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Yamareco

記録ID: 3488590
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
日高山脈

神威岳

2021年09月03日(金) ~ 2021年09月04日(土)
 - 拍手
体力度
6
1~2泊以上が適当
GPS
17:05
距離
36.5km
登り
1,849m
下り
1,834m
歩くペース
標準
1.01.1
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
3:46
休憩
0:00
合計
3:46
距離 12.7km 登り 430m 下り 206m
11:14
22
閉鎖ゲート
15:00
2日目
山行
11:54
休憩
1:08
合計
13:02
距離 23.7km 登り 1,431m 下り 1,648m
4:56
26
5:22
5:29
106
7:15
7:21
172
10:13
10:28
95
12:03
12:11
80
13:31
13:34
28
14:02
14:31
155
17:58
閉鎖ゲート
天候 曇り時々晴れ
過去天気図(気象庁) 2021年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
・神威山荘への元浦川林道が緊急事態宣言中は閉鎖されたため、山荘手前13kmのゲートから徒歩で往復しました。
・ゲート前には車10台分くらいの駐車スペースあり。
<元浦川林道情報↓>
https://www.rinya.maff.go.jp/hokkaido/hidakananbu/tozan/kamuidake.html

・尚、鍵でロックアウトされた車の男性は、何等かの方法でゲート抜けられ、翌日夕方には1台も居ませんでした。(期待したのに(笑))
コース状況/
危険箇所等
<林道歩き>
・片道13kmの林道歩きは、綺麗に整備された林道だが高低差50m前後の緩いアップダウンが3,4回ある。ゆっくり歩いて片道3時間半弱だった。

<神威山荘⇔標高750m地点>
・山荘脇の沢(水場)を超えて、数分で最初の渡渉、幅約10m。その先半時間弱は陸路。
・二股で少し下って2度目の渡渉のあと小さな尾根を乗り越えて本格的な沢歩きになる。
・その先は沢の中も歩けるが、時折出てくる巻道(陸路)の方が早い場合もある。気分次第で沢のまま歩いでも大きな滝などないのでOK(現地判断で)。
・標高524m付近の分岐で左の沢に入り、その後も標高750m付近まで沢歩き。斜度が次第にきつくなる。
・当日の水量はスネ程度、深いところでも膝下で問題ないが、岩の上は滑り易いので要注意。

<標高750m地点⇔山頂>
・標高750m付近の大岩に左向きの赤い矢印「←」があり、ここから山道の急登が始まる。
・ジグザグに時に急登を行くが、笹がかぶって歩きづらい。片手で笹を除けて進むが前進するたび圧をかけるので少々疲れる。
・前日の雨で笹が濡れているので全身びしょ濡れ。上は暑いがカッパを着た方がいいかもしれない。
・中盤は滑り易い急登が続き、かぶった笹を掴みながらも登る。笹は数年前に刈られたのか足許のルートは明瞭ながら、上はかぶってルートが見えない箇所多い。
・標高1,400m辺りで斜度が緩むが、ハイマツが出てくるので歩きづらいのは同じ。
・最後少し斜度が上がると山頂に飛び出る。

<沢靴情報>
・私は全行程パドリングシューズ。前日のカムエクでは通しで使えましたが、神威岳は標高750m以上ではやはり登山靴の方が滑り辛い。沢靴だとグリップが効かず滑り台状態で10回以上尻もちでした。適材適所ですね。
・momohiroさんはカムエクで沢靴の底が柔らかく土踏まずをやられたので、逆に全行程とも登山靴を使用され、沢歩きは滑るので難儀されていたが、山道は得意気でした。
・前半は沢靴、標高750m以上は登山靴に履き替えるのが正解と思いました。
その他周辺情報 下山後、海沿いの「みついし昆布温泉」の日帰りで汗を流しました。500円。
http://kurazou.ambix.biz/spa/
沸かし湯のようですが、広くて清潔でカルキ臭なく気持ちよかったです。
神威山荘まで13km歩きます(mo)
2021年09月03日 11:00撮影 by  iPhone 6s, Apple
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9/3 11:00
神威山荘まで13km歩きます(mo)
橋の上からニシュオマナイ川(S)

自分で言うのもなんですが13キロ中々長かった(mo)
2021年09月03日 12:19撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
6
9/3 12:19
橋の上からニシュオマナイ川(S)

自分で言うのもなんですが13キロ中々長かった(mo)
6月の大雨で崩壊したのはここも、だったのかな(S)
2021年09月03日 13:21撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
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9/3 13:21
6月の大雨で崩壊したのはここも、だったのかな(S)
林道脇に一面の黄色の花。心休まります(mo)
2021年09月03日 14:17撮影 by  iPhone 6s, Apple
7
9/3 14:17
林道脇に一面の黄色の花。心休まります(mo)
名前不明。。。ですが綺麗でしたね(S)
2021年09月03日 14:23撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
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9/3 14:23
名前不明。。。ですが綺麗でしたね(S)
xxキク系(S)
2021年09月03日 14:24撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
3
9/3 14:24
xxキク系(S)
トリカブトの時期ですね(S)
2021年09月03日 14:24撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
8
9/3 14:24
トリカブトの時期ですね(S)
これも名前不明。
アキノキリンソウっぽいですが・・・(S)。
2021年09月03日 14:24撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
6
9/3 14:24
これも名前不明。
アキノキリンソウっぽいですが・・・(S)。
ペテガリ登山口(左)との分岐。
神威山荘は右へ徒歩10分程。最後2分ほど通り雨でした(S)。
2021年09月03日 14:53撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
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9/3 14:53
ペテガリ登山口(左)との分岐。
神威山荘は右へ徒歩10分程。最後2分ほど通り雨でした(S)。
神威山荘。
ゲートが閉まっているのに車だけ残置あり。直後に森林管理局の車が見回りに来られ気にしていました。
夕方に本人が18時頃に戻られました。
3日前に上がりペテガリと神威岳を歩いてたそうですが、9/01朝はゲートに鍵が掛かっておらず他車とともに通過されたそうです。取りあえずゲートまで下られました(S)。
2021年09月03日 15:07撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
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9/3 15:07
神威山荘。
ゲートが閉まっているのに車だけ残置あり。直後に森林管理局の車が見回りに来られ気にしていました。
夕方に本人が18時頃に戻られました。
3日前に上がりペテガリと神威岳を歩いてたそうですが、9/01朝はゲートに鍵が掛かっておらず他車とともに通過されたそうです。取りあえずゲートまで下られました(S)。
<<<翌朝>>>
山荘脇のここ(水場の小さな沢を超えて)から行きます!(S)
2021年09月04日 05:01撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
2
9/4 5:01
<<<翌朝>>>
山荘脇のここ(水場の小さな沢を超えて)から行きます!(S)
山頂が見えました。
神威岳かな?(S)
2021年09月04日 05:04撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
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9/4 5:04
山頂が見えました。
神威岳かな?(S)
その先直ぐで1回目の渡渉。
水量はスネくらいですが10mくらいあり、登山靴を濡らさないのは困難です。
私はカムエクに続きラバー底の沢靴で行きました(S)。

行きは何とかぴょんぴょん飛びしましたが、帰りは諦めて登山靴でじゃぶじゃぶ(笑)(mo)

2021年09月04日 05:06撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
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9/4 5:06
その先直ぐで1回目の渡渉。
水量はスネくらいですが10mくらいあり、登山靴を濡らさないのは困難です。
私はカムエクに続きラバー底の沢靴で行きました(S)。

行きは何とかぴょんぴょん飛びしましたが、帰りは諦めて登山靴でじゃぶじゃぶ(笑)(mo)

川を渡るとしばらくは快適な林道跡歩き(mo)
2021年09月04日 05:13撮影 by  iPhone 6s, Apple
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9/4 5:13
川を渡るとしばらくは快適な林道跡歩き(mo)
その先、二股まで陸路ですが、笹がうるさい区間もあります(S)。

まあ、でも唯一の歩き易い区間でしたね(mo)
2021年09月04日 05:36撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
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9/4 5:36
その先、二股まで陸路ですが、笹がうるさい区間もあります(S)。

まあ、でも唯一の歩き易い区間でしたね(mo)
二股の先で小さな尾根を越えると本格的な沢歩きです(S)。
2021年09月04日 05:53撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
5
9/4 5:53
二股の先で小さな尾根を越えると本格的な沢歩きです(S)。
何度も渡渉します。
時折、陸路のエスケープもあり、そちらが早いこともありました(S)。

登山靴なので沢では難儀しました(mo)
2021年09月04日 06:06撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
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9/4 6:06
何度も渡渉します。
時折、陸路のエスケープもあり、そちらが早いこともありました(S)。

登山靴なので沢では難儀しました(mo)
その先の分岐で左の沢に入ると川幅が狭くなります(S)。
2021年09月04日 06:34撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
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9/4 6:34
その先の分岐で左の沢に入ると川幅が狭くなります(S)。
斜度が上がってきました(S)。
2021年09月04日 06:38撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
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9/4 6:38
斜度が上がってきました(S)。
この辺も脇の巻道が何度も出てきます。
あまり歩かれていないルートもあり、沢を進むか現地判断です(S)。
2021年09月04日 06:55撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
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9/4 6:55
この辺も脇の巻道が何度も出てきます。
あまり歩かれていないルートもあり、沢を進むか現地判断です(S)。
標高750m付近のこの「←」から山道の急登が始まります(S)。

やっと登山道だあー(mo)
2021年09月04日 07:21撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
2
9/4 7:21
標高750m付近のこの「←」から山道の急登が始まります(S)。

やっと登山道だあー(mo)
笹の被った急登で片手でかき分けながら進みます。笹は重いし、露と汗で全身びっしょり(S)。
2021年09月04日 07:34撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
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9/4 7:34
笹の被った急登で片手でかき分けながら進みます。笹は重いし、露と汗で全身びっしょり(S)。
笹や灌木がかぶっていますが、足元のルートはしっかりしているのでミスコースはしずらいです(S)。
2021年09月04日 08:43撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
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9/4 8:43
笹や灌木がかぶっていますが、足元のルートはしっかりしているのでミスコースはしずらいです(S)。
大分登ってきました(S)。
2021年09月04日 08:49撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
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9/4 8:49
大分登ってきました(S)。
まだまだ続きます。
時折強風で寒いのでカッパ上を着ました(S)。
2021年09月04日 08:49撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
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9/4 8:49
まだまだ続きます。
時折強風で寒いのでカッパ上を着ました(S)。
標高1,400mから斜度が緩み、ハイマツが出てくれば、あと一登りです(S)。
2021年09月04日 10:03撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
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9/4 10:03
標高1,400mから斜度が緩み、ハイマツが出てくれば、あと一登りです(S)。
山頂に到着!
ガスで真っ白ですが、風は落ち着いています。

着いたぞ!神威岳もなかなかでした(mo)
2021年09月04日 10:19撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
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9/4 10:19
山頂に到着!
ガスで真っ白ですが、風は落ち着いています。

着いたぞ!神威岳もなかなかでした(mo)
標柱を横から。
2021年09月04日 10:19撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
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9/4 10:19
標柱を横から。
神威岳にも慰霊碑がありました(mo)
2021年09月04日 10:14撮影 by  iPhone 6s, Apple
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9/4 10:14
神威岳にも慰霊碑がありました(mo)
記念撮影momohiroさんVersion(S)
2021年09月04日 10:15撮影 by  iPhone 6s, Apple
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9/4 10:15
記念撮影momohiroさんVersion(S)
記念撮影ShuMae Version(S)
2021年09月04日 10:21撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
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9/4 10:21
記念撮影ShuMae Version(S)
下り高速で標高750mまで戻りました。
が、私は沢靴のまま登ったので10回以上滑り台(ツルり)でした(泣)(S)

確かに大変そうでしたね、よく姿が消えてたもん(mo)
2021年09月04日 12:15撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
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9/4 12:15
下り高速で標高750mまで戻りました。
が、私は沢靴のまま登ったので10回以上滑り台(ツルり)でした(泣)(S)

確かに大変そうでしたね、よく姿が消えてたもん(mo)
その先また沢歩きです。
沢靴が活躍の場です。(S)
2021年09月04日 12:15撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
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9/4 12:15
その先また沢歩きです。
沢靴が活躍の場です。(S)
二股を超え終盤の陸路にて。
この辺のトリカブトは紫が濃いですね。(S)
2021年09月04日 13:52撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
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9/4 13:52
二股を超え終盤の陸路にて。
この辺のトリカブトは紫が濃いですね。(S)
神威山荘で荷物をまとめ、また13kmの林道歩きです。(S)

帰りがまた長かったです(mo)
2021年09月04日 14:36撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
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9/4 14:36
神威山荘で荷物をまとめ、また13kmの林道歩きです。(S)

帰りがまた長かったです(mo)
キタキツネその1。
近づくと逃げました。(S)
2021年09月04日 15:37撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
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9/4 15:37
キタキツネその1。
近づくと逃げました。(S)
キタキツネその2。
斜面上5mなので安心しているのか逃げません。
夕方になると鹿も何頭か見れました。
長い林道歩きで足裏が痛くなりましたが、念願の神威岳完登です!(S)

この写真は流石!(mo)
2021年09月04日 15:39撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
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9/4 15:39
キタキツネその2。
斜面上5mなので安心しているのか逃げません。
夕方になると鹿も何頭か見れました。
長い林道歩きで足裏が痛くなりましたが、念願の神威岳完登です!(S)

この写真は流石!(mo)

感想

momohiroさんとの北海道の山巡り。
カムエクのあと2山目は神威岳に登りました。

事前調査で元浦川林道が緊急事態宣言にて閉鎖されたことを知りましたが、やはりここまで来たら登らずに帰る訳にはいきません。林道13km、片道3時間強の往復を覚悟で歩きました。

林道は路面はフラットで歩きやすいのですが、思ったよりアップダウンがあり、橋の度に50m以上降りては登る箇所が3,4回ありました。

神威山荘は貸切ですが、何故か車が1台駐車しています。
森林組合の車が来て、今日も連絡ができないと帰っていきました。
宴会をしていると18時頃、車の主が帰って来ました。
聞くと、ゲートは締まっていたものの鍵が付けられる直前の9/01朝に他の車とともに通過し、ペテガリ、神威岳を登ってたそうです。
とりあえずゲートへ下って行かれました。

小屋は脇に水場(沢水)もあり、トイレも札内ヒュッテほど臭わず、居心地のいい小屋でした。

さて、翌朝。
朝5時スタートです。
数分先で1回目の渡渉。
幅10m近くあるので、水深はスネ程度ですが、靴を濡らさずに渡るのは困難と思われます。
私はカムエクに続き、沢靴(パドリングシューズ)。
momohiroさんは沢靴の突き上げで土踏まずが終わったので登山靴で頑張ります。

二股まで山道歩き。
二股で少し下って、渡渉2回目(幅5m程)のあと小さな尾根を乗り越えて、本格的な沢歩きになります。
私は沢靴なのでバシャバシャと好きなところを歩きます。
momohiroさんは登山靴なので、極力岩頭歩き。

時に脇道(ショートカットor高巻)があるので、早そうならそちらを歩きました。

標高524mで沢が分れるので、左側を登っていきます。
次第に川幅が狭くなり岩が大きくなり、斜度も上がってきます。

標高750m程で赤い「←」ペイントマーク。
ここから山道です。
が、笹がかぶって重いです。
昨日の雨と朝の露であっという間に全身ずぶぬれ。
ルートは明瞭なのですが、その上の笹で見えないので、片手で払いつつ登るので、スピードが上がりません。

その先は笹に加えて滑る急登。
笹や枝など握れるものは何でも握って体を押し上げます。
少し風で寒いので上を着ます。
こんな状況が標高1,400mまで少しずつ緩くなるとはいえ続きます。

標高1,400mからは緩斜面になりますがハイマツが出てくるのでスピードは相変わらず。山頂直下は斜度が少しあがりますが、すぐ山頂に出ます。

山頂は真っ白は絶景。
風が無いので行動食休憩します。

記念写真をmomohiroさんに撮ってもらったら、さて、下りましょう。

下りはmomohiroさん俄然速いです。
私は沢靴で付いていくのが精いっぱい。
というか10回以上滑り台かスケート状態になってお尻ドロドロになりました(泣)。

標高750m辺りで沢に戻ります。

ここからまた沢筋をパドリングシューズで飛び歩いたり、沢をバシャバシャしながら戻りました。この靴は北海道の沢歩きには最適と思いました。
以前の幌尻岳(チロロ林道)で使っていれば沢でコケることも無かったでしょう。

神威山荘で荷物を回収し、また長い林道歩き13kmで戻りました。
期待した(?)ロックアウトされた車ですが、残念ながら(?)1台も居ませんでした。上手く通過できたようです。

神威岳、予期せぬ林道歩きが長かったですが、今回歩けてよかったです。

同行頂いたmomohiroさん、大変ありがとうございました。
自分一人では歩けなかった2山と思います。

また機会があれば是非お願いします。

ShuMaeさん、此方こそありがとうございました。
カムエクと言い、神威岳と言い、Wカムイでお腹いっぱいになりました。
両方ともワイルドな山でしたので、ご同行頂き感謝です。
一人では登りにくい山でした。

おまけのキタキツネには感激しましたが、北海道って、何処にでも居るんですね!
夕張の街では早朝に現れてオイラの水筒をカジカジしてました!(mo)

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