大岩岳〜武田尾〜中山
- GPS
- 07:38
- 距離
- 21.7km
- 登り
- 1,053m
- 下り
- 1,131m
コースタイム
9:10 東山橋
9:32 178鉄塔
9:58 大岩岳西回りコース出会い
10:22 大岩岳東登り口
10:38 丸山西分岐
10:47 第一湿原北分岐
10:58 第一湿原南分岐
11:23 市道出会い
11:45 川下川ダム
12:02 JR橋脚下…武庫川河川敷へ
12:25 ガードレール…武庫川河川敷終了
12:45 武田尾橋
12:48 JR武田尾駅
12:58 廃線ルート入口
13:08 桜の園入口
13:20 育樹の丘東屋 〜休憩〜
13:41 発
13:47 林間広場
14:19 大峰山山頂
13:48 十万辻峠方面分岐
14:55 県道33号出会い
15:25 中山山頂
16:06 夫婦岩
16:24 シンボル広場
16:33 阪急中山駅
天候 | くもり のち 雨 最寄のアメダス観測点当日の気温 ■スタート地点最寄『三田』 朝の最低気温 18.5℃ (01:53) 日中最高気温 23.2℃ (10:10) ■ゴール地点最寄『豊中』 朝の最低気温 21.6℃ (07:35) 日中最高気温 26.2℃ (13:20) |
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過去天気図(気象庁) | 2013年09月の天気図 |
アクセス |
JR道場駅発〜阪急中山駅着 ■JR宝塚線(福知山線)道場駅 http://www.jr-odekake.net/eki/top.php?id=0610310 ※駅構内及び駅前にトイレ有。 ※駅前にヤマザキショップ(営業形態不明)、自動販売機当有。 ■阪急宝塚線『中山』駅 http://rail.hankyu.co.jp/station/nakayama.html ※駅構内、及び駅南側ロータリーにトイレ有。 ※駅北側にローソン、駅南側にファミリーマートが今年8月オープンしました。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
歩いたエリアにより路面状況は大きく変わります。尚、当日は雨模様の中となった都合、コースの印象は好天時と異なる可能性があります。 ■JR道場駅〜丸山湿原 東出橋までは舗装路が続きます。今回歩いた尾根筋は前半は関電の鉄塔巡視路と重複し、その区間は明瞭な歩き易い山道が続きます。 鉄塔巡視路重複区間を過ぎると、この季節はシダや笹などの植物が干渉する幅の狭い山道となりますが、踏み跡そのものは明瞭。大岩岳手前で里山整備事業で整備された大岩岳西コースとなりますが、神戸市域には道標がなくテープ目印に頼る山道状態。この辺りは地図上の位置確認をするにも解りにくい地形となっており、注意が必要です。 大岩岳より丸山湿原へは、大岩岳東コースを利用。こちらは植物の干渉はあるものの、道標も設置されており解り易いルートが続きます。 ■丸山湿原〜川下川ダム 丸山湿原より川下川ダムへの道標には『岩場あり歩行注意』との表記があり、案内図には『くさり場』との表記があります。くさり場のある岩場を想像する表記ですが、実際には手摺の高さにくさりの設置された区間はあるものの、急な岩場区間にはくさりはなく、登りはともかく下りには注意が必要です。 岩場は鉄塔巡視路と重複していますが、川沿いのルートは鉄塔巡視路より分岐して川下へのルートを辿ります。道標等はないものの、ルートは踏み跡もしっかりしており不安なく歩けます。但し、数ヶ所川を越える区間があり注意が必要。川下川ダム付近は舗装路となります。 ■川下川ダム〜JR武田尾駅 普段は車両通行止めとなっている川下川ダムの管理道路?より武庫川河川敷へはJRの高架脇を川へ降りるルートがあります。区間全般、道標もなく岩にマーキングが散見される程度ですが、歩けるルートはおのずと限られており迷う心配はなさそうです。 増水時は歩けない区間もありそうで、まとまった雨の後は避けるべきルートです。1箇所くさり場がありますが、難易度はそれ程高くありません。くさり場の岩以外にトラバースする岩場が1箇所、岩場は短い区間に限られます。三点支持が実践出切れば特に問題ないレベルの岩場ですが、悪天時は要注意。 他の区間は、旧線路跡等のほぼ平坦路となっており安心して歩けます。武田尾温泉街は舗装路となっています。 ■JR武田尾駅〜大峰山〜中山〜阪急中山駅 武田尾より大峰山手前、桜の園までは人気の廃線ルートとなっており、道標等も設置された安心して歩けるルートですが、途中2ヶ所のトンネルは、出口の明かりで歩けるものの、足元を照らすライトを用意するのが無難です。 大峰山、そして中山山頂へ至るルートはよく踏まれた山道ですが、道標はなく事前に入念な下調べがお奨めです。中山山頂よりの下りは道標も設置されており安心して歩くことの出来る、遊歩道レベルの山道です。 【主な過去の記録】 ■千苅ダム〜大岩岳〜丸山湿原 2013年08月03日 http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-328302.html ■中山〜大峰山〜満月瀧〜名塩武田尾ハイキング道 2013年03月15日 http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-276713.html ■大峰山〜廃線〜宝塚、国道回避ルート!? 2012年05月17日 http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-191471.html |
写真
感想
午前中はくもり?降っても小雨程度と予想し、最近の悪天候もあり久し振りの山行を決行!
しかし、歩き始めて1時間程度で小雨が降り始め、武田尾で中止を考えた時のみ雨は止んでいたものの、その後は本降りと小雨の繰り返し。今まで少々の雨に降られたことはあるものの、人生初!の本格的な雨での山行となりました。
道場〜大岩岳〜武田尾と続くルートは、歩かれた記録は散見されるものの、コースの難易度といった情報に乏しいとの印象があり、一度は自身で歩いて見たいと思っていたルートです。
大岩岳へ至るルートは悪天時でも歩き易いルートでしたが、大岩岳手前で雨が激しく降りだし、山頂手前当の岩場を懸念し山頂へは寄らず、丸山湿原へのルートを選択。しかし、初めて歩く川下川ダムへのルートや武庫川河川敷ルートの岩場は、山頂へのルートより危険!悪天時、あるいはまとまった雨後は避けるべきルートのようです。^^;
冷静に、そして慎重に足を運んだつもりですが、岩場では何度か足を滑らせる事がありました。悪天時の岩場は避けるのが基本だと思いつつ、実際に経験してみないと解らない事、特に足元の滑り具合についてはある程度の経験が必要だとも思えます。
後半の大峰山〜中山に至るルートは中山側より何度も歩いたルートです。路面状態をよく知るルートで、雨での変化を体験できたことはいい経験になりました☆
途中で何度か雨具の脱着を行いましたが、なるべく早めの着用を心掛けるのが好ましいようです。それなりの透湿性能(透湿12,500g//24h)の雨具を使用していますが、積極的に動くとに蒸れてくるのは致し方ないもののようです。着るのも面倒なので、なるべく着用を遅らせてしまったのですが、暖かいこの季節でも雨に打たれて体を冷やすより、汗で蒸れる程度のほうが体力的に楽なようです。
また、下草のある里山では雨後でもズボンが濡れるので、雨具のズボンは早めの着用が好ましいようです。いずれにせよ、雨具の着用を遅らせるメリットは予想以上に天候の回復が早かった場合程度。濡れて不快感を引きずる事を考えれば早めの準備と着用を心掛けるのが好ましいようです。
靴はゴア仕様のローカット(ニューバランスMO703G)を使用しましたが、歩き終わる頃には靴下が湿り足の底(特に指先辺り)は濡れたような状態に。防水不良を疑いましたが、靴そのものは軽く湿っている程度。靴下の濡れ具合から足首から靴下伝いに水気が侵入し、湿気が抜けにくい靴底に溜まるのが原因のようです。
水浸しにはならないものの、家に帰って足の裏を見ると蒸れてふやけた状態となっており、更に歩き続ければ何らかの障害へと発展しそうです。靴下を履き替える等の対策も考えられますが、当日は手持ちのタオル2枚は昼食時には水が絞れる状態に。他の装備も含め、ドライな状態の維持のために替えを十分用意するのがいいのか、ある程度濡れても体温の維持ができる程度で我慢するのか、色々検討する必要があるようです。
ともかく、20+α程度なら現状の装備でも歩ける事は実証できました。六甲全山縦走のような長距離&長時間の移動を雨天時に行うとなるとまだまだ不安は残りますが。。
コメント
この記録に関連する登山ルート
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いつか行こうと思っているルートです。
特に廃線路興味あります。
参考にさせていただきます
bbggさんコメントありがとうございます。
廃線…については情報も多く様子はご存知かと思いますが、トンネル内が暗くライト必携! それ以外は問題ありません。
中山〜大峰山へのルートはよくトレランの方も見掛けます。山本〜中山縦走路より走りやすい道ではないでしょうか?
ネックは道標の類が少ないことでしょう
中山最高峰より大峰山へのルートも少し解りにくく、写真癸牽韻諒岐は以前迷われた方も見掛けました。しっかりとした山道ですが、ほとんど地形図上の破線道もありません。
コース確認は念入りにされることをお奨めします
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