鷲の背に乗り水晶を得る 〜双六岳・鷲羽岳・水晶岳〜
- GPS
- 25:20
- 距離
- 44.8km
- 登り
- 3,427m
- 下り
- 3,393m
コースタイム
- 山行
- 6:45
- 休憩
- 1:13
- 合計
- 7:58
- 山行
- 8:15
- 休憩
- 1:51
- 合計
- 10:06
- 山行
- 5:15
- 休憩
- 0:53
- 合計
- 6:08
天候 | 晴れ! |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
特にありません。本当によく整備されています。山小屋の方々他、関係者の皆様ありがとうございます。 |
写真
感想
以前日帰り挑戦し敗退した鷲羽岳
日帰りはあきらめ、テント泊にてリベンジ
テン泊の余裕からか、水晶岳もロックオンしちゃうという欲張り強行軍
北アルプス最奥の頂まで行ってきました。
すごく久しぶりのテン泊ゆえか、ザックが重く感じる・・・
初日はゆっくりコースタイム
当初はテント張ったら双六岳に行ってみようかとも思っていましたが、張り終えた後、家から持ってきたオリオンビールをプシュっと。
凍らしたパウチドリンクに挟んで来たおかげで、かなり冷たいまま!
美味しくいただきました。
お決まりで、そのままダラダラと気分よく過ごしてしまいました。
(天気もそれほど良くなかったので・・・)
隣のテントの方は、前日土砂降りの中上がってきて大変だったようで、今日は一日天日干しデーだったとか。
翌朝3時過ぎ、外は満天の星空。
オリオン座も東の山際に出ていて、予定どおり好天の予感。
本日は4座制覇に向けて、軽荷でザックトップのみ。身軽です。
朝食を食べて、まずは双六岳に向かいますが、山頂でのご来光はあきらめで双六台地で待ちました。
いつ見てもご来光は輝かしきもの。
山頂での眺望に満足し次なる山へ。ここからは未開の地。
三俣蓮華岳は、飛騨・越中・信濃の3境だとか。
四方ぐるっと見渡せます。名だたる山々にしばし見入ってしまいました。
三俣山荘は従業員の方で新型コロナ陽性者が出たらしく、8月31日まですべて営業停止するということでした。大事に至らないことを祈っています。
(本当はここでテン泊のつもりだったのですが・・・)
いよいよ前回行けなかった鷲羽岳の背中に取り付きます。
本当に、羽を広げて飛び立つ鷲のような山容ですね。雄大!
下から見上げると結構急な感じに見えますが、思っていたより早く山頂に。
鷲羽池は、この鷲が飛び立った後の「巣」のように思えました。
ワリモ岳の標識を見落としてしまい、ワリモ北分岐。(予習不足)
水晶小屋にておでんを食べ、パンとポカリを調達。
とある欲望のため、食べ物は小屋調達の軽荷スタイル。本当はそんな危険なことをしてはいけないんですがね…。
三俣山荘営業停止のため、何としてでも水晶小屋まで来なくてはいけなかった。さもないと帰りの道中が持たないという危険な賭けでもあった。
(こんなことはもうしません。真似しないでください。)
北アルプス最奥の頂、水晶岳。
ようやくたどり着きました。いろいろな思いが交錯し、周りの山々を見渡しながらしばし堪能。
感無量、最高でした。
とある欲望に向けて岩苔乗越から黒部川源流の碑まで激下り。
(これが後々尾を引くことになろうとは…)
碑の横で源流の水を汲み、珈琲を淹れて至福のひととき。
これがやりたかった。
帰りは双六岳の巻道をチョイス。
もうすぐ小屋側の巻道分岐という所で、左膝が痛くなってきました。
準備不足の上の筋肉疲労に、激下りで酷使したからでしょうか。
幸いにも小屋まであと少しだったので、だましだまし下りてきました。
テントで湿布を貼りましたが、おかしい。
翌朝良くなってるといいのだが・・・
この日から緊急事態宣言発令を受けて双六小屋でのビール販売がなくなりました。天気も良かったし、皆さん期待して小屋まで来たのにと残念がっていました。
翌朝、やはり膝の具合がおかしい。
下山するだけなのだが心配なので、隣のテントの方に貸していただきテーピング。
きつめに巻いて何とか下りてこれました。
下りは得意な方だし、これまでこんな状態になったことはなかったのですが、慢心していてはいけませんね。普段のトレーニング不足が現れたのでしょう。
鍛えねば・・・。
総じて満足な2泊3日でした。
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