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記録ID: 344639
全員に公開
ハイキング
白馬・鹿島槍・五竜

白馬岳|蓮華温泉から白馬岳 〜念願の小蓮華山稜線歩き〜

2013年09月14日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
5
1泊以上が適当
GPS
11:25
距離
19.4km
登り
1,768m
下り
1,758m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
10:00
休憩
1:22
合計
11:22
距離 19.4km 登り 1,768m 下り 1,777m
5:21
5:22
78
6:40
6:54
62
7:56
7:57
50
8:47
8:48
52
9:40
9:49
49
10:37
10:38
39
11:17
11:42
31
12:13
12:19
47
13:07
13:32
36
14:08
14:08
38
14:46
43
15:29
15:30
64
16:34
16:34
4
16:38
ゴール地点
蓮華温泉・・・( 5:20)
天狗の庭・・・( 6:50)
白馬大池・・・( 7:50)
船越ノ頭・・・( 8:45)
小蓮華山・・・( 9:45)
三国境・・・・(10:30)
白馬岳・・・・(11:20)
三国境・・・・(12:15)
小蓮華山・・・(13:05)昼食
船越ノ頭・・・(14:10)
白馬大池・・・(14:45)
蓮華温泉・・・(16:35)
(注)所々で休憩しています。
   下山時、膝痛発生にてスローダウンしています。
天候 晴れ 時々ガス
過去天気図(気象庁) 2013年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
自宅〜白馬・小谷経由糸魚川方面〜平岩の信号を右折し蓮華温泉へ
平岩から約22km、林道に入ると道幅も狭く所々すれ違い用のスペースもあり運転には注意が必要です。(全線舗装路)

駐車場:白馬蓮華温泉ロッジ下に公共駐車場あり(約70台との事)
トイレ:ロッジに行く途中、右手に水洗トイレがあります。
※何れも無料でした。
コース状況/
危険箇所等
コース状況・その他
◇蓮華温泉〜白馬大池
登山道は整備が行き届いているので快適に登れます。全体的に樹林帯を進みますので展望は余りありません。
天狗の庭辺りでは雪倉岳、朝日岳が望め、白馬大池に近づくにつれ石や岩の道となります。

◇白馬大池〜小蓮華山
雷鳥坂からは展望のよい尾根道を進みます。船越ノ頭を超え小蓮華山まで何度も偽ピークに騙されますが、左手には白馬岳、白馬鑓、鹿島槍とその奥に槍ヶ岳までをも望む最高の稜線歩きが楽しめます。
登山道はザレているので注意して歩きます。

◇小蓮華山〜三国境
三国境までいったん下りますが全行程下りではありません。こちらも登山道はザレているのでスリップに注意して歩きます。
右手には雪倉岳が綺麗な姿を見せてくれます。

◇三国境〜白馬岳
白馬岳への険しいルートが目の前に現れます。実際は見た目ほどではありませんが数カ所注意が必要です。そこを抜ければ後は絶景が待つ山頂は目前です。
出発時の駐車場は、5時20分時点で十分空きがありました。
出発時の駐車場は、5時20分時点で十分空きがありました。
白馬岳蓮華温泉ロッジへ向かいます。
白馬岳蓮華温泉ロッジへ向かいます。
ロッジ裏手の登山口からいざ出発です。
1
ロッジ裏手の登山口からいざ出発です。
秋の気配もちらほらと
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秋の気配もちらほらと
ここを登れば天狗ノ庭に到着です。
ここを登れば天狗ノ庭に到着です。
天狗ノ庭からは雪倉岳と、
天狗ノ庭からは雪倉岳と、
朝日岳が姿を見せてくれました。
朝日岳が姿を見せてくれました。
標識は天狗の庭の上部に。
標識は天狗の庭の上部に。
ここから岩が多くなります。
ここから岩が多くなります。
シラタマノキ
このルートに木の梯子は2箇所ありました。
このルートに木の梯子は2箇所ありました。
大きな木を見ると何故か感動してしまう。
大きな木を見ると何故か感動してしまう。
岩岩を進みます。
岩岩を進みます。
一気に視界が開け、白馬大池に到着しました。
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一気に視界が開け、白馬大池に到着しました。
白馬大池山荘をジオラマで撮影。
白馬大池山荘をジオラマで撮影。
朝日を浴びて輝くチングルマの綿毛。
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朝日を浴びて輝くチングルマの綿毛。
最盛期はチングルマが見事な事でしょう。
最盛期はチングルマが見事な事でしょう。
雷鳥坂を登り小蓮華山を目指します。
雷鳥坂を登り小蓮華山を目指します。
小蓮華山が見えてきました。
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小蓮華山が見えてきました。
来た道を振り返ると、白馬大池山荘が小さく見えていました。
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来た道を振り返ると、白馬大池山荘が小さく見えていました。
ハイマツ帯をを進みます。
ハイマツ帯をを進みます。
白馬大池って結構大きいです。
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白馬大池って結構大きいです。
念願の稜線が近づいてきます。
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念願の稜線が近づいてきます。
秋の準備は進んでいます。
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秋の準備は進んでいます。
雲海の先に鹿島槍が神秘的に見えました。
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雲海の先に鹿島槍が神秘的に見えました。
ここを登りきれば船越ノ頭です。
ここを登りきれば船越ノ頭です。
船越ノ頭に到着。
船越ノ頭に到着。
ガスが切れ、念願の稜線が出現します。
ガスが切れ、念願の稜線が出現します。
来て良かった〜。
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来て良かった〜。
まさに今、稜線を歩いている!
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まさに今、稜線を歩いている!
秋の雲らしい筋雲と飛行機雲のコンビネーションが美しいです。
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秋の雲らしい筋雲と飛行機雲のコンビネーションが美しいです。
白馬岳からの山並みが圧巻。
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白馬岳からの山並みが圧巻。
小蓮華山に到着か?いや偽ピークだ・・・
小蓮華山に到着か?いや偽ピークだ・・・
最終目的地の白馬岳はまだまだ先です。
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最終目的地の白馬岳はまだまだ先です。
ずいぶん歩きました。
ずいぶん歩きました。
この辺りは比較的大きな石で少々歩き辛く感じました。
この辺りは比較的大きな石で少々歩き辛く感じました。
あの先に見えるのは今度こそ本物かも・・・
あの先に見えるのは今度こそ本物かも・・・
白馬鑓と鹿島槍の間には槍ヶ岳が見えます。
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白馬鑓と鹿島槍の間には槍ヶ岳が見えます。
イワギキョウ
何度も偽ピークに騙されながら、小蓮華山に到着しました。
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何度も偽ピークに騙されながら、小蓮華山に到着しました。
山頂が崩れた感じは残っていますね。
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山頂が崩れた感じは残っていますね。
気持ちの良さそうな稜線が続きます。
気持ちの良さそうな稜線が続きます。
イワツメクサは可憐でかわいい花です。
イワツメクサは可憐でかわいい花です。
トウヤクリンドウ
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トウヤクリンドウ
長野県側の険しい稜線。
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長野県側の険しい稜線。
小蓮華山を振り返れば、優しい姿が対象的です。
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小蓮華山を振り返れば、優しい姿が対象的です。
空に向かっていく感じが心地よい。
空に向かっていく感じが心地よい。
三国境へ向けて降下中。
三国境へ向けて降下中。
辛そうな登り返し。三国境はその先です。
辛そうな登り返し。三国境はその先です。
鉢ヶ岳と長池
もう直ぐ三国境に到着します。
もう直ぐ三国境に到着します。
三国境には誰も居なかった・・・
三国境には誰も居なかった・・・
三国境から白馬岳へのルートを眺めます。
三国境から白馬岳へのルートを眺めます。
ここから見ると登山道は何処?って感じです。
ここから見ると登山道は何処?って感じです。
三国境から見た場所を登ってきました。
三国境から見た場所を登ってきました。
登りきるとまたも同じような風景にやれやれ。
登りきるとまたも同じような風景にやれやれ。
ここはさっきより手強いか?
ここはさっきより手強いか?
ルート最大の難所と言えばここでしょうか。見た目より問題なく行けました。
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ルート最大の難所と言えばここでしょうか。見た目より問題なく行けました。
山頂が見えてきました。が、もう少しあるな〜
山頂が見えてきました。が、もう少しあるな〜
振り返れば小蓮華山が遙か彼方になっていました。
振り返れば小蓮華山が遙か彼方になっていました。
山頂まで一踏ん張りです。
山頂まで一踏ん張りです。
いよいよ山頂へ。
いよいよ山頂へ。
白馬岳山頂に到着です。
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白馬岳山頂に到着です。
山頂からの眺めは最高です。
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山頂からの眺めは最高です。
この日、山頂の登山者は少な目でした。
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この日、山頂の登山者は少な目でした。
白馬山荘はデカかった!
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白馬山荘はデカかった!
晴れててくれて『ありがとう』
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晴れててくれて『ありがとう』
威風堂々の剣岳は圧巻でした。
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威風堂々の剣岳は圧巻でした。
午後は天気が崩れる予報なので早々に下山します。
午後は天気が崩れる予報なので早々に下山します。
三国境には人がちらほら見えます。
三国境には人がちらほら見えます。
しかし遠いな〜
来た道を振り返る。
来た道を振り返る。
長野県側からガスが押し上げられてきています。
長野県側からガスが押し上げられてきています。
小蓮華山に戻り昼食をとりました。
小蓮華山に戻り昼食をとりました。
天気も何とか持ちこたえ、船越ノ頭まで戻ってきました。
天気も何とか持ちこたえ、船越ノ頭まで戻ってきました。
この先まだまだありますが、両膝が痛む状態だったので白馬大池が見えてホットしました。
この先まだまだありますが、両膝が痛む状態だったので白馬大池が見えてホットしました。
泊まれるものなら泊まりたい気分・・・
泊まれるものなら泊まりたい気分・・・
あと2時間頑張ります。
あと2時間頑張ります。
蓮華温泉ロッジの赤い屋根が見えて一安心です。
蓮華温泉ロッジの赤い屋根が見えて一安心です。
両膝ボロボロでしたがなんとか蓮華温泉まで戻ってこれました。
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両膝ボロボロでしたがなんとか蓮華温泉まで戻ってこれました。

感想

このところ休日になると天気が悪く、右膝の調子も良い状態ではなかったので登山は正直迷っていたのですが、3連休初日、白馬の天気は晴れ後小雨の予報。
この天気なら午前中にあの稜線まで辿り着ける、これは行くっきゃないだろ!と言う事で、右膝の不安をよそに山行を決断しました。

選んだのは蓮華温泉から白馬岳へのルート。
白馬岳へのルートは沢山ある中、小蓮華山の稜線を歩きたくて皆さんの記録や他のブログなどを参考に念願の稜線歩きへ向かいました。

5時20分 晴れ、白馬蓮華温泉ロッジ裏の小さな神社?に安全祈願をして、最終目的地である白馬岳を目指し出発です。

右膝が心配だったので白馬大池まで樹林帯の中をゆっくりと登ってきたつもりでしたが、標準タイムより30分程早く白馬大池に到着。
これが後々両膝に負担を掛ける事になるとは想像もしていませんでした。

白馬大池からは視界も開け、開放感いっぱいの景色に感動しながらお目当ての稜線をイメージしながら登って行きます。

船越ノ頭に着くとその稜線はガスの中でしたが、直ぐにガスは消え念願の景色が姿を表した時は、ここまで来れて本当に良かったとしみじみ思いました。

その後、念願の稜線歩きを楽しみながら小蓮華山を超え、三国境までやってきました。

この頃になると、心配だった右膝に違和感が出始めコースタイムも標準時間を要するようになっていました。
若干疲れも出ていたので、これからに備えコンビニで買ったアリナミンVドリンクを飲み、白馬岳へ向かいました。

山頂に着くと、登山者は10人に満たない状況で少々びっくりしましたが、長野県側の雲海と富山県側の堂々とした剣岳がとても印象的でした。

午後は天気が崩れるといる予報に従い早々に山頂を後にしたのですが、ここからが試練の始まりでした。
白馬岳の下りで右膝がついに悲鳴をあげ、三国境まで下った所で鎮痛液を塗りました。

そして小蓮華山を登り返した所で今度は体力がガス欠になりペースが更に落ちて聞きました。

辺りはみるみるガスに覆われて行くのですが、この先まだまだ距離があったので体力回復を優先してカップヌードル(チリトマト)をお腹に流し込み、しばらく休憩を取る事にしました。
※余談ですが、山でカップヌードルはチリトマト以外がいいですね。ちょっと刺激的過ぎました。

やっとの思いで白馬大池まで戻った時は既に午後2時半を回っていました。蓮華温泉までは後2時間、その後も痛みと戦いながら何とか下山する事ができました。


今回も膝痛に悩まされてしまったのですが、それを上回る景色と感動がありました。唯一残念だったのはライチョウに会えなかった事でしょうか。

次回は夏の最盛期にライチョウにまた会いに来ようと思える山行となりました。

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5/5
体力レベル
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