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Yamareco

記録ID: 3562319
全員に公開
ハイキング
京都・北摂

大文字山(鹿と鉄塔と夜景) 府県境の倒木が処理されていました

2021年09月25日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
06:47
距離
12.5km
登り
731m
下り
722m
歩くペース
標準
1.01.1
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
5:43
休憩
1:04
合計
6:47
12:30
12:30
21
12:51
12:52
24
13:16
13:16
4
13:20
13:25
14
13:39
13:41
3
13:44
13:44
164
16:28
16:28
11
16:39
16:49
54
17:43
18:23
8
18:31
18:31
16
18:47
18:48
6
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2021年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
阪急:京都河原町駅下車
京都市バス5系統:河原町四条→銀閣寺道
コース状況/
危険箇所等
全体的に歩きやすくわかりやすい。特に大文字山山頂までは人通りも多い。
府県境(北側)を雨社付近まで西進する川沿いのルートは、材木が散らばっており地盤が緩め。
(以上 kumakumo)

●藤尾川林道から雨神社へと続く府県境について
 府県境は林道を離れて、西側へと続き、急に北に向かっていく。その北側に進むところが、3年前の台風のため倒木で通行困難な箇所となっていた。ところが、今回久しぶりに通ってみると、倒木が片づけられている。見通しもよくなってます。
 ただし、安全に通行できるようになったかというと、そうともいえません。草木がまったくない状態の所に雨が降ったためか、結構崩れかけています。しばらく、草木が生えてくるまで様子見が必要かもしれません。(sayup18)
その他周辺情報 銀閣寺周辺の店は、営業しているところが多くなってきました。
(kumakumo)いまから行く大文字山
2021年09月25日 11:59撮影 by  DMC-TZ10, Panasonic
6
9/25 11:59
(kumakumo)いまから行く大文字山
(kumakumo)堰堤の左手から
2021年09月25日 12:35撮影 by  DMC-TZ10, Panasonic
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9/25 12:35
(kumakumo)堰堤の左手から
(kumakumo)ピーチきのこ(勝手に命名)
2021年09月25日 12:40撮影 by  DMC-TZ10, Panasonic
6
9/25 12:40
(kumakumo)ピーチきのこ(勝手に命名)
(kumakumo)この先、中尾城址
2021年09月25日 12:51撮影 by  DMC-TZ10, Panasonic
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9/25 12:51
(kumakumo)この先、中尾城址
(kumakumo)中尾城址。広くもなく狭くもなく
2021年09月25日 12:52撮影 by  DMC-TZ10, Panasonic
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9/25 12:52
(kumakumo)中尾城址。広くもなく狭くもなく
(kumakumo)目新しい道しるべと丸木ベンチ
2021年09月25日 12:56撮影 by  DMC-TZ10, Panasonic
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9/25 12:56
(kumakumo)目新しい道しるべと丸木ベンチ
(kumakumo)ほくほくきのこ(勝手に命名:実物はふかし芋の切り口そっくり)
2021年09月25日 12:57撮影 by  DMC-TZ10, Panasonic
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9/25 12:57
(kumakumo)ほくほくきのこ(勝手に命名:実物はふかし芋の切り口そっくり)
(kumakumo)三頭の鹿が行く
2021年09月25日 13:11撮影 by  DMC-TZ10, Panasonic
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9/25 13:11
(kumakumo)三頭の鹿が行く
(kumakumo)予言岩(勝手に命名)
2021年09月25日 13:18撮影 by  DMC-TZ10, Panasonic
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9/25 13:18
(kumakumo)予言岩(勝手に命名)
(kumakumo)出逢坂
2021年09月25日 13:23撮影 by  DMC-TZ10, Panasonic
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9/25 13:23
(kumakumo)出逢坂
(kumakumo)シカ? ここは「サカ(出逢坂)」
2021年09月25日 13:25撮影 by  DMC-TZ10, Panasonic
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9/25 13:25
(kumakumo)シカ? ここは「サカ(出逢坂)」
(kumakumo)人で賑わう大文字山山頂からの眺め。左手前は山科の街
2021年09月25日 13:38撮影 by  DMC-TZ10, Panasonic
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9/25 13:38
(kumakumo)人で賑わう大文字山山頂からの眺め。左手前は山科の街
(kumakumo)木の音(高音) 背の高い木々が揺れて擦れあう
2021年09月25日 13:49撮影 by  DMC-TZ10, Panasonic
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9/25 13:49
(kumakumo)木の音(高音) 背の高い木々が揺れて擦れあう
(kumakumo)木の音(低音) 微風が奏でる楽器
2021年09月25日 13:53撮影 by  DMC-TZ10, Panasonic
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9/25 13:53
(kumakumo)木の音(低音) 微風が奏でる楽器
(kumakumo)玉座(妄想)
2021年09月25日 13:59撮影 by  DMC-TZ10, Panasonic
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9/25 13:59
(kumakumo)玉座(妄想)
(kumakumo)琵琶湖と大津の街が見えてきた
2021年09月25日 14:04撮影 by  DMC-TZ10, Panasonic
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9/25 14:04
(kumakumo)琵琶湖と大津の街が見えてきた
(kumakumo)ちょっと右に入ると毘沙門山381m
2021年09月25日 14:23撮影 by  DMC-TZ10, Panasonic
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9/25 14:23
(kumakumo)ちょっと右に入ると毘沙門山381m
(kumakumo)枝越しに見える山科の町
2021年09月25日 14:30撮影 by  DMC-TZ10, Panasonic
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9/25 14:30
(kumakumo)枝越しに見える山科の町
(kumakumo)頭が黄色い鉄塔
2021年09月25日 14:40撮影 by  DMC-TZ10, Panasonic
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9/25 14:40
(kumakumo)頭が黄色い鉄塔
(kumakumo)鉄塔の頭と同じ色のレモンピールきのこ(勝手に命名)
2021年09月25日 14:41撮影 by  DMC-TZ10, Panasonic
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9/25 14:41
(kumakumo)鉄塔の頭と同じ色のレモンピールきのこ(勝手に命名)
(kumakumo)黄色い頭の鉄塔「高島線 一二五」
2021年09月25日 14:43撮影 by  DMC-TZ10, Panasonic
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9/25 14:43
(kumakumo)黄色い頭の鉄塔「高島線 一二五」
(kumakumo)高島線 一二五 昭和4年に建設
2021年09月25日 14:43撮影 by  DMC-TZ10, Panasonic
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9/25 14:43
(kumakumo)高島線 一二五 昭和4年に建設
(kumakumo)電線の向こうに大津の町と琵琶湖
2021年09月25日 14:45撮影 by  DMC-TZ10, Panasonic
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9/25 14:45
(kumakumo)電線の向こうに大津の町と琵琶湖
(kumakumo)鉄塔の行列ができる音羽山方面 
2021年09月25日 14:46撮影 by  DMC-TZ10, Panasonic
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9/25 14:46
(kumakumo)鉄塔の行列ができる音羽山方面 
(kumakumo)音羽山から南の山々
2021年09月25日 14:46撮影 by  DMC-TZ10, Panasonic
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9/25 14:46
(kumakumo)音羽山から南の山々
(kumakumo)荒神口線 三七
2021年09月25日 14:54撮影 by  DMC-TZ10, Panasonic
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9/25 14:54
(kumakumo)荒神口線 三七
(kumakumo)鉄塔 荒神口線 三七
2021年09月25日 14:55撮影 by  DMC-TZ10, Panasonic
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9/25 14:55
(kumakumo)鉄塔 荒神口線 三七
(kumakumo)電線の交差点にある鉄塔
2021年09月25日 14:58撮影 by  DMC-TZ10, Panasonic
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9/25 14:58
(kumakumo)電線の交差点にある鉄塔
(kumakumo)鉄塔の目(妄想)
2021年09月25日 14:58撮影 by  DMC-TZ10, Panasonic
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9/25 14:58
(kumakumo)鉄塔の目(妄想)
(kumakumo)荒神口線 三六
2021年09月25日 15:07撮影 by  DMC-TZ10, Panasonic
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9/25 15:07
(kumakumo)荒神口線 三六
(kumakumo)橋が見下ろせるところに出てきた
2021年09月25日 15:18撮影 by  DMC-TZ10, Panasonic
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9/25 15:18
(kumakumo)橋が見下ろせるところに出てきた
(kumakumo)この橋を渡る
2021年09月25日 15:20撮影 by  DMC-TZ10, Panasonic
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9/25 15:20
(kumakumo)この橋を渡る
(kumakumo)橋を渡って左へ
2021年09月25日 15:20撮影 by  DMC-TZ10, Panasonic
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9/25 15:20
(kumakumo)橋を渡って左へ
(kumakumo)川沿いをずっと西進
2021年09月25日 15:21撮影 by  DMC-TZ10, Panasonic
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9/25 15:21
(kumakumo)川沿いをずっと西進
(kumakumo)心霊スポットのようなプレハブ廃屋
2021年09月25日 15:29撮影 by  DMC-TZ10, Panasonic
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9/25 15:29
(kumakumo)心霊スポットのようなプレハブ廃屋
(kumakumo)自慢のお庭?
2021年09月25日 15:38撮影 by  DMC-TZ10, Panasonic
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9/25 15:38
(kumakumo)自慢のお庭?
(kumakumo)少し荒れ気味の道
2021年09月25日 15:38撮影 by  DMC-TZ10, Panasonic
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9/25 15:38
(kumakumo)少し荒れ気味の道
(kumakumo)緩い地盤。いろいろな動物たちの新鮮な足あとも(^^)
2021年09月25日 15:45撮影 by  DMC-TZ10, Panasonic
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9/25 15:45
(kumakumo)緩い地盤。いろいろな動物たちの新鮮な足あとも(^^)
(kumakumo)きもだめし
2021年09月25日 15:46撮影 by  DMC-TZ10, Panasonic
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9/25 15:46
(kumakumo)きもだめし
(kumakumo)散らばる材木
2021年09月25日 15:50撮影 by  DMC-TZ10, Panasonic
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9/25 15:50
(kumakumo)散らばる材木
(kumakumo)何かの柵?
2021年09月25日 15:51撮影 by  DMC-TZ10, Panasonic
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9/25 15:51
(kumakumo)何かの柵?
(kumakumo)切り捨て御免……みたいな
2021年09月25日 15:52撮影 by  DMC-TZ10, Panasonic
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9/25 15:52
(kumakumo)切り捨て御免……みたいな
倒木が覆っていたところが、見通しよくなってます

2021年09月25日 15:52撮影 by  DMC-TZ10, Panasonic
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9/25 15:52
倒木が覆っていたところが、見通しよくなってます

(kumakumo)大雨で流れるところ?
2021年09月25日 15:53撮影 by  DMC-TZ10, Panasonic
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9/25 15:53
(kumakumo)大雨で流れるところ?
所々に、倒木が寄せてあります
2021年09月25日 15:59撮影 by  DMC-TZ10, Panasonic
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9/25 15:59
所々に、倒木が寄せてあります
(kumakumo)三頭の大きなシカが走り抜けた高み
2021年09月25日 16:01撮影 by  DMC-TZ10, Panasonic
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9/25 16:01
(kumakumo)三頭の大きなシカが走り抜けた高み
(kumakumo)まもなく如意越の道に合流
2021年09月25日 16:07撮影 by  DMC-TZ10, Panasonic
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9/25 16:07
(kumakumo)まもなく如意越の道に合流
(kumakumo)如意越の分岐点。左は如意ヶ嶽へ。右は三井寺へ。振り返って再び大文字山山頂に向かう
2021年09月25日 16:09撮影 by  DMC-TZ10, Panasonic
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9/25 16:09
(kumakumo)如意越の分岐点。左は如意ヶ嶽へ。右は三井寺へ。振り返って再び大文字山山頂に向かう
(kumakumo)雨社大神
2021年09月25日 16:12撮影 by  DMC-TZ10, Panasonic
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9/25 16:12
(kumakumo)雨社大神
(kumakumo)グラフのような林道
2021年09月25日 16:17撮影 by  DMC-TZ10, Panasonic
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9/25 16:17
(kumakumo)グラフのような林道
(kumakumo)長い杉の長い影
2021年09月25日 16:25撮影 by  DMC-TZ10, Panasonic
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9/25 16:25
(kumakumo)長い杉の長い影
(kumakumo)いくつもの顔を持つ顔岩(勝手に命名)
2021年09月25日 16:27撮影 by  DMC-TZ10, Panasonic
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9/25 16:27
(kumakumo)いくつもの顔を持つ顔岩(勝手に命名)
(kumakumo)少し角度を変えただけでこの通り
2021年09月25日 16:27撮影 by  DMC-TZ10, Panasonic
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9/25 16:27
(kumakumo)少し角度を変えただけでこの通り
(kumakumo)人が少なくなって、大文字山三等三角点
2021年09月25日 16:40撮影 by  DMC-TZ10, Panasonic
4
9/25 16:40
(kumakumo)人が少なくなって、大文字山三等三角点
(kumakumo)菱形基線測点
2021年09月25日 16:40撮影 by  DMC-TZ10, Panasonic
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9/25 16:40
(kumakumo)菱形基線測点
(kumakumo)大文字山466m
2021年09月25日 16:43撮影 by  DMC-TZ10, Panasonic
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9/25 16:43
(kumakumo)大文字山466m
(kumakumo)岩。左側から降りて行けるようだ
2021年09月25日 16:51撮影 by  DMC-TZ10, Panasonic
2
9/25 16:51
(kumakumo)岩。左側から降りて行けるようだ
(kumakumo)右を向くおさるの顔岩(勝手に命名)
2021年09月25日 16:52撮影 by  DMC-TZ10, Panasonic
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9/25 16:52
(kumakumo)右を向くおさるの顔岩(勝手に命名)
(kumakumo)雲に日没
2021年09月25日 17:31撮影 by  DMC-TZ10, Panasonic
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9/25 17:31
(kumakumo)雲に日没
(kumakumo)少しずつ街の灯が目立ってきた。京都市京セラ美術館や平安神宮の大鳥居も見える
2021年09月25日 18:00撮影 by  DMC-TZ10, Panasonic
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9/25 18:00
(kumakumo)少しずつ街の灯が目立ってきた。京都市京セラ美術館や平安神宮の大鳥居も見える
(kumakumo)京都タワーは「ピンクリボン京都2021」の薄桃色
2021年09月25日 18:09撮影 by  DMC-TZ10, Panasonic
10
9/25 18:09
(kumakumo)京都タワーは「ピンクリボン京都2021」の薄桃色
(kumakumo)御所の方面は静かな夜景。山の稜線は宵闇に溶けゆく
2021年09月25日 18:14撮影 by  DMC-TZ10, Panasonic
8
9/25 18:14
(kumakumo)御所の方面は静かな夜景。山の稜線は宵闇に溶けゆく

装備

個人装備
Tシャツ 靴下 グローブ 日よけ帽子 サブザック 昼ご飯 行動食 飲料 地図(地形図) GPS 筆記用具 ファーストエイドキット 常備薬 日焼け止め 保険証 携帯 時計 サングラス タオル カメラ

感想

 山に行くときには、何か不測の事態があったときのためにヘッドライトを持参しています。あくまで、何かあった時にと思っていたので、今まで山道で使ったことがありませんでした。そこで、ちょっと経験しておこうということで、勝手知ったる大文字山へ。

 使ってみた感想は、知っているところだと安心して使えますが、足下を照らしながら進むので、知らないところでは分岐を見落としたりしそうです。もう少し、経験を積む必要を感じました。

 日が暮れるまでの時間調整を兼ねて、府県境を辿ってみましたが、以前に倒木で覆われていた所が、処理されていました。京都の周辺では、荒れ果ていって廃道になってしまいそうな所もある中で、ありがたいことです。

 大学時代に、友人に車で京都東山の将軍塚へ夜景を見に連れて行ってもらったことがありましたが、今回は自分の足で登っての夜景でしたので、感慨もひとしおでした。そのうちに、西山連峰でも夜景を見てみたいと思いました。

約3ヶ月ぶりの大文字山。午後からのスタートということもあり、
次々と人が下りてくる。前回は二度も鹿に出会えたけれども、今回
は無理だろう。
しばらく呑気に歩いていると、高いところで突然「ケーン、ケーン」
というような声がした。鳥よりも厚みのある響き。すると同行者の
sayup18が「あ、鹿!」と叫んで右上前方を見上げている。半信半疑
いや、三信七疑ぐらいで同じ方向をしばらく見つめていたら、何か
が動いた。鹿だ。まさかの本当だ。白いお尻が一つ、二つ、三つ。
ゆっくりと向こうに移動して行った。
府県境を辿って山頂に向かう道は、水流の横で湿った軟らかい土に
いろいろな足あとがついていた。熊なのか鹿なのか、けっこう深く
掘れているものもある。すると、今度もまた突然、右手の斜面の上
を鹿が三頭、見事に走り抜けて行った。立派な王様のように大きい。

このあたりは、数年前までは倒木で塞がっていたそうだ。いまはそ
れがすっかり整備されて、感謝感激なのだという。そうは言っても、
その以前の様子を知らなければピンとこない。どちらかといえば、
材木業者が伐採作業を途中で中断して、ずっとそのままにしている
ようにさえ思える。罰当たりな無知であろう。
それはそうと、自然災害で生じた倒木を「片付ける」とはどういう
ことなのだろう? 神の業とは思えない。この山を通る多くの人間
にとっては嬉しくありがたいことなのかもしれないが、山やそこに
棲む野生の動物たちにとってはどうなのか。土の上に深くえぐれた
足跡を見て、さぞかし走りにくかったのではないかと思う。機会が
あれば、インタビューしてみたい。

山頂に戻ると、何かの拍子に調光レンズのメガネを体験する機会が
訪れた。これは驚きだ。山々が何層にも見える。街の建物は一つ一
つが立体になっている。大阪方面を見れば、あべのハルカスと仲間
のビル群も、一つ一つがビルらしい形で林立していた。ただのトゲ
トゲにしか見えなかった比叡山の山頂には、確かに建造物がある。
いままで見ていた眺望は二次元だったのか。生きている間にそのこ
とに気づけたのはよかった。

本日、いつまでも大文字山界隈でモタモタしていたのは、夜景を見
るという大きな目的があったからだ。
木々の茂る山中では、日入りを待たずとも山道がけっこう暗くなる
が、日没観賞ポイントの火床では、なかなか日が落ちない。しかし、
太陽はやがて、西方に棚引く層雲の向こうに姿を隠してしまった。
下界では少しずつ町の灯りが目立つようになり、山の稜線は闇に溶
けていく。
遠く大阪方面を見やれば、なんだか色味が明るく賑やかだ。一方、
眼下の御所とその一帯の町は、一つずつ普通の白い灯りが静かに
灯っている。
御所は、標高こそ高くないのに、まるで山のようにそこにあった。

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コメント

sayup18さん、こんばんは、ご無沙汰しております。その後 も多方面での山行、記事を楽しく拝見しております。今回の記事で関電鉄塔高島線125のてっぺんが黄色いとありました。全然気がつきませんでした、よく観察してらっしゃいますね。また鹿をお見かけになった由。火床の下にはいつも何頭かたむろしていて「ここは奈良公園か」と思う時がありますが、最近は里に近い小金塚や柳山尾根などでも見かけます。急に前を横切ってギョッとさせられる時もあります。以前、関電鉄塔蹴上線3で、野生動物に襲われたと思われる瀕死の鹿を見た事があります。どうしてやる事も出来ず、私に向けられた苦しそうな眼が脳裡に焼き付いて離れません。
動物たちも生きるのに必死ですね。大文字には日参とはいきませんが、三日と空けずに登ってます。年寄りの冷や水ですね。山行には良いシーズンですが、暮れぐれもお気をつけて山行なさって下さい。
2021/10/5 22:33
sinobu59さん。こんにちは。

関電鉄塔高島線125のてっぺんが黄色いと気付いたのは、相棒のkumakumoで、私ではありませんよ。他の写真のコメントを見ると解るのですが、見ている視点が私と少し違っているようです。そこが、面白いところでもあるのですが。

最近は、鹿はどこに行ってもいますね。かなりの頻度で見かけます。幸いなことなのか、瀕死の鹿には出くわしたことはありませんが、骨となってしまった鹿には何度か遭遇しました。なんともいえない気分になりますね。

このごろは、季節的に下草が多く茂っているため、あまりマイナールートの探索はしていません。そのせいか、安心して山行きできているように思います。

季節外れの高い気温の日が続きますので、sinobu59さんも健康にはお気を付けください。
2021/10/6 10:00
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