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Yamareco

記録ID: 35246
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍

三股〜常念岳〜蝶ヶ岳

2008年08月13日(水) ~ 2008年08月14日(木)
 - 拍手
GPS
16:05
距離
16.5km
登り
2,389m
下り
2,366m

コースタイム

初日 5:55三股駐車場〜6:20三股〜11:10前情念〜常念岳・小屋分岐12:30〜12:45常念岳13:45〜15:15常念小屋テン場

2日目 7:10常念小屋〜8:20情念岳〜10:00ピーク2592m〜10:30蝶槍下〜11:00蝶槍〜11:10蝶ヶ岳〜11:40蝶ヶ岳ヒュッテ12:20〜15:30三股駐車場
天候 初日、曇り時々晴れ 2日目、曇りのち雨
過去天気図(気象庁) 2008年08月の天気図
アクセス
コース状況/
危険箇所等
三股にて、登山計画書を出す。

危険箇所としては、前常念までの急登ルートは荒れ気味で、雨の後などは特に足元に注意。

予約できる山小屋
蝶ヶ岳ヒュッテ
2008年08月16日 21:24撮影 by  Canon EOS 30D, Canon
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2008年08月16日 22:23撮影 by  Canon EOS 30D, Canon
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2008年08月16日 22:23撮影 by  Canon EOS 30D, Canon
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撮影機器:

感想

とても長い登山日記(笑)

初日、8月13日

仕事が終わった後、仮眠を取るも1時間ほどしか寝れず・・・13日1時に集合後に出発。

今回は3人パーティー。

5時前に到着、少しゆっくりして飯を食ってから準備。6時過ぎに出発。

6時半、三股の登山届け受付に登山届けを出す・・・この時点で、オイラは荷物の重量がありすぎてヤバイと判断して、荷物(三脚)を屈強な友達にお願いしました。
三脚1.5キロでもかなり違う・・・。

現在のオイラの背負える限界重量はおそらく15〜17キロぐらいでしょうか。

で、楽(それでも結構きついけど)な蝶ヶ岳方面に行くか?と聞かれたけど、無理しては意味がないけど、楽よりきつい方が良い。行けると判断して、急登側を行くことに。

出だしすぐは、そこまで急ではなく、去年の合戦尾根のほうがキツかった気がするけど、道自体が少々荒れていて、滑りやすく歩き難かった。

30分ほどすると、坂が徐々にきつくなり、また、木々の根っこを越えるような場所が増え、足元にも気を使う、そして荷物が相当重いという三重苦が続く。

1時間を越えると、すでに汗だくで、かなりの疲労度。やはり荷物の重量がそうとう効いている・・・。道も更に厳しく・・・。

途中、写真を撮りながら休憩を繰り返し、外側太もも上部(ザックを支える筋肉)の痛みと戦いながら、ひたすら登る。休む。登る。

2時間半・・・やっと、最初の難関の三股からの急登を登り切る。・・・すごく長い2時間半に感じた。
ここまでで3.1キロ。
常念岳まで4キロちょっと。

やっと平坦な場所に。

しかし、ここからが更なる地獄でした。

疲労もあり、平坦な場所でもスピードが上がらない。
たった1キロも満たない距離に50分も掛かるとは・・・。
太もも上部の痛みは、慣れたからかマシにはなったが・・・。

そして、林から突如現れる梯子。登ると・・・林から大きな岩たちに・・・。
そして、第二の急登に突入。
第一目標の前常念ははるかまだ先・・・。
ここで、出発から約4キロ?3時間半弱

ここで少し心が折れて・・・10分ほど荷物を降ろして休憩。

ずっと休憩していても、距離は縮まらない。
気合を入れなおして、登り始める。
出発から3時間半。

が、少し登っただけで、脚が悲鳴を上げる。
上半身は動くのに、息も続くのに、脚が動かない。

大きな岩が多いので、強制的に脚を上げさせられるのが更に辛い。

こまめに休憩を入れながら、やっと休憩中の前の二人に追いつく。

一人は先に出発。残った二人は長めの休憩を取って、出発。
この時点で、出発(駐車場)から4時間半。
第一目標の前常念まで数百メートルと言ったところでしょうか(ガスで先が全く見えない)

ここで、素敵な出会い。

雷鳥のつがいに出会いました。去年は子連れでした。

雷鳥との出会いに力を貰い、前にそびえる岩たちに挑む。
前が見えないのでひたすら登る。

30分後、第一目的地の前常念に到達。
出発から5時間。

10分弱の休憩後、常念岳を目指し歩き始める。
常念岳までは、あと1.5キロ〜2キロ程か?

ここからは、岩場ですが、キツイ登りは無くなり・・・それでもスピードは上がらず、一歩一歩進む。

現在は通行止めの常念小屋への分岐を越え・・・前常念を出発してから1時間とちょっと。

突然、ガスが晴れて、かすかに見えていた常念岳がハッキリと現れる。

見れたら良いな・・・と思っていた矢先だったので驚いた。
山の神様の贈り物かな?と、感謝しながら写真を・・・。

そこから、少し進むと、常念岳と常念小屋への分岐に到達。

そこから、最後の最後、急登を登る。
距離としてはそう無いのですが、角度と岩と疲れでとても長く感じた。

頂上直前、それまで雲に隠れていた槍ヶ岳が姿を現す。
またも、見れたら良いな・・・と、探していた矢先に・・・。
これも贈り物かな・・・と感謝しながら写真を・・・。

そして、12時47分。
出発から6時間半。

常念岳頂上に到達。

そこで出迎えてくれたのは・・・アゲハチョウでした。

そして、友達に写真を撮ってもらって・・・ガッツポーズ(笑)

とても、とても辛く長い戦いでしたが、なんとか乗り切りたどり着きました。
なんとも言えない達成感に浸りながら、昼食休憩に・・・。

昼食はカップ蕎麦。おにぎりもあたけど、食欲が・・・。
コーヒーを飲んで一服。

1時間ほどして、最終目的地の常念乗越にある常念小屋のテン場を目指します。

常念岳から、標高差としては常念岳2,857m→常念小屋2456m・・・と、400m。

通常であれば、50分ほどで着くはずの場所ですが、相当な角度の急登、岩場、そして、ガス。
全く下(小屋)が見えず、いつまでこの坂をくだるのかと・・・。
友達と色々話しながら、気を紛らしながら・・・40分、わずかにガスが抜けて見えた小屋はまだ小さかった。

先が見えてもなかなかたどり着けない歯がゆさと戦いながら、また、話をしながら、やっとたどり着いた時には、15時を過ぎていた。
結局1時間半ほど掛かったようです・・・。

テン場の受付を済ませて、テント設営。
日が傾くと、もうかなり寒く・・・。レインコートを着て防寒。
その頃には体力も回復して、周辺を散策、写真を撮って。
早めの夕食の用意を。

すると、日を背に受けた槍ヶ岳が見えた。
夕日は染まらなかったけど、十分な眺望。
もう、槍のシルエットが見れただけで満足でした。

夕食は、カレーうどんと残ったおにぎり。
山では、普段は何気ない物でも、とてもおいしく感じる。

食後、寒いので、テントに入り、そして寝る準備。
疲れであまり会話も無く(笑)

明日は、雨の可能性があるので、予定を変更して下山も視野に・・・という話をして、8時前ぐらいかな?いつの間にか就寝。

おやすみなさい。

2日目

4時に起床。
どう考えても、あの坂を一日に2度登るのは無理と判断して、御来光はテン場で迎えました。

朝食の用意をしていると、空が赤く染まって・・・。

もともと、御来光は期待していなかったのですが、これまた運良くわずかにですが望めました。
槍ヶ岳の方は雲がかかり見えませんでしたが、綺麗な景色を堪能でき、とても感動しました。

朝食後、テントを片付けたりして、7時に2日目の登山に出発。

荷物の重量は、わずかに軽くななってましたが、疲れもあり、マイペースでゆっくりと常念岳をめざします。
常念岳まで標高差400m・・・見上げるような急登岩場をゆっくりと。

大体一時間で、前常念分岐へ。そして、1時間15分で常念岳へ到達。

そこから、蝶ヶ岳を目指します。

また岩場を下ります。周りはガス。
足場に気をつけながらなので、やはり余計に疲れます。
一番下では標高2512m。常念から常念小屋までの道ほどではないですが、結構急な岩場が続きます。

9時20分、下りきると、そこからは登ったり下ったりを繰り返します。標高が下がったので、背の高い木々も増え、林の中を通ったり、ピーク2592m付近では花畑(トリカブトなど)を抜けたり・・・。
地味な道で疲労が・・・。

10時半過ぎに2462m地点、蝶槍のふもとにたどり着きます。
そこから2664mの蝶槍へ
これが最後の急登ですが、相当な疲労で目眩が・・・(^^;)
少し休憩をとったあと、登りに入ります。
道の脇に生えている木々を頼りに登って、森林限界を超えるとあと少し。休憩を挟んで登ります。
そのあたりから雨が本格的に・・・。なので、あと少しのところで広いところがあったのでレインコートとザックカバーを。
そして、11時半、蝶槍に到達。
そして、蝶ヶ岳山頂(最高点ではない)に行き、蝶ヶ岳ヒュッテを目指します。
しかし、ここからが思った以上に遠く、いくつかの丘を越え、やっとの思いで蝶ヶ岳ヒュッテに到着。12時を過ぎていました。

蝶ヶ岳ヒュッテで昼食、てんぷらうどんを食します。オイラの足の疲労はピーク。
疲れがたまると、足がむくんで相当痛くなる。靴を脱いで、足の裏をマッサージした、むくみを和らげます。
ここで雨が強いので、テントを張るのをあきらめ、今日下山することに。

ここから更に6.5キロの下りはキツいですが、しょうがないです。
1時前に下山開始。
最初は岩が多く滑りやすいので足場に気をつけながら・・・。疲労のたまった足には相当きつく、マイペースで・・・休憩を挟みながら・・・。どんどんと置いていかれました。。
2キロほど下ると、まめだいらで一度なだらかな場所になります。そこからはスピードUPで前を行く友達に追いつきます。
4.5キロほど行った所で、またキツイ下りになりますが、足場は上よりは良いので、ハイペースを保ちながら。
しかし、とうとう足に限界が来たので、一度5分ほど腰を下ろし、ふくらはぎのマッサージなどをして、痛みを和らげます。
あとは、ひたすら三股を目指し歩き続けます。足の痛みもまたぶり返してましたが、我慢して・・・
そして、3時半、やっとの思いで駐車場に到達しました。

とてもしんどい登山でしたが、色々経験できたので、楽しい登山でした。
また、もっとしっかりトレーニングをしないといけないな、と。
特に足の筋力と持久力をつけないとだめですね。

当分はこのルートは行きたくないです(笑)
が、今回見れなかった、常念から蝶までのあいだの眺望を見るために、また行きたい山です。
次は、余裕が出来れば、軽い荷物で小屋泊にしたいですね(^^;)

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