火打山・妙高山(1)
- GPS
- 08:27
- 距離
- 11.6km
- 登り
- 1,241m
- 下り
- 441m
コースタイム
天候 | 晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2021年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
帰り:バス/燕温泉14:30発〜関山駅15:04着¥500.- |
写真
感想
写真が多くなってしまったので二つに分けました。二日目(妙高山)は「火打山・妙高山(2)」https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-3479606.html をご覧ください。
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所属する山の会の同コースの会山行にコロナワクチン接種の予定が重なってしまい、やむなくキャンセルしたものの、どうしても行きたくなり、天気予報の好転するのを待って、出かけました。
8月上旬に白馬岳に登って以来、連日の雨予想の中、待ちに待った甲斐あって、火打、妙高の二日間とも絶好の好天気に恵まれました。
火打、妙高は全く対照的な山ですね。火打は比較で言うと優しい女性的な山、妙高は岩だらけのごつごつした男性的な山、一度に両方登るものにとっては絶妙の対比です。
高谷池から天狗の庭を経て登り口に至るまでの湿地帯は伸びやかでほんとに気持ちの良い散歩道です。今は一面、黄葉しかけたイワイチョウ(岩銀杏)の中にウメバチソウ、リンドウ、アキノキリンソウ、トリカブト、ヤマハハコ、ミヤマシシウド、モミジカラマツ等々、いろんな花が咲いていました。6月末の山の会の山行レポートにあった、ハクサンコザクラやワタスゲやイワカガミはすでに終わっていて痕跡もありませんでした。
妙高山の岩だらけの登山道には参りました。もっと若いころは、適当にバランスを取りながらヒョイヒョイと登り下りしていた んだろうと思いますが、年相応に衰えているバランス能力の所為か、苔と泥で湿った滑りやすそうな岩の表面は一歩一歩確かめ乍ら足を進めざるを得ず、若者にどんどん追い抜かれていきました。山登りには、体力、脚力だけではなく、バランス能力も重要な要素を占めている、と痛感した次第です。
妙高山下りの長~い鎖場、縦、横(カニのヨコバイのミニ版)、縦と三段構えの長い鎖場ですが、その手前にある立派な標識の警告に脅されたほどではなく、私にとっては、大倉乗越から長助池分岐までのトラバース道に所々あるザレザレの崩落個所や急傾斜の下りの方が余程怖かった。しっかりした手掛かりや足の置き場の有る無しの違いでしょうか。
称名の滝、2段構えの立派な滝ですね。カメラのバッテリが丁度切れてしまい、写真に収められなかったのが残念です。そのあと道幅1mの舗装路が延々と続きました。この1時間は長かった。。。
最後は、燕温泉の黄金の湯でゆったりと汗を流しました。温泉街に入る手前で少し逆戻りした道の直ぐ脇にある無料の露天風呂です。白く濁っていました。男女別々で、脱衣できる小屋もあります。混浴ではありません。登山者にとっては有難い温泉です。
私も2年前にツアーで登った火打と妙高を思い出しました。
天狗の庭で、残雪がある火打山が池に映りこんでいい写真が取れました。
火打と妙高は本当に対照的ですね。私は尾瀬の至仏山と燧ケ岳の関係性がよく似ていると思います。
次の山行記録も楽しみにしています。
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