剱岳 二度目の剱は霙降る早月尾根から

2021年09月21日(火) ~ 2021年09月23日(木)

• GPS: 19:35
• 距離: 17.4km
• 登り: 2,505m
• 下り: 2,488m

コースタイム

1日目

• 山行: 5:54
• 休憩: 0:34
• 合計: 6:28

距離 6.0km 登り 1,492m 下り 29m

6:19 馬場島
6:29 早月尾根登山口
7:12 7:18 松尾平/標高1000ｍ標識
9:33 9:38 早月尾根標高1600m標識
11:08 11:11 1920.9m三角点
11:30 11:45 標高2000ｍ標識
12:40 12:45 丸山
12:47 早月小屋

2日目

• 山行: 6:54
• 休憩: 1:33
• 合計: 8:27

距離 5.6km 登り 965m 下り 969m

4:27 早月小屋
5:23 5:27 標高2400ｍ標識
6:15 6:23 標高2600m標識
7:44 7:59 標高2800m標識
8:45 9:00 カニのハサミ
9:10 9:16 剱岳
9:25 9:48 カニのハサミ
10:27 10:41 標高2800m標識
11:39 11:41 標高2600m標識
12:05 12:11 標高2400ｍ標識
12:54 早月小屋

3日目

• 山行: 4:22
• 休憩: 0:15
• 合計: 4:37

距離 5.8km 登り 47m 下り 1,507m

5:43 早月小屋
5:45 5:47 丸山
6:20 6:25 標高2000ｍ標識
6:40 1920.9m三角点
7:46 7:54 早月尾根標高1600m標識
9:21 松尾平
10:12 早月尾根登山口
10:20 馬場島

天候

9/21 晴
9/22 曇のち雨 一時霙
9/23 晴のち曇

アクセス

利用交通機関：

自家用車

馬場島荘前に駐車(無料)しましたが、キャンプ場の上にも駐車スペースがあります。
また、馬場島荘の下にも4〜5面大きな駐車場があります。

コース状況／危険箇所等

登山口から早月小屋まで標高差1,500mの長い急登ですが、
要所にはハシゴや鎖が架けられ、よく整備されています。
小屋から山頂は岩稜が続き高い絶壁も覗きますが、別山尾根のような大きな昇り降りはなく、要所には鎖が張られているので、慎重に歩けば問題はありません。

その他周辺情報

車のアンダーカバーの修理に寄った上市町のディーラーの近くに、
地産の十割そばが食べられるグラーノや褐色の湯が嬉しいアルプスの湯(610円)があります。

写真

9/20 19:29

馬場島へ向かう夜道でまさかのアクシデント。

9/20 19:25

路面の起伏でバウンドして、アンダーガードが落下(^^;

9/20 20:52

応急処置とノロノロ運転で、なんとか到着して前夜泊。

9/21 6:29

明けて早月尾根登山口。

9/21 6:33

いきなり急登。

9/21 7:12

松尾平で初めて劒を仰ぐ。
明日もなんとか晴れてくれ。

9/21 7:23

次から次へ巨樹。

9/21 7:59

巨樹の下を潜って進む。

9/21 8:12

標高1000mから200m刻み。

9/21 9:30

振り返ると富山平野と海。

9/21 9:32

横手に谷を挟んで毛勝三山。

9/21 9:59

赤く眩しいナナカマドの実。

9/21 10:17

黒っぽいのは、何だろ。

9/21 10:49

こちらも赤いオオカメノキ。

9/21 10:54

足元にはウメバチソウ。かな

9/21 10:55

遥か眼下に馬場島。

9/21 10:55

右に大日岳。
左肩に小さく大日山荘。

9/21 11:59

路傍の池塘に映る秋空。

9/21 12:00

オタマが一杯。今からカエルになって冬が越せるのか…
※他の方のレコによればサンショウウオだそうです。

9/21 12:00

オヤマリンドウはまだ蕾。

9/21 12:09

イタヤカエデの黄葉。

9/21 12:26

ナナカマドの紅葉。

9/21 12:30

クサリだの、

9/21 12:35

ハシゴだの。
次々と越えていくと、

9/21 12:40

丸山。2224mの広い山頂。
いっきに劒の大展望。

9/21 12:40

すぐ先に早月小屋。
その向こうは劒御前と立山。

9/21 12:42

鋭い岩峰が続く小窓尾根。

9/21 12:42

剱岳を見上げる。

9/21 12:51

今夜の泊りは早月小屋。

9/21 13:07

小屋前で昼食。

9/21 13:06

初めての新カップヌードル。

9/21 13:11

9/18が発明50年。
数日前TVで見たばかり。

9/21 15:05

午後はビールを片手に、

9/21 15:40

遥かに劒を見上げ、

9/21 16:20

小窓尾根に見惚れる。

9/21 16:23

”ニードル”は、
まるでニャンコの後ろ姿。

9/21 16:57

夕食。ご飯豚汁はお代り可。
青魚ダメなので鯖味噌煮から鮭に変えていただけて感謝。

9/21 17:50

夕食後は、
剱岳のアーベントロート。

9/21 17:54

富山平野の先に沈む夕陽。

9/21 17:57

残照。

9/21 18:32

小屋の窓から、
残照と富山の夜景。

9/22 4:26

翌朝。
未明の富山の灯りを見ながら

9/22 4:44

ヘッデン点けて出発。

9/22 5:36

明けてきた。残念だがご来光は山の向こう。

9/22 5:37

西の空は朝焼け。
せめて昼までは振らないで。

9/22 5:37

と祈りながら足を進める。

9/22 5:37

室堂も明けてきた。

9/22 5:39

モルゲンに染まる小窓尾根。
紅葉を分けて進む。

9/22 6:01

毛勝三山も朝日を浴びる。

9/22 6:11

スポットライトを浴びたような富山の夜明け。

9/22 6:15

ほとんどサーチライトだね。

9/22 6:29

チングルマの綿毛と紅葉。

9/22 6:45

マツムシソウ。のような…

9/22 7:51

2,800m標識でついに雨。

9/22 8:05

強風の稜線を行く。

9/22 8:28

みぞれ混じりの雨が冷たい。

9/22 8:33

ガスの中にカニのハサミ。

9/22 8:42

直下のクサリ場を登る。

9/22 8:43

登る。

9/22 9:15

やっと剱岳。2,999m
トミーさんは百名山92座目。

9/22 9:35

雨の中を帰路に就く。

9/22 9:52

チシマギキョウ。

9/22 9:52

ミヤマダイコンソウの残滓。

9/22 9:55

ミヤマウスユキソウ。かな

9/22 9:55

ハサミの下をトラバース。

9/22 10:34

2,800m標識上の登山道を、
雷鳥のファミリー。

9/22 10:36

全部で6羽の大家族。

9/22 10:37

目の上赤いのが母鳥か。

9/22 10:38

羽ばたく。
冬に備えてかなり白い。

9/22 11:23

降りてきた稜線が急峻。

9/22 11:42

ようやく雨が上がり、
早月小屋や馬場島を一望。

9/22 11:57

ザクザクに刺された岩。

9/22 12:38

丸々太った野イチゴ。

9/22 12:45

紅葉を楽しむ余裕も戻り、

9/22 12:54

早月小屋に帰還。下山予定だったがこれから雨が本格化と小屋で引き止められる。

9/22 14:20

”お疲れさま🍻”
停滞もまたよし。かも

9/22 15:03

富山の地酒よしのとも純。

9/22 17:00

コロナ下の夕食風景。
壁に向かって黙食。

9/22 17:02

今夜はみんなと同じトリ。

9/23 4:26

今朝も富山の未明を眺めて、

9/23 5:01

今朝は朝食をしっかり戴く。

9/23 5:46

晴が恨めしい劒を仰ぎ、

9/23 5:54

早月尾根を下る。

9/23 6:45

右に小窓尾根。ニードルに、ドームにピラミッドピーク。一番高いのがマッチ箱。

9/23 6:57

そのずっと先に毛勝三山。

9/23 6:51

左に昨年登り損ねた大日岳。

9/23 7:00

木の根を下り、

9/23 9:11

巨樹の下を潜る。

9/23 9:31

松尾平から小窓尾根に別れ。

9/23 10:22

馬場島に無事帰着。

9/23 10:15

地元のご当地�皀廛譟璽函�
�気両紊陵訥擦�最高。

9/23 11:54

街まで徐行して修理を依頼。

9/23 12:08

こんなトコも💦
何にバウンドしたのか…

9/23 12:58

そばの花につられて、

9/23 12:33

昼食に地産の蕎麦。

9/23 12:21

トッピングは無料サービス。
山菜だの温玉だのデザートも

9/23 13:05

アルプスの湯でさっぱり。

9/23 15:04

北陸道でお馬さんにも遭い、

9/23 16:19

天使の梯子を見ながら奈良へ

撮影機器：

TG-4 OLYMPUS CORPORATION

装備

個人装備

長袖シャツ Tシャツ ソフトシェル ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 ゲイター 日よけ帽子 着替え 靴 予備靴ひも ザック ザックカバー 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 コンロ ライター 地図（地形図） コンパス 笛 ココヘリ 計画書 ヘッドランプ 予備電池 筆記用具 ファーストエイドキット 常備薬 日焼け止め ロールペーパー 保険証 携帯 時計 サングラス タオル カメラ シェラフ ヘルメット

感想

ikomaniyon

9年ぶり2度目の剱岳は、モリーさんの企画で早月尾根からトライしました。
前回登った別山尾根からの劔岳の迫力も素晴らしかったのですが、
今回の早月尾根も巨樹あり花あり長い岩稜ありで、こちらも素晴らしいコースでした。
前後の日が晴なのに登頂日が雨で、山頂からの展望が楽しめなかったのは残念ですが、
代わりに雷鳥のファミリーに出逢えたのはラッキーでした。

標高差　：2,259m
累積標高：上り3,202m/下り3,203m
※馬場島に向かう夜道で道路を横切る大きな波打ちらしきものに車がバウンドして
　底を打ち、しばらく走ると異音がし始め、確認すると、ビスがいくつも落ちて、
　アンダーカバーを引きずっていました。
　トミーさんの応急処置でなんとか走ることができて、山行を中止することもなく、
　また、車もたいした損傷はなく幸いでしたが、いったい何にバウンドしたのか、　
　結局よくわからず仕舞いでモヤモヤが残ったままです。
※終始トミーさんのペースでの山行でしたが、思っていた以上に電池切れがひどく、
　かなり遅めでちょっとイラっとしたりしたこともありましたが、遅めのペースの
　おかげで気管支喘息の症状も出ず、右股関節痛も前回の山行に比べて楽でした。
　あ、こんな登り方もあるんだなと思ったりもしました。

コメント

🌵🌵🌵hase🌵🌵🌵

２３日にすれ違いましたね。
私も「アノ」道路の陥没で西部警察ジャンプをしてしまい、
バンパーの下面を強打しました。
タイヤも足回りも損傷なく助かりました。

大型車両の出入り口だったので、道路が傷んだのでしょう。
あれは避け切れない。

ちょうど車もそちらも真ん前に止めたので、
何か落ちかけているのを紐で縛っているなぁって見ていました。
大きな事故・けがにならなくて良かったです。

ikomaniyon

hase130さんのレコも拝見しました。
１日あとに登頂されたのですね。
同じレインウェア着た登頂といっても、
こちらは雨の中でしたから青空がうらやましい限りです。
コメントをいただいたおかげで、
アクシデントの状況が理解できて、ちょっとだけ納得できました。
ありがとうございました。
追記：ビール品切れは残念でしたね💦
　　　私とモリーさんで５本も飲んでしまったのが原因かも