【羅臼岳〜硫黄岳】知床連山縦走そして遭難… 北海道東遠征(1/3) ♯95/💯名山
- GPS
- 12:38
- 距離
- 39.7km
- 登り
- 2,862m
- 下り
- 2,860m
コースタイム
- 山行
- 11:23
- 休憩
- 1:06
- 合計
- 12:29
天候 | 快晴! |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
下山口からはタクシー利用(知床ハイヤー)12000円也(通常8000円のところ時間外のため割増)。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
羅臼岳の登山道はよく整備されています。 羅臼岳直下は岩場の急登のため注意。 羅臼平から硫黄岳まではアップダウンの連続、水場なし。ところどころ 硫黄岳直下も岩場の急登。 ※タクったので、下山後からホテルまでのコースタイムは参考になりませんので、ご注意を。 |
その他周辺情報 | 前泊(ウトロ)…夕日の当たる家 日帰り入浴…ホテル地の涯て。18:00ちょい過ぎてましたが、入れました。露天風呂が雰囲気良し、専用の着衣で混浴です。 |
写真
感想
北海道東遠征一座目は羅臼岳。羅臼岳ピストンのはずが、あまりに天気が良く、硫黄岳まで縦走することを羅臼山頂で急遽決定。この無計画さがプチ遭難を引き起こすことに。
羅臼岳山頂からは360度の大展望を拝めました。羅臼岳から硫黄岳まではアップダウンの連続。北海道版男塾です。硫黄岳山頂からは歩いてきた道が一望できました。北方領土も間近に見ることができました。
硫黄岳から下山後、どうやってホテル地の涯てまで戻るか問題が発生(当たり前ですが…)。
道中で考えていたのは、タクシーを呼ぶか、観光名所かつ沢登りアクティビティの現場であるカムイワッカの滝があるので、だれか車の人に乗っけてもらえるだろうとたかを括っていましたが、電波入らないし、原付が1台あるだけで車いねぇし、鹿しかいねえじゃねえか!歩くと17km?暗くなるし熊の恐怖と闘いながらは無理…。予想以上に時間がかかり17:00下山になってしまったからか…?これは…遭難…?
結果からすると、電波が入るところからタクシーを呼んで、地の涯てまで戻りました。12000円もしたけど…。
その中で3人の方に非常に親切にしていただきました。
夕暮れ時に下山口付近をとぼとぼ歩いていることに異常を感じたのか、声を掛けてくれた原付のお兄さん。水がピンチと知ると、麦茶までいただきました。ちょうどタクシー会社に電話するところで、タクシーがくることを確認するまで付き合ってくださいました。
タクシーかと思って間違えて車を止めてしまった、お兄さん。こちらも異常を感じたのか、困ってないか確認してくれ、『用事済ませて帰りにもしもタクシー来てなければピックアップしますよ!』て…神様かよ…。
キンキンに冷えた水(しかも2L‼︎)持参で来てくれた、タクシーの運ちゃん。営業時間終了後にも関わらず、事情を話したら、何とかきてくれました…。地の涯ての少し手前で親子連れの羆とスライド…。歩いてたら死んでましたよ。
御三方のようにまっすぐ、優しく生きていきたい…。ありがとうございました。
運良く帰ることができましたが、今回は遭難を民間のタクシー会社に助けてもらっただけでして、もうこんな無計画なことはしないと心に決めたド阿呆なのでした…。
知床連山縦走自体は最高でしたが、反省多き、それでも人のあたたかさに触れた山行でした。
道東遠征第二座、斜里岳へ続く。
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する