つくばを車で午前9時に出発したが途中八王子と熱海で渋滞に会い、やっと14時頃伊東に着いた。先ずはネットで見て興味が惹かれた大室山に行く。海抜580mで約4,000年前の噴火で作られたとの事。700年前から続いている年中行事の山焼きにより樹木が生育されないのでこの美しい景色が維持されているとの事。ここに徒歩で登る事は出来ず、リフト(往復700円)を利用するしかない。
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8/28 15:18
つくばを車で午前9時に出発したが途中八王子と熱海で渋滞に会い、やっと14時頃伊東に着いた。先ずはネットで見て興味が惹かれた大室山に行く。海抜580mで約4,000年前の噴火で作られたとの事。700年前から続いている年中行事の山焼きにより樹木が生育されないのでこの美しい景色が維持されているとの事。ここに徒歩で登る事は出来ず、リフト(往復700円)を利用するしかない。
城ヶ崎海岸である。観光客も密にならない程度の人数であった。
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8/28 15:55
城ヶ崎海岸である。観光客も密にならない程度の人数であった。
明日は日の出前に出発するので事前に天城高原ゴルフ場の登山口を見ておきたかったので伊東のスーパーで今日の夕食、明日の朝食、行動食を買って18時前に天城高原駐車場(ハイカー専用)に着いた。登山口はこの駐車場入口のすぐ向かい側にあった。
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8/28 17:53
明日は日の出前に出発するので事前に天城高原ゴルフ場の登山口を見ておきたかったので伊東のスーパーで今日の夕食、明日の朝食、行動食を買って18時前に天城高原駐車場(ハイカー専用)に着いた。登山口はこの駐車場入口のすぐ向かい側にあった。
この駐車場には少し古いがトイレットペーパーが備えられている清潔なトイレもあり、広い駐車スペースがあった。
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8/28 17:55
この駐車場には少し古いがトイレットペーパーが備えられている清潔なトイレもあり、広い駐車スペースがあった。
ここは標高1,050mで町の光害も無く、天体観測には絶好の場所のようである。セミプロ級の凄い望遠鏡をセットしている人たちが数グループいた。今日は夜通し観測するのであろう。
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8/28 18:05
ここは標高1,050mで町の光害も無く、天体観測には絶好の場所のようである。セミプロ級の凄い望遠鏡をセットしている人たちが数グループいた。今日は夜通し観測するのであろう。
この週末は天気が良さそうなので駐車場は混雑するのでは無いかと思っていたら大した事はなく、駐車場の片隅に一人用のテントをそれぞれ張る事が出来た。以前はひとつのテントに泊まったものだが近頃は各々別々のテントで寝るスタイルが多いようでコロナ感染対策としては良い方法であろう。
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8/28 18:25
この週末は天気が良さそうなので駐車場は混雑するのでは無いかと思っていたら大した事はなく、駐車場の片隅に一人用のテントをそれぞれ張る事が出来た。以前はひとつのテントに泊まったものだが近頃は各々別々のテントで寝るスタイルが多いようでコロナ感染対策としては良い方法であろう。
オニギリとカップ麺の朝食を摂り、テントを撤収して車に積み込み4時13分に出発。未だ暗いのでヘッドライトを点けて歩く。気温は歩き始めはTシャツで適温であったがしばらく歩くと少し汗が出てきた。出発地の標高が1,040mなのでたった300m弱登るだけで万二郎岳に着いた。
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8/29 5:28
オニギリとカップ麺の朝食を摂り、テントを撤収して車に積み込み4時13分に出発。未だ暗いのでヘッドライトを点けて歩く。気温は歩き始めはTシャツで適温であったがしばらく歩くと少し汗が出てきた。出発地の標高が1,040mなのでたった300m弱登るだけで万二郎岳に着いた。
このコースは至るところ立派な道標が建てられており心強い。
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8/29 5:36
このコースは至るところ立派な道標が建てられており心強い。
地図で言うと万次郎岳から万三郎岳に行く1/3程の行程の1325mポイントの辺りは「アセビのトンネル」地帯だそうである。ネットで調べるとアセビの季節は3月〜4月。
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8/29 5:56
地図で言うと万次郎岳から万三郎岳に行く1/3程の行程の1325mポイントの辺りは「アセビのトンネル」地帯だそうである。ネットで調べるとアセビの季節は3月〜4月。
5月中旬から6月初旬にかけてはアマギシャクナゲ、トウゴクミツバツツジが咲き誇るとの事だが今は何も見えない。今度は花の季節に歩こう。
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8/29 5:57
5月中旬から6月初旬にかけてはアマギシャクナゲ、トウゴクミツバツツジが咲き誇るとの事だが今は何も見えない。今度は花の季節に歩こう。
「石楠花」と書いてシャクナゲと読むのは漠然と記憶していたが、「石楠立」と書いてハナダテと読むとは知らなかった。このように漢字で書いた人名や地名にはとても読めないものがある。
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8/29 6:11
「石楠花」と書いてシャクナゲと読むのは漠然と記憶していたが、「石楠立」と書いてハナダテと読むとは知らなかった。このように漢字で書いた人名や地名にはとても読めないものがある。
ハイキングコースの所々に黄色と水色の2色に塗られたどこかの国旗のような金属板が置かれてある。どういう意味があるのか?
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8/29 6:21
ハイキングコースの所々に黄色と水色の2色に塗られたどこかの国旗のような金属板が置かれてある。どういう意味があるのか?
ようやく天城山系の最高峰である万三郎岳(標高1,405m)に着いた。ここには一等三角点がある。
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8/29 6:41
ようやく天城山系の最高峰である万三郎岳(標高1,405m)に着いた。ここには一等三角点がある。
地図で言うと万三郎岳から戸塚峠の中間点のなだらかな尾根の辺りから見事なブナの原生林が出てきた。今まで山スキーに行った時に良く見て来たので何となくブナ林は北日本にあると思っていたがこんなに温暖な場所でブナ林が見れるとは!
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8/29 7:29
地図で言うと万三郎岳から戸塚峠の中間点のなだらかな尾根の辺りから見事なブナの原生林が出てきた。今まで山スキーに行った時に良く見て来たので何となくブナ林は北日本にあると思っていたがこんなに温暖な場所でブナ林が見れるとは!
戸塚峠に下りる手前に急勾配で下る場所があり、このハイキングコースの中で唯一ロープが張ってあった。実際はロープに捕まる程も無い場所である。
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8/29 7:37
戸塚峠に下りる手前に急勾配で下る場所があり、このハイキングコースの中で唯一ロープが張ってあった。実際はロープに捕まる程も無い場所である。
戸塚峠を過ぎてなだらかな尾根を下るが、左方のブナの木々に明瞭な赤いマークが点々と続いているので地図を確かめもせず下りて行ったら後続のI氏から「間違っているよ!」と声がかかった。慌ててスマホのヤマレコの地図を確かめると尾根沿いのコースから外れかかっている。I氏の注意が無かったら調子に乗って随分下っているところであった。
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8/29 8:07
戸塚峠を過ぎてなだらかな尾根を下るが、左方のブナの木々に明瞭な赤いマークが点々と続いているので地図を確かめもせず下りて行ったら後続のI氏から「間違っているよ!」と声がかかった。慌ててスマホのヤマレコの地図を確かめると尾根沿いのコースから外れかかっている。I氏の注意が無かったら調子に乗って随分下っているところであった。
戸塚峠から八丁池までの道は尾根や尾根から少し下った所に付けられた殆ど平坦な気持ちの良いコースである。
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8/29 8:10
戸塚峠から八丁池までの道は尾根や尾根から少し下った所に付けられた殆ど平坦な気持ちの良いコースである。
しかし所々巨木が根こそぎ倒れていて、このような穏やかに見える山にも時々強風が吹き荒れる事が分かる。
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8/29 8:17
しかし所々巨木が根こそぎ倒れていて、このような穏やかに見える山にも時々強風が吹き荒れる事が分かる。
気持ちの良いトラバース道が続く。
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8/29 8:17
気持ちの良いトラバース道が続く。
たった尾根から標高差40m程のトラバース道なのに清らかな沢水が出ていた。水を飲み干してしまったハイカーには救いの水である。
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8/29 8:25
たった尾根から標高差40m程のトラバース道なのに清らかな沢水が出ていた。水を飲み干してしまったハイカーには救いの水である。
このハイキングコースは春や初夏には花で溢れている事は想像がつくが、秋にも紅葉でさぞ美しい事であろう。
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8/29 8:37
このハイキングコースは春や初夏には花で溢れている事は想像がつくが、秋にも紅葉でさぞ美しい事であろう。
八丁池である。今日は天気が良いので大勢のハイカーが来ているかと思ったが、この池の手前ですれ違った人が2人、この池で休んでいる人が1人、計3人であった。静かで美しい。バスの時間を気にしなければゆっくりと休んでいたい所である。
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8/29 9:21
八丁池である。今日は天気が良いので大勢のハイカーが来ているかと思ったが、この池の手前ですれ違った人が2人、この池で休んでいる人が1人、計3人であった。静かで美しい。バスの時間を気にしなければゆっくりと休んでいたい所である。
八丁池から少し歩くと見晴台への分岐があり、立派なトイレがあった。中でモーターの回転しているような音がしている。電線が見えないが自家発電なのか?一体何に使っているのか?
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8/29 9:42
八丁池から少し歩くと見晴台への分岐があり、立派なトイレがあった。中でモーターの回転しているような音がしている。電線が見えないが自家発電なのか?一体何に使っているのか?
この分岐点から下方を見ると八丁池が緑の木々の窪みの中にポッカリと水を湛えているのが見える。
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8/29 9:44
この分岐点から下方を見ると八丁池が緑の木々の窪みの中にポッカリと水を湛えているのが見える。
「見晴台まで100m(2分)」の道標とおり、少し歩くと展望台があった。2人の熟年男女が景色を眺めていた。今日は八丁池の辺りのハイキングとの事。残念ながら下界はあまりクリアに見えなかった。
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8/29 9:47
「見晴台まで100m(2分)」の道標とおり、少し歩くと展望台があった。2人の熟年男女が景色を眺めていた。今日は八丁池の辺りのハイキングとの事。残念ながら下界はあまりクリアに見えなかった。
トラバース道は殆どがこのような気持ちの良い道であるが、数カ所、道が狭くなり注意して通らなければ滑落の危険がある場所があった。
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8/29 10:17
トラバース道は殆どがこのような気持ちの良い道であるが、数カ所、道が狭くなり注意して通らなければ滑落の危険がある場所があった。
天城峠の手前の地図上の953の近くの大きな沢を横断する所でワサビ畑を見た。こんな美しい沢水に育つワサビはさぞ美味しい事であろう。
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8/29 10:46
天城峠の手前の地図上の953の近くの大きな沢を横断する所でワサビ畑を見た。こんな美しい沢水に育つワサビはさぞ美味しい事であろう。
天城峠に着いた。ここが今まで数多く見た道標の終着点なので何か大きな記念碑があるかと思っていたら簡単なテーブルとベンチだけなので拍子抜けした。ここまで登山開始から7時間25分。所要時間について殆どのガイドブックには7時間と書いてあり、己の未だ修行が足りない事を思い知らされた。道標によればここから旧天城トンネルまでは0.4km (15分)との事。
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8/29 11:38
天城峠に着いた。ここが今まで数多く見た道標の終着点なので何か大きな記念碑があるかと思っていたら簡単なテーブルとベンチだけなので拍子抜けした。ここまで登山開始から7時間25分。所要時間について殆どのガイドブックには7時間と書いてあり、己の未だ修行が足りない事を思い知らされた。道標によればここから旧天城トンネルまでは0.4km (15分)との事。
急勾配の道を下りて旧天城トンネルに着いた。私が長年行きたいと切望していた場所である。このトンネルは明治38(1905)年に完成し、このトンネルのおかげでそれまでは難所だった天城越えをしないで北伊豆と南伊豆が結ばれるようになったとの事。如何にも明治の建築物らしく重厚な石造りである。ここには立派なトイレがあった。
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8/29 11:52
急勾配の道を下りて旧天城トンネルに着いた。私が長年行きたいと切望していた場所である。このトンネルは明治38(1905)年に完成し、このトンネルのおかげでそれまでは難所だった天城越えをしないで北伊豆と南伊豆が結ばれるようになったとの事。如何にも明治の建築物らしく重厚な石造りである。ここには立派なトイレがあった。
ここには数台の車やオートバイが駐車していたが、我々が目指すゴール(天城峠バス停)は更にあと0.3km(10分)歩かねばならない。
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8/29 11:52
ここには数台の車やオートバイが駐車していたが、我々が目指すゴール(天城峠バス停)は更にあと0.3km(10分)歩かねばならない。
ようやく現在使われている天城トンネルに着いた。このトンネルは旧トンネルより幅広く高く、機能性は格段に高いが風情には欠ける。
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8/29 12:00
ようやく現在使われている天城トンネルに着いた。このトンネルは旧トンネルより幅広く高く、機能性は格段に高いが風情には欠ける。
河津駅に行くバスは1日10本。我々の乗るバスは12時18分であと18分の余裕があった。汗でビッショリと湿った下着を着替え、マスクを付けて外界での行動準備を完了した。
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8/29 12:00
河津駅に行くバスは1日10本。我々の乗るバスは12時18分であと18分の余裕があった。汗でビッショリと湿った下着を着替え、マスクを付けて外界での行動準備を完了した。
伊豆急河津駅にはマスクをつけた「伊豆の踊り子」像があった。ここから「伊豆特急踊り子号」に乗り伊東で下車。
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8/29 13:03
伊豆急河津駅にはマスクをつけた「伊豆の踊り子」像があった。ここから「伊豆特急踊り子号」に乗り伊東で下車。
伊東駅のバス停から8分後に出発した天城高原ゴルフ場行きのバスに乗る。乗客は我々2人だけであった。ハイカー用駐車場はガラガラで、氷屋さんが店を出していたが、この日は赤字であった事であろう。気の毒で私も氷を注文しようかと思ったが暑くなく食べたい気持ちが起きなかった。
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8/29 15:05
伊東駅のバス停から8分後に出発した天城高原ゴルフ場行きのバスに乗る。乗客は我々2人だけであった。ハイカー用駐車場はガラガラで、氷屋さんが店を出していたが、この日は赤字であった事であろう。気の毒で私も氷を注文しようかと思ったが暑くなく食べたい気持ちが起きなかった。
今回の山行のカシミールによる纏め
* 沿面距離:17.7km
* 累積標高:(+)1,655m, (-)2,072m
* 所要時間:7時間47分
* 平均速度:2.2km/h
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9/2 14:41
今回の山行のカシミールによる纏め
* 沿面距離:17.7km
* 累積標高:(+)1,655m, (-)2,072m
* 所要時間:7時間47分
* 平均速度:2.2km/h
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