樅沢岳(蒲田川左俣谷から)・槍穂大展望!
- GPS
- 12:15
- 距離
- 29.6km
- 登り
- 1,993m
- 下り
- 2,135m
コースタイム
- 山行
- 11:49
- 休憩
- 0:20
- 合計
- 12:09
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
#蒲田川左俣林道(水鉛谷手前まで)は藪々、一部崩壊地あり 暗闇でのルート取りはむずい #2200m付近に30mの滝、左岸の草付きからダブルウィペットで緊張の巻 #稜線下2400m辺りからかなり斜度は増す、うまくルートを取らないと進退窮まる |
その他周辺情報 | #荒神の湯 #大沢野の大衆食堂島田で安定のオムライス |
写真
感想
久しぶりに快晴が確約された休日、Big Dayにしよう。記録のない沢に挑戦しよう。装備も満タン高山のトラと二人なのでどうにかなるだろう。蒲田川左俣谷を詰めて樅沢岳に抜けるこのコースの肝は槍穂の大展望だろう。以前から狙っていたが遂にチャンス到来。
トラは昨年9月蒲田川左俣から水鉛谷を詰めて槍をピクッている、これもスンバラシイ記録だった。ただ今日の山行は全く思いつかなかったと言う。たしかに弓折方面から見ると無理っぽい、ただ地図を見る限り弱点はありそう。深夜1時過ぎに新穂で待ち合わせ、待ちに待った晴天ということで駐車場は混み合っていた。
蒲田川左俣林道を深夜1時半ガシガシ行く、深夜にも関わらずすでに歩いている人もちらほら、約1時間で小池新道口に着いてここからが本番地図では林道が伸びているがすでに廃道で藪であった。しかも崩壊地もあるトラは昨年一度来ていてログがあるので暗闇の中それを頼りに藪を漕いでいく。いくつか堰堤があり巻いていくが一つだけロープで懸垂が必要だった。
難儀な林道ですでにお腹いっぱい最終堰堤までやっとたどり着いたがここは水鉛谷の少し手前だった。ようやく白んできてホッとするがメチャ寒かった。ここからは沢を進むが水に入ると寒いのでなるべく飛び石で歩いた。正面には朝焼けの樅沢岳がドン、スンバラシイただルートを誤ると嵌りそうな地形だと思った。
2200mで30mほどの立派なすだれ状の滝、右岸は無理、左岸から巻くしかないが草付きが嫌らしい、ダブルウィペットで滑らないように慎重に巻いていく、ここは緊張した。支点を取る灌木もなくダブルウィペットが無ければ巻けなかった。滝上にドンピシャで出てようやく安堵感がただよう。
ここからが核心斜度は徐々に増していく。しかも正面は絶壁帯、どのようにルーとを伸ばせば良いか慎重に見極めながら高度を上げる、草付きは滑りやすくここもダブルウィペット大活躍であった。振り返れば槍穂の大展望、いつもと違った角度で新鮮だった。登ってきた沢もよく見える。
稜線まで残り50m、最後はトラバース気味にハイマツを漕ぎながら無事稜線に飛び出した。良かった。稜線からは北鎌尾根もよく見えた。稜線に出ればもう後は消化試合、双六、鏡平経由でダッシュで降りた。ここを歩くのは20年ぶりだろうか、快晴に誘われて多くの登山者が行き交っていた。
12時間のハード山行を終え無事新穂に到着、荒神の湯でトラと二人で汗を流して自分は大沢野の島田でオムライスを食べて帰還した。記録のない沢は何が出るかわからないので怖い反面、アドベンチャー満載で病みつきになってしまう。
今日はYSHR先生と久しぶりの山行、左股谷を詰めて樅沢岳を目指す。 去年もこのコースで途中で水鉛谷に入って槍ヶ岳をピックった、左股谷までのアプローチ林道が藪藪でもう2度とないと思っていたけど今年も入ってしまった( ̄∇ ̄)
今日はめずらしく僕が一回通ったことあるってことで谷まで先頭を歩きました、いつも後を歩いているばかりだったので、今日は後からの先生のプレッシャーがすごかった、微かな踏み跡しか無くて気を使った。 結局去年間違えた所でまた堰堤の方まで歩いてしまって、また藪漕ぎして林道に復帰( ̄∀ ̄) はんちくたぁーい、無事に壊れた橋の堰堤に到着、相談した結果、懸垂下降することになった、先生が捨て縄を作ってくれて安全に降りることができた。
川に降りたら水の冷たいこと、寒くなったので結果カッパを上下着た、少し川を歩いてまた林道に上がって橋を渡ってやっとで最終堰堤やっとで到着、ちょっとミスって石積みから川に降りた、もう空はだいぶ明るくなっていた。
ここからは先生が先頭、やっぱ後は楽だは、後は結果を見てから歩けるのですごくいい、けどたまには前を歩かねば^^ 相変わらず水が冷たいです、なるべく水に入らないように頑張って歩いた、たまに岩魚を見たので安心した、去年は一匹も見れなかったのでいないかと思っていた。
いよいよ谷も狭くなって来ていよいよ問題の滝があるかもしれない付近に来た、やっぱ衛生写真どうり滝があった、なかなか立派な滝だった。
写真で見ると両サイド結構立っている地形、けどやっぱり弱点はあるもんだ、YSHR先生が左岸から突破、やっぱ先生と行くと安心するゎ。今日もダブルウイペットが大活躍でした、とても心臓に悪い草付きのトラバースでした。 とりあえず核心部を突破、あとは尾根に乗っかるまでのコースどり、水を補給して小休憩。
今日は天気もう良くて進行方向を見ながら歩けたので、うまいことハイ松をかわしながら歩けた、それでも結果急斜面なのでウイペット大活躍でした^ ^ 最後少しだけハイ松の藪漕ぎして稜線の登山道までつきました^ ^ 本当いいコースどりができて大満足でした。景色も最高とくに登ってきたカールがよかった。またマップに新たな線が引けて良かった、やっぱバリエーションはいいね。 帰りは荒神の湯で汗流して解散今日もいい山行がで大満足^_^
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