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Yamareco

記録ID: 343259
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無雪期ピークハント/縦走
八ヶ岳・蓼科

北八ヶ岳 大河原峠から蓼科山、北横岳周回

2013年09月12日(木) [日帰り]
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
08:46
距離
14.0km
登り
1,253m
下り
1,238m
歩くペース
標準
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

行程:8時間47分(含休憩時間42分)
05:31大河原峠 - 06:38将軍平 - 07:11蓼科山07:24 - 8:00蓼科山荘 - 09:22天祥寺平分岐 - 09:40亀甲池 -
10:50北横岳11:07 - 11:48大岳分岐 - 13:16双子池13:28 - 13:59双子山 - 14:18大河原峠
天候 晴れのち曇り
過去天気図(気象庁) 2013年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
・コンビニ
  周辺にコンビニはありません。麓で立ち寄ったほうが良いです。
・アクセス
  蓼科牧場から夢の平林道に入ります。蓼科山7合目登山口を過ぎてしばらくは、片側1車線の幅広い道です。
  その後、対向車とは十分すれ違い可能な1車線の舗装路です。
・駐車場
  大河原峠に20~30台止められます。
・トイレ
  大河原峠にあります。
コース状況/
危険箇所等
・大河原峠〜蓼科山
 将軍平までは危険個所ありません。
  将軍平から蓼科山までは岩場の登り降りですが、足場はしっかりしているので歩きやすいです。
・将軍平〜天祥寺平分岐
  天祥寺平近くまで下りて、クマザサが出てきたあたりから苔が付いた石の上を歩きます。滑るので要注意!
・天祥寺平分岐〜亀甲池
  危険個所ありません。歩きやすい道です
・亀甲池〜北横岳
  急登ですが道は通常の登山道なので危険個所はありません。
・北横岳〜双子池
  大岳手前から岩場が続きます。足場悪く、滑りやす箇所多数。要注意!!
・双子池〜大河原峠
  危険個所ありません。歩きやすい道です。
・登山ポスト
  大河原ヒュッテにポストがあります。
大河原峠で朝焼けを眺めてからスタート。
正面に見えるのは、浅間山
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大河原峠で朝焼けを眺めてからスタート。
正面に見えるのは、浅間山
中央の黄色い箱が登山ポスト
中央の黄色い箱が登山ポスト
笹原を抜けて緩やかに登っていきます
笹原を抜けて緩やかに登っていきます
朝日が差し込んで来ました
朝日が差し込んで来ました
50分ほどで佐久市最高地点
50分ほどで佐久市最高地点
蓼科山が見えました。快晴だ!
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蓼科山が見えました。快晴だ!
所々ぬかるんでいます
歩きやすい登山道。苔むした森の中を進みます
歩きやすい登山道。苔むした森の中を進みます
将軍平の手前で少し展望がある場所がありました。
八ヶ岳、南アルプスの山並みが良く見えます
将軍平の手前で少し展望がある場所がありました。
八ヶ岳、南アルプスの山並みが良く見えます
将軍平に到着。人影ありません
将軍平に到着。人影ありません
将軍平から先は、岩登り。足場がしっかりしているので歩きやすいです
将軍平から先は、岩登り。足場がしっかりしているので歩きやすいです
くさりもありますが使うほどでもない、かな。
くさりもありますが使うほどでもない、かな。
森林限界を超えれば、あともう少し。
青空が気持ちいい
森林限界を超えれば、あともう少し。
青空が気持ちいい
振り返るといい眺め。歩いてきた北山のなだらかさが良くわかる。
振り返るといい眺め。歩いてきた北山のなだらかさが良くわかる。
蓼科山頂ヒュッテに到着。ここも人影なし
蓼科山頂ヒュッテに到着。ここも人影なし
まっすぐ、山頂に向かいます
まっすぐ、山頂に向かいます
蓼科山頂上に到着!
南側は八ヶ岳、南アルプスが一望できます
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南側は八ヶ岳、南アルプスが一望できます
広い広い山頂部。
誰もいません。貸し切りです
広い広い山頂部。
誰もいません。貸し切りです
これから向かう北横岳
近いような、遠いような???
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これから向かう北横岳
近いような、遠いような???
南アルプス方面の展望は抜群でした。
仙丈ケ岳、甲斐駒ケ岳、鳳凰三山、北岳、間ノ岳、塩見岳まで見える。
贅沢な展望だ!
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南アルプス方面の展望は抜群でした。
仙丈ケ岳、甲斐駒ケ岳、鳳凰三山、北岳、間ノ岳、塩見岳まで見える。
贅沢な展望だ!
将軍平まで戻って、ここから天祥寺原方面に下ります
将軍平まで戻って、ここから天祥寺原方面に下ります
始めは歩きやすい道
雨上がりに日が差し込んで苔や葉っぱも輝いてました
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雨上がりに日が差し込んで苔や葉っぱも輝いてました
クジャクチョウ。ひらひらとしばらく道案内をしてくれました
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クジャクチョウ。ひらひらとしばらく道案内をしてくれました
枯れ沢にでました
枯れ沢から森の中へ
クマザサが出始めると、しばらく苔むした石の上を歩くことになります。ここは滑るし、とっても歩きにくい!!一度、滑って転倒しました。要注意!!
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クマザサが出始めると、しばらく苔むした石の上を歩くことになります。ここは滑るし、とっても歩きにくい!!一度、滑って転倒しました。要注意!!
ところどころ水が溜まって池のようになっています。脇の迂回路を進みます
ところどころ水が溜まって池のようになっています。脇の迂回路を進みます
振り返ると、素晴らしい眺め。
蓼科山から標高で570mほど降りました
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振り返ると、素晴らしい眺め。
蓼科山から標高で570mほど降りました
天祥寺平へ緩やかに登っていきます。
気持ちいい!
天祥寺平へ緩やかに登っていきます。
気持ちいい!
道の脇は苔がびっしり
小さな水たまり。いい雰囲気です
小さな水たまり。いい雰囲気です
クマザサの小道
天祥寺平の分岐。ここから亀甲池方面に向かいます
天祥寺平の分岐。ここから亀甲池方面に向かいます
今回、花はほとんど咲いていませんでした。
数か所だけ咲いていたミヤマアキノキリンソウ
今回、花はほとんど咲いていませんでした。
数か所だけ咲いていたミヤマアキノキリンソウ
苔むしてて幻想的
木の根が芸術的だ!
急登を1時間強。ようやく展望が開けた。
結構、きつい登りだった
急登を1時間強。ようやく展望が開けた。
結構、きつい登りだった
北横岳山頂に到着!
近いようで遠かった!
北横岳(南峰)にも行ってみます。
5分もかからないで行けちゃう。
北横岳(南峰)にも行ってみます。
5分もかからないで行けちゃう。
北横岳(南峰)からは南八ヶ岳方面が一望できます。
雲がかなり出てきました
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北横岳(南峰)からは南八ヶ岳方面が一望できます。
雲がかなり出てきました
北横岳に戻って、双子池方面に向かいます
北横岳に戻って、双子池方面に向かいます
大岳に近づくと、大岩の道になります
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大岳に近づくと、大岩の道になります
今回、先を急ぐため大岳はパス。
今回、先を急ぐため大岳はパス。
梯子は朽ちかけ、苔が付いた石は滑り、、、足場が悪いため精神的、体力的にかなり消耗。。。
梯子は朽ちかけ、苔が付いた石は滑り、、、足場が悪いため精神的、体力的にかなり消耗。。。
足元滑ります
岩々の道が続く
正面のくぼんだ所が大河原峠。
まだまだ遠い。。。
正面のくぼんだ所が大河原峠。
まだまだ遠い。。。
まだまだ岩々の道が続く
まだまだ岩々の道が続く
ようやく双子池が見えました。
ここからも岩々を伝って降りていきます
ようやく双子池が見えました。
ここからも岩々を伝って降りていきます
ようやく双子池に到着。長かった
ようやく双子池に到着。長かった
双子池の雄池。結構大きい池です
双子池の雄池。結構大きい池です
こちらが双子池の雌池。
雄雌それぞれに名前がついた由来はなんだろう??
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こちらが双子池の雌池。
雄雌それぞれに名前がついた由来はなんだろう??
双子山の上部は広々としています
双子山の上部は広々としています
北横岳と歩いてきた稜線が一望できる
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北横岳と歩いてきた稜線が一望できる
ここは広々として気持ちがいいです
ここは広々として気持ちがいいです
双子山山頂から20分ほど下れば、大河原峠のゴール地点
双子山山頂から20分ほど下れば、大河原峠のゴール地点

感想

前回の山行で南八ケ岳を周回したんで、今度は北八ヶ岳を周回することにしました。大河原峠を起点に蓼科山、北横岳に登ります。

大河原峠から蓼科山までは2時間弱。もう着いちゃったの、って感じでした。この日の朝方は天気も良くて南八ケ岳、南アルプスの展望はばっちり。特に南アルプスは塩見岳まで見通せる状態。最高です!

蓼科山の広い広い山頂部、自分以外は誰もいません。9月の平日、しかも早い時間からなのか。人気の百名山でもこんなことあるんですね。こんなメジャーな山で自分ひとりだけだと、逆に何かあるんじゃないかと不安になる、不思議な感覚です。

この貸し切り状態のまま少し休憩してから一旦、将軍平まで下りて北横岳に向かいます。ここから先は普段でも歩く人が少ないコース。足場が悪いところが多くて、予想以上に手こずりました。特に苔むした石は厄介。とにかく滑ります。慎重に歩く分、時間と神経を使って疲れました。

亀甲池から北横岳までは歩きやすい登山道ですが、かなりの急登、ひたすら登るべし、です。そして北横岳を経由して大岳手前から双子池までは岩場が続きます。苔が付いていて滑りやすいし、足場が確保しにくい急下降が続いて、とてもとても歩き難かった!!

大岳〜双子池間は初級者にはあまり勧められないコースです。歩く場合は、いつも以上に時間と体力に余裕をもった計画にしたほうがいいでしょう。

一方で双子池から双子山経由で大河原峠は非常に歩きやすい登山道。特に双子山山頂部はなだらかに開けた場所が広がっていて、気持ちいいです。蓼科山、北横岳の眺めも良い。ここはお勧めです。

普段は山と高原地図のコースタイムの8~9割くらいで歩けますが、将軍平から北横岳経由、双子池まではいつも以上の早歩きでもコースタイムをオーバー。この部分はコースタイムの表記がかなり厳しいと思いました。

今回の周回コースは蓼科山から標高で570m下り、そこから北横岳まで標高520mを登り返すというアップダウンがあるうえに、北横岳からの下山で非常に歩き難い道が続いて、自分にとってはかなりハードでした。北横岳はパスして、蓼科山、双子池、双子山を廻るコースにすれば、無理のない周回コースだったかな、と今更ながら思うのでした。

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コメント

事前にhmntさんの記録を拝見しておけばよかった
hmntさん、はじめまして。

 hmntさんの1ヶ月後に、ちょうど同じコースを歩きました。案の定、北横岳から双子池に下りるコースでドツボにはまりました。私の場合は大河原峠の出発が9時前だったので、双子山からの夕陽にも間に合わず、大河原峠に戻ってきたのは、日もどっぷりと暮れてからになりました。もし双子池までに日が暮れていれば、天狗の露地のあたりで一晩ビバークしていたことでしょう。

 事前に時間がなくてhmntさんの記録を拝見することがなく、今日になって記録を見させていただきました。もっと早く拝見しておけば良かったと、つくづく思います。
2013/10/17 23:41
shokunpapaさん、はじめまして
コメントありがとうございます。

ハードコースお疲れ様でした。
双子池までのゴーロ帯、ほんと曲者ですよね。無事に下山されて何よりです。

私も日帰り山行で日没ぎりぎりになったことが一度あります。徐々に暗くなっていく不安感、あんまり経験したくないですね

日が落ちるのが早くなってきたんで、当分ロングコースは控えようと思ってます。
2013/10/18 7:56
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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