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記録ID: 341860
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
甲斐駒・北岳

甲斐駒ヶ岳日帰り周回(日向八丁尾根↑黒戸尾根↓)

2013年09月07日(土) [日帰り]
 - 拍手
GPS
11:20
距離
21.3km
登り
2,847m
下り
2,849m

コースタイム

竹宇駒ヶ岳神社3:50-4:25矢立岩登山口-5:20日向山5:25-6:35鞍掛山分岐-7:40大岩山7:45-9:45烏帽子岳-10:00三ノ頭分岐-10:30六合目小屋10:40-11:55甲斐駒ヶ岳12:00-12:50七丈小屋12:55-15:10竹宇駒ヶ岳神社
(黒戸尾根の刀利天狗以降は走ってます)
天候 曇り/雨
過去天気図(気象庁) 2013年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
尾白川渓谷駐車場に駐車。40台以上は止められるでしょうか?午前3時半ころに到着し、10台以上は止まっていました。
コース状況/
危険箇所等
竹宇駒ヶ岳神社→日向山
キャンプ場付近に標識があり右へ。日向山まではハイキングコース。矢立岩登山口の手前は舗装された林道歩きです。三角点は山頂手前で右に入ります。

日向山→大岩山
日向山から白砂の道を一旦鞍部に下り、そのまま尾根伝いに登ります。ここが最も踏み跡が薄いかもしれません。左に入る踏み跡もありますが、尾根伝いに道があります。そして急登に。鞍掛山までではこのあたりがもっとも勾配がきつそうです。
鞍掛山を過ぎると緩やかに下り、カラマツ林に。きれいな景色です。大岩山手前は一旦下ってから登り返しです。

大岩山→三ノ頭
しばらく進むと、難所の下りです。鎖、ロープ、梯子。どんどん標高を下げます。整備前は懸垂下降必至の場所ですね。烏帽子岳へは樹林帯の中の道から、標高を上げると稜線伝いの道になります。踏み跡はしっかりしており、問題ありません。部分的な岩稜帯はビビるほどではありませんが、左側が切れ落ちているので要注意です。

三ノ頭→甲斐駒
鋸岳から連なる稜線は右側が崖です。時折北側を巻きながら進むと六合目小屋です。私は六合目小屋から稜線へのルートがわからず岩を登って適当に戻りました。
1か所だけ鎖場があり、ホールドがなく完全に鎖に頼らなければならないような一枚岩でした。結構腕力を使いました。

甲斐駒→竹宇駒ヶ岳神社
省略します。黒戸尾根は6年ぶりでしたが、登山者が増えているようです。梯子も一部新しくなっているようです。
予約できる山小屋
七丈小屋
日向山から見る八ヶ岳
2013年09月07日 05:20撮影 by  NIKON 1 V1, NIKON CORPORATION
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日向山から見る八ヶ岳
甲斐駒は遥か先に。これからいくつものピークを越えていきます。(日向山から)
2013年09月07日 05:25撮影 by  NIKON 1 V1, NIKON CORPORATION
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9/7 5:25
甲斐駒は遥か先に。これからいくつものピークを越えていきます。(日向山から)
鞍掛山手前
2013年09月07日 06:14撮影 by  NIKON 1 V1, NIKON CORPORATION
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鞍掛山手前
釜無川が見えます
2013年09月07日 06:31撮影 by  NIKON 1 V1, NIKON CORPORATION
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釜無川が見えます
天然のカラマツ林。山梨の自然百景の一つだそうです。
2013年09月07日 06:38撮影 by  NIKON 1 V1, NIKON CORPORATION
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9/7 6:38
天然のカラマツ林。山梨の自然百景の一つだそうです。
甲斐駒にだんだんガスがかかってきました。たぶん着くころまで、天気はもたないだろうな
2013年09月07日 07:05撮影 by  NIKON 1 V1, NIKON CORPORATION
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9/7 7:05
甲斐駒にだんだんガスがかかってきました。たぶん着くころまで、天気はもたないだろうな
大岩山手前。苔がいいかんじです。
2013年09月07日 07:05撮影 by  NIKON 1 V1, NIKON CORPORATION
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9/7 7:05
大岩山手前。苔がいいかんじです。
鋸岳
2013年09月07日 07:14撮影 by  NIKON 1 V1, NIKON CORPORATION
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鋸岳
大岩山山頂
2013年09月07日 07:36撮影 by  NIKON 1 V1, NIKON CORPORATION
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大岩山山頂
これから、急な下りに突入です!
2013年09月07日 07:50撮影 by  NIKON 1 V1, NIKON CORPORATION
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これから、急な下りに突入です!
鎖、ワイヤー、ロープ。これが整備されるまでは懸垂下降必須だったようです。
2013年09月07日 07:57撮影 by  NIKON 1 V1, NIKON CORPORATION
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鎖、ワイヤー、ロープ。これが整備されるまでは懸垂下降必須だったようです。
ほぼ垂直の斜面には梯子。ありがたい。
2013年09月07日 08:03撮影 by  NIKON 1 V1, NIKON CORPORATION
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9/7 8:03
ほぼ垂直の斜面には梯子。ありがたい。
整備の資材を運んだヘリの荷卸し場でしょうか。最低鞍部です。
2013年09月07日 08:09撮影 by  NIKON 1 V1, NIKON CORPORATION
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整備の資材を運んだヘリの荷卸し場でしょうか。最低鞍部です。
最低鞍部から高度をあげていくと苔むした樹林帯に。仙丈の地蔵尾根のようです。
2013年09月07日 08:22撮影 by  NIKON 1 V1, NIKON CORPORATION
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最低鞍部から高度をあげていくと苔むした樹林帯に。仙丈の地蔵尾根のようです。
踏み跡はしっかりしています。
2013年09月07日 08:34撮影 by  NIKON 1 V1, NIKON CORPORATION
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踏み跡はしっかりしています。
2013年09月07日 08:55撮影 by  NIKON 1 V1, NIKON CORPORATION
9/7 8:55
ハイマツは刈られて漕ぐことは全くありません。
2013年09月07日 08:58撮影 by  NIKON 1 V1, NIKON CORPORATION
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ハイマツは刈られて漕ぐことは全くありません。
ガスのかかる鋸岳。
2013年09月07日 09:08撮影 by  NIKON 1 V1, NIKON CORPORATION
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ガスのかかる鋸岳。
ここにも梯子。
2013年09月07日 09:12撮影 by  NIKON 1 V1, NIKON CORPORATION
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ここにも梯子。
岩稜帯もあります。左が切れ落ちています
2013年09月07日 09:14撮影 by  NIKON 1 V1, NIKON CORPORATION
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岩稜帯もあります。左が切れ落ちています
2013年09月07日 09:27撮影 by  NIKON 1 V1, NIKON CORPORATION
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烏帽子岳手前のピーク
2013年09月07日 09:31撮影 by  NIKON 1 V1, NIKON CORPORATION
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烏帽子岳手前のピーク
昔はよく歩かれていたのでしょうか?
2013年09月07日 09:33撮影 by  NIKON 1 V1, NIKON CORPORATION
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昔はよく歩かれていたのでしょうか?
2013年09月07日 09:35撮影 by  NIKON 1 V1, NIKON CORPORATION
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2013年09月07日 09:38撮影 by  NIKON 1 V1, NIKON CORPORATION
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烏帽子山頂
2013年09月07日 09:41撮影 by  NIKON 1 V1, NIKON CORPORATION
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烏帽子山頂
三ノ頭分岐
2013年09月07日 10:00撮影 by  NIKON 1 V1, NIKON CORPORATION
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三ノ頭分岐
三ノ頭
2013年09月07日 10:03撮影 by  NIKON 1 V1, NIKON CORPORATION
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9/7 10:03
三ノ頭
甲斐駒はガスの中に
2013年09月07日 10:03撮影 by  NIKON 1 V1, NIKON CORPORATION
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甲斐駒はガスの中に
駒津峰あたりでしょうか?
2013年09月07日 10:15撮影 by  NIKON 1 V1, NIKON CORPORATION
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9/7 10:15
駒津峰あたりでしょうか?
少しだけ山頂が見えました。でも遠い!
2013年09月07日 10:15撮影 by  NIKON 1 V1, NIKON CORPORATION
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9/7 10:15
少しだけ山頂が見えました。でも遠い!
もうすぐ六合目小屋
2013年09月07日 10:26撮影 by  NIKON 1 V1, NIKON CORPORATION
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9/7 10:26
もうすぐ六合目小屋
六合目小屋。ここで雨をしのぎながら小休止。
2013年09月07日 10:29撮影 by  NIKON 1 V1, NIKON CORPORATION
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六合目小屋。ここで雨をしのぎながら小休止。
鋸岳
2013年09月07日 10:53撮影 by  NIKON 1 V1, NIKON CORPORATION
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鋸岳
2013年09月07日 10:55撮影 by  NIKON 1 V1, NIKON CORPORATION
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ようやく山頂が見えてきました
2013年09月07日 11:45撮影 by  NIKON 1 V1, NIKON CORPORATION
9/7 11:45
ようやく山頂が見えてきました
甲斐駒山頂。やっとここで登山者に会いました。
2013年09月07日 11:52撮影 by  NIKON 1 V1, NIKON CORPORATION
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甲斐駒山頂。やっとここで登山者に会いました。
撮影機器:

感想

知人が数年前に懸垂下降した大岩山からの下り。
最新の「岳人」でも日向八丁尾根が紹介されており、
気になっていました。

百高山の残る6座のうち南アルプス南部の4座をゲット
するには2日間は必要。でも日曜日は雨。日帰りで
どこかへと考え、できるだけ近いアルプスは…
と、思いついたのが日向八丁尾根日帰りです。

日向山へは4月にでかけており、暗い中でも大丈夫と、
午前3時台にスタート。コースタイムがわからないため、
前半から飛ばし気味に歩きます。

日向山からは八ヶ岳、甲斐駒も見えますが、午後は雨を
覚悟して先を急ぎます。一旦鞍部に下り、分岐に標識の無い
大岩山方向へ尾根をたどると、踏み跡が薄く、一瞬迷いました。

たまに樹間から見える甲斐駒を眺めては「天気よもってくれ」
と祈ります。

大岩山からがいよいよクライマックス。梯子に、鎖、ワイヤー、
ロープとフィールドアスレチック状態です。よくこれほど整備
したな〜と感心させられました。

その先もハイマツやシャクナゲが刈られ、コース上で通行困難な
場所はありません。

これならだれでも行けそうとは思わないのは、距離の長さ、小屋・
水場の無いこと、アップダウンの多い標高差、エスケープルートが
ないことでしょうか?三ツ頭の分岐まで抜けたところで、先も
長く、崖っぷちを歩くので、なおさらです。

今回も雨にたたられましたが、来週の3連休はすっきりしてほしい!
と願うばかりです。

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コメント

いよいよですか
Happiさん、こんばんは。

厳しい山行が続いていますね。
垂直の斜面と聞いただけで引いてしまいます。
しかも黒戸尾根よりも大周りのロングコース
なんですね。
すごいです。

いよいよ3連休2回続くので、
100高山のクライマックスでしょうか。
陰ながら応援しています。
2013/9/8 17:20
行きたいところですが・・・
toratora48さん、コメントありがとうございます。

コースタイムがわからないルートは、バリエーション
ルートのようなちょっとしたワクワク感があっていいです

正直なところ日帰りできてホッとしています。

百高山は締めにかかりたいところですが、
天候不順に悩まされています。天気のいいときは
仕事が続いていたので。

でも山は逃げないのであせることはないですね
2013/9/8 17:45
体調バッチリですね
Happiさん、こんばんは!

お友達との登山ではなかったのですね
それにしてもハッキリしない天候の中、よくぞ周回を
やはり百戦錬磨のお方は違いますね

私は北穂高、涸沢を攻める予定でしたが、あえなく断念
予定が大幅に狂っています。オマケに腰痛は更に悪化
笑えます

甲斐駒の写真が少ないのも、実にHappiさんらしいですね
他のユーザーさんならこれ見よがしにアップしますよ
黒戸尾根の下りも雨だったのでしょうか

悪天候の中をお疲れ様でした
2013/9/8 20:54
大丈夫ですか?
tailwindさん、こんばんは

最近は天候不順でなかなか予定通りには
行きませんね

甲斐駒は黒戸、北沢峠からと登りましたが、
八丁尾根を除いても、鋸岳側からの尾根が
難易度が高い感じです。

写真が少ないのは雨でカメラを出したくなかった
からです。

雨具を着ての黒戸尾根の下り、ムシムシで
まいりました。しまいには脱いで走りましたが

腰痛悪化って!!笑い事ではありません。
笊ヶ岳あたりの影響ですか?

決して無理しないでください!
2013/9/8 22:32
亀ですが、、、
こんばんは、Happiさん!

妄想の中に、黒戸を登って日向へ下る、なんてのがあるのですが、下りだけで13kmもあるんですネ
こりゃ大変だわ

しかし、ここを11時間で回るとは、、、
妄想は消したほうがよさそうですネ
2013/9/10 18:38
妄想を現実に
hottenさん、こんばんは
ご無沙汰しております。

黒戸を登って、日向を降りるのは誰もやったこと
ないかもしれませんね!

hottenさんなら、可能ではないでしょうか?

今や賑やかになった黒戸とは対照的な日向。
もし対向者がいたら、相手は驚きますね
2013/9/10 22:24
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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