谷川岳馬蹄形
- GPS
- 08:06
- 距離
- 26.6km
- 登り
- 2,781m
- 下り
- 2,777m
コースタイム
02:30 土合橋
04:25 トマの耳
07:20 清水峠
08:30 朝日岳
09:30 白毛門
10:30 土合橋
ブドウ糖120g, 水1L
天候 | 雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
その他周辺情報 | 下山後の温泉は鈴森の湯。800円で湯のみ。水風呂サウナ水飲み場は無い。 |
写真
感想
サクッと武尊山かガッチリ谷川か悩んだ末、谷川へ。馬蹄形縦走は5年前に北海道からの出張でこの辺に来たときにやった。白毛門から反時計回り9時間半かかったようだ。今回は土砂降りという条件だが5年前よりどのくらい早く回れるかな。2時起床の2時半出発。なんと、雨が止んでいる。前回白毛門から登ったところ、ラストの西黒尾根の下りは人人人で難儀したので今回は逆回りで行くことにした。しかしこれは杞憂だった。なぜならこんな天気の日に誰も登ってこない。しかし西黒尾根の岩場は濡れて滑るので下りより登りのほうがよい。結果的に時計回りにして正解だったかもしれない。
西黒尾根は登りしか無くて良い尾根だ。涼しくなったとはいえこの辺は標高が低いので暑い。あまり上げすぎないようのんびり行く。岩場に鎖に全身運動。実はこの西黒尾根は3年前の大晦日に先生、カタヤさんと滑降している。この尾根、どうやってスキーで登ってどうやってスキーで滑ってきたんだっけ・・・。スキーの機動力すげーな、と思いながら脚で登った。谷川岳の山頂に着いても真っ暗。水上、沼田方面の夜景が美しかった。茂倉岳あたりでようやく明るくなってきた。今日は高曇りで許してもらえるんじゃないか?なんて思っているとポツポツと。気づけばザーザーを通り越してざぶざぶボタボタバラバラと雨が降ってきた。ですよねー。カッパを着たら清水峠へ向かってアップダウンを繰り返す。ここから清水峠までがまあ悪いこと。左右のヤブで足元が見えないし、たまに足元に出てくる岩は濡れてツルツルに滑るので油断できない。よって飛ばせない。標高差と距離だけ見たらなんてことない区間なのに、ここで随分時間を取られた。ブラインドツルツル石だけじゃない。トカゲやカタツムリやカエルを踏みそうになるので本当に疲れた。特にカエルがデカすぎる。カエルを見かける度に「うわっでか!」と声が出る。握り拳より大きいぞ。大きいカエルが普通に怖い。女子なので。
清水峠から先はよく歩かれていて快適。清水峠って昨日の巻機山の登り口の清水じゃん。あの道路を先に進むとここに出るんだな。ということは昨日はクルマを運転しなくても清水峠起点で馬蹄形縦走が出来たってことだな。へえー。っていうかちゃんと地図を見たら巻機山と谷川ってこんなに近かったのか。道が快適になったので朝日岳、笠ヶ岳、白毛門まで軽快に行く。朝日岳は3年前のGWに先生とあんちゃんと来ていた。あれは楽しい春スキーだったなあ。白毛門まで来たらあとは土合まで転がり落ちていくだけ。登山道は川と化していた。尾根取り付きで東黒沢を渡る橋があるが、橋から見下ろす川はたっぷり増水して茶色い水が生き物のように暴れながら流れていて怖かった。土合橋の駐車場は大雨にも関わらずアブぶんぶんなのでババッとクルマに乗り込んで温泉まで逃げた。今日は誰にも会わなかった。明日も休みではあるが安定の雨。もう夏休みはたっぷり満喫したので運転2時間で自宅まで帰ってきた。
馬蹄形はキツかった。お気に入りの八ヶ岳も馬蹄形と獲得標高は同じD+2,600mだが距離は八ヶ岳の方が10km長い。なのに八ヶ岳の方がだいぶ楽に感じる。よく整備されているからだ。谷川ってもっと歩かれていると思っていたが茂倉-清水峠の間は全然だ。みんな馬蹄形やろう。
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