靴 予備靴ひも ザック ザックカバー サブザック 昼ご飯 行動食 非常食 調理用食材 調味料 飲料 ガスカートリッジ コンロ コッヘル ライター 地図（地形図） コンパス 笛 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ファーストエイドキット 常備薬 日焼け止め ロールペーパー 保険証 携帯 タオル ナイフ カメラ ポール テント テントマット シェラフ ヘルメット

感想

gakiina

両日とも午前中は最高の天気でした。ただ、午後になると雲行きが怪しくなり、15:00〜16:00頃に雷を伴った激しい雨が。コロナ禍の影響で、ヒュッテや小屋内に宿泊者以外の人が避難することができないため、ヒュッテの売店軒先には沢山の雨宿り者が。みなさんテント泊なのでしょう。ヒュッテや小屋もWebページで「宿泊者以外は入館できない」と謳っているので、それでもテント泊で来る人は雷のリスクも自己責任で、といったところでしょうか。山ですから仕方がないですね。
上高地バスターミナルのバス待ち（さわんど駐車場行き）はかなりすごいです。
雷雨の中、みなさんずぶぬれになりながら長いバス待ちの列に並んでおられました。
ちょっとコスト（安房トンネル通行料）はかかりますが、あかんだな駐車場に停めたほうが帰りのバス待ちの時間を考えると効率的かもしれません。