初夏の立山〜薬師、もうひとつのアルプス縦走
- GPS
- 56:00
- 距離
- 28.2km
- 登り
- 2,222m
- 下り
- 3,298m
コースタイム
天候 | Day1:晴のち雷雨のち晴、Day2:晴ときどきガス、Day3:晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
|
コース状況/ 危険箇所等 |
鬼岳辺りの雪渓は雪切り、ロープなどでアイゼンなしでも通過できました |
写真
感想
■Day0
扇沢行きバスが予約できず、松本1:00着の最終バスを予約。前日に空きが出て扇沢行きを予約できました。松本ステーションビバークだと松本始発6時なので、扇沢入りが早くなり良かった。
■Day1
4時過ぎに扇沢到着。その時点でチケット売り場に長蛇の列。始発の6:30便はギリギリで乗れず、7:00発に。Web予約してると売り場横の端末で発券できるそう。次回は予約しよう。8:30に室堂着、8:30開店の立ち食いそばを補給してスタート。一ノ越山荘までは観光登山者が多く歩きにくいけど、その先は人も疎ら。室堂の登山指導員からコメントもらった鬼岳東面はまだかなりの積雪。ただ雪切りしてあり神経は使うけどアイゼンは付けずに通過。周りに人がいなかったので他の人の装備は分からない。その先のザラ峠でめちゃ下降&急登。今回のルートはUpDown激しいので、これで終わりじゃない。急登が終わると楽園、五色ヶ原。
ただ、テン場の上の斜面にはかなりの積雪があり、雪解け水のため沢の中にテン場があるような感じで、設営適地の半分は水浸し。早着が良いです。テン場の水場には煮沸してと書いてあるけど、小屋番さんに聞くとそういう指導を受けたから書いてあるけど、そのままでも飲めますよとのこと(自己責任でどうぞ)。16時過ぎに予報通り雷雨。翌日も雷雨予報なので、翌日テン泊予定の薬師峠だと昼過ぎに薬師岳を通過することになりリスキーなので、翌日はスゴ泊が良さそう。
この日の夜は体感10度くらい。薄手ダウンに#5シュラフで少し寒い感じでした。雪渓からの冷気のせいかもしれません。
■Day2
3時起き、4:10発。スゴのテン場は地図だと20張りなので、五色よりテン場争いになりそうなので早朝発。後立山連峰からのご来光が美しい、まさに楽園。また来たい。
この日のメインは越中沢岳、スゴノ頭、その前後のめっちゃUpDown。2日目はザックの重さにも慣れ、CTの75%程度、8:30にスゴに着いてしまった。テン場1番乗りで、良い場所に張らせてもらいました。名物カレーはコロナの影響でスパイスが入ってこなくて今年は準備できないそう、残念。10:30から軽食開始でハヤシライスを注文。その後はテン場でビールやチューハイを飲みながら、前室で昼寝。近くにテントを張ってた広島から来てるソロハイカー君と話すことができたので、暇をもてあそばずにすみました、感謝。スゴに泊まってる他の人も次の日は薬師峠泊の人が多かった。CTペースだと五色、スゴ、薬師峠と刻んでいく感じになるのかもしれません。
この日は結局予報に反して雷雨はなし。夜になってテン場に到着する人も何人かいてTJAR試走の選手かもしれない感じでした。
■Day3
3時起き、3:50発。この日は折立12時発のバスに乗るためCT9:30の道のりなので最初から飛ばしました。この日も晴天で薬師岳の上で北アを見渡せました。すれ違う人とお互い持ってますねーとか言いながら、サイコーな景色を見れました。薬師山頂からもジョグペースで下山。太郎平の小屋の軽食は11時からだったかな、仕方なくカップラーメンを補給して折立に10:30下山。補給しながらのトータル6:40は上出来。
■もうひとつのアルプス縦走
折立からバスで富山駅に14:00着。コインロッカーにザックを預け、富山地鉄で大泉駅、徒歩10分でスパ・アルプスのサウナへ。サウナーとして富山に行くなら一度来たかった、もうひとつのアルプス。アルプスの天然水水風呂がとにかく気持ちよくて。サウナ室は90度、頻繁なオートロウリュのセッティングも良い感じ。滝&飲める水風呂はしきじと同じだけど、スペックだけじゃなく、立地や水質にも共通点がありました。
スパ・アルプスは、今回歩いた立山から北ノ俣岳までのエリアを源流にする常願寺川の伏流水をくみ上げて水風呂に使用しているそう。河口近くでくみ上げた伏流水は長い時間をかけてもっとも濾過されまろやかな水質になるんですって。
静岡県のしきじは、南アルプス深南部を源流にする安倍川の伏流水を河口近くの立地でくみ上げ水風呂に使用しているそう。同じくとてもまろやかな水質。
■富山ナイト
富山駅に戻り、富山駅近くのクラフトビールのバルバンコ、総曲輪まで歩いてクラフトビールのBrewmin'、再び富山に戻り、大衆酒場親爺で富山の海鮮と地酒をいただく。こんな風に富山ナイトを楽しめるのは、富山24:20発新宿行きの高速バスを見つけることができたため。新幹線の方が断然早いけど運賃も高くて、割安なバスにして浮いた交通費で富山を味わうプランはなかなかでした。
23時過ぎに富山駅ロビーに戻り、バス待ちのつもりが熟睡。発車15分前に奇跡的に目覚めて無事帰宅、アツかった。。
3時起き6hハイク後にサウナと飲み歩きは猛烈に眠くなるのでご注意。
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