記録ID: 3516076
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無雪期ピークハント/縦走
塩見・赤石・聖
荒川三山・塩見岳〜夕陽に染まる山。流れ湧き上がる雲が作り出す世界〜
2021年09月10日(金) ~
2021年09月12日(日)
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体力度
10
2~3泊以上が適当
- GPS
- 57:51
- 距離
- 57.4km
- 登り
- 5,324m
- 下り
- 5,316m
コースタイム
1日目
- 山行
- 10:11
- 休憩
- 1:37
- 合計
- 11:48
距離 20.8km
登り 2,658m
下り 1,245m
17:46
2日目
- 山行
- 8:20
- 休憩
- 1:14
- 合計
- 9:34
距離 16.6km
登り 1,330m
下り 1,827m
3日目
- 山行
- 8:10
- 休憩
- 1:14
- 合計
- 9:24
距離 19.9km
登り 1,331m
下り 2,249m
天候 | 9/10 快晴 9/11 曇り。小一時間ほど、パラついた雨 9/12 曇り時々晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
登山届出ポストあり |
コース状況/ 危険箇所等 |
・鳥倉登山口〜三伏峠小屋 急坂は特になく、トラバース的なルートが続く印象。 朽ちた丸太橋通過が、数か所ある。 三伏峠から鳥倉登山口側30〜40分ほど下った所に、水場あり(名・ほとけの清水) ・三伏峠小屋〜高山裏避難小屋 迷いなし。何度もアップダウンが続く。 小河内避難小屋の室内は、綺麗でした。 高山裏避難小屋は、それなりの古さを感じる。(水場 小屋から下って、往復20分) ・高山裏避難小屋〜荒川中岳避難小屋 高山裏避難小屋から荒川へ向かうルート上400〜500mのところにも、水場あり。 高山裏からしばらく、樹林帯のトラバース道が続くが、 やがて約400mの高度を一気に登る、不安定で滑りやすいガレ場の急坂が続く。 荒川前岳直下の崩落地帯の通過は、噂通りで恐怖がいっぱい!危険!。 荒川中岳避難小屋は高度3000m以上のところにあり、 国内第三位の高地小屋らしい・・・。 |
その他周辺情報 | 三伏峠小屋 小屋スタッフの方はとても気さくで、親切優しい方でした。 |
写真
感想
荒川三山へのアプローチとして椹島からがありますが、
今年はバス運行しておらず、
自力による17kmほどの歩行移動が必要です。
荒川三山への計画をいろいろ考えた所、
ピストンは仕方ないが『塩見岳』にも登れる。
ピストンという効率が悪いというか、自身あまりしたくない行程ですが、
マイカーで行ける事もあり、今回のルートで行って来ました。
長距離を歩くので、テント装備は避けての小屋泊で・・・。
荒川三山
前岳の崩落地は、
半端でない恐怖のポイント通過です。
崩落は年々進んでるという小屋の方の情報。
山頂の道標も数年後には、奈落の底へと崩れ落ちてしまうのでしょうか?
ヘロヘロになりながら、
ガレ場の苦行を乗り越え、17:30ごろ登頂。
辺りは一面夕陽に照らされた世界が広がり、
感動の景色を目にすることに。
夕陽に照らされた悪沢岳。
そしてガレ場から舞い上がる雲もオレンジ色に染まり、
頂きで舞い散る幻想的な姿。
お向かいの赤石岳は、流れる雲で見えたり隠れたり・・・。
夜、強風吹き荒れる一人っきりでの3000m越え小屋泊は、
違った意味?で、今後病みつきになりそうな位の寂しさがありました。w
塩見岳
遠くから望む姿とは違い、西と東の峰を持つ独特の山容。
岩岩しい急坂が続き危険なルートもありながら、
年配の方も大勢登られており、さすが人気の山という印象。
東峰から見る雲の流れを断ち切るかのように連なる仙塩尾根は、
いつかは重いテントを背負い込んで、歩いてみたいですね。
行動時間 行動距離
1日目 11時間25分 20.6km
2日目 9時間30分 17.7km
3日目 9時間20分 20.7km
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