奥多摩 長尾谷。
- GPS
- --:--
- 距離
- 8.3km
- 登り
- 1,109m
- 下り
- 834m
コースタイム
天候 | 小雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
長尾谷の手に入るであろう遡行図に出ている白いガレより上はさらに沢は埋まり 面白味はない。手前の二俣で登山の踏み跡から登山道を目指すか沢を下るのが良いだろう。 二俣までは仕事道と登山者の踏み跡が続いている。 詰めは藪漕ぎはない。 |
写真
感想
9月某日 小雨 メンバー:もっさん
倉沢本谷と長尾沢に行ってきましたヽ(^x^)ノ
前回、倉沢に来たときは本谷だけでお腹いっぱいになってしまい
そこで帰ってしまったのですが…
今回はさらに奥の長尾谷へ行ってきました(^o^)ノ
天気が安定せずに朝と夜で予報が変わって朝起きるとまた変わっているような不安定な状況。
ま、行けるところまで行きましょうか。という軽いノリで入渓!!
本谷には相変わらず釜が深く 泳いで滝を登りまくって楽しみました!!
本谷は林道が並走しているので難しそうならすぐに巻くことができますので
パーティメンバーの力量に合わせた選択がしやすいです。
んで、前回登り損ねた 2段5m滝は今回は登ることに半分成功!
前回見つけられなかったガバがあり、それで体を引き上げることができました。
今度行くときは残置ハーケンに足を掛けないで登れるようにしなきゃ!!
その後順調に釜を泳ぎ滝を登り、楽しく進む10m級の大岩を見送ると
臭い水のボルダー滝に出ます。今回で3回目。1回目は、登れずお助け。
2回目はかなり苦労して登り…今回は、割とひょいっと登れました!が
相変わらず水から上がる際のマントル気味に返し滝の足場に乗るのが
大変で、大変で。どうもウチはマントルが苦手だなぁ。
CS大岩滝をくぐったら5m滝がありそれは直登は出来ないので
釜を少し泳いで左岸側からやや巻くような感じで落ち口へ抜けます。
ここは落ちるとヤバいので慎重にならざるえません。
その後の釜を持つ三滝を滝の左、左と直登気味に登り
最後の時は反り返っていて水線ねらえないので左の登りやすい場所を付きます。
この三滝は難しくなく楽しく登れます。
名物的 水道をくぐる堰を抜けると広い河原となり
ここで遡行を終わりとするならば 陽を浴びながら装備を解くとよいでしょう。
ここの先、魚留の滝までは平凡な沢になるので今回は林道へ上がり
魚留橋、地蔵橋と通過し倉沢林道の終点まで歩きました。
沢を行くと途中、閉鎖された倉沢鍾乳洞の橋げたがあり、今も上への道はありますが
ある程度登るとフェンスで封鎖されていますので入れません。
倉沢林道ですが車高の高い車なら魚留橋まで入ることも可能ですが
その先は盛り土がしてあり車は入れなくなっています。
一度、ヘアピンがあり そこにはクライマーが登っているのか
新しめのハンガーと終了点があり、その先に右手側に4段30m級の滝があります。
水量の少ない滝なのですが ずいぶんを大きく迫力があります!
崩落のひどい林道をさらに進み地蔵橋を渡ると斜度がきつくなり
両岸切り立ったゴルジュとなり並行する長尾谷には
とても登れそうのない滝が2,3かかっていました。
林道終点で息を整え、空の様子を確認。
土砂降りになる気配は感じられず ま、雨が強くなったら
帰りましょうか。ということで再入渓。
明瞭な仕事道が沢に沿って随分と上まで伸びてます。
沢自体は水量がかなり減り本谷の様な釜はありません。
泳ぎの要素は全くなく沢歩きの様相。小滝が多く、退屈ということはないのですが
さすがに本谷で疲れ始めていたので 面倒だったー(笑)
入渓すぐに5m、5m、3m、3mと快適に登れる小滝を過ぎると
仕事道の橋が沢を渡る。そこからは小滝がいくつも続き どれも簡単に越えることができる。
大岩が左岸にある10m滝も容易で大岩の下は岩屋のようであり
どうにも平坦にならされた気配がある。焚火の跡などは見受けられなかった。
先行の釣り師さんが釣りに夢中になってまったくウチらに気づくことなくしばらく
距離をとり歩き声をかけるタイミングを伺っていたのですが
先に気づいてくれ 先にどうぞ と合図を送ってくれたので
沢に入らないよう大きく巻き先へ行かせてもらった。
石積みの堰堤までは沢に入らぬよう気を付け堰堤を左岸から巻き降りると
沢床は浅く緩やかな流れになっていた。
その上には遡行図ではナメ滝があるようなのだが…
8mナメてのは、この階段状のヤツか??
さらにその先は遡行図からは随分と変わってしまったようで
6mの滝は無く、4mナメもない。
いや、それはいいのだけれど…さみしいのぅ。ガレ気味の沢ってのは…
そうそう、ガレてくると二俣になるのですが
仕事道が終わっても登山者の踏み跡が伸びていて
ピンクのテープが至る所についています。ちょっとつけすぎ。
この手のルートというのは、そういったものは不要だと思います。
分岐でちょいと目印に程度に済ませてほしいものです。
だって、正規の登山道ではなく 所謂、バリエーションの類なのだから。
地図を見て、地形を見て 山を楽しむものでしょう?
無粋です。過剰なテーピングは。
二俣なのですが遡行図では右俣へ。
登山者の跡は左俣へ伸びています。
右または二俣のすぐ上で崩落地があります。このガレの原因でもある。
崩落地を抜けてもガレた沢がなくなることがなくナメは埋まり、
滝は埋まり ただのガレた沢となるので二俣で左俣に入り終わってもよいかなと
なぜなら、二俣→奥の二俣→最奥の二俣と進んでも沢の様子は変わることなく
ナメは埋まり、滝は埋まり歩きづらいだけでした。
最奥の二俣で左俣に入り6mの滝を登ると沢の斜度はさらに増し、
ガレからザレへ変わって行く感じでとてもじゃないけど登りたくない。
そこで滝の上から左の枝尾根に乗ることにした。
最初はガレているので後続とは距離をとった方が賢明で
しばらく行くと土が固くなり滑りやすくなりますので慎重に
落ちると沢まで止まりそうにないのです。
詰めは30分ほどで藪漕ぎもなく登山道へ出て遡行終了。
稜線は風が出て、ガスも濃くちょいと濡れた体には寒かったのです。
ここまで来たので蕎麦粒山の山頂まで15分歩き、休憩、装備解除し下山。
長沢背稜の登山道を西へ向かい棒杭尾根を目指す。
30分ほどで分岐に到着する。地形図をちゃんと見ていればわかりやすい尾根だった。
分岐には道標が立ち、手書きで「棒杭尾根」と書いてあった。
親切なんだが迷惑なんだが。
時間にあせった地図を読めない登山者が迷い込んでしまったら困るなぁ(-_-;)
上部の踏み跡はやや薄く、慣れているものでないと見失ってしまう感じだった。
6割くらい下ると分岐がありどうやら西側にトラバースをする踏み跡で一杯水への近道の様だ。
そっちの道の方がはっきりとしているので登りの場合間違える人も居そうだった。
合流からは道が明瞭となり歩きやすくなる。ぐんぐんと標高を下げることができ
思ったよりも早く下山することが出来た。下山場所は林道終点だ。
後は、倉沢林道を駐車スペースまで60分ほどで戻った。
2本続けての遡行は久々で1個1個はそう長くなく
合わせても遡行自体は4時間程度なのだが
標高差が900m近くあり さすがに疲れた。
やはり体力に課題が残っている。
とはいえ、トレーニングしていないのだから
増えるわけもないのだが…
本谷と絡めるなら沢としては長尾谷よりも隣の塩地谷が充実度は高いのでしょう。
そちらのが遡行者が多いようですし。ただ1級上となるので難易度は上がります。
懸垂もあるり、ロープワークがちゃんと出来ないと危ないですよね。
初心者だけでの入渓は控え沢の中級者以上の方と行くとよいでしょう。
9時半入渓で下山が16時半。
朝から夕方までみっちり遊んできました!!!
疲れた疲れた!!!おなかいっぱーーーーーーーーーい!!!
倉沢本谷入渓点(81分)臭い水のボルダー滝(28分)堰(28分)長尾谷入渓点(69分)
二俣(2分)崩落地(30分)最後の6m滝(36分)稜線(15分)蕎麦粒山(33分)
棒杭尾根分岐(55分)長尾谷入渓点(39分)倉沢本谷入渓
倉沢本谷1級 泳ぎメイン 林道が並走でエスケープしやすい。
1時間半から2時間
長尾谷1級 沢歩きメイン 上部ガレ・ザレた沢。詰め藪漕ぎなし。
3時間程度
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