【前小河内岳〜慣合〜小西俣〜内無沢〜高山裏〜小河内岳】
- GPS
- 19:23
- 距離
- 35.7km
- 登り
- 3,039m
- 下り
- 3,031m
コースタイム
- 山行
- 11:10
- 休憩
- 0:36
- 合計
- 11:46
- 山行
- 6:49
- 休憩
- 0:41
- 合計
- 7:30
天候 | ・1日目→曇り時々雨 ・2日目→曇り(高曇り) |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
◎前小河内岳東尾根 稜線からハイマツ帯に入る地点からは想像出来ないほど踏み跡明瞭でマーキングも豊富な尾根。 対岸の徳右衛門岳が良い目安になります。 ◎小西俣 まともな滝が1つも無い平凡な沢。 登攀的な沢登りとして面白味は無いが、源流巡りやルートの1つとしての面白味はある。 幕営適地は魚無沢出合までは左岸に数カ所。内無沢に入ると広河原に1箇所。 それ以降の平場は草地が1箇所あった。全て左岸。 |
写真
感想
先週行く予定だった大井川源流小西俣。
天気予報では曇り優勢で晴れは期待出来ない感じでしたが水量・難易度を考慮して行けると判断しました。
今回もメンバーは地元の友人達。
その中には、なんと初テン泊が大井川源流のタープ泊という自分の経歴では考えられない強者girlも、、、時代は変わりましたね〜。
鳥倉ゲートを3時スタート。
鳥倉は南アルプスの中でも静岡県からアプローチが悪くほとんど不眠で来たので林道歩きから眠くて仕方無く、時折り目を閉じながら登山口へ。
ここから三伏峠までも慣れた道。
デカザックでも標準比70%で歩いてくれたのでタイムスケジュールはかなり楽になり大助かり!
前小河内への稜線は高曇りで南アルプスの展望と笠雲を被った富士山を見ながらの稜線歩き。
昨年と同様、大井川西俣までは前小河内東尾根で下降。この尾根はこの山域のマイナールートの中では踏み跡明瞭・マーキング豊富で利用価値の高いルート。
慣合集落跡というか西俣堰堤で小休止して小西俣遡行開始。
しばらくは広河原。
左岸に杣道が残っている箇所が多く、左岸を中心にRF。道が残っているとは言っても遥か昔の道なので倒木・崩れが多く渡渉も交えながら進む。
明るい魚無沢出合を過ぎると、ここからは本流も内無沢と名前を変える。
内無沢に入ると少し川幅は狭まるが直ぐに広河原になる。 永野さんの本に記載されてい幕営地をイメージしながら左岸の段丘に目を凝らし歩くとガレ沢の先に広い平坦地。恐らくここに違いない!
場所が決まれば整地してタープを張って焚火の準備。メンバーも慣れたもので手際が良い。
準備が整えばお疲れ様の乾杯!
前小河内東尾根で見つけたハナビラタケの天ぷらは絶品で美味しかった!
今日はシェフ不在でいつものような華やかな料理は無かったけれど、夏野菜カレーや餃子を食べながらアルコールを飲み幸せな時間でした。
昨日からほぼ不眠で20時ギブアップで就寝。
翌朝は5時起きで6時半スタート。
朝食は昨晩のカレー・ご飯の残りにチーズを混ぜてカレーリゾット。
朝食を済ませ出発の支度。スタート時間を守れるのは女性陣。やはり普段の生活で男性より仕事量が多い中で仕事に出掛ける女性はキビキビしている。
15分遅れの6時45分スタート。
黄連沢出合から見える黄連沢の滝はお見事。
この出合を過ぎると直ぐに鉄砲堤がありました!
ずっと見てみたいと思っていた鉄砲を実際に目にすると半分土砂に埋もれて迫力は思った程ではありませんでしたが、この山奥深くまで盛んに伐採が行われていた事実を残す林業遺産を無くなる前に見る事が出来て本当に良かった!
ここからは内無沢も源流の様相となり、苔むした源流を詰めると高山裏の水場に出たので、ここで水を補給して小河内岳への稜線へ。
最初はガスの中で展望無しでしたが、次第に高曇りへと変わり南アルプス〜中央アルプス〜北アルプスの大展望が望めました。
ここからはデカザックでもトレイルランニングを交えながら三伏峠〜鳥倉ゲートへ。
登山道最後から鳥倉ゲートまでのランニングはヘロヘロで本当に良い練習になっちゃいました。
今回の山行で大井川の主な源流は全て巡ったと思います。
自分が普段生活で使っている大井川の最初の一滴。蛇口を捻れば出てくる水の見方が変わったような気がします。
今回もご一緒してくれた友人達に感謝です!
コメント
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天気の読み、プランニング流石ですね👍
今週末は台風の影響が出ずに行けると良いですね。
U君どうでしたか? 西部は無観客で応援に行けませんでした(泣)
三障で何とか県大会に進んだので草薙に入れる状況なら応援行きますよ!
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