記録ID: 351899
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ハイキング
甲斐駒・北岳
仙丈ヶ岳 (地蔵尾根下り)
2013年09月27日(金) ~
2013年09月28日(土)
- GPS
- 29:45
- 距離
- 20.0km
- 登り
- 1,509m
- 下り
- 2,687m
コースタイム
一日目
北沢峠8:50―大滝ノ頭10:20/10:25―小仙丈ヶ岳11:20/11:40―仙丈ヶ岳12:50/14:15―地蔵尾根分岐14:35/14:45―仙丈小屋14:50
二日目
仙丈小屋5:40―地蔵尾根分岐5:50―森林限界6:40―地蔵岳北側付近8:40松峯小屋分岐9:05―松峯小屋9:13/9:50―松峯小屋分岐10:00―工事中の林道(旧道や林道は交錯している)11:25ー(途中で休憩1時間半)―孝行猿の碑13:25―市野瀬駐車場13:50―国道14:30―伊那里バス停14:35
北沢峠8:50―大滝ノ頭10:20/10:25―小仙丈ヶ岳11:20/11:40―仙丈ヶ岳12:50/14:15―地蔵尾根分岐14:35/14:45―仙丈小屋14:50
二日目
仙丈小屋5:40―地蔵尾根分岐5:50―森林限界6:40―地蔵岳北側付近8:40松峯小屋分岐9:05―松峯小屋9:13/9:50―松峯小屋分岐10:00―工事中の林道(旧道や林道は交錯している)11:25ー(途中で休憩1時間半)―孝行猿の碑13:25―市野瀬駐車場13:50―国道14:30―伊那里バス停14:35
天候 | 1日目:快晴 2日目:晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス
仙流荘付近に300台程 市野瀬に5台程 伊那里から仙流荘間は長谷循環バスに乗車。 http://inashi-kankoukyoukai.jp/ikk_upload/files/5db539783df0f30d591b28bb78e17ca4.pdf#search='%E9%95%B7%E8%B0%B7%E5%BE%AA%E7%92%B0%E3%83%90%E3%82%B9' |
コース状況/ 危険箇所等 |
危険箇所: 一日目の小仙丈ヶ岳付近から二日目の森林限界付近まではガレ場の様な道です。 不明瞭箇所: 特になし。 道の様子: 北沢峠から仙丈ヶ岳までは沢山の報告があるので省略。 仙丈小屋すぐ上の地蔵尾根分岐から50分ほどの森林限界までは見晴らしの良い道です。その先は樺やツガの林へと変わります。さらにその先はカラマツの林となりますが市野瀬集落が赤松が目立つようになります。 この尾根は下りとはいえ、アップダウンがあります。 コースは全体的にピンクテープの目印が多数あります。しかし途中から植林作業用と思われる青テープやピンクテープもありますので見極めが必要なところもあります。 市野瀬の集落に付いてから伊那里バス停まで九十九折りの林道をまともに進むと3km(標高差270m)もありますので、適当にそれを横切る昔の道の踏み跡を見つければ近道ができます。 伊那里バス停から仙流荘バス停までは1日数本のバスがありますが、歩いても5〜6kmです。 水場情報: 仙丈小屋:問題なく出ていました。 松峯小屋:水は小屋の横の窪みの沿って100m(4分)ほど下るとチョロチョロ程度の流れていました。写真のように僅かな量なのでペットボトルに直接入れられるような状況ではなく、汲む場合はお皿やカップなどが必要です。飲む前に沸騰させた方がよさそうです。 林道脇:最初に工事中の林道に降り立ち、またすぐにそれを横切り二回目に林道に出てからすぐの進行方向右側のところに写真のような水が出ています。これはそのまま飲めそうです。林道工事の状況では見つけられない可能性があります。 |
予約できる山小屋 |
北沢峠 こもれび山荘
|
写真
感想
今回は往年仙丈ヶ岳への登山道として栄えていた地蔵尾根を麓の伊那里バス停まで歩いてきました。
南アルプス林道が開通する以前は仙丈ヶ岳へのメインコースの登山道として栄えていたこのコースも今は忘れられた古道と思っておりました。
しかし当日歩いてみると、この尾根を登ってくる人は5人おり(単独3名とペア一組)、今でも歩く人がそれなりにいるようでした。ちょっと話をしたところ単独1名とペアの一組は松峯小屋へ泊ると言っておりました。
伊那里に残っている当時のJRバスの営業所は山旅の終点にふさわしい雰囲気が漂っておりました。現在のバス停は伊那市の長谷循環バスのものです。
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コメント
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仙丈ヶ岳というと、北沢峠からの道と仙塩尾根くらいしか思い浮かばなかったのですが、こんな道があったのですね
表登山道という感じで、大変興味深く思いました。
ぜひとも出かけてみたいですが、登るのは特に大変そうですね。
それと、バスの時刻もしっかり調べていかないと、帰れなくなりそう。
さすが、hachiさんです
おぉ〜!地蔵尾根じゃないですか!?
先日TJARに憧れて日本海から剱岳に登りましたが、この地蔵尾根もそのレースコースで、近いうちに歩いてみようと思っていたところです
ここも標高差2,000mくらいある長大な尾根ですよね!
目印のテープの情報などとても参考になりました
いつか市野瀬から行ってみようと思います
それと個人的に仙丈小屋の自炊場の写真がとても懐かしかったです。
とても良くしてくれた小屋なのでまた泊まりに行きたいです
masaiさん
私も地蔵尾根は眼中にありませんでした。しかし昨年ヤマレコフレンドの方がここを歩かれた記録を見てから行きたくなりました。
ここは下る方がよいですがエリアマップに書かれているコースタイムで歩くにはやや厳しいと思います。特に松峯小屋から伊那里までは3時間では無理だろうと感じました。
しかし金曜日仙丈小屋に到着する直前の地蔵尾根分岐で地蔵尾根を登ってきた若者と話をしましたが、バスにも乗らず戸台から6時間で分岐まで来たというので、早い人もいるようです。彼は今日中に両俣小屋まで行くなどと言っており驚きました。♪♪若いって素晴らしい♪♪♪・・・ですね
なお私のコースタイムは松峯小屋から伊那里までの区間で合計1時間半も休んでいますので参考になりません。
それから、もしバスに乗れなかった場合、仙流荘までは5〜6kmほどですからなんとか歩ける距離なので心配いりません
-TIROL-さん
地蔵尾根もTJALレースのコースだったのですか?
前のmasaiさんへの返信のところで地蔵尾根分岐で会った若者のことを書きましたが、翌日の土曜日も昼ごろに林道のところでこれから登る別の若者に会いました。彼も今日中に両俣小屋までを目指していて到着予想時刻は日付が変わるころになりそうだと言っておりました。もしかするとこの二人はTJALレースを意識していたのかもしれません
地蔵尾根は特に登る場合に林道のところが工事中なので注意した方がよいです。林道から登山道へ入るところは必ずテープや道標のサインがありますが、林道で迷ったというヤマレコの記録もあります。林道を過ぎればピンクテープは概ね10〜20m間隔でありますので心配いりません。踏み跡も一部を除いて明瞭です。
伊那里は交通の便が悪いとこですよね。旧JR伊那里バス停待合室(屋根あり)にはベンチが二つあるのでステビできます。水道やきれいな水洗トイレもあります。
なおそこから200mほど南の国道沿いには入谷野という公共宿泊施設もありますよ。
http://www.ina-city-kankou.co.jp/cms/modules/tinyd2/index.php?id=6
仙丈小屋は小屋の方も親切で感じよかったですよ。水もあるしバイオトイレは水洗ですし、申し分ありませんでした
hachiさん、はじめまして。
同じ日に仙丈小屋にいました!と、思わず書き込みです。お天気にも恵まれ最高でしたね。
しかし、もの凄いコースを歩かれたのですね。
いつかは私も歩けるようになりたいです。
山での偶然を楽しみにしています。
masugohanさん、はじめまして。コメントありがとうございます
夕食が始まる頃到着された方ですね。私は受付近くの2番目のテーブルに座っておりましたので到着の様子は覚えております
この二日間は本当に良いお天気にに恵まれてよかったですね。山はいつもこのような日に登りたいです
下山に利用した地蔵尾根の標高差は2100mほどもありますので大変でした。でも傾斜は緩いので難易度は低いと思いますが距離は長いです。なおこのコースは途中で誰にも会わないと思っておりましたが、5人も登ってくる方がいたのは予想外でした
山での偶然は面白いですね。いろいろな要素が絡み合って起きる偶然は、いつも良いものでありたいです。
またどこかで偶然お会いできるとよいですね
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