秋の花探し〜日影林道から小仏城山・高尾山

2021年09月23日(木) [日帰り]

• GPS: 05:53
• 距離: 14.8km
• 登り: 1,286m
• 下り: 1,326m

コースタイム

日帰り

• 山行: 4:42
• 休憩: 1:11
• 合計: 5:53

距離 14.8km 登り 1,286m 下り 1,329m

8:46 日影バス停
8:50 日影林道口駐車スペース
9:01 日影沢キャンプ場
10:44 11:10 城山
11:12 五十丁峠
11:48 12:03 一丁平
12:16 12:19 大垂水峠(学習の歩道)分岐
12:35 12:37 もみじ台
12:42 12:44 高尾山
13:20 13:21 みやま橋
13:27 13:30 神変山
13:39 13:51 霞台園地
13:54 13:59 高尾山駅
14:00 14:02 霞台園地
14:11 琵琶滝
14:18 二本松
14:24 二軒茶屋登山口
14:34 高尾山・清滝駅
14:39 高尾山口駅
14:39 ゴール地点

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

写真

9/23 8:49

犬升麻(イヌショウマ)。

9/23 8:54

黄花秋桐(キバナアキギリ)。

9/23 8:54

東山薊(アズマヤマアザミ)。

9/23 8:57

狐の孫(キツネノマゴ)。

9/23 9:00

藪豆(ヤブマメ)。

9/23 9:08

釣船草(ツリフネソウ)。あちこちにたくさん咲いていました。

9/23 9:12

盗人萩(ヌスビトハギ)。葉が3枚。

9/23 9:15

檸檬荏胡麻(レモンエゴマ)。花の匂いが檸檬の香り。ハーブティーにしたいようないい匂いでした。
高尾山で牧野富太郎博士に初めて気づかれ、発表された花。

9/23 9:23

山溝蕎麦(ヤマミゾソバ)。白花です。これはママコノシリヌグイ、ミゾソバどっちだろうと思ったのですが、「高尾山の花と木の図鑑」をみて、これだろうと思いました。上と同じく牧野富太郎博士が高尾山で初めて気づき、発表した花だそうです。

9/23 9:40

ヤマミゾソバ。葉の形がママコノシリヌグイともミゾソバとも微妙に違います。

9/23 9:27

大山繁縷(オオヤマハコベ)。

9/23 9:31

葉黒草(ハグロソウ)。小さくて1cmくらいしかありません。夏に見たものの半分くらいの長さです。間もなく終盤を迎えるのだけれど一生懸命咲いてるのね。

9/23 9:39

雌菜揉(メナモミ)。総萼片、燐片には腺毛が密生していてイボイボがたくさん見える。ひっつき虫。

9/23 9:40

カントウヨメナ？ユウガギク？

9/23 9:56

溝蕎麦(ミゾソバ)。小さなブーケのような花。ピンクのグラデーションがきれいです。

9/23 9:57

現の証拠(ゲンノショウコ)。

9/23 10:00

関屋の秋丁字(セキヤノアキチョウジ)。箱根で採取されたアキチョウジという意味。関屋とは関所のこと、秋丁字は秋に花が丁字型に開くことによる。

9/23 10:07

南天萩(ナンテンハギ)。葉が2枚。

9/23 10:19

白山菊(シラヤマギク)。舌状花の数が少ない。

9/23 10:21

白嫁菜(シロヨメナ)？

9/23 10:23

彼岸花(ヒガンバナ)。

9/23 10:30

草牡丹(クサボタン)。この個体は水色がきれいです。

9/23 10:34

釣鐘人参(ツリガネニンジン)。

9/23 10:35

山薄荷(ヤマハッカ)。花が同じ方向に偏って咲く。山に生えるハッカの意だが別に似てないし、匂いもない。

9/23 10:46

城山山頂につきました。
春美茶屋のかき氷。さすがに大は無理なので小です。練乳プラスで400円。すっと前から食べたかったのですが、平日はやってないしなかなか機会がありませんでした。

9/23 10:47

マンゴーシロップと練乳をかけました。ワオー、頂きます！
友人は冷たいものを食べると頭がキンキンする「アイスクリーム頭痛」持ちなので私だけ。

9/23 11:05

今日も展望はよくありません。

9/23 11:06

9/23 11:08

天狗様。

9/23 11:09

大千成(オオセンナリ)・千成鬼灯(センナリホオズキ)。植えたものでしょう。

9/23 11:13

秋の田村草(アキノタムラソウ)。

9/23 11:21

緑豹紋(ミドリヒョウモン)。

9/23 11:27

南天萩(ナンテンハギ)。日影林道のものとは色が違います。紫がきれい。

9/23 11:33

山帽子(ヤマボウシ)の実。春には白やピンクの花が咲いていました。（近くにいた子供に名を聞かれ、ヤマモモと嘘を教えました、ゴメン！）

9/23 12:00

蔓竜胆(ツルリンドウ)。

9/23 12:01

秋の麒麟草(アキノキリンソウ)。

9/23 12:09

南蛮煙管(ナンバンギセル)。イネ科の単子葉植物の根に寄生する寄生植物。今日はこの場所を知りたかったので、見過ごさずにすんでよかったです。先日目黒の自然教育園で見ました。

9/23 12:18

浅葱斑(アサギマダラ)。本日2匹目。吸蜜中。

9/23 12:20

アサギマダラ、休憩中。前の写真と同じ蝶です。

9/23 12:21

イヌショウマ、ここにもたくさん咲いていました。

9/23 12:22

キバナアキギリもたくさん咲いています。

9/23 12:28

霜柱(シモバシラ)。これもたくさん咲いています。厳冬期には見事な氷華が咲くことでしょう。

9/23 12:34

冬の花蕨(フユノハナワラビ)。花のように見えるのは胞子葉という胞子を包んだ袋をつけた穂。粒粒がついてますね。

9/23 12:55

山頂と1号路は人がいっぱいなので避けて4号路へ。ハグマがたくさん咲いていました。
これは柏葉白熊(カシワバハグマ)。葉が柏に似ているので。
蝶はシラフシロオビナミシャク。

9/23 12:56

奥紅葉白熊(オクモミジハグマ)。風車のよう。

9/23 13:00

オクモミジハグマ。葉が紅葉に似ている。

9/23 13:07

山杜鵑草(ヤマホトトギス)。もう終盤です。

9/23 13:08

深山樒(ミヤマシキミ)。色づきかけの実。

9/23 13:09

カシワバハグマ。ここだけ日が当たってました。

9/23 13:26

オクモミジハグマ。上から下まで花がついてます。

9/23 13:31

高尾平江帯(タカオヒゴタイ)。これも高尾山で最初に発見された花。

9/23 13:35

ヒガンバナの季節です。

9/23 13:40

アサギマダラ、3匹目。この写真を撮っていたらそばにいた子供が「胡蝶の蝶だ〜」と叫びました。これが気になったので調べてみました。

胡蝶の屋敷の留守番をするカナヲ、手に止まっているのはアサギマダラですね。お子様の観察眼に脱帽です。
おばちゃんも鬼滅の刃はTVも映画もみたよ。映画は感動モノだったねえ。(画像はネットから拝借)

9/23 13:52

薬師草(ヤクシソウ)。

9/23 14:32

継子の尻拭い(ママコノシリヌグイ)。葉が三角。この花はきれいです。しかし、ひどい名前ですな。憎たらしい継子のお尻をこのトゲトゲ植物で拭くとは…。

9/23 14:34

カッコウアザミ又はアゲラタム。園芸種ですがきれいなので。

撮影機器：

DC-TZ90 Panasonic

感想

simunee

　法事等で大忙しだった友人と久しぶりの山行です。秋の花を探そうと思い、日影林道から入山しました。リタイアしてから休日には山には行かないのですが、かき氷も食べたかったので、久しぶりの休日山行です。高尾山頂につくとすごい人で山密状態でした。屋内は心配だから逆にアウトドアに人が集まってしまうのでしょう。人を避けて下山しました。
　現役中は暑い季節は主に標高2000m以上の山に登り、高山植物ばかりを見に行っていたのですが、リタイアと同時にコロナが流行り、好きに山に登れなくなりました。そこで近場の山に通うようになり、低山植物の面白さにハマりました。まず、普通に咲いている花の勉強からです。このコースも他の方のレコをみると、レイジンソウとかアケボノシュスランとか珍しい花が咲いているところがあるようですが、次回は探したいですね。