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Yamareco

記録ID: 3455843
全員に公開
ハイキング
大雪山

愛別岳 (愛山渓から)+永山岳〜当麻乗越〜沼の平

2021年08月22日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
5
1泊以上が適当
GPS
08:46
距離
16.3km
登り
1,545m
下り
1,542m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
8:02
休憩
0:45
合計
8:47
5:05
18
5:23
38
6:01
12
6:13
6:14
84
7:38
7:39
19
7:58
7
8:05
8:06
8
8:14
42
愛別分岐
8:56
9:20
48
10:08
10:14
10
愛別分岐
10:24
10:25
33
10:58
10:59
50
11:49
11:54
43
12:37
4
12:41
12:42
14
12:56
9
13:05
13:09
27
13:36
16
ザック5.5kg。
飲み物2.0L(1L使用)、栄養ゼリー5本(4本使用)。
御飯2食、行動食など。
フリースJK、レイン上下など(暑くて未使用)。
今日は暑くて夏山の服装。
天候 晴れのち曇り(27〜14℃ 上川町) / 山は晴れ時々ガスのち曇り、日差し暑い。
過去天気図(気象庁) 2021年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
国道から舗装路19kmで愛山渓温泉。
すぐ奥に登山口と登山届BOX。
駐車場50台以上あるが、紅葉時期の週末などは早い到着が良い。
コース状況/
危険箇所等
●滝上分岐への登り、岩や丸太階段が滑るので注意。
●永山岳のの岩ゴロ登りは滑るので注意。
●安足間分岐の先、ザレのトラバース注意。
●当麻岳の先に、ガス時に迷いやすい平坦地あり。
●当麻岳〜当麻乗越に膝上のハイマツ漕ぎ、笹掻き分けあり。距離は短い。
●当麻乗越からの下りは岩や丸太階段が滑るので注意。(特に降雨時)
※今回は乾いた登山道がほとんど。降雨後は1時間ほど山行時間が伸びます。

【愛別岳】
入口看板にも書いてありますがバリエーションルート、自己責任での登山道です。
全線慎重に。滑落するとただで済まない所も多い。
最初の下り、山頂直下の岩登り、帰りの黒岩帯など特に注意。
近くに人がいる時は落石注意(安全な距離を保ちたい)。
濃いガスや強風時はやめた方が良い。
個人的には「怖い・楽しい・気持ちイイ!!」。
その他周辺情報 登山口に愛山渓温泉。
トイレ登山口に4基あり。ペーパーあり。
携帯トイレ回収BOX登山口にあり。
駐車場で車中前泊。
5時5分出発!!
駐車場には10台ほど。
2021年08月22日 05:04撮影 by  NIKON D3500, NIKON CORPORATION
4
8/22 5:04
駐車場で車中前泊。
5時5分出発!!
駐車場には10台ほど。
何故か暑くて汗だく。
2021年08月22日 05:12撮影 by  NIKON D3500, NIKON CORPORATION
1
8/22 5:12
何故か暑くて汗だく。
橋で涼む。
2021年08月22日 05:21撮影 by  NIKON D3500, NIKON CORPORATION
5
8/22 5:21
橋で涼む。
岩がちな登りだが乾いていて歩きやすい(^^)
でも汗だく。
2021年08月22日 05:45撮影 by  NIKON D3500, NIKON CORPORATION
1
8/22 5:45
岩がちな登りだが乾いていて歩きやすい(^^)
でも汗だく。
ありがたい整備。
2021年08月22日 05:46撮影 by  NIKON D3500, NIKON CORPORATION
5
8/22 5:46
ありがたい整備。
沼の平分岐で左折し永山岳へ!
2021年08月22日 06:01撮影 by  NIKON D3500, NIKON CORPORATION
2
8/22 6:01
沼の平分岐で左折し永山岳へ!
唯一の渡渉。
容易に渡れる。
2021年08月22日 06:08撮影 by  NIKON D3500, NIKON CORPORATION
3
8/22 6:08
唯一の渡渉。
容易に渡れる。
滝の上分岐。
ここから永山岳まで登り続き。
2021年08月22日 06:11撮影 by  NIKON D3500, NIKON CORPORATION
3
8/22 6:11
滝の上分岐。
ここから永山岳まで登り続き。
永山岳への岩の登り。
滑るので慎重に。
2021年08月22日 06:14撮影 by  NIKON D3500, NIKON CORPORATION
4
8/22 6:14
永山岳への岩の登り。
滑るので慎重に。
振り返ると沼の平が美しい♪
ちょくちょく眺めて癒される(^^)
2021年08月22日 06:48撮影 by  NIKON D3500, NIKON CORPORATION
12
8/22 6:48
振り返ると沼の平が美しい♪
ちょくちょく眺めて癒される(^^)
まだまだ遠いがコツコツ登る。
2021年08月22日 07:00撮影 by  NIKON D3500, NIKON CORPORATION
3
8/22 7:00
まだまだ遠いがコツコツ登る。
一面のチングルマ綿毛に癒される(^^)
2021年08月22日 07:18撮影 by  NIKON D3500, NIKON CORPORATION
9
8/22 7:18
一面のチングルマ綿毛に癒される(^^)
やっと永山岳に到着!!
取りあえず登りが終わる♪
2021年08月22日 07:39撮影 by  NIKON D3500, NIKON CORPORATION
13
8/22 7:39
やっと永山岳に到着!!
取りあえず登りが終わる♪
進む先がカッコイイ!!
2021年08月22日 07:40撮影 by  NIKON D3500, NIKON CORPORATION
10
8/22 7:40
進む先がカッコイイ!!
愛別岳への道。
迫力あるなー!!
こんなとこ行く人おるんやなー。
2021年08月22日 08:00撮影 by  NIKON D3500, NIKON CORPORATION
13
8/22 8:00
愛別岳への道。
迫力あるなー!!
こんなとこ行く人おるんやなー。
愛別分岐に着くと、下はガスで真っ白。
さて下りて行きますか(^^)
って行っとるやん<笑>
2021年08月22日 08:11撮影 by  NIKON D3500, NIKON CORPORATION
7
8/22 8:11
愛別分岐に着くと、下はガスで真っ白。
さて下りて行きますか(^^)
って行っとるやん<笑>
ザレの急坂下りはグリップ重視で!!
下り始めは滑りやすいのでストックでバランスをとる。
2021年08月22日 08:14撮影 by  NIKON D3500, NIKON CORPORATION
10
8/22 8:14
ザレの急坂下りはグリップ重視で!!
下り始めは滑りやすいのでストックでバランスをとる。
下りてきた道を振り返る。
なかなかエグイ角度(^^;
2021年08月22日 08:16撮影 by  NIKON D3500, NIKON CORPORATION
6
8/22 8:16
下りてきた道を振り返る。
なかなかエグイ角度(^^;
ガスが抜けた細尾根。
カッコイイ!!
2021年08月22日 08:17撮影 by  NIKON D3500, NIKON CORPORATION
20
8/22 8:17
ガスが抜けた細尾根。
カッコイイ!!
来た道を振り返る。
黒い岩が帰りの難所か。
2021年08月22日 08:25撮影 by  NIKON D3500, NIKON CORPORATION
8
8/22 8:25
来た道を振り返る。
黒い岩が帰りの難所か。
見た目より歩きやすい。
両サイドに落ちないよう注意!!
2021年08月22日 08:25撮影 by  NIKON D3500, NIKON CORPORATION
12
8/22 8:25
見た目より歩きやすい。
両サイドに落ちないよう注意!!
なんちゅー所、下りてきたんだか<笑>
でも実は楽しいー♪
2021年08月22日 08:30撮影 by  NIKON D3500, NIKON CORPORATION
9
8/22 8:30
なんちゅー所、下りてきたんだか<笑>
でも実は楽しいー♪
だいぶん近づいてきた(^^)
気持ち良いー!!
2021年08月22日 08:31撮影 by  NIKON D3500, NIKON CORPORATION
8
8/22 8:31
だいぶん近づいてきた(^^)
気持ち良いー!!
こりゃ帰りが大変だなー<笑>
2021年08月22日 08:35撮影 by  NIKON D3500, NIKON CORPORATION
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8/22 8:35
こりゃ帰りが大変だなー<笑>
いかにも「ラスボス」<笑>
2021年08月22日 08:36撮影 by  NIKON D3500, NIKON CORPORATION
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8/22 8:36
いかにも「ラスボス」<笑>
急な岩の隙間にイワギキョウ。
2021年08月22日 08:46撮影 by  NIKON D3500, NIKON CORPORATION
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8/22 8:46
急な岩の隙間にイワギキョウ。
愛別岳の山頂に到着!!
看板ないが、右に三角点。
2021年08月22日 08:56撮影 by  NIKON D3500, NIKON CORPORATION
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8/22 8:56
愛別岳の山頂に到着!!
看板ないが、右に三角点。
歩いて来た方向。
迫力ありますなー!
この景色を眺めながらのんびり朝御飯♪
2021年08月22日 09:04撮影 by  NIKON D3500, NIKON CORPORATION
8
8/22 9:04
歩いて来た方向。
迫力ありますなー!
この景色を眺めながらのんびり朝御飯♪
のんびりしたし戻りましょー!!
ラスボスさん、ありがとうー(^^)
2021年08月22日 09:35撮影 by  NIKON D3500, NIKON CORPORATION
5
8/22 9:35
のんびりしたし戻りましょー!!
ラスボスさん、ありがとうー(^^)
険しい帰り道にガスがかかり、余計おどろおどろしい<笑>
左上は魔人かーー!
2021年08月22日 09:39撮影 by  NIKON D3500, NIKON CORPORATION
4
8/22 9:39
険しい帰り道にガスがかかり、余計おどろおどろしい<笑>
左上は魔人かーー!
だいぶん戻って来た(^^)
2021年08月22日 09:47撮影 by  NIKON D3500, NIKON CORPORATION
4
8/22 9:47
だいぶん戻って来た(^^)
あのガスの中の黒い岩が難所。
三点確保で行きましょう!!
2021年08月22日 09:51撮影 by  NIKON D3500, NIKON CORPORATION
3
8/22 9:51
あのガスの中の黒い岩が難所。
三点確保で行きましょう!!
休み休みで太陽に向かい急坂を登る!!
2021年08月22日 10:03撮影 by  NIKON D3500, NIKON CORPORATION
6
8/22 10:03
休み休みで太陽に向かい急坂を登る!!
やっと戻って来た!!
見下ろすと、やっぱり急ですね。
怖・楽しい・気持ち良いーー!!道でした(^^)
2021年08月22日 10:11撮影 by  NIKON D3500, NIKON CORPORATION
8
8/22 10:11
やっと戻って来た!!
見下ろすと、やっぱり急ですね。
怖・楽しい・気持ち良いーー!!道でした(^^)
帰り道の最後の急坂登りで疲れたので暫し休憩。
体力回復したので帰りましょう(^^)
2021年08月22日 10:22撮影 by  NIKON D3500, NIKON CORPORATION
5
8/22 10:22
帰り道の最後の急坂登りで疲れたので暫し休憩。
体力回復したので帰りましょう(^^)
最後に愛別岳への道。
あんなとこ行く人おるんやなー<爆>
2021年08月22日 10:23撮影 by  NIKON D3500, NIKON CORPORATION
9
8/22 10:23
最後に愛別岳への道。
あんなとこ行く人おるんやなー<爆>
安足間岳。
右奥が愛別岳方面。
左奥が永山岳方面。
2021年08月22日 10:29撮影 by  NIKON D3500, NIKON CORPORATION
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8/22 10:29
安足間岳。
右奥が愛別岳方面。
左奥が永山岳方面。
当麻岳は小さなピーク続きで楽しい♪
2021年08月22日 10:45撮影 by  NIKON D3500, NIKON CORPORATION
5
8/22 10:45
当麻岳は小さなピーク続きで楽しい♪
看板ないけど当麻岳かな。
2021年08月22日 10:47撮影 by  NIKON D3500, NIKON CORPORATION
4
8/22 10:47
看板ないけど当麻岳かな。
左に裾合平、ピウケナイ沢と旭岳♪
良い景色♪
2021年08月22日 10:50撮影 by  NIKON D3500, NIKON CORPORATION
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8/22 10:50
左に裾合平、ピウケナイ沢と旭岳♪
良い景色♪
右に沼の平♪
ここの尾根、左右に良い景色で好きだな〜(^^)
2021年08月22日 10:51撮影 by  NIKON D3500, NIKON CORPORATION
6
8/22 10:51
右に沼の平♪
ここの尾根、左右に良い景色で好きだな〜(^^)
小塚の向こうにピウケナイ沢、裾合平。
奥に聳える旭岳♪
雄大な景色だ〜!!
2021年08月22日 10:59撮影 by  NIKON D3500, NIKON CORPORATION
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8/22 10:59
小塚の向こうにピウケナイ沢、裾合平。
奥に聳える旭岳♪
雄大な景色だ〜!!
大岩の根元の左右に「×」あり。
岩の上部中央に小さく「黄色い矢印」あり。
ここを越えると奥に道が続く。
2021年08月22日 11:10撮影 by  NIKON D3500, NIKON CORPORATION
5
8/22 11:10
大岩の根元の左右に「×」あり。
岩の上部中央に小さく「黄色い矢印」あり。
ここを越えると奥に道が続く。
ウラシマツツジが赤くなってきてる♪
2021年08月22日 11:11撮影 by  NIKON D3500, NIKON CORPORATION
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8/22 11:11
ウラシマツツジが赤くなってきてる♪
膝上のハイマツ漕ぎ数か所。
それぞれ距離は短い。
2021年08月22日 11:12撮影 by  NIKON D3500, NIKON CORPORATION
2
8/22 11:12
膝上のハイマツ漕ぎ数か所。
それぞれ距離は短い。
沼の平を見ながら下りられる♪
楽しい〜(^^)
2021年08月22日 11:15撮影 by  NIKON D3500, NIKON CORPORATION
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8/22 11:15
沼の平を見ながら下りられる♪
楽しい〜(^^)
笹漕ぎもあるが短い。
2021年08月22日 11:44撮影 by  NIKON D3500, NIKON CORPORATION
2
8/22 11:44
笹漕ぎもあるが短い。
当麻乗越に到着!!
誰もいないなんて珍しい。
2021年08月22日 11:47撮影 by  NIKON D3500, NIKON CORPORATION
7
8/22 11:47
当麻乗越に到着!!
誰もいないなんて珍しい。
当麻乗越から沼を眺める♪
風が気持ち良い(^^)
2021年08月22日 11:48撮影 by  NIKON D3500, NIKON CORPORATION
6
8/22 11:48
当麻乗越から沼を眺める♪
風が気持ち良い(^^)
ちょっと下って沼を眺める♪
2021年08月22日 12:01撮影 by  NIKON D3500, NIKON CORPORATION
11
8/22 12:01
ちょっと下って沼を眺める♪
だいぶん下ってまた沼を眺める♪
2021年08月22日 12:22撮影 by  NIKON D3500, NIKON CORPORATION
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8/22 12:22
だいぶん下ってまた沼を眺める♪
沼に下りてきた。透き通った「六の沼」。
歩いて来た稜線は雲の中。
2021年08月22日 12:36撮影 by  NIKON D3500, NIKON CORPORATION
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8/22 12:36
沼に下りてきた。透き通った「六の沼」。
歩いて来た稜線は雲の中。
沼にはエゾリンドウがたくさん♪
2021年08月22日 12:39撮影 by  NIKON D3500, NIKON CORPORATION
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8/22 12:39
沼にはエゾリンドウがたくさん♪
半月沼は雲を映した水鏡♪
2021年08月22日 12:47撮影 by  NIKON D3500, NIKON CORPORATION
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8/22 12:47
半月沼は雲を映した水鏡♪
松仙園は今日は素通り。
上側から入れない一方通行なので。
2021年08月22日 12:56撮影 by  NIKON D3500, NIKON CORPORATION
6
8/22 12:56
松仙園は今日は素通り。
上側から入れない一方通行なので。
沼の平分岐で苫小牧から来た方と話し込む(^^)
2021年08月22日 12:57撮影 by  NIKON D3500, NIKON CORPORATION
3
8/22 12:57
沼の平分岐で苫小牧から来た方と話し込む(^^)
丸太橋を渡ればもう少し!!
2021年08月22日 13:37撮影 by  NIKON D3500, NIKON CORPORATION
3
8/22 13:37
丸太橋を渡ればもう少し!!
13:50無事下山!!
駐車場はびっちりの満車だった。
2021年08月22日 13:55撮影 by  NIKON D3500, NIKON CORPORATION
8
8/22 13:55
13:50無事下山!!
駐車場はびっちりの満車だった。
撮影機器:

感想

連休が取れテン泊を考えるが、月曜雨予報のため断念。
晴れのち曇りの良い予報なので愛山渓から愛別岳に行って来ました。

【永山岳への登りを抜け愛別岳へ】
車中前泊し5:05出発!
樹林帯を進むと暑くて汗だく。
沼の平分岐を左に入り永山岳へ向かう。
滑る岩多い道をモクモクと登り、時々振り返り沼の景色に癒される。
一面のチングルマ綿毛にも癒され永山岳に到着!!
やっと長い登りが終わる(^^)

ここから楽しい稜線歩き♪
安足間分岐を越えると愛別岳への迫力ある細尾根が見えてきた!
ザレたトラバースを抜け、愛別岳への入口に到着!!

【愛別岳への急坂下り+細尾根】
一気にガスで白くなった愛別岳への急坂にdrop in!!
最初の数歩が滑るが、慎重に進むと意外とグリップしてくれた(^^)
ガスは一気に抜け迫力の細尾根がクッキリ見えた!カッコイイ!!
黒い岩を乗り越えると斜度は緩くなる。
下りてきた道は壁の様、帰りが思いやられる(^^;

両サイド切れ落ちた細尾根は滑落すればただでは済まない感じだが、思いのほか歩きやすい。
確実に歩を進め細尾根のアップダウンを越えていく。
気持ち良くて楽し過ぎる♪
最後に黒い「ラスボス」出現!!
もちろん慎重に岩場を登って行くと、看板のない愛別岳の山頂に到着!!
歩いて来た険しく迫力の景色を眺めながら朝御飯♪

【愛別岳の帰りも慎重に】
来たからには戻らなければいけません<笑>
帰りの「ラスボス」は意外と楽に下りられた。
細尾根越しの景色をゆっくり堪能しながら進む。

帰りの黒い岩は思った通りの難所、三点確保で慎重に超える。
最後に立ちはだかる壁は太陽に向かい登って行く!!
休み休み登ると案外と楽に登り切れた!!(もちろんキツイですが)
入口の安全な稜線から見下ろすとやはり結構な斜度。
愛別岳はガスに消えていた。

【楽しい当麻岳】
最後の壁登りが効いたので愛別岳入口でのんびり休憩♪
電波が届くので天気予報を確認すると15時頃に雨雲が入って来るらしい。
だいぶん体力が回復したので帰りましょう!!
あとはほとんど下りで楽が出来ます(^^)

安足間分岐を当麻岳に向かい左へ進む。
安足間岳を越えると当麻岳の小さなアップダウンが楽しい♪
尾根の右奥に沼の平!!
左に大塚・小塚、ピウケナイ沢の向こうに裾合平、そして旭岳が聳える!! 
何度も足を止め雄大な景色を堪能(^^)
楽し過ぎる尾根歩きです♪
短い区間のハイマツ漕ぎを数度抜けると沼の平が見下ろせる♪
笹を掻き分け、沼を眺め下りていくと当麻乗越に到着!!

【沼の景色を堪能】
珍しく誰もいない当麻乗越から沼を眺める♪
少し下りてまた沼を眺める♪
更にしばらく下りて沼を眺め、沼三昧♪

澄んだ「六の沼」に下りると、歩いて来た稜線はガスに包まれていた。
曇り空写す半月沼を眺め進むと、前後していた苫小牧からの男性と沼の平分岐で話し込む。
2週連続の表大雪で、毎年赤岳と大雪高原沼の紅葉を楽しみにしている方。
またお会い出来そうな気がする(^^)

最後は慎重ながらもペースを上げて下りていく!!
丸太橋を抜け、無事トイレにギリセーフ<笑>
そして無事下山。
駐車場は満車、50人以上が入山していた。


登りが続く永山岳。怖くも楽しく気持ち良い愛別岳。
当麻岳からの裾合平・旭岳の眺望。
沼の平を上から中から楽しむ。
距離の割に歩き甲斐があり、色々なお楽しみが濃縮された山旅でした(^^)

ーーーーーーーーーーーーーーー
※2019年10月に雲井ヶ原からの表大雪冠雪の撮影にたまたま知らずに行きました。
遭難事故翌日で道警山岳隊・消防によるヘリと徒歩による捜索が行われていました。
愛山渓温泉の駐車場には、奥さんと思われる若い女性が山々をじっと見つめてた。
雲井ヶ原で5cm、稜線では10cm以上の積雪になっていたそうです。
愛山渓温泉の方も「知っていれば絶対止めたのに」と無念の表情。

数か月後、男性登山者は愛別岳の細尾根下で発見。
晩秋の凍結時は本当に命がけになるので絶対に止めましょう!!
勇気ある撤退で生きていれば、またいつかは挑戦できます!!

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コメント

こんにちはー!詳しいレコありがとうございます。
今をさる事、ウン10年前に沼まで仲間とジンギスカン担いで行ったことがあります。鮮やかな紅葉と、たくさん登山者の方々が登って行ってて、自分もついて行きたかったのを覚えてます。
いつかもう一度言って、愛別岳抜きで(^^;登ってみたいです。
ありがとうございました!
2021/8/23 9:31
こんばんはjenesis1_1さん!お久の書き込みありがとうございます(^^)
ウン10年前に沼を楽しまれたんですね(^^)
青空映す沼の景色は楽園のようですよね♪
昔からもっと長く歩く予定が、沼の美しい景色に満足し当麻乗越で帰ってきてしまう事が結構ありました(昨年もありましたが・・)<笑>

沼の上の山々も初夏の花畑、秋の真っ赤なチングルマ紅葉や変化に富んだ景色など楽しいですよ♪
人気の松仙園もからめて色々なコース取りが出来るのも面白いです(^^)
降雨後は泥地獄になりやすいのでそちらも楽しんでみて下さい<笑>
もうすぐ秋の紅葉時期、足元の赤が綺麗になりますので是非機会があれば楽しんで下さいね!!
2021/8/23 20:19
さすがの速さですね!
今の私はスピードを重視しているのに、この速さで登ることは出来ません。(笑
しかしいつか、一條君を伴ってこのコースを歩くことが目標の一つです。(滑落家の一條君は愛別岳には誘いません)
愛山溪は厚岸からとても遠いので、いつ実現できるかなぁ・・・今はまだ想像すら出来ません。
2021/8/24 10:16
こんばんはkenyoさん!いつもありがとうございます(^^)
たぶん「山と高原地図」の標準タイムが「泥地獄の愛山渓」を元に設定されているので、今回の様な乾いた登山道歩きでは速めの記録になるのだと思います。
特に永山岳への登りなどは「緩い」設定、逆に当麻乗越からの下りや松仙園は「きつめ」の設定の様に思われます。
それに加え標準タイムは「ヤマプラ」で12:40、他の地図サイトでは11:20なのでやはり緩めになっています。
通常の泥道なら1:30くらい伸びるでしょうから、実際はそんなに速くないと思いますよ(^^)
私自身、急登続き、岩稜歩き、沢歩き、ハイマツ漕ぎや笹漕ぎなど難所になればなるほど弱ってしまうので、まだまだ修行が足りません(^^;
特に日高のハードなお山は、生きて帰ってこれない気さえします(T-T)

愛山渓からの登山道や山々は、他の表大雪とは少し雰囲気が少し違い、このエリア特有の「味」というか楽しみがありますよね!
松仙園をからめて沼の平〜当麻乗越でも十分楽しいし、稜線歩きも面白いので是非一條さんにも歩いて頂きたいコースです!!
とても遠いですがいつかご一緒に(^^)/
2021/8/25 21:31
こんにちは! 愛山渓から愛別岳まで4時間かかってないなんて、どこのトレイルランナーですか? 我が家のペースだとまだ永山岳の手前です…

愛別岳に息子と登った時、分岐からの下り、コルあたりの岩場途中で息子が半泣きで動かなくなって無茶苦茶大変でした。大雪山系はお花畑が広がる穏やかなところが多いのですが、永山岳〜愛別岳稜線に来ると景色は一変してすごく驚きました。特に愛別岳の帰り写真24番あたり、北方稜線の崖を見て、ここ戻れるの? とガクブルだった記憶が残ってます。また行きたいな〜
2021/8/25 9:01
こんばんはprestige7449さん!いつもありがとうございます(^^)
いまだ全く走れない足なので、乾いた登山道だったのが速く見える要因でしょう<笑>
愛山渓から登って「永山岳まで行ったら休憩だな〜!」、永山岳に着いたら「もうちょっとで愛別岳入口だから、そこで休憩だな〜!」、そして愛別岳入口手前で先行者が下りていくのが見え、「濃いガスだから寂しいのでついて行こう・・」<笑>
トボトボと休まず愛別岳まで歩いていたのが「速そうな雰囲気」の記録になっただけでしょう(^^;

コルの岩場はなかなか危険です!! 何かがちぢこまりながら(男性限定)登ってました<爆>
他、入口の下り始め、ラスボス岩登り以外は滑落さえ注意すれば見た目より歩きやすく、面白く気持ち良い道ですよね♪
北方稜線の崖を含めた吊り尾根の帰り道は「これ帰るの大変だなー、しかも最後の崖はなんやねん・・」という迫力の景色ですもんね(^^;
息子さん、良く行かれましたよね(^^)

あれから腰の具合はいかがですか?
ロングの挑戦は無理しないでくださいね!!
万全の体調になればまたチャンスはありますから♪
お互い無事に帰って来ましょう(^^)/
2021/8/25 22:08
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