反省だらけの鳳凰三山(地蔵岳ピストン)
- GPS
- 13:30
- 距離
- 23.2km
- 登り
- 2,490m
- 下り
- 2,465m
コースタイム
11:25 鳳凰小屋
12:43 地蔵ヶ岳山頂
14:33 鳳凰小屋
18:36 青木鉱泉
天候 | 晴れ→曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
青木鉱泉へは国道20号線から入りますが凸凹ありの砂利道になります。 途中途中で半端に舗装されていますがすれ違えないほど道は狭いため速度注意。 落石注意の看板が至る所にあり大きめな落石が至る所に落ちています。 ドンドコ沢登山道は標識や目印はありますが十分ではないです。 特に踏み跡が水で消えてしまう沢筋を横切ったりするときの標識や目印が不足している感じです。 登山等とは関係ない道にもピンクのテープがついていたりします。ルートファインディングには注意しましょう。 登山道は花崗岩が朽ちて砂になったような道なのですが、木の根張りが多く歩きにくいことがおおいです。 また登山道の大半が滝そばの高巻き道ということもあり距離の割に時間のかかる急登が多いです。 下山も距離の割には時間がかかりますし、高低差があるので足腰への負荷は高いです。 計画時は必ずコースタイムを参照し、自分の体力と相談しながら余裕を持ったスケジュールにするべきです。 登山ポストは青木鉱泉にあります。青木鉱泉の入浴料は1000円。 石けんはあるようですがシャンプーリンスがないので持って行った方が良いと思います。 山道のほぼ全てでdocomoの電波が入ります。 auは所により通話だけok。SoftBankはおそらく圏外。 |
写真
装備
個人装備 |
ヘッドランプ 1
予備電池 1
DIY GPS入りiPhone 1
コンパス 1
笛 1
筆記具 1
保険証 1
飲料 1
ティッシュ 1
三角巾 1
バンドエイド 1
タオル 1
携帯電話 1
雨具 1
防寒着 1
ストック 1
ハイドレーション 1
時計 1
非常食 1
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共同装備 |
ファーストエイドキット 1
医薬品 1
カメラ 1
車 1
|
感想
オベリスクが見たくて地蔵ヶ岳にトライしてみました。
他の方のレコを見ると高低差1600で比較的大変だけど、距離は10kmちょっとだから三山回っても日帰りいけるかな、無理そうならピストンにすりゃいいやと簡単な計算をして出発しました。
これが大変なことになるとは…
22時頃埼玉を出て圏央道経由で中央道に。青木温泉には2時頃到着しました。
国道20号からの道は荒れているといえば荒れているのですが徐行すれば問題はないです。
駐車場は8割くらいの埋まり具合。うーん、連休ですねw
そしてしばし車内で仮眠をとりました。
4:50に目覚ましが鳴りそこから準備を。
そして青木温泉で駐車券を購入してから出発。3日前の天気予報では雨予想でしたが晴れてました。
風は涼しくてなかなか良いです。
登山道の登り始め付近に工事現場があり、ちゃんと登山者用の歩道もありました。
コンクリートを打って崖崩れを防止する工事のようでした。
工事現場を抜けると本格的な山道になります。道自体は花崗岩が風化した砂のようでした。
ただし木の根が至る所にあるのと大きな岩がごろごろしてるので、個人的には燕岳の2倍は疲れると思います。また序盤のトラバース帯は道が狭く夜歩くのに適してません。
ドンドコ沢登山道は滝が非常に多く、その横を高巻きの登山道が走っているため滝周辺の登り具合は半端ないです。
せっかく滝がたくさん見られる登山道なので写真をたくさん撮りました。
特に五色滝はめちゃ高いところからストレートに落ちる滝で、せっかくなんで近くに寄ってみました。
鳳凰小屋では働いてる方がみんな気さくに話しかけてくれて次回泊まってみたいと思いました。
ここで宿泊か日帰りか聞かれたのですが、時間もまだあったので日帰りを選択。
小屋では水を入れ替えてから地蔵ヶ岳に出発します。小屋からは1時間のようです。
ここでも登りますが五色滝の登りから考えると大したことありません。
山頂が見えてきた辺りで、砂の粒が細かくなって足を取られるのでなかなか進みにくかったです。
どんどん登るとオベリスクが見えてきました。間近で見る天然のオベリスクはとても迫力がありました。
これを見に来たんだよなーと思いつつぼーっとしてると、山ガールさんに声をかけられて写真をパチリ。
話すと鳳凰小屋のテン場にテントを張ってから来たとのことです。
下山時間がすこしきびしめなのでテント持ってくれば良かったかなあ。
写真を撮り終えて鳳凰小屋へ。
戻ると14:00を回ってるので降りることに。
山小屋の方にコースタイムを聞いたところ4時間かかるとのことで急いで降りました。
途中沢で休んでるパーティがいました。軽く挨拶して通り過ぎました。
どう考えても4時間かかると18時を回ります。
17:30に日没と考えると13:30には鳳凰小屋を出るべきでした。
日没までに序盤のトラバース帯を抜けたいと思い、歩きやすいなだらかな道は全てトレランでぶっ飛ばします。
命がかかってれば苦しいとかあんまり思わないもんですねヽ(´Д`;)ノ
2時間半ほど降りた所でルートファインディングのために携帯で地図を広げて休んでると、100m程後ろで休んでる人がいます。
少し動いて休むとその方もついてきてやはり100mほどあけて休んでました。これは何か事情があるのかな?と思って声をかけてみました。
その方はどうやら足を悪くしてしまったところで夕闇が迫ってきて、段々心細くなったようで必死についてきていたようでした。
そこでこちらから臨時でパーティを組むことを提案し、暗くなってきたのでヘッドライトを着けてすすみます。ヘッドライトをつけると諦めがつくので急いで降りようって気は失せて、とにかくゆっくり安全に降りようって気になりますね。
そのままゆっくりおりて行き、青木鉱泉の明かりが見えた所でホッとしました。
青木鉱泉前でパーティを解散して山行終了。
本来日没前に下山するのが鉄則なのに、日没後完全に暗くなってから30分も歩いていたことにショックを受けて、今後はサボらず入念にコースタイムを調べてから出発しようと思いました。
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