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Yamareco

記録ID: 3457342
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
道東・知床

知床連山縦走

2021年08月21日(土) ~ 2021年08月22日(日)
 - 拍手
ざざむし その他1人
GPS
15:34
距離
23.3km
登り
2,554m
下り
2,430m

コースタイム

1日目
山行
8:10
休憩
0:37
合計
8:47
7:05
14
スタート地点
7:19
7:19
5
7:24
7:24
4
7:28
7:28
78
8:46
8:46
9
8:55
8:55
39
9:34
9:35
25
10:00
10:01
37
10:38
10:38
10
10:48
10:49
17
11:06
11:07
7
11:14
11:45
16
12:01
12:01
8
12:09
12:09
50
12:59
13:00
128
15:08
15:09
43
2日目
山行
6:12
休憩
0:35
合計
6:47
5:42
37
宿泊地
6:19
6:20
62
7:22
7:35
98
9:13
9:25
96
11:01
11:07
38
11:45
11:45
5
11:50
11:51
16
12:07
12:08
8
12:16
12:17
12
12:29
ゴール地点
天候 2日とも晴れ
過去天気図(気象庁) 2021年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
往復とも、女満別空港からレンタカーで岩尾別温泉
2人で登山したので、車1台をカムイワッカ湯の滝の登山者駐車場にデポ
(なお2021年度のカムイワッカ湯の滝シャトルバスは8-7〜8/16のみ)
コース状況/
危険箇所等
縦走路はかなりわかりやすいが、知円別岳〜硫黄山の間は砂礫のトラバースや岩場が多く、要注意。
その他周辺情報 岩尾別温泉ホテル地ノ涯は日帰り入浴1000円
木下小屋から出発
2021年08月21日 07:13撮影 by  COOLPIX W100, NIKON
1
8/21 7:13
木下小屋から出発
2021年08月21日 08:05撮影 by  COOLPIX W100, NIKON
8/21 8:05
極楽平
2021年08月21日 08:41撮影 by  COOLPIX W100, NIKON
1
8/21 8:41
極楽平
銀冷水
2021年08月21日 09:21撮影 by  COOLPIX W100, NIKON
8/21 9:21
銀冷水
大沢入口
2021年08月21日 09:35撮影 by  COOLPIX W100, NIKON
8/21 9:35
大沢入口
この沢をつめていきます
2021年08月21日 09:46撮影 by  COOLPIX W100, NIKON
1
8/21 9:46
この沢をつめていきます
振り返り
2021年08月21日 09:56撮影 by  COOLPIX W100, NIKON
3
8/21 9:56
振り返り
羅臼岳の頭が
2021年08月21日 10:09撮影 by  COOLPIX W100, NIKON
8/21 10:09
羅臼岳の頭が
羅臼平付近より
2021年08月21日 10:17撮影 by  COOLPIX W100, NIKON
3
8/21 10:17
羅臼平付近より
羅臼岳へ向けて進みます
2021年08月21日 10:27撮影 by  COOLPIX W100, NIKON
8/21 10:27
羅臼岳へ向けて進みます
振り返って三ツ峰・硫黄山方面
2021年08月21日 10:43撮影 by  COOLPIX W100, NIKON
3
8/21 10:43
振り返って三ツ峰・硫黄山方面
羅臼岳山頂
2021年08月21日 11:15撮影 by  COOLPIX W100, NIKON
4
8/21 11:15
羅臼岳山頂
今日は驚くほど登山者が多い
2021年08月21日 11:56撮影 by  COOLPIX W100, NIKON
3
8/21 11:56
今日は驚くほど登山者が多い
硫黄山方面への分岐
2021年08月21日 11:59撮影 by  COOLPIX W100, NIKON
8/21 11:59
硫黄山方面への分岐
三ツ峰の肩への急登
2021年08月21日 12:15撮影 by  COOLPIX W100, NIKON
2
8/21 12:15
三ツ峰の肩への急登
サシルイ岳方面
2021年08月21日 12:31撮影 by  COOLPIX W100, NIKON
2
8/21 12:31
サシルイ岳方面
登山道は明瞭な部分が多い
2021年08月21日 12:39撮影 by  COOLPIX W100, NIKON
1
8/21 12:39
登山道は明瞭な部分が多い
三ツ峰キャンプ指定地
見えている水場はほぼ枯れているが登山道に沿って少し進むと十分な水量の池があった
2021年08月21日 12:43撮影 by  COOLPIX W100, NIKON
3
8/21 12:43
三ツ峰キャンプ指定地
見えている水場はほぼ枯れているが登山道に沿って少し進むと十分な水量の池があった
2021年08月21日 12:43撮影 by  COOLPIX W100, NIKON
8/21 12:43
硫黄山の全貌が
2021年08月21日 13:34撮影 by  COOLPIX W100, NIKON
1
8/21 13:34
硫黄山の全貌が
サシルイ岳への登り
2021年08月21日 13:34撮影 by  COOLPIX W100, NIKON
1
8/21 13:34
サシルイ岳への登り
2021年08月21日 13:34撮影 by  COOLPIX W100, NIKON
1
8/21 13:34
サシルイ岳からは土の道を下る
2021年08月21日 13:55撮影 by  COOLPIX W100, NIKON
8/21 13:55
サシルイ岳からは土の道を下る
ミクリ沼
2021年08月21日 14:14撮影 by  COOLPIX W100, NIKON
8/21 14:14
ミクリ沼
オッカバケ岳への登り
2021年08月21日 14:25撮影 by  COOLPIX W100, NIKON
1
8/21 14:25
オッカバケ岳への登り
オッカバケ岳山頂へハイマツを漕ぐ
2021年08月21日 14:52撮影 by  COOLPIX W100, NIKON
2
8/21 14:52
オッカバケ岳山頂へハイマツを漕ぐ
オッカバケ岳山頂にて
2021年08月21日 14:55撮影 by  COOLPIX W100, NIKON
4
8/21 14:55
オッカバケ岳山頂にて
二ツ池が見えてきた
2021年08月21日 15:25撮影 by  COOLPIX W100, NIKON
5
8/21 15:25
二ツ池が見えてきた
フードロッカーはここを左
キャンプ指定地はこの奥
2021年08月21日 15:36撮影 by  COOLPIX W100, NIKON
3
8/21 15:36
フードロッカーはここを左
キャンプ指定地はこの奥
天の池のそばでテント泊
ちょうど月があがってきたところ
2021年08月21日 18:14撮影 by  COOLPIX W100, NIKON
8
8/21 18:14
天の池のそばでテント泊
ちょうど月があがってきたところ
翌日ふたたびハイマツ帯を行く
2021年08月22日 05:34撮影 by  COOLPIX W100, NIKON
2
8/22 5:34
翌日ふたたびハイマツ帯を行く
2021年08月22日 05:41撮影 by  COOLPIX W100, NIKON
1
8/22 5:41
南岳へのなだらかな稜線
2021年08月22日 06:12撮影 by  COOLPIX W100, NIKON
2
8/22 6:12
南岳へのなだらかな稜線
雲海
2021年08月22日 06:13撮影 by  COOLPIX W100, NIKON
1
8/22 6:13
雲海
あれが南岳だったか
(気づかず通過)
2021年08月22日 06:15撮影 by  COOLPIX W100, NIKON
1
8/22 6:15
あれが南岳だったか
(気づかず通過)
ここからはハイマツ帯と砂礫の道が交互に
2021年08月22日 06:27撮影 by  COOLPIX W100, NIKON
1
8/22 6:27
ここからはハイマツ帯と砂礫の道が交互に
2021年08月22日 06:31撮影 by  COOLPIX W100, NIKON
1
8/22 6:31
知円別岳へは東を大きく巻いてアプローチ
2021年08月22日 06:45撮影 by  COOLPIX W100, NIKON
2
8/22 6:45
知円別岳へは東を大きく巻いてアプローチ
知円別岳山頂より硫黄山
2021年08月22日 07:10撮影 by  COOLPIX W100, NIKON
3
8/22 7:10
知円別岳山頂より硫黄山
知円別岳山頂より奥に羅臼岳
2021年08月22日 07:10撮影 by  COOLPIX W100, NIKON
2
8/22 7:10
知円別岳山頂より奥に羅臼岳
第一火口キャンプ指定地にテントを発見して驚く
2021年08月22日 07:13撮影 by  COOLPIX W100, NIKON
2
8/22 7:13
第一火口キャンプ指定地にテントを発見して驚く
2021年08月22日 07:29撮影 by  COOLPIX W100, NIKON
2
8/22 7:29
脆い尾根道をたどる
2021年08月22日 07:33撮影 by  COOLPIX W100, NIKON
2
8/22 7:33
脆い尾根道をたどる
前衛峰
間を通るように道がついている
2021年08月22日 07:36撮影 by  COOLPIX W100, NIKON
2
8/22 7:36
前衛峰
間を通るように道がついている
ガレ場の下り
2021年08月22日 08:13撮影 by  COOLPIX W100, NIKON
1
8/22 8:13
ガレ場の下り
知床岳方面
2021年08月22日 08:20撮影 by  COOLPIX W100, NIKON
8/22 8:20
知床岳方面
硫黄山の登りは岩場のペンキを見ながら
2021年08月22日 08:23撮影 by  COOLPIX W100, NIKON
2
8/22 8:23
硫黄山の登りは岩場のペンキを見ながら
硫黄山は一等三角点(硫黄山)
2021年08月22日 08:38撮影 by  COOLPIX W100, NIKON
5
8/22 8:38
硫黄山は一等三角点(硫黄山)
山頂からの展望1
2021年08月22日 08:38撮影 by  COOLPIX W100, NIKON
8/22 8:38
山頂からの展望1
山頂からの展望2
2021年08月22日 08:45撮影 by  COOLPIX W100, NIKON
1
8/22 8:45
山頂からの展望2
硫黄山からの下り
2021年08月22日 09:19撮影 by  COOLPIX W100, NIKON
8/22 9:19
硫黄山からの下り
尾根から下り始めるとガラガラ
2021年08月22日 09:28撮影 by  COOLPIX W100, NIKON
3
8/22 9:28
尾根から下り始めるとガラガラ
なかなか下りにくい
2021年08月22日 09:41撮影 by  COOLPIX W100, NIKON
8/22 9:41
なかなか下りにくい
2021年08月22日 10:13撮影 by  COOLPIX W100, NIKON
1
8/22 10:13
ここまで沢を下ると、左岸にトラバース気味に尾根に上がる
2021年08月22日 10:15撮影 by  COOLPIX W100, NIKON
1
8/22 10:15
ここまで沢を下ると、左岸にトラバース気味に尾根に上がる
海が見えてきた
2021年08月22日 10:36撮影 by  COOLPIX W100, NIKON
1
8/22 10:36
海が見えてきた
新噴火口付近
2021年08月22日 10:59撮影 by  COOLPIX W100, NIKON
8/22 10:59
新噴火口付近
2021年08月22日 11:05撮影 by  COOLPIX W100, NIKON
8/22 11:05
旧採掘場
2021年08月22日 11:25撮影 by  COOLPIX W100, NIKON
8/22 11:25
旧採掘場
硫黄山登山口が見えた
2021年08月22日 11:53撮影 by  COOLPIX W100, NIKON
2
8/22 11:53
硫黄山登山口が見えた
硫黄山登山口のボード
2021年08月22日 11:55撮影 by  COOLPIX W100, NIKON
2
8/22 11:55
硫黄山登山口のボード
カムイワッカ湯の滝の駐車場奥の車止め
2021年08月22日 12:03撮影 by  COOLPIX W100, NIKON
4
8/22 12:03
カムイワッカ湯の滝の駐車場奥の車止め
撮影機器:

感想

16年前に羅臼〜岩尾別のルートで羅臼岳に登頂して以来、知床連山の縦走はずっと懸案でしたが、今年ようやく実現できました(ホテル地の涯にも久しぶりに泊まりました)
全体として道は明瞭な箇所が多く、今回はほとんどヒグマの気配を感じませんでした(実物はもちろん当日の糞なども目撃せず)

岩尾別温泉〜羅臼岳:登山者の大半が利用するルートで、土曜日でもあり、驚くほど多くの人が登っていました。木下小屋前はもちろん、地の涯駐車場も一杯、その下も路駐が10台以上。カムイワッカ湯の滝へ車をデポして戻ってくると、もう500mほど下のスペースに止めるしかない状態でした。ハイシーズンはよほど早めに来るか、地の涯に泊まるかした方がよいようです。登山道は利用者多いので省略。

羅臼岳〜サシルイ岳:羅臼平から北東へハイマツの中を進みますが、踏み跡は驚くほど明瞭です。三ツ峰の肩に向かって登りますがかなりの急登。三ツ峰の肩から、三ツ峰に向けては踏み跡がありました。ここからかなり急な下りをこなすと、三ツ峰キャンプ指定地前後は平たんな野原の中を進みます(三ツ峰からの下りで北大ワンゲル部の一行とスライド。縦走7日目とのことでした)。サシルイ岳へはまたハイマツの中を登っていきますが、ここも肩を通過するのみで山頂は通りません。確認しましたが山頂への踏跡はないようで、ここは無理せず通過。

サシルイ岳〜二ツ池:サシルイ岳からガレ場を下っていくと湿地帯に入りますが、草の背が高いのであまり全貌が見えません。
オッカバケ岳も山頂は通らず、山頂へは踏み跡もありませんが、今日は二ツ池泊で時間に余裕があるので、ザックをデポして空身で行ってみました。ピークの目印の岩場に向かってハイマツを漕ぎますが、手前は背の高いハイマツで抜けないように踏んで渡っていき、岩場が近づくとハイマツも低くなるので岩場を利用しつつハイマツを漕いでいきます。片道15〜20分程度ですが結構キツイです。山頂の景色はさほどでもないので、無理にいかなくてもいいかもしれません。
二ノ池は水の調達も問題なく、フードロッカーもありますので、いいテン場だと思いますが、寒暖差の問題でものすごく結露します。

二ツ池〜知円別岳:
知円別岳への区間は朝通過すると朝露がひどく、少なくとも膝下はびしょぬれになります。南岳までの稜線は高低差も少なく、かなり歩きやすいですが、この先知円別岳に向けては東側を大きく迂回して進みます。
知円別岳直下はかなり脆い岩場で、東側をトラバースするのですが、岩場を少し登って上のハイマツ帯に取りつくと踏んでも抜けない程度の低いハイマツですので比較的容易に山頂に立てます(約10分)。この山は山頂からの景色が素晴らしかったです。

知円別岳〜硫黄山:硫黄山への道は砂地の部分が多く、道も巻き気味についているので慎重に通過。前衛峰のあたりはちょうど中央あたりを通過するように踏み跡がついているのですが、わかりにくいところがあるので先を確認して進みます。硫黄山へは東側へ回って取りつきますが、ペンキの青と黄色の矢印が多めについているのでそれを確認して登ります。

硫黄山〜硫黄山登山口:硫黄山からの慎重に下って、尾根を外れて下山にかかると、あとは沢沿いのガラ場の連続で、とにかく歩きにくいです。途中何か所か高巻きする箇所がありますが、一部は登り側に目印がないので、登りの際には気づかないのではと思います。新噴火口は特に案内板が立っているわけではないです。
あとは淡々と下りますが、途中新噴火口と旧採掘場の間に、晴れた日でも滑る石の区間があり、びっくりしました。

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コメント

こんにちは。記録を読んで再度自分が縦走してる気持ちになりました。私もこのコースは今年も4回行きましたが知円別岳には上がったことがなく写真を見て新鮮でした。今年は知円別分岐から第一火口に下りてテントを張ってばかりでしたので来年は山頂に行ってみたいです。レコ、せてもらいましたよ。
2021/8/26 13:46
こんにちは!
いやー、年4回とはもう只者ではないレベルですね。
知円別岳の山頂の眺望は最高でしたので、是非お勧めします。ちょうど第一火口のテン場もよく見えました。
硫黄山まで行ってしまうと、次は北に見えてる知床岳に行きたくなってしまいます。
久しぶりの知床でしたが、また足を運びたいと思います。
2021/8/26 14:04
プロフィール画像
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