何回も いいね してもらってて あざます。嬉しいです。えぇ、多分、承認欲求とか人並みに持ってると思います。金銭欲食欲性欲も…。
また、気軽にコメントください。暇だったら返事しますw
天候 | 晴時々曇 |
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過去天気図(気象庁) | 2021年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
自転車
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MYアイテム |
![]() 重量:-kg
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個人装備 |
メット
ハーネス
沢靴か沢たび
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共同装備 |
8mm30m
7.8mm30m
8mm10m x2
ジャンピング
キリx2
リングボルトx4
カムやハーケン多め
アセンダー
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・前夜泊宴会
缶ビール 4%350cc +IPAもらいもん200cc+ 泡盛 久米仙 200cc。ちょっと多かったようで翌朝のこってた。久々のhayappe2さんとの溯行で嬉しかったので酒量が増え…(?!)
・建設中の冠山峠道路(R417の岐阜福井県境の未開通区間工事)の溯行への影響
・参考URL https://trafficnews.jp/post/109639
・メリット
・長い川原歩きを短縮できる。
・デメリット
・今回、盆休みのせいか作業中の人ゼロだったが、工事作業中は通れないかも?
・下流側にゴミが多く流れてきている。
・高さ20mの滝(あるブログでは「冠大滝(仮称)」と記載)の直登
・残置ハーケン3つ。内2つ利用。内1つにシュリンゲもついてた。
・am10:20 hayappe2さんがビレイ、itomisaさんが撮影班、俺、空身でリードで登攀開始。11:00過ぎ、リードのビレイ解除。俺のザックの荷揚げ。11:10頃2ndクライマーitomisaさんのアセンダーによる登攀開始。11:18 2ndクライマーのitomisaさんアセンダーによる登攀終了と同時にhayappe2さんのフォロー登攀開始。11:40 hayappe2さんのフォロー登攀(俺がセカンドビレイ)終了。3人で1時間20分かかった。ロープを出すところからロープをしまうところまでだと1時間半。大高巻きするよりは早かったと予想。
・滝を下から見て、水流左端もスタンスがあって、ゴム底ならタワシで磨きつつフリクション効かせて登れる気がしたが、今日はフェルト底なので、水流右端からアプローチ。前夜、百均で買った柄付きの靴洗いのブラシでスタンスを磨いてから足を乗せていく。出だしはガバもあり、安定しているので支点を取らずに高さ3mまで登った。いや、ほんまは支点とりたかってんけど、適当なとこを よー見つけなんだ。で、hayappe2さんからも「支点とれへんの?」との声が。で、右端の幅広のリスにアレコレ カムを突っ込んでみるが、そーっと引っ張っても抜けなくても、エイっと勢いつけて引っ張ると抜ける。3個くらい試して、リンクカムが確か、最初にハマったような憶えがある。いや、もしかしたらカムの#4より1つ大きいやつやったかも。で、ハーケンを打てるかもというリスは、打つと岩が剥がれて落ちてきそうなので、やめにして、また50cmほど上に もう一個カムをはめる。次のスタンスが体勢いまいちになるため、念のために人を呪わばカム二つ。この時点で だいぶ時間経ってて、ふくらはぎプルプルしだしてたw で、左足をのせ、躊躇した後、体重をかける。もう一歩、狭いスタンスに右足。悪い体勢だが、いいリスがあり、確か、短めのアングルを右端に打ったと思う。で支点とって、また靴洗いブラシでゴシゴシ。どうも、橙色っぽい、粘土の薄いようなのが岩面についてて、それがヌメって滑るので、ブラシでこすると濃灰色の岩面が露出してくる。で、スタンスを見つけて、足をのせる。体重をかける。また上に。今度はカムやったかな。ハメるのにも少々時間が。その次か その次の次くらいで残置ハーケンがあった気がする。強度確認後 有難く利用させていただき、また一歩。次はカムだったか、記憶が薄い。で、水がチロチロ流れてるとこにシュリンゲのついた残置ハーケンがあり、そこでも支点とって、それを引っ張って、エイエイっと二歩すすむと、ふくらはぎの筋肉を使わなくても済む、少し休憩できるポイントがあり、滝の上部が見えてくる。この滝、斜度の切り変わり後、上部がトユ状になってる。これ以上 直上すると大変になりそうなので、水流側にトラバって、水流内のスタンスを直登することにする。そういえば、昨夜、出発前に見た、
https://ameblo.jp/yoshizou23/entry-12174984421.html
(他人の過去の溯行メモ)に、「水流に足を置いたら、水勢で足がふっとばされて、落ちて、でも、キャメが効いててグランドフォールは免れた」、みたいなことが書いてあった、その、ふっとばされた場所でねーの?と思った。まぁでも、betterな別オプションは無さげなので、岩のっこし気味にトラバースする前に右上方に ごんぶとハーケンを打った。これ、最後の人、回収したら、かなり怖いやつになるかも。最後の人の登り易さを考慮するなら、この次の支点を取る場所がポイントになる。ちょっとロープの流れが悪くなったので、ビレイヤーに「緩めでビレイして」とオガるが、伝わってなさそうなので、身振り手振りで 緩めビレイを伝えようとするが、伝わってなさそう。もぉ諦めて ひきずり女で登ることにする。ここの水流の岩、白かった。この岩、あんまりフェルト底のフリクションがよくない。しかも、緑の藻のようなものが所々まだらについてる。んーーーと思ったが、ハーケンを信じて片足を乗せる。そんなにフリクションは悪くないが良くもない。思い切って またいで両足を水流のスグ左に。で、スタンス的には水流内のほうが安定してそうなので、ブラシで水流の水j底を磨きつつ足をのせる。少し慣れてきて、スピードあっぷ。やはりロープの流れが悪く、引っ張られつつ登る。なかなかいいリスが見つからなかったが、数m上がってから、そろそろ支点とっとかんと、と、水流の左側に穴のようなリスを見つけ、そこにうまくはまるハーケンをぶちこむ。これ抜き難いやつかも。
で、あとはペタペタ登って、安定したとこで、70cmくらいの岩が重なり、隙間が出来てるとこがあったので、そこにバカ長を通して、安環でセルフビレイとし、ピーピーピーのビレイ解除コール。
次は俺のザックの荷揚げ。このために、荷揚げ用ロープもひきずってきて、荷揚げ用のほうは支点に通してなかった。が、まずいことに、最後に水流をクロスして支点をとったところで2本のロープがクロスしてしまった。これ、ざっくをひきずると、ひっかかるパターン。あのハーケンを打つ時は気がはやり、荷揚げの段取りを考慮する余裕が無かった。まぁでも、セカンドが登る時に引っかかりを外してもらったらいいか、と、荷揚げを始める。途中 一回ひっかかった気がしたが、さほど苦労せず引き上げられた。案の定、クロスのところでひっかかったので、そこまであげた状態で荷揚げロープをフィックスした。2ndはフィックスでアセンダーで登ってもらう段取りなので、クロスしていても、ロープどおしが荷重かかった状態で、こすれて切れる心配はない。ということで2ndに登ってもらう。
少し時間がかかっていた。やはりトユ状の水流にツッコむところで2ndも躊躇していた。登る方向をあれこれ指差し確認で訊いてきてて、直上したがってる風だったが、水流にツッコめと指示。決心できたようで その後は難なく登ってきた。登り最終ステージでザックのひっかかりを外してもらい、荷揚げも完了。
最後、hayappe2さん、回収しながらの登り。まぁまぁ時間がかかっていた。あとできくと、カムの1つは少し苦労したとのこと。水流へのトラバースは、さすがのクライマー閣下で、何の躊躇もなく登ってきた。で、最後にぶちこんだハーケンは やっぱり、リスが横に長く走ってなくて、狭い穴みたいなとこにぶちこんだせいで、ズラしながら抜きにくく、多分7〜8分?かかって抜けなくて、残置決定。すんませんでした。
・カムは#4とか それより少し1〜2番大きいやつがオススメ。mommomさんからもろたオメガのリンクカムも久々に活躍した。(graveltrekさんからの直メッセージによる お問い合わせへのレスポンスとして)
・標高950m二又から冠平
北西と北に分かれる二又。北西に入れば、冠山と冠平の分岐に直接出る。北に入れば、冠平より少し東のコルに出られる。このコルが標高は一番低い。
itomisaさんに「二又の どっち行く?稜線までの標高差は北のほうが低いで」と聞くと、「北西のほうが緩そうやから そっちに行く」と言う。え?まじ?hayappe2さんもitomisaさんに追随。俺が北に入りたそうと思って「頂上で会いましょう」とかゆってくる。「緩そうなところは藪漕ぎがキツくなる可能性たかいで」というと、意見を翻して北に行くことにしはった様子。ヨシヨシ…
で、予想通り、だいぶ上まで藪漕ぎなしで最後、笹薮になるが、ハイハイで笹薮のトンネルをやや強引に5mほど進むと、笹は低くなり、立てば周囲が見えた。あぁこの感じ。やはり雪国やなぁ。粕川西谷とかゆうとこに行った時とか若丸山に北側の谷から詰め上がった時も似たような感じの笹原の風景やった。白山別山のサブ谷の源頭も似てる。
で、稜線の踏み跡に出て、そこから50mほどで冠平に。冠平には2人連れの若い男性が居た。
・冠平→分岐→冠山ピーク→分岐→冠山峠
分岐にザックをデポして、にわかピークハンターとなり山頂へ。虎ロープが2ヶ所にあった。男女2人組を抜いた。山頂には親子?みたいな高齢のお父さんと その息子さん的な感じの2人連れが居てはって、俺らの集合写真を撮ってもらった。冠山からの下りは その2人が先行してたが、俺が小さめの落石を起こしたのを契機に?「先に行って下さい」といわれて、行かせてもらった。
ザックを背負い、ビミョウなアップが何か所も出てくる立派な登山道を歩く。飛越新道と比べると随分と歩き易い。登ってくる2人連れやソロの人たちに、計6〜7パーティぐらいとスレ違った。一回、15分ほど休憩し、喰いもんや水分を補給した。
・冠山峠→シタ谷出合P
赤いカブみたいなバイクで峠に居た兄ちゃんが、「冠山まで行って帰ってきたら どれぐらい時間かかる?」と訊いてくるので「3時間くらいみといたほうがいいんちゃう?」というと、「下山したら6時かー」と諦めていた。
hayappe2さんとザックを冠山峠に残し、朝にデポしたチャリ2台にitomisaさんと乗り、しゅーーーーっと 95%は漕がずにブレーキをかけ続けて降りた。冠山は人気の山で車多いガ、林道塚線は幅狭く、ガードレールも無いし対向車が怖かった。岩壁だらけで かっちょいい冠山は西面を眺めながらチャリで下っていくのは気持ちよかった。3月上旬の雪のある時に来た時の光景と頭ン中で照合しながら降りるのも楽しかった。
2ヶ所ほど登り返しがあり、きつかった。
駐車地でサっと着替えて、車で冠山峠に戻るが、数台の車とのすれ違いに難儀した。峠でhayappe2さんとザックを回収。車体が黒のせいか、デカい虻が何匹も車に寄ってきた。ドローンを飛ばして遊んでる人が居た。
最後まで一度書いて、もう終わるところで全てデータが消えてしまった・・・。
もう一度書きます泣
・計画について
まず、天候不安定がぎりぎりまで懸念される中、ピンポイントで安定したエリアの計画を持ち出してくださったことに感謝します。計画ストック、大事ですね、、
・全体として
距離感、所要時間は日帰り遡行としてはとっても程よく、ツメの感じも程よく、こじんまりとして静かな沢の雰囲気、帰路、チャリで林道を降りていく気持ち良さ。chukiさんのおもしろい計画と愉快な歌声に、底抜けに優しいhayappeさんとご一緒できお腹が満たされる一日でした。
・道路工事地帯
chukiさんが松田優作風に「なんじゃーこりゃー」と仰っていましたがまさしくそのとおりで。肯定的に受け入れるchukiさんの「なんじゃこりゃー」と、河原歩きを楽しみにしていたり山にトンネルが増えることが残念と思う私の「なんじゃこりゃー」はちょっと性質は違いますが、いずれにしても、現場の状況は行ってみなくちゃ分からないという面白さが、沢登にはあるなあとシミジミ思いました。
・沢のようすと、滝
シタ谷は、滝上までずっとほぼ沢幅、渓相がほぼ変化することなく一定な印象がありました。後半からぐんぐん高度を増していきます
滝の遡行では、chukiさんが丁寧にリードされ支点を確実にとり、足場も”そうじ”してくださったので、しかもアセンダーまで貸していただけ、あまり苦労することはありませんでした。リードやセカンドで登ることと、真ん中をフィックスで登ること、当然ながら、同じルート行くにしても心持も必要な技術も疲労度もまったく違うと思います。
最後滝中のトラバース、足置く場所は指示を仰がず自分で探ってみればよかったです。(せっかく安心安全フィックスで登っているのに)
・個人的なヒヤリ
遡行中、倒木が多い箇所があり、その上を歩いていたら、右足で踏み抜いたてしまいました。足を抜こうとしたら40−50cm大の石が右足ふくらはぎの上にのしかかり、手でどかそうとしても微動だにしません。足を抜こうとすると余計めりこむ。ビクともしねえ。やべえ。血管がどくどくいってる。おそらくchukiさんもhayappeさんも、ただ転んだだけだと思って微笑ましくこちらを見ている。
感じたことのない圧迫痛がきたところで「助けてもらっていいすか」と言ってみたと同時に、大石が重力で少しズレてくれて抜くことができた。映画「127時間」を思い出した。
このとき圧迫されたふくらはぎの変な鈍痛は翌日まで続きました。倒木箇所を歩く時の教訓にします。
・稜線歩き
ブナの森でした。遡行後で疲れもあったので、どっぷり浸る余裕がもてませんでしたが、冠山峠からあれだけたくさんのハイカーが歩きたくなる気持ちは分かります。とても感じの良い森でした。登山としても行きたい、と思えました。
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