尾瀬(燧ケ岳〜至仏山)でテン泊デビュー
- GPS
- 18:56
- 距離
- 39.7km
- 登り
- 2,460m
- 下り
- 2,057m
コースタイム
大清水休憩所5:15
一之瀬休憩所6:05-6:10
三平峠7:05
尾瀬沼山荘7:20
尾瀬沼ビジターセンター7:40-8:00
長英新道分岐8:15
俎10:40-10:50
柴安11:15-12:20
見晴キャンプ場14:20
2日目
見晴キャンプ場6:00
東電小屋分岐6:25
東電小屋6:45
ヨッピ吊橋7:00
牛首分岐7:30
山の鼻8:00-8:45
至仏山山頂11:20-12:25
小至仏山13:30
鳩待峠15:15
天候 | 9/21快晴 9/22晴れのち曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
鳩待峠〜戸倉は乗合タクシー(¥900) 戸倉〜大清水駐車場は友人の車 |
コース状況/ 危険箇所等 |
木道、木階段所々破損あり。 見晴新道は先日土石流の発生により道が荒れています。 落石・転倒しやすく十分な注意が必要。 |
写真
感想
憧れの尾瀬、憧れのテン泊。
毎日この日を待ち、家で夜な夜な満載になったザックを背負う変なオッサンはもう終わり。
仕事が終わってから車を走らせ尾瀬へ。
到着時間からすると、睡眠時間は3時間・・・
まぁどうせ車中泊で眠れた事無いし諦めるかと。
大清水休憩所AM1:30着。駐車場は無人か有人か分からん車が1/3程度。
少々寒く毛布にくるまり後部座席で寝たふりを決め込む。
もぞもぞしてる間に朝になり、おにぎり食って出発。
大清水〜尾瀬沼山荘までは樹林帯歩き。沢の音やとりの囀りが心地いい。ノンビリ歩きます。
尾瀬沼山荘に到着すると本日登る燧ケ岳が見え始めテンションアップ↑ザックの重さもちょっと忘れる。
長英新道での登りは緩やかで歩きやすいが、途中から雨の流れでえぐれた道。
雨の日だったらやだな〜しばらく進むと展望が開けてくるが案外キツイ急登になる。ここら辺で7歳の少年が頑張っているのをみて元気付けられる。少年サンキュー。
何個か木の階段を上がるとミノブチ岳。そこから俎瑤悗牢箴譴竜渕侈未蚤プルプル。俎瑤牢笋ごつごつして休憩はしづらい。祠が祭られているので拝んで早々に通過してしまう。
柴安瑤らは尾瀬ヶ原、周囲の山々の展望が最高〜。
途中抜きつ抜かれつしていた方と並んで食事させてもらって、あそこに登った〜とか、あの山は○○山だ〜とか教えてもらう。ん〜勉強になるね。大きな地図も持って来れば良かったなと後悔。
下りは見晴新道。
先日の台風等の影響で道が荒れているとの事でコースタイム5割増しだそうで心してかかる。
下り始めからすぐハイマツの中急な岩場の道。
そんな道を30分ほど進むと、出た!土石流の跡。見事に崩れています。こりゃひどい・・・
迂回路所々あるが、基本土石流の中を歩かなくてはならずかなりの注意と労力が必要かと。5割増しの要因なるほど・・・
道はとにかく丸い浮石(柔らかい土の上に石)だらけで足の置き場をミスるとすぐ落石します。
子供や足腰に自信がない方、スピードハイクの方は違う道でどうぞ。
落石します。させてしまいます。実際上から落ちてきたし・・・
落石させてしまったら『ラク!!』とデカい声でお願いします。基本です。
土石流道は精神的にも体的にも難路だったが1時間ほどで通常の登山道へ入った。
ほどなくして燧小屋に到着〜見晴のテント場の受付はこちらで済ませます。
・・・いや〜初めてのテン場だ〜どこに張ろう・・・しばしキョロキョロウロウロ〜
完全に初心者モード全開だが場所を決めてテントを設営。ドキドキ・・・
無事テントも張れたし、やっとこ落着きテン場を堪能したり周辺を夕陽の時間までウロウロする事に。
周辺は山小屋が多く活気があります。皆さん楽しそうでちょっと羨ましい。
夕暮れ時は空も山も美しく心も体も癒されます。
陽が落ちると気温は息も白くなる位でフリースだけだと少し寒い。
テントに戻り晩飯とビール。腹も満たされ、寝不足と一日の疲れが相まって睡魔に襲われる。就寝・・・寝袋って暖かい〜
二日目
朝露に濡れるテントは雨の後の様で驚いた。
タオルで拭いて撤収作業開始〜。
やっぱ慣れてないのでモタモタして予定より30分出遅れてしまう。
東電小屋方面に向かい、ヨッピ吊橋を目指す。
ヨッピ吊橋は案外こじんまりとして拍子抜け・・・
でもヨッピ吊橋を過ぎた辺りから、朝霧と太陽の雰囲気が最高に美しく湿原の神秘的な表情を見せてくれました。
お次は山の鼻を目指す。
山の鼻からは友人とその子供達と至仏山に登るため待ち合わせ。
こんな所で待ち合わせってのも楽しいし嬉しい。
時間バッチリ合流で1人だったのが11人の大所帯になり至仏山へ。
子供達がいるとやはり賑やかで楽しい〜
至仏山の登りは樹林帯を抜け、木の階段や滑ると噂の蛇紋岩の岩場を通過〜
至仏山は蛇紋岩のせいで植物が育ち辛く森林限界が低いそうです。へ〜
山頂は混雑〜展望は残念ながら曇りでいまいちでしたがとにかく昼食にします。
山頂〜小至仏山は岩稜。蛇紋岩で滑るのを注意しながら進みましょう。
暫し歩くと木道・階段が現れ、補修のための材料が沢山あり日々整備されている事が解ります。
こうやって歩けるのも尾瀬を維持管理されている方達のお蔭であり感謝致します。
有難うございます。
残りの道は軽快に下りあっという間に鳩待峠に到着。
お疲れ様でした。子供たちもよく頑張った(^^)
今回初テン泊。
ザックの重さで体中が筋肉痛、足の付け根を痛めたり靴擦れで痛い所だらけだったが、それ以上に楽しさと感動があり、テン泊の素晴らしさを知る事が出来た。
早く次行きて〜
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