飯豊山(御沢野営場〜御西岳避難小屋〜門内岳避難小屋〜飯豊山荘)
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- GPS
- 21:48
- 距離
- 29.3km
- 登り
- 2,572m
- 下り
- 2,730m
コースタイム
- 山行
- 8:56
- 休憩
- 1:26
- 合計
- 10:22
- 山行
- 5:21
- 休憩
- 0:17
- 合計
- 5:38
天候 | 7/21 御沢野営場 曇りからの夕方から激しい雷雨⚡️ 7/22 御沢野営場〜御西岳避難小屋 ガスの切れ目から晴れ間が覗く。本山から御西岳間はピーカンとなり、体力を奪う暑さ😆 7/23 御西岳避難小屋〜門内岳避難小屋 ガスの切れ目から晴れ間が覗く😆 7/24 門内岳避難小屋〜丸森尾根で下山 ピーカンで無風。体力があっという間に奪われる。 |
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過去天気図(気象庁) | 2021年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス タクシー
バスタ新宿から7:30発の会津若松駅行きに乗車。USBジャックもあり、定刻で快適でした。 会津若松駅から山都駅まで磐越西線に乗り山都駅13:36着で山都タクシーを予約しましたので御沢野営場まで1時間弱14:20くらいに着いたと思います。 復路 飯豊山荘から小国駅まで13:00発のデマンドバスに乗車。 小国駅14:11発の米坂線で15:36に米沢着となりますが新幹線が5分後の発着となり余裕が無いので食事を摂るため新幹線は17:41米沢発の新幹線に乗車しました。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
刈り払いされ藪漕ぎも無く迷う事無き登山道です。 管理をされている飯豊朝日を愛する会の皆様に感謝です。 |
その他周辺情報 | 御沢野営場 1200円/張 雷雨がありそうという事で炊事場にテントを張らせていただきました。炊事場には冷えて美味いキュウリが無料です😋 御西岳避難小屋2500円/人 トイレは典型的なボットンタイプで鍵が怪しく、臭いとハエが凄いですが、あるだけありがたいです♪ 門内岳避難小屋2000円/人 バイオトイレで臭いも無く清潔でした! 帰りは米沢で〆ましたが、如何せん15:36に米沢に到着です。そんな中通し営業していたのがステーキ東洋館。 自分には贅沢な夜食となりましたが、米沢牛の柔らかさと甘さに酔いしれライスの盛りといい色々サービスして頂きありがとうございました😊 |
写真
感想
今回の珍道中はかねてから熱望されていた飯豊山を企画した。何にせよ門内岳避難小屋で締めくくりたいとの要望もあり、昨年とは逆コースで全山踏破とは最初から計画しないお気楽縦走にしたつもりだったが…
御沢野営場に着いたのが14時ちょい過ぎだ。
だが雲行きが怪しく管理人さんから雷雨になるよ!と言われ今から三国岳避難小屋へ行ってしまえば、翌日からの縦走が楽になるになるのは明らか。でも剣ケ峰は初めてだし三国岳に着くのが19時頃だと小屋番の金子さんに迷惑が掛かるなぁと思いが過ぎる。先ずは計画どおり野営場にサッとテントを張る。暫くすると激しい雷雨⚡️マジで行かなくて良かったと安堵する。
御沢野営場を4:00に出発する。昨日の雷雨で泥濘みが予想されたが水捌けが良い様で気にならず歩けた。途中の水場までは急登が続き蒸し暑さもあったが剣ヶ峰が間近にある事からワクワク感が止まらなくなった。
剣ヶ峰は滑落しそうでヒヤヒヤするところは無かったが意外と長い岩場で疲れ始めたが鎖場の鎖を使わないよう登ると楽しさから疲れも吹き飛んだ。
三国岳避難小屋に到着し昨年大変お世話になった金子さんにご挨拶をと小屋を覗くと…何か見たことある小屋番さん⁇あっ!鳥原小屋の鈴木さんだ!到底、自分の事は覚えられていなかったが、話し出すと止まらない話術に笑いながらも懐かしく2年前の朝日連峰縦走に行った仲間にお知らせと自慢をしようと思った。
そんな鈴木さんから金子さんは本山へ出世したと聞く。ガーン!
切合小屋で水を分けてもらい休憩して出発すると小屋の方が草刈り機で刈り払いしている最中に遭遇。真後ろまで感心しながら近づき過ぎてしまい存在に気が付かなかったためが自分らに気が付くと「そんな近くじゃ、振り向きざまにクビをちょん切ってしまってもおかしくないぞ!」と注意されてしまいました。
おっしゃるとおりです。大変失礼致しました。
御秘所通過すると激しい急登の御前坂です。昨年は下りで使い急登だと分かっていましたが、やはり疲れました。御前坂を登ると水場です。登山道から50m位でしょうか。冷たくて美味しい水が汲めるので最高です♪
本山避難小屋に着くと金子さんは宿泊客の応対中でした。本山避難小屋に当初は泊まる計画でしたが明日は大日岳のピストンをしてからの門内岳避難小屋です。相方の体力を考え時間的に御西岳避難小屋へ行けるので金子さんの横顔を拝みつつ、また会える日を楽しみにと残念ですが本山避難小屋を後にしました。
飯豊山山頂は晴れ間でいい感じです♪山頂で休んでいた山形から来たと言う方達に記念写真を撮ってもらい話しをしているとダイクラから登り今日は御西明日は門内に泊まると言うことを知り夜は楽しみになりました。
御西岳避難小屋まではなだらかな稜線とお花畑が楽しめますが、今年はキスゲが沢山咲いていなく寂しく思いましたし炎天下となりバテバテで避難小屋に到着すると疲れからか周辺の方達と会話もせず、ほぼ横たわっておりました。
御西岳避難小屋を出発しますが大日岳方向はガスっています。昨年も同様でしたしピストンで2から3時間掛かることから門内岳には早めに到着してしまいますがここから烏帽子岳迄は何か所か雪渓渡りがあるので初心者でもある相方を考え大日岳は諦め門内岳を目指します。今回は昨年より雪渓残っていて歩き易かったと思いますが前回は滑落した教訓から軽アイゼンを装着して渡りました。
梅花皮岳を越えると梅花皮岳避難小屋がある石転び沢です。10人くらいでしたか休憩されている方達がいらして、その内のソロの方に話しを聞くと石転び沢から上がり帰りはダイクラで下るというソロの方がいて驚愕したのを覚えています。
北股岳の登りは急登です。ザレている箇所もあり結構気を使いますが頂上にはオウインの尾根への禁止の看板と可愛らしい祠があって、ほっこりしました。
北股岳の長い尾根を下りハイマツや笹原を抜けると門内岳です。門内岳では色々な出会いがありました。
門内岳避難小屋の笹原さんとその友人達の宴会に招かれ、図々しい自分はご相伴に預かってしましたが様々な山の話しに、やっぱり飯豊に来て良かったなぁと思う時間でした。ありがとうございました😊
最終日は快晴です♪朝日も臨めたし気分揚々で最高です♪でも丸森尾根の長い下りの急斜面にはバテバテも最高潮となりまして夫婦清水付近ではちょくちょく休憩を挟む始末😆何とか転がるように飯豊山荘に到着しゴールとなりました。
振り返ると飯豊連峰の山並みは大好きなのだが、つくづく思うのは俺なぞ遠く及ばないもっと飯豊が大好きな人達と出会えるという事に尽きると思う。
門内岳避難小屋の笹原さん、2人のご友人等はとにかく人生を楽しんでいらっしゃる。
憧れました🤗
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