初訪問【金糞岳】長〜い周回ルート。かなりクソ暑かった、だけ❓💦
- GPS
- 06:11
- 距離
- 17.0km
- 登り
- 1,268m
- 下り
- 1,254m
コースタイム
- 山行
- 5:40
- 休憩
- 0:25
- 合計
- 6:05
天候 | 曇り ときどき 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
梅雨のような長い雨の期間が終わった。このまま秋になってくれないものかと期待したが真夏に戻っただけのようだ。京都や大阪では35℃以上の猛暑日の予報が出ている。
この日は湖北地方の金糞岳に初めて登ってみようと考えた。先日、敦賀の野坂岳山頂で山座同定をしている際に、岩籠山の向こうに見えるガスのかかった大きな山が金糞岳だとnaojiroさんに教えてもらったのだ。
伊吹山以北の湖北地方の山は、自宅から現地までのアプローチが遠い印象があり、これまで殆ど訪れたことが無い。金糞岳ももちろん未踏だ。
琵琶湖東側の湖周道路を北へ向かうと、近江八幡あたりからようやく周囲が明るくなり始め、東の空が赤くなりだした。ちょうど彦根市に入ったあたりで眺める霊仙山の上空の雲は真っ赤に染まって美しい。雲は次第に切れて行きそうだ。
しかし目指す伊吹山より北の方向の空は雲が重くどんよりしている。行き先を霊仙山か御池岳に変更しようかと真剣に悩んだが、やはり予定通り北へと車を走らせた。
登山口となる長浜市の高山キャンプ場に到着し、浄水場横の駐車場に停める。ここは昨年末にnaojiroさんやyamanekoさん達と七曲峠からカナ山へと縦走した山行の際に待ち合わせた場所だ。
あの日は連状口まで鳥越林道を車を走らせたものだなぁ、と思いながら登山スタートする。
鳥越林道の西側に東俣谷川に沿ってもう一つ林道がある。始めはこれを辿ってゆく。
やがて白谷口で登山道に入ると、いきなりダイナミックで大迫力の滝が現れる。
その後は古道と見られる掘割れた道が続いてゆく。長く長く。樹林帯の中のため眺望も全くなく退屈である。しかも蒸し暑い。汗だくになってしまった。
ようやく開けた尾根になり、背丈より高いのススキの生い茂る原を抜けていくと、見覚えのある林道のヘアピンカーブ地点へと出た。連状口だ。
連状口の駐車地は展望台にもなっており、西側の琵琶湖方向が開けている。ところが空は雲も少なく晴れているのだが、深い山間の谷からはガスが湧き始め、眺望は霞んでしまっている。
目指す金糞岳山頂方向も、このあとガスがかかって来そうな雰囲気だ。先を急ごう。
再び登山道に入ると、連状口までの道とは打って変わって自然林が美しい稜線となり、大好きな山毛欅も現れだす。鳥越峠からの登山道と合流する辺りからは中々の美しい山毛欅林となる。
尾根上で開けた場所に出て、眺めている方向が東側だということしか分からない展望を楽しんで暫く進むと、ようやく金糞岳の山頂に到着した。
広い山頂は背丈の高い笹やススキ、灌木に囲まれてほぼほぼ眺望が効かない。古い石標に金糞岳の山名が刻まれていた。
緩やかに吹き付ける風が涼しくて心地よかった。
すぐに白倉岳を目指す。
白倉岳へは始めこそ背丈ほどの熊笹をかき分ける道であるが、やがて開けた稜線を快適に歩ける天空の散歩道となる。残念ながら湧きたってきたガスで眺望は悪いのだが、この辺りが今日の行程の中で最もシチュエーションの良い場所だろう。
二等三角点のある白倉岳の山頂も広いだけで決して眺望は良くなかった。
暑さのため水分はたくさん摂るのだが、あまり空腹を感じない。どんどん先に進む。八草峠からの道との出合を過ぎると、こちら側の尾根もやはり山毛欅が現れる。
尾根道はやがて掘割れた古道になり、長く長く続いてゆく。
五ロウの頭という場所で少しだけ休憩し持参したコンビニお握りを2個食べた。
奥山を過ぎても同じような雰囲気の道をひたすら下ってゆく。退屈してきた。
暑くて仕方ない。汗びっしょりだ。しかし体調は抜群だ。かなりのハイスピードで下山口の高山キャンプまで下り切った。
キャンプ場の入口に赤い自動販売機が見えた。ゴール地点はもう少し先なのだが、ついつい炭酸の誘惑に負けて、Coke on!
金糞岳、かなりクソ暑かっただけ〜?いえいえ見どころも沢山あって素晴らしかった。
湖北の山々にもまたちょくちょく訪れよう。
白々しいメッセージでしたが‥‥スルーしました🙄
絶好調のウリさんですね。私は金糞岳は未踏です。今度、楽して八草峠から歩いてみようかな。
私の場合、湖北は自宅からは若狭より近いのです。
ウリさんも意外に近いことが分かったのだからまた訪れてくださいね。
余呉トレイルマップも持っておられる
過去この山域には足を運ぼうという気持ちになったことが無かったため、ルートを考えたり登山口が何処なのか確認したりした事がありませんでした。
自宅から80km程度なので、鈴鹿で言えば仙ケ岳や藤原岳、敦賀の野坂岳や若狭の三十三間山の登山口より近いんですよね。
横山岳や余呉トレイルとなると、また足が長くなりそうですが、道も走り易いので気持ち的には近くなりました。
またそちら方面でのコラボ、ランデブーも宜しくお願いします😁
金糞岳は…私の個人的な印象に過ぎませんが、八草峠からのピストン、或いは連状口から白倉岳までのピストンで、十分に楽しめるかと思います。わざわざ今回ルートの周回をすべきかどうか…😅
お休み多くなりました? 書き入れ時は過ぎたのかな〜
お〜このルートをチャリデポ無しで周回されたんですね。連状口にチャリデポして時計回りで歩こうかなと、随分前からプランニングしてあるんですけど行こうと思ったら鳥越林道が通行止めだったりとかで行けず仕舞いです。
金糞岳より西側は難路の部分もあると聞いたことがありましたがキャンプ場までのルートはどうでした?
「白倉岳へは始めこそ背丈ほどの熊笹をかき分ける道」ってありましたけど、退屈するレベルの道とかも。
連状口チャリデポ作戦はかなりいいと思います!naojiroさんへのレスにも記しましたが、今回の周回の中で魅力が満載だったのは連状口〜白倉岳の間でしたからね。
登山口から連状口の間や、八草出合〜登山口の間は展望もなく同じような道をひたすらに歩く感じで退屈しました。もちろん私の個人的な感想ですが。今回、上りと下りのタイムが結構速いと思うんですよね、何故ならば…あまり写真を撮らなかったから😅
季節や天気によってはまた違う印象でしょうけれどね。
そうそう、連状口〜高山キャンプ場はかなりの距離の下り坂ですので、ブレーキ焼き付き注意です💦
休みが多いわけではないんですよ〜、最近は休みの日に必ず山へ行ってるだけです。ペースアップしないと年間80日に到達しませんからね🤣
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