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Yamareco

記録ID: 3399961
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
甲斐駒・北岳

甲斐駒ヶ岳〜日向山周回(黒戸尾根↑日向八丁尾根↓)

2021年07月31日(土) ~ 2021年08月01日(日)
 - 拍手
体力度
8
2~3泊以上が適当
GPS
16:03
距離
26.4km
登り
3,239m
下り
3,235m
歩くペース
とても速い
0.60.7
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
8:08
休憩
0:15
合計
8:23
距離 11.5km 登り 2,389m 下り 631m
5:20
5:21
92
6:52
6:54
73
8:07
8:08
36
8:44
8:45
33
9:17
9:17
15
9:32
9:34
46
10:20
10:31
40
11:11
11:11
48
11:59
12:00
28
12:28
12:28
70
13:38
2日目
山行
6:40
休憩
0:52
合計
7:32
距離 14.8km 登り 853m 下り 2,618m
13:38
42
5:17
5:20
21
5:41
5:41
131
7:52
7:57
21
8:18
22
8:40
8:40
14
8:54
8:55
4
8:59
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4
9:02
9:03
24
9:27
9:27
36
10:03
10:03
9
10:17
10:21
2
10:23
10:25
3
10:50
10:50
34
11:25
11:36
18
11:54
12:04
3
12:08
ゴール地点
天候 1日目:晴れ、曇り
2日目:晴れ時々ガス
過去天気図(気象庁) 2021年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
尾白川溪谷駐車場
コース状況/
危険箇所等
黒戸尾根
日本三大急登の一つに数えられる標高差2300mの急登。上部には梯子、鎖場もあり、ロングルート。水場も七丈小屋での購入のみ。

甲斐駒ヶ岳〜三ツ頭
破線ルートのため、踏み跡を良く探して歩く必要がある。鎖場や梯子は出てくるが難しいものはない。途中に六合石室があり、宿泊可能。水は沢筋まで降りないと取れない。

日向八丁尾根
鞍掛山までは破線ルートだが、踏み跡は明瞭。
大岩山直下の鎖場は少し厭らしいが、ロープや鎖がしっかりしており、慎重に歩けば特に問題はない。アップダウンが多く、日向山や鞍掛山の登り返しが大変。
その他周辺情報 温泉、食事:尾白の湯(日帰り830円だが、尾白川溪谷駐車場の売店で200円割引券を貰えた)

宿泊:六合石室
土間を使えば10人程度は宿泊可能。今回は8人が宿泊し、1人は土間で寝泊まりをした(私たちのパーティーは先着したので床上で寝れた)。少し離れたところにテント場適地もあり、テント泊も可能。避難小屋のキャパがないので、余裕があればテントを持ってくことをおすすめする(私たちも念のため2張分持っていきました)。
水場は沢筋まで降りないとなく、往復30分程度かかる。トイレはなし。
予約できる山小屋
七丈小屋
駐車場トイレ
2021年07月31日 04:53撮影 by  SC-02K, samsung
7/31 4:53
駐車場トイレ
登山口
2021年07月31日 05:15撮影 by  SC-02K, samsung
7/31 5:15
登山口
神社
信仰の山らしく、随所に祠がありました。
2021年07月31日 05:22撮影 by  SC-02K, samsung
7/31 5:22
神社
信仰の山らしく、随所に祠がありました。
橋を渡ってスタートします
2021年07月31日 05:23撮影 by  SC-02K, samsung
7/31 5:23
橋を渡ってスタートします
ながーい橋
2021年07月31日 05:24撮影 by  SC-02K, samsung
7/31 5:24
ながーい橋
信仰の山なので所々に祠
2021年07月31日 06:22撮影 by  SC-02K, samsung
7/31 6:22
信仰の山なので所々に祠
急登にヒーハーする同行者
2021年07月31日 06:30撮影 by  SC-02K, samsung
7/31 6:30
急登にヒーハーする同行者
甲斐駒ヶ岳が見えてくる
2021年07月31日 06:44撮影 by  SC-02K, samsung
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7/31 6:44
甲斐駒ヶ岳が見えてくる
2021年07月31日 07:11撮影 by  SC-02K, samsung
7/31 7:11
刃渡り
2021年07月31日 08:16撮影 by  SC-02K, samsung
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7/31 8:16
刃渡り
鎖があるので特に問題なく通過できます
2021年07月31日 08:17撮影 by  SC-02K, samsung
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7/31 8:17
鎖があるので特に問題なく通過できます
階段、梯子が続きます
2021年07月31日 08:32撮影 by  SC-02K, samsung
7/31 8:32
階段、梯子が続きます
刀利天狗
2021年07月31日 08:35撮影 by  SC-02K, samsung
7/31 8:35
刀利天狗
幽霊草
2021年07月31日 08:49撮影 by  SC-02K, samsung
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7/31 8:49
幽霊草
旧5合目小屋
山岳信仰の最盛期にはルート上に6つもの小屋があったようです
2021年07月31日 09:33撮影 by  SC-02K, samsung
7/31 9:33
旧5合目小屋
山岳信仰の最盛期にはルート上に6つもの小屋があったようです
祠の横の橋を通過
2021年07月31日 09:34撮影 by  SC-02K, samsung
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7/31 9:34
祠の横の橋を通過
梯子が補強されてました
2021年07月31日 09:35撮影 by  SC-02K, samsung
7/31 9:35
梯子が補強されてました
梯子は少し滑ります
ロープがあるので慎重に
2021年07月31日 09:55撮影 by  SC-02K, samsung
7/31 9:55
梯子は少し滑ります
ロープがあるので慎重に
かっこいい
2021年07月31日 09:58撮影 by  SC-02K, samsung
7/31 9:58
かっこいい
やっと七丈小屋
ここまでが長い(ここからも長い
コーラでエナジーチャージ
2021年07月31日 10:15撮影 by  SC-02K, samsung
7/31 10:15
やっと七丈小屋
ここまでが長い(ここからも長い
コーラでエナジーチャージ
テント場
1月はここでお世話になりました
2021年07月31日 10:38撮影 by  SC-02K, samsung
7/31 10:38
テント場
1月はここでお世話になりました
8合目
2021年07月31日 11:10撮影 by  SC-02K, samsung
7/31 11:10
8合目
鎖場
2021年07月31日 11:17撮影 by  SC-02K, samsung
7/31 11:17
鎖場
甲斐駒ヶ岳
ここまでが本当に長かった。ガスってても感動
2021年07月31日 12:04撮影 by  SC-02K, samsung
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7/31 12:04
甲斐駒ヶ岳
ここまでが本当に長かった。ガスってても感動
ゆっくりしてたら、晴れ間が出てきました
2021年07月31日 12:16撮影 by  SC-02K, samsung
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7/31 12:16
ゆっくりしてたら、晴れ間が出てきました
雷鳥
2021年07月31日 12:43撮影 by  SC-02K, samsung
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7/31 12:43
雷鳥
毎週見れてラッキー!
2021年07月31日 12:43撮影 by  SC-02K, samsung
7/31 12:43
毎週見れてラッキー!
六合石室
ルートは若干不明瞭ですが、踏み跡はあります
基本的には稜線の上を歩いておけば大丈夫ですが、沢に降りたり、別の尾根に行かないように注意が必要です
2021年07月31日 13:40撮影 by  SC-02K, samsung
7/31 13:40
六合石室
ルートは若干不明瞭ですが、踏み跡はあります
基本的には稜線の上を歩いておけば大丈夫ですが、沢に降りたり、別の尾根に行かないように注意が必要です
小屋内部の様子
結構広くて快適です、銀マットが一つ残置されてました
夜も特に寒さはありませんでした
一部隙間がありますが、雨漏り等はありませんでした
2021年07月31日 13:39撮影 by  SC-02K, samsung
7/31 13:39
小屋内部の様子
結構広くて快適です、銀マットが一つ残置されてました
夜も特に寒さはありませんでした
一部隙間がありますが、雨漏り等はありませんでした
朝日を眺める同行者
2021年08月01日 04:53撮影 by  SC-02K, samsung
8/1 4:53
朝日を眺める同行者
朝日
ご来光もちょうどバッチリ見えました
2021年08月01日 04:54撮影 by  SC-02K, samsung
8/1 4:54
朝日
ご来光もちょうどバッチリ見えました
甲斐駒ヶ岳、北岳、仙丈ヶ岳
南アルプス北部が全方面ばっちり見えた
2021年08月01日 05:16撮影 by  SC-02K, samsung
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8/1 5:16
甲斐駒ヶ岳、北岳、仙丈ヶ岳
南アルプス北部が全方面ばっちり見えた
甲斐駒ヶ岳を振り替える
2021年08月01日 05:17撮影 by  SC-02K, samsung
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8/1 5:17
甲斐駒ヶ岳を振り替える
三ツ頭
2021年08月01日 05:18撮影 by  SC-02K, samsung
8/1 5:18
三ツ頭
分岐まで来たら烏帽子岳までは直ぐです
2021年08月01日 05:22撮影 by  SC-02K, samsung
8/1 5:22
分岐まで来たら烏帽子岳までは直ぐです
烏帽子岳
2021年08月01日 05:33撮影 by  SC-02K, samsung
8/1 5:33
烏帽子岳
雲海
夏っぽい
2021年08月01日 05:48撮影 by  SC-02K, samsung
8/1 5:48
雲海
夏っぽい
しゃもじ型の石碑
2021年08月01日 05:49撮影 by  SC-02K, samsung
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8/1 5:49
しゃもじ型の石碑
この梯子は動いてちょっと怖い
2021年08月01日 06:04撮影 by  SC-02K, samsung
8/1 6:04
この梯子は動いてちょっと怖い
大岩山直下
ロープや鎖があります
2021年08月01日 07:26撮影 by  SC-02K, samsung
8/1 7:26
大岩山直下
ロープや鎖があります
梯子を登る
2021年08月01日 07:28撮影 by  SC-02K, samsung
8/1 7:28
梯子を登る
ちょっと悪そうな斜面ですが、鎖あり
今回のパーティーはみんな沢や岩の経験者なので特に問題なしですが、慣れていないと怖いかも
2021年08月01日 07:36撮影 by  SC-02K, samsung
8/1 7:36
ちょっと悪そうな斜面ですが、鎖あり
今回のパーティーはみんな沢や岩の経験者なので特に問題なしですが、慣れていないと怖いかも
大岩山
2021年08月01日 07:48撮影 by  SC-02K, samsung
8/1 7:48
大岩山
鞍掛山
2021年08月01日 08:54撮影 by  SC-02K, samsung
8/1 8:54
鞍掛山
みんなが休憩中に荷物をデポって1人(s15makoto)で来ましたが、残念なことな展望台はガスガス
2021年08月01日 08:58撮影 by  SC-02K, samsung
8/1 8:58
みんなが休憩中に荷物をデポって1人(s15makoto)で来ましたが、残念なことな展望台はガスガス
あー、ガスガス。。
2021年08月01日 08:58撮影 by  SC-02K, samsung
8/1 8:58
あー、ガスガス。。
鞍掛山まではここからピストンします
鞍掛山までの登りが道が崩れていて悪いです
空荷で行きましたが、展望台ピストンで40分くらいかかりました
2021年08月01日 09:23撮影 by  SC-02K, samsung
8/1 9:23
鞍掛山まではここからピストンします
鞍掛山までの登りが道が崩れていて悪いです
空荷で行きましたが、展望台ピストンで40分くらいかかりました
日向山のピークの近くに石碑
ここら辺も山岳信仰の対象なんですね
2021年08月01日 10:22撮影 by  SC-02K, samsung
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8/1 10:22
日向山のピークの近くに石碑
ここら辺も山岳信仰の対象なんですね
日向山
2021年08月01日 10:26撮影 by  SC-02K, samsung
8/1 10:26
日向山
晴れ間があり、町並みが見えます
縁がなくs15makotoは初めての登頂でしたが、噂通りの砂浜が広がってます
2021年08月01日 10:27撮影 by  SC-02K, samsung
8/1 10:27
晴れ間があり、町並みが見えます
縁がなくs15makotoは初めての登頂でしたが、噂通りの砂浜が広がってます
ちっちゃい標識もありました
2021年08月01日 10:49撮影 by  SC-02K, samsung
8/1 10:49
ちっちゃい標識もありました
日向山の登山口に降りてきました
ここから尾白川溪谷の駐車場まで40分あります
2021年08月01日 11:25撮影 by  SC-02K, samsung
8/1 11:25
日向山の登山口に降りてきました
ここから尾白川溪谷の駐車場まで40分あります
こっちに行くと鞍掛沢
行きたいけど、しばらく同じ登山道はお腹いっぱいかな?笑
2021年08月01日 11:25撮影 by  SC-02K, samsung
8/1 11:25
こっちに行くと鞍掛沢
行きたいけど、しばらく同じ登山道はお腹いっぱいかな?笑
撮影機器:

感想

黒戸尾根周回という鬼畜ルートに参戦させてもらいました。とても疲れましたが、達成感もひとしおでした
1日で2300mアップは人生初だと思います。
樹林帯〜岩稜帯と変わっていくから何とか気を紛らわし頑張れました。
八丁尾根は破線ルートですが、道は分かりやすかです。大岩山付近の鎖場は上級者向けかと思います。

一部の同行者は下山はほぼ走ってました。強い。

ずっと気になってた周回コース。全体的に岩登りゾーンが多く(クライミング好きにはちょっとわくわくする)、一気に標高をかせぐ所が多かった印象。
黒戸尾根は想像以上の急坂続きで、そのぶん山頂についたときの嬉しさは大きかった。

甲斐駒から六合石室までは景色が変わり、ひらけた尾根歩きが快適。破線ルートは草が茂った道が殆どだったが、特に烏帽子岳あたりではご褒美の絶景が見れたりと、変化があって良い◎

距離やコースタイム以上に充実感&疲労感のある山行で、この行程を20kgになろうかという泊まり装備でいった仲間には頭があがらない。(お酒や食材の運搬ありがとう)

真夏の黒戸尾根に挑戦しました!
黒戸尾根自体は3回目(日帰りピストン、雪山)ですが、周回は初めてであり、いつか挑戦したいルートでした。

黒戸尾根は猛暑やテント泊装備も相まって、とてもキツく感じました。。
特に七丈小屋からがながーく感じます(そもそも七丈小屋までもながーいですが…)。
甲斐駒ヶ岳以降も破線ルートだけあって、若干道は不明瞭ですが、踏み跡もあり、鎖やロープの整備が行き届いているため、迷うことはないと思います。

今回は名古屋の友人との合同であったため、六合石室での宴会もとても盛り上がりました。夜もそこまで冷えずに快適な小屋泊が出来ました。(午後から天気が怪しい予報であったため若干心配でしたが、激しい雨は夜中のみで特に濡れることはなかったです。小屋も雨漏り等なし。)

とてもキツいルートですが、忘れたころにまた行ってみようかなぁ。。笑

前日まで、どうやってキャンセルしようかと、頑張って理由を考えていた。
予想以上にゲロきつかったが、達成感はかなりのもの。
テン泊宴会装備での黒戸尾根は2度とゴメン。
六合石室から大岩山までの尾根道は変化に富んでいて、ところどころ絶景ポイントがあるので、かなり楽しかった。

またどこかのタイミングで、今度は鋸チャレンジしたい。

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