忠別岳(白雲テン泊) 赤岳+白雲岳 (銀泉台から)
- GPS
- 28:33
- 距離
- 31.5km
- 登り
- 1,722m
- 下り
- 1,722m
コースタイム
- 山行
- 8:49
- 休憩
- 1:07
- 合計
- 9:56
- 山行
- 3:38
- 休憩
- 0:26
- 合計
- 4:04
水2L(700ml使用)。飲み物3L(1.5L使用)。栄養ゼリー6本(5本使用)。
食事、行動食他。防寒着多め。
白雲岳避難小屋〜忠別岳往復、白雲分岐〜白雲岳往復は軽いザックで(3kg)。
天候 | 山は−2〜15℃(上川町10〜22℃) 1日目晴れのち曇りのち濃いガス / 2日目晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
幅広くフラットな砂利で走りやすいが、一部区間狭いカーブがあるので走行注意。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
第二花園に長い雪渓。 早朝は硬く注意。軽アイゼンは必要ありません。 他は登山道上の雪渓は消失。 |
その他周辺情報 | 【山歩き時】 当日は基本長袖+半袖Tシャツ重ね着、秋用裏起毛パンツ。 13日出発時6:30曇りで5℃、途中コマクサ平で日射しが出て丁度良い感じ。 曇り空+ガスの赤岳以降の稜線は寒く10℃、レインJK羽織り。 忠別岳帰りの高根ヶ原はガスと風で7℃、レインJK羽織りと更にTシャツ追加+ニット帽子。 ガスの濃いテン場に到着時は5℃でした。 14日の朝5時頃は4℃、稜線は快晴+心地よい風で9時以降の日差しの下では15℃程、レインJKの出番は少なかった。 曇ったり、ガスがかかり風が吹くと日中でも一桁の気温の中での行動になるため、一応暖かな重ね着が出来るような装備が良いと思われます。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 【白雲岳避難小屋のテン泊について】 寒いです!! 夜明け前のテン場で「−2℃」(近くのテン泊の方の測定)。 近くのテン泊の方は夜中寒くて「カイロ」を使ったそうです。 私はナンガオーロラ450の限界「―5℃」、通常0℃程のシュラフ。 裏起毛の秋用パンツ(行動時兼用)、薄手ダウンパーカーとニット帽子で、日が落ちる前に寝て寒さは感じませんでした。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 【テン場のヒグマ】 13日朝に白雲岳避難小屋の水場の沢下にヒグマ(前日テン泊者談)。 板垣新道の雪渓も歩いているそうです。 板垣新道からの通り道のようで、おとなしいのでやり過ごせば大丈夫と思われる。 テン場奥の白雲岳下にも移動するが、テン場には近づいていないらしいです。 出会い頭は怖いので、テン場に着くまで「熊鈴」鳴らしましょう。 |
写真
感想
珍しくお盆の連休。
テン泊を計画するが2〜3日前の予報は曇り一時雨。
前日仕事から帰って来ると、山の天気予報やSCWは曇りや晴れに変わっている!!
北の方が崩れにくいので第一候補の白雲テン泊に決定!!
二年前に行けなかった忠別岳を目指す(^^)
【青空の赤岳、白い稜線】
大雪防災ステーションで車中泊、3時間寝て銀泉台へ。
1時間寝坊で6:39出発!!
青空時々ガスの気持ち良い空気の中、久しぶりのデカザックなのであせらず登る。
お花に癒され青空の赤岳の山頂に到着!!
白雲に向かう稜線は視界30mの白い世界。
ガスの下の白雲岳避難小屋に到着し今日の我が家を立てる。
テン泊代500円と登山道維持協力金1,000円を支払い、2枚目の「手ぬぐい」を頂く。
tomoへの良いお土産♪
【高根が原を抜け忠別岳へ】
今日のメインイベント忠別岳へGO!!
往復16.2km(看板では16.6km)の長丁場は軽いザックで。
高根ヶ原分岐までは10名ほどの散策者で結構多い。
その先は忠別沼に向かう楽しそうな女性二人組と縦走のすれ違いのみ。
高根が原から忠別岳はガスがかかっていない!!
高原沼の雄大な景色を見下ろしながらどんどん歩く。
大きな丘を次々超えて少しペースが落ちてきた頃に最後の丘を越えると、忠別岳と忠別沼が現れた!!
爽やかな沼の木道を抜けると忠別岳への登り。
歩きやすい道をハイマツを軽く掻き分け登ると傾斜はゆるやかに。
このゆるやかな道が結構長くやっと忠別岳の山頂に到着!!
切り立った崖下の雄大な景色を眺める。向かいの山はガスの中。
街から見えるあの「デッパリ=忠別岳」に来たと思うと感慨深い(^^)
【長い帰り道】
忠別岳と忠別沼を何度も振り返り眺めながらテン場へ向かう。
遠くに見える旭岳は日差しまぶしいが行く先はガスが流れている。
ゆるい丘を越え高原沼を見下ろし進むと、後半はガスで風も強め。
最後のテン場への登りがこたえるが、花々に癒されながら無事テン場に戻って来た!!
帰り道は1.5倍くらい長く感じられた(^^;
【テン泊】
テントに入り寝そうになりながら晩御飯。
日が落ちる前の17:30に爆睡。
早く寝たお陰か寒さも感じられず、日の出時間に起きる。
ご来光は雲で見えないが、トムラウシと高根が原が薄オレンジに染まり美しい♪
ご来光目当ての方々と長話(^^)
のんびり朝食を取り、テン泊の方々と話しながらゆっくり撤収。
見上げると青空が広がっていた♪
【のんびりモード全開】
昨日たくさん歩いたので、今日はのんびりモード。
行き交う方々との会話を楽しみ白雲岳に到着!!
ゼブラはないが雄大な景色を堪能。
途中、すれ違う男性4人で話し込んだりしながら赤岳に到着!!
下山も青空の下、「最高の山日和ですね〜!」と皆さん笑顔(^^)
すれ違う荷揚げボランティアの方に感謝しながら無事下山!!
天気は微妙かなとテン泊しましたが、2年越しの忠別岳と2日目の青空♪
そしてなにより行きかう方々との会話が楽しい山旅でした(^^)
ーー【忠別岳への道】ーーーーーーーーーーーー
白雲岳避難小屋〜高根ヶ原分岐で2.4km。
高根ヶ原分岐〜忠別沼で4.3km。
忠別沼〜忠別岳で1.4km。
片道8.1km、往復16km超え。
標準タイムで6時間30分。
ガスや悪天候時は無理をしない方が良いでしょう。
テントを張ったら半日散策くらいの余裕が良さそう。
一部濃いガス時に迷いやすい区間あり。
【高根ヶ原超え】
高根ヶ原分岐から大きな丘を3.5個超える感じ。
それぞれなだらかだが長い登り。
最後を超えると忠別沼と忠別岳が望める。
帰りが長く感じる。
【忠別岳】
序盤の登りはハイマツを軽くかきわけ、大きな石が敷き詰められたような歩きやすい道が続く。
短めの登りが終わると、なだらかに登るが山頂まで結構長い。
山頂のボッコ奥は切れ落ちているので注意。
下りる方が全然楽で、途中から忠別沼が見下ろせる。
【白雲岳避難小屋手前】
ここの登りが最後にききます。
あせらず行きましょう。
登り切ったら目の前に小屋が現れる。
マラソンの頃はこっちより暑かったのに、一気に気温下がりましたね! ニュースでみたら朱鞠内の最低気温3℃(笑) こっちもずっと雨ですが、最高気温で10℃くらい涼しくなりました。
ロングコース歩いていて体の具合良さそうで何よりです、私は現在ギックリ腰(泣) 長雨と寒暖差が悪かったよう、再来週超ロングの縦走計画してるのですが、間に合うかな〜
旭川は30℃超えが1か月近く続き最後の方に「37.5℃」!!
翌々日の台風(温帯低気圧)の朝は7℃くらいで、高温に体が慣れてしまい「ストーブ」を付けた方も多かったようです(^^;
暑さに強い方ですが、ホント寒暖差にやられますよね(T-T)
ぎっくり腰、大丈夫ですか?
私も春先に痛めて1か月を棒に振ったのでもどかしさが分かります(T-T)
動くと痛いし、寝てても痛くて熟睡できない・・。
歩くと背骨がグラグラ揺れるしでなかなかでした(^^;
再来週の超ロング縦走に間に合えばいいですね!!
湿布とコルセットで固めて無理しないでくださいね(^^)/
私たちも、13日に赤岳・白雲岳日帰り山行でした。前日の晩に急遽山行を決めるという、バタバタでした 笑
出発時のtomo-masaさんを、たぶん見かけたと思います、オレンジ(赤?)ザックですよね?(私たちは7時出発) 追いかければよかった・・・と言っても、山行タイムを見ると全然追いつけませんでしたが
私たちはガスに阻まれ、景色はいまいちでしたが、翌日の白雲岳など素敵に晴れて良い景色ですね〜、羨ましい。翌日にはバッチもあったんですね!1日ずらせばよかったかと、少々残念 テン泊デビューはまだまだです。
登山口で超ニアミスだったんですか!!!(驚)
オレンジ系赤のいつものデカザック背負ってました!!
お声かけ頂ければ熱き抱擁と濃厚な・・・(おいおい 奥様の目の前だよー)<爆>
お久しぶりにお話がしたかったです(^^)
13日は赤岳山頂までは良かったのですが、稜線歩きは「濃いガス時々薄いガス」・・・。
私が歩いている頃は、白雲岳はおろか視界30mくらいの真っ白な世界でした(^^;
夕方前には風も出てメッチャ寒かったですが、大丈夫でしたか?
私も天気予報を見て、前日夕方に急遽テン泊を決めるというバタバタぶりでした。
今年はデビューには寒くなってきたので、来年テン場でご一緒出来ればいいですね(^^)
夕日、星空、ご来光に周りの方との会話など楽しいですよ♪♪
あのプレミア級バッチは一月後の赤岳が赤く染まるころにまたトライですね(^^)
私は昨日、ソロで登山口を10時に出発して赤岳へ行ってるので多分スライドしてると思います!
背の低いちんちくりん見ませんでしたか?笑笑
確か重装備の方と軽く会話したように思います^_^
お初の赤岳、とっても良かったです。
なんで今まで来なかったのかと思っちゃいました!
赤岳バッチなんてあったんですね、欲しかった、、涙
お疲れ様でした!
ええーー!! zeropo姫様とスライドしてたんですか!!(驚)
凄い山行を重ねられるも、可愛らしいお姿をじっくり拝見しておけば良かったな〜(^^)
「何泊するんですかー?」と何度も声を掛けられた、重装備風の「ただの一泊ピストンおやじ」です<笑>
確か、「ザックには、抱えきれない程の夢と希望が詰まってるのさ」との会話を・・<爆>
ところで鼻歌を歌いながら「アホの坂田歩き」とかして怪しさ満載、野村萬斎じゃなかったですか?
赤岳は初夏は花の楽園と雪渓遊びに奥の白雲ゼブラ、秋は紅葉が美しいお山で個人的に一番多く登っています(^^)
例年9月前半〜中過ぎのシャトルバスが出る頃は「銀泉台」、「第三雪渓」などが美しい赤に彩られます♪
御鉢平を望める黒岳縦走やシャトルバス時期限定の緑岳縦走が人気です。
数年に一度来る「当たり年」の赤は圧倒されるほどの景色!!
もし機会があれば是非楽しまれてください(^^)
その時にプレミアム級「山バッチ」ゲットのチャンスですよ!!
14日は心地よい風と青空でホントに山日和♪
景色もバッチリ楽しめ、良い日に登られましたね!!
何処かのお山でまたお会いできたら良いですね(^^)
私もその日に娘と黒岳でテント泊する予定でしたが気温がかなり低くなる予報だったので美瑛の吹き上げ温泉横のキャンプ場でテント泊して十勝岳でも登ろうと思ってましたがガスって山が見えないので隣の三段山に登って終了しました( ̄▽ ̄;)
忠別岳まで行った事がないので羨ましいです。来年の夏に登りに行こうと思います^ - ^
事前情報でかなり寒いと聞いていたので、暖かな装備で行ってきました!!
夜はガスにまかれ寒かったそうで、近くの方の測定では「−2℃」だったらしいです(^^;
早めの爆睡が良かったようで私は 寒さを感じませんでした(^^)
お嬢さんとの山行イイですね♪
やはり十勝岳はガスでしたか(^^;
遠目に見てもずっと雲がかかっていたので・・。
三段山いいじゃないですか!!
十勝連峰の展望台で良いお山ですよね♪
山頂からの景色は迫力がありますからね〜!!
吹上温泉横のキャンプ場も良いですね〜!!
あそこの温泉は大好きで正月には毎年のように行ってます(^^)
忠別岳、是非行ってみてくださいね〜!!
途中の高値が原から見下ろす高原沼も綺麗です♪
またどこかのお山で(^^)/
テン泊!
私も中途半端ではありますがテント泊の計画を立てていたのですが、残念ながら頓挫しました。
でも本当に、急に涼しくなりましたね!
厚岸町民も(私の知る限りで)過半数が「ストーブを焚いた」と証言しています。
忠別岳は遠いので、今の私は一昨年に行った時のような時間確保が難しい以上、更に遠くなってしまいました。何とかして忠別岳〜五色岳〜化雲岳のルートを歩くことができないか、皆さんのレコを参考に画策中です。
一番のネックは、私のスピード不足なんですけどね。(笑
私も前日の天気予報の好転を見て、「ここで行かなきゃ今年はテン泊出来ない!」と強行気味に行ってきました(^^)
まあ3時間も寝られたので十分でした(寝坊1時間含む)♪
今年は連日の30度超え、こちらは37.5℃になった後に突然の朝7℃。
事前情報を得てはいましたが、山も随分と寒くなっていました。
体がついていけないですよね〜(^^;
kenyoさんのスピード重視訓練の山行はそちらを狙っていたのですね!!
日帰りピストンで時間と累計標高差から行くと、クチャンベツから入り、五色→化雲→忠別のクチャンベツ戻りで34km、累積標高差1、500m、標準タイム15:50で頑張って13:00が妥当でしょうか。
私の脚力では厳しいですが、kenyoさんなら行けそうでしょうか?
1日半あれば大沼テン泊で相当楽が出来そうですね。
無事帰って来ることが一番ですので、無理なさらないでくださいね(^^)
私は前日木曜日にテン泊していました。
忠別岳に行きたいと思っていたので、レコ参考になりました。
ありがとうございます。
熊、私がいた朝に出ました。
前日テン泊されたんですね!!寒かったですよね。
学校の団体さんでテン場が激混み日でしょうか?
私が赤岳を登っている時「白雲でテン泊ですか?今朝私が出る時に沢にヒグマいたんですよ!結構近くに!!」
と前日テン泊のソロ女性の伺いました。
板垣新道やテン場の奥に出ているのは知っていましたが、水場の沢下は近いですよね!!
数日前にはテン場に麺の食べ残しを捨てていった人がいたとか・・・。
ヒグマの生活圏にお邪魔しているのでトラブルの誘因は避けたいものです。
忠別岳へは高根ヶ原分岐奥あたりで爽やかな高原沼が見下ろせます♪
晴れた日は遠くの山々を見渡しながらの気持ち良いトレイルですが、ガスで景色が見えないと単調な丘の連続で結構長く感じます。
高根ヶ原もガスや雲の通り道で、旭岳方面からの強風が吹きこむので、悪天候時は慎重な判断が必要と思われます。
それでも晴れた日の爽やかな「忠別沼」、「忠別岳」の足元から切れ落ちた頂上からの景色!!
高低差はなくても長い道のりを歩いて来た達成感が味わえると思います♪
のんびり景色を楽し寝来てくださいね(^^)/
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