黒部川源流 赤木沢



- GPS
- 17:38
- 距離
- 28.4km
- 登り
- 2,012m
- 下り
- 1,992m
コースタイム
- 山行
- 5:19
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 5:19
- 山行
- 9:38
- 休憩
- 2:25
- 合計
- 12:03
天候 | 晴れ 20度前後の涼しい気温だが日差しも出て、遡行には適した気温。 |
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過去天気図(気象庁) | 2021年08月の天気図 |
アクセス |
写真
感想
黒部川のなかで、奇跡的に初心者向けな日帰り沢、赤木沢。
冷たいのか?長いのか?高巻きの足跡は?などなど不安も多い。どうなる?
結果としては、とても快適だった。水は冷たいが泳ぐ箇所は2〜3回ほどなので身体が冷え切る前に上がれるし、太陽が暖かかった。これが曇りなら…沢はナメてはいけないですね。
◇下半身はライトネオプレン、上半身はアクアボディ+ジオラインEXP+レインウェア。下半身も厚手下着などを着ても良いかもしれない。ソールはラバーでおおよそグリップしたが、1割ほどヌメる岩があって信用ならない…フェルトは平凡。
薬師沢小屋は「黒部源流山小屋暮らし」のやまとけいこさんも居るところ。スクラップブックのコピー集などは必見。
そこを前日泊とし、2時間強で赤木沢の出合いに着く。右岸を少し高巻き、懸垂10mで出合いへ。4段の滝は素直に右岸の高巻きを選ぶとラク。1段目を直登すると2段目高巻きは左右とも悪く、ロープあるとよい。3.4段目は階段状なのでほのまま上がれた。振り返ると沢の広さ、明るさがすばらしい。このあとずーーーっと「スゲ〜」だの「規模が桁違い」だの感動しっぱなしだった。
なおも自由に登ると35m大滝。下部にはいると、しぶきが霧となって寒い。ここは少し戻ってから左岸を高巻く。開けた斜面を登るが、そのまま藪も直上してしまい、仕方なく左側へトラバース。頭の上くらいの藪漕ぎとなったが、40分ほどもがいたら枝沢にでた。どうやら滝の落ち口に出られるもよう。ロープは出さず、通常の高巻きルートへ復帰できた。 恐らく、開けた斜面を登ったらすぐに左へトラバースするのだろう。明瞭な足跡も残っていた筈だ。
核心を超えたら赤く美しいナメ滝群を抜け、水量がグッと減る頃に水分調達。友人が高巻きでグレイルを(しかもビナで付けてたのに)落としてしまったが、ソーヤーミニを予備で持ってて助かった。振り返れば水晶?が見え、黒部五郎、鷲羽、が顔を出す。
下調べでは池塘があると言われていたツメの部分も、しっかり乾いていた。シューズに履き替え、着替えられるものは着替えた。芝が柔らかくて気持ちいい。いつまでも歩いていたい高原遊歩だ。高曇りのため見えるべき山は全て見え、薬師左には劔、槍ヶ岳から大キレット、鷲羽、笠ヶ岳、そして白山?? 双眼鏡が役立ちました。良いぞ。
歩道では雷鳥のつがいも2mほどの距離にでてくるし、かなりの幸運だ。
あとは折立へ降りるだけ。さいこう!
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