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Yamareco

記録ID: 3386058
全員に公開
ハイキング
大山・蒜山

擬宝珠山・象山 〜高原の展望と湿原の花を楽しむ〜

2021年07月25日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
1
日帰りが可能
GPS
02:49
距離
4.4km
登り
338m
下り
335m
歩くペース
標準
1.01.1
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
2:16
休憩
0:29
合計
2:45
10:29
10:46
26
11:12
11:12
22
擬宝珠山・象山 分岐点
11:34
11:41
26
12:07
12:07
30
新小屋峠・象山 分岐点
12:37
12:42
7
12:50
ゴール地点
天候
過去天気図(気象庁) 2021年07月の天気図
アクセス 鏡ヶ成(かがみがなる)スキー場の駐車場に車を置きました。
コース状況/
危険箇所等
急登も危険個所も無く歩き易い道です。象山の方が整備されていて家族のハイキングにもお勧めです。
その他周辺情報 休暇村奥大山(ホテル)で宿泊や食事,日帰り入浴もできるようです。
鏡ヶ成スキー場のレストハウス 夏場は閉鎖しています。その裏手が擬宝珠山。
2021年07月25日 10:02撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
7/25 10:02
鏡ヶ成スキー場のレストハウス 夏場は閉鎖しています。その裏手が擬宝珠山。
360°カメラ THETA m15で撮った写真からの切り出し,画角は180°ぐらいです。正面に擬宝珠山,左に象山。
360°カメラ THETA m15で撮った写真からの切り出し,画角は180°ぐらいです。正面に擬宝珠山,左に象山。
レストハウスの右手に登山道入り口があります。
2021年07月25日 10:06撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
7/25 10:06
レストハウスの右手に登山道入り口があります。
少し上って振り返ると,レストハウスの向こうに烏ヶ山と象山。これはRX-100m3のパノラマ撮影です。
2021年07月25日 10:09撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
1
7/25 10:09
少し上って振り返ると,レストハウスの向こうに烏ヶ山と象山。これはRX-100m3のパノラマ撮影です。
ヤマアジサイかな。
2021年07月25日 10:11撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
7/25 10:11
ヤマアジサイかな。
道の脇でたくさん見かけました。
2021年07月25日 10:12撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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7/25 10:12
道の脇でたくさん見かけました。
THETA写真からの切り出し
ブナやミズナラの森です。
1
THETA写真からの切り出し
ブナやミズナラの森です。
広葉樹の森を九十九折に歩きます。
2021年07月25日 10:14撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
7/25 10:14
広葉樹の森を九十九折に歩きます。
もうすぐ山頂。
2021年07月25日 10:30撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
7/25 10:30
もうすぐ山頂。
擬宝珠山山頂 1,110m
2021年07月25日 10:30撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
7/25 10:30
擬宝珠山山頂 1,110m
東〜南側の視界が開けています。
360°写真からの切り出し
1
東〜南側の視界が開けています。
360°写真からの切り出し
皆ヶ山、二俣山
2021年07月25日 10:32撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
7/25 10:32
皆ヶ山、二俣山
蒜山高原方向
2021年07月25日 10:32撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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7/25 10:32
蒜山高原方向
南方向
2021年07月25日 10:32撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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7/25 10:32
南方向
山頂標柱の上に手作りオブジェ
2021年07月25日 10:44撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
7/25 10:44
山頂標柱の上に手作りオブジェ
山頂を後に、象山(笹ヶ峰)へ向かいます。
これはヒヨドリバナかな。
2021年07月25日 10:45撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
7/25 10:45
山頂を後に、象山(笹ヶ峰)へ向かいます。
これはヒヨドリバナかな。
ガマズミが赤い実をつけています。
2021年07月25日 10:47撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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7/25 10:47
ガマズミが赤い実をつけています。
進行方向に烏ヶ山、その後ろに大山
2021年07月25日 10:47撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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7/25 10:47
進行方向に烏ヶ山、その後ろに大山
立ち入り禁止ゾーン、カタクリがあるのかな。
2021年07月25日 10:48撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
7/25 10:48
立ち入り禁止ゾーン、カタクリがあるのかな。
スキーの時期にはここまでリフトで上がれるんだ。
2021年07月25日 10:58撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
7/25 10:58
スキーの時期にはここまでリフトで上がれるんだ。
一旦下ります。
2021年07月25日 11:00撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
7/25 11:00
一旦下ります。
トチノキ
2021年07月25日 11:05撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
7/25 11:05
トチノキ
広葉樹の森
360°写真
1
広葉樹の森
360°写真
分岐点,ここからもうひと山。
2021年07月25日 11:12撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
7/25 11:12
分岐点,ここからもうひと山。
こちらの山の方が道は整備されているようです。
2021年07月25日 11:14撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
7/25 11:14
こちらの山の方が道は整備されているようです。
振り返って擬宝珠山。
2021年07月25日 11:17撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
7/25 11:17
振り返って擬宝珠山。
ヤマジノホトトギス 今年初めて目にしました。
2021年07月25日 11:24撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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7/25 11:24
ヤマジノホトトギス 今年初めて目にしました。
坂にはきちんと階段がついています。
2021年07月25日 11:30撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
7/25 11:30
坂にはきちんと階段がついています。
山頂へ向かいます。
2021年07月25日 11:33撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
7/25 11:33
山頂へ向かいます。
三等三角点「鏡ケ成」
 緯度: 35:21:04.7200
 経度: 133:35:37.3668
 標高: 1085.31
2021年07月25日 11:35撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
7/25 11:35
三等三角点「鏡ケ成」
 緯度: 35:21:04.7200
 経度: 133:35:37.3668
 標高: 1085.31
擬宝珠山と鏡ヶ成高原が見渡せます。
2021年07月25日 11:36撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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7/25 11:36
擬宝珠山と鏡ヶ成高原が見渡せます。
360°写真からの切り出し。
正面が擬宝珠山,右に烏ヶ山。
360°写真からの切り出し。
正面が擬宝珠山,右に烏ヶ山。
象山 1,085m。お手軽に登れてよい景色,登山が苦手な人にもお勧めできます。
2021年07月25日 11:36撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
7/25 11:36
象山 1,085m。お手軽に登れてよい景色,登山が苦手な人にもお勧めできます。
山腹の道を緩やかに下ります。
2021年07月25日 11:44撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
7/25 11:44
山腹の道を緩やかに下ります。
広場です。
2021年07月25日 11:48撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
7/25 11:48
広場です。
ここから見える主要な山の方向が記されていますが,イマイチよくわからんです。
2021年07月25日 11:48撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
7/25 11:48
ここから見える主要な山の方向が記されていますが,イマイチよくわからんです。
山頂の方が展望は良いと思う。
2021年07月25日 11:50撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
7/25 11:50
山頂の方が展望は良いと思う。
オオバギボウシ
2021年07月25日 11:56撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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7/25 11:56
オオバギボウシ
烏ヶ山の方向へ進みます。その向こうに大山がちょっと顔を出しています。
2021年07月25日 11:58撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
7/25 11:58
烏ヶ山の方向へ進みます。その向こうに大山がちょっと顔を出しています。
天気が良ければスニーカーでの散策も問題なさそうです。
2021年07月25日 12:03撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
7/25 12:03
天気が良ければスニーカーでの散策も問題なさそうです。
このあたり,木が若いです。
2021年07月25日 12:05撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
7/25 12:05
このあたり,木が若いです。
烏ヶ山へ行くときは新小屋峠へ,今日は広場へ戻ります。
2021年07月25日 12:07撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
7/25 12:07
烏ヶ山へ行くときは新小屋峠へ,今日は広場へ戻ります。
樹林の中の真っすぐな下り。
2021年07月25日 12:11撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
7/25 12:11
樹林の中の真っすぐな下り。
山頂から840m下りてきたということ。
2021年07月25日 12:14撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
7/25 12:14
山頂から840m下りてきたということ。
360°写真
かじられているけど,サクラシメジかな。
2021年07月25日 12:19撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
7/25 12:19
かじられているけど,サクラシメジかな。
広場まで下りてきました。
2021年07月25日 12:27撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
7/25 12:27
広場まで下りてきました。
鏡ヶ成が湿原だと初めて知りました。ちょっと散策してみます。
2021年07月25日 12:29撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
7/25 12:29
鏡ヶ成が湿原だと初めて知りました。ちょっと散策してみます。
擬宝珠山にもあったヒヨドリバナかな。
2021年07月25日 12:30撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
7/25 12:30
擬宝珠山にもあったヒヨドリバナかな。
オカトラノオ
2021年07月25日 12:31撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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7/25 12:31
オカトラノオ
チダケサシ
2021年07月25日 12:31撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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7/25 12:31
チダケサシ
少し近寄ってみた。そろそろ終わりですね。
2021年07月25日 12:31撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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7/25 12:31
少し近寄ってみた。そろそろ終わりですね。
ノハナショウブ,これももう花期を過ぎています。
2021年07月25日 12:32撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
7/25 12:32
ノハナショウブ,これももう花期を過ぎています。
木道が整備されています。
2021年07月25日 12:34撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
7/25 12:34
木道が整備されています。
トモエソウ
2021年07月25日 12:38撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
7/25 12:38
トモエソウ
ノリウツギ
2021年07月25日 12:39撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
7/25 12:39
ノリウツギ
ハンゴンソウ
2021年07月25日 12:41撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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7/25 12:41
ハンゴンソウ
ノアザミ
2021年07月25日 12:43撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
7/25 12:43
ノアザミ
湿原の遊歩道を一周して戻ってきました。
2021年07月25日 12:46撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
7/25 12:46
湿原の遊歩道を一周して戻ってきました。
車までもう少し。高原の自然が楽しめて満足です。
2021年07月25日 12:47撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
7/25 12:47
車までもう少し。高原の自然が楽しめて満足です。

装備

個人装備
長袖シャツ ジャンパー ズボン 靴下 グローブ 日よけ帽子(ハット) サブザック(19L) 行動食(飴) 予備食(シリアルバー他) 飲料(スポーツドリンク500mL×2) 地図(登山ガイド) iPhone(GPS+ナビ) iPad mini(GPS) サブバッテリー カメラ 携帯電話 腕時計 ラジオ ヘッドライト 手拭い ティシューペーパー

感想

 梅雨が明けて夏らしい良い天気になりそうだったので,高原を気持ちよく歩いてみたいと,大山南東の鏡ヶ成キャンプ場・スキー場から周回するコースを歩くことにした。梅雨の間あまり身体を動かしていなかったので,標高差も小さく距離も短いライトなハイキングコースを選んだ。鏡ヶ成高原は標高が900mぐらいあるので,そこから1,100m程度の山頂まではすぐだ。
 鏡ヶ成では車やバイクで訪れた人々が草原の上に座ったり寝そべったりして高原の空気を楽しんでいた。下界は気温30℃を越える夏の暑さなのだが,ここはそよぐ風が涼しく気持ち良い。
 広場を囲んで2つの建物があるが,北側の建物は休暇村奥大山というリゾートホテルでレストランなども営業している。東側はスキー場のゲストハウスで夏場は閉鎖されているようだ。駐車場に車を停めて,ゲストハウス右(南)側の登山道を歩き始めた。道はつづら折れで自分のペースで無理なく歩くことができる。道の脇には笹(クマザサ?),森はブナやミズナラの落葉広葉樹,山腹では向かいに烏ヶ山の雄姿を望むことができ,樹林の中では木漏れ日と清涼な空気に癒されて気持ち良く歩くことができる。
 程なく擬宝珠山山頂へ到着した。この山頂からは上ってきのと反対側の東側の風景を眺めることができる。180度を超える展望があり,左側に皆ヶ山の稜線,正面に蒜山高原が臨めた。
 擬宝珠山から北方向に尾根を進んで象山(笹ヶ峰)へ向かった。道の脇に緑のロープが張られているところが何か所かある。目を凝らして見ても特に珍しい植物の姿などを見ることはできなかったので,きっとカタクリの自生地なんだろうな。時々,正面にこんもりと象山が,少し左側に烏ヶ山の尖った峰が見える。空は青空,少し雲はあるが,山を隠すような雲ではなく夏山の姿を引き立てている。
 象山の登山道は良く整備されている。道幅は広く,横木が渡してあるので足を滑らせることも無いだろう。そして振り返るとさっき歩いた擬宝珠山と鏡ヶ成の草原が見渡せる。山頂は10名を超える団体さんが昼食中だったので,写真を何枚か撮ってそそくさと先へ進んだが,展望は良く気持ちの良い山頂だ。鏡ヶ成へ来たら下の草原でゴロゴロするだけではなく,ぜひこの象山へ登ってみてほしい。半袖シャツとスニーカーでもそんなに苦も無く歩ける山だと思う。
 象山を下りたところで「鏡ヶ成湿原自然観察路」という標識が目に入った。鏡ヶ成が湿原だということを初めて知った。大山山系にも湿原があったんだ。せっかくなので,観察路を一回りしてみた。奥の方には木道も設置されており,沢の近くにはいろいろな花が咲いていた。もう少し時期が早ければ菖蒲とかがもっとたくさん見えたのかもしれない。
 鏡ヶ成にはこれまでも何度かドライブでやって来たことがあったが,高原の広場でくつろげるお弁当スポットという印象しかなかった。実際歩いてみると,烏ヶ山に見守られた眺めの良い尾根を散策することができ,広場のすぐ脇にはひっそりと花の咲く湿原が広がっていた。春にはカタクリの花も見られそうなので,また違った魅力を感じられることだろう。車で通り過ぎるだけでは気付かなかった山の魅力を少し知ることができた。

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