快晴で気分も最高の笠取山から奥多摩
- GPS
- 47:40
- 距離
- 49.6km
- 登り
- 3,600m
- 下り
- 4,230m
コースタイム
0830 新地平 1100雁峠 1140笠取山(小さな分水嶺を通過してから)1205水干(分岐に荷物を置いて走る。何故?)黒えんじゅ山(のコル見たいなところでランチ) 1405唐松尾山 1455山ノ神土 1500将監小屋(テン泊)
13日 0600出発 0810禿岩(休憩) 0845飛龍山(東に降りて) 0905北天のタル 1045三条ダルミ 1120雲取山(休憩) 1145雲取山荘(テン泊)
14日 0400出発(巻き道) 0450奥多摩小屋 0525七ッ石山 0615日陰名栗 0635鷹の巣山避難小屋(朝食50分)0750鷹の巣山 0855六つ石山分岐 1030奥多摩駅前 1035もえぎの湯
天候 | 3日間快晴 10月12日は低気圧が東に抜けたので初日の午後から冷たい西風。 13日 将監小屋では明け方は0度にも低下 14日 雲取山荘では明け方5度 13、14日も西風が冷たい。日中は7〜18度。 |
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過去天気図(気象庁) | 2013年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 タクシー
|
コース状況/ 危険箇所等 |
三条ダルミから雲取山荘への巻き道は崩落により通行禁止。 笹原は足元が見えないので視界不良時は気をつけてください。快晴のもとでは怖いところはないです。笠取山から水干に東へ降りるところの岩は少し気をつけるかな? |
写真
感想
10月12日(土)0749時塩山着後、0830時発のバス停で待っていると、年配の男性から声をかけられる。ナンパか?そうです。「すみません、どちらまで?」いきなりの質問に「新地平ですけど(職務質問か?)」とやや、緊張すると、「西沢渓谷方面なんでタクシーで行きませんか?6500円なので5人で1300円です」将監小屋までの(日没)時間を気にしていたので渡りに船。(ありがたい!)を表情に出さずに、「いいですよ」この男性のパートナーの御婦人がタクシーを良く利用するとかで、早速いつもの運転手さんを呼び出し。バスより1時間も早く到着。新地平でバイバイして、来た道を戻り、間違いに気づく。登り返して、右折すると林道。通行止めのゲートを無理やりくぐり、中へ。このルートは誰も同行者おらず、独り占め。最近使い始めた25000分の1地図は分かりやすいけれど途中で広川の右に行くべきところが左になっていたりで、そんなものかと納得。熊出没注意のあたりから高度を上げる。晴天に映える草地を登りつめると雁峠。西風が冷たい。笠取山は東側から降りるときには岩が多く、足元注意。分岐でオジサンが所在無げ「みんな水干に行って帰って来ないよ。早く来いって言ってくれる?」ホイ来たとザックを置いて、駆け足、途中でお連れさんに声掛けて、水干まで。これは飲める量じゃないとガックシ。再び掛け戻る。黒槐山のコルにてエネルギー不足。切株の上でランチ。よーし、ペースアップだ〜。日没までには余裕ありだ。山ノ神土からは歩きやすい。突然眼前に広がる草はら?いいテン場じゃないか?これはきっと、日本陸軍が秘密裡に造成した航空基地に違いないと勝手に妄想する。牛王院平はなんとも気分の良い場所だ、と思ったらもう将監峠。
水が冷たくて美味しい〜。ビールとワインを水路で冷やす。
さて、今夜は鍋じゃ〜と高野豆腐を3切れ戻すも多すぎ、ラーメンの2束と相まって、ゲップ。
明日は三条の湯に下って登ろうかどうしようかと地図とにらめっこ。
13日(日)4時に起床するが、寒いのでダラダラ。
イタリア製という日本語表示のインスタントリゾット、さぞ美味しかろうと思ったら何と塩が多すぎ〜。もう、買わんぞ。
さて、外気は0度、水場の周りは薄氷でツルツル。ゆるゆる出発。
竜喰山まで足を延ばすかなと思ったけど、登り口が分から〜ん。して、そのまま禿岩へ。
このあたりはピークの南側に登山道がついている。山系が東西にのびているので北西の風は入ってこないのだね。高層天気予想では2000mで17m/sの風との予報だったので、助かる〜。
北天のタルで(三条の湯、いっちゃえよ、ツルツルの湯らしいじゃん?)という囁きに(お前、歳を考えろ、湯あがりに雲取りまで標高差1000m行けるのか?)という弱気な声が頭の中で反論。安全路線で雲取直行としました。
三条ダルミに着くと、雲取山荘への巻き道は「通行止め」に。
風呂に行っていたら、ここでショック死したに違いない。なわけないか。
雲取山までエッホエッホと担ぎ上げる。小雲取山方面からの最後の急登を見降ろすと、50m程度だろうか?昨年、日帰りの軽装なのに二日酔い、シャリバテでここを何度も休憩し、最後に避難小屋でアンパンを口にしたまま倒れて30分動けなかったmokejiを思い出して笑ってしまう。
昼前に雲取山荘でベストなテン場を確保。すぐ近くは子連れの家族なので安心だ。
ランチは(再びスーパーの見切り品の)ビーフン。ここにも高野豆腐をぶち込む。卵は腐っていない。もう一つは明日の為にゆでておこう。
満腹なので大ダワまで歩くが、白岩山mでピストンすると遅くなるので、ここまで。後は読書。
今回、ソロ用テント、ツェルトのどちらを買うか迷ったので、ツエルトを展張し終えた男性を(実は読書しながら、作業終了まで待っていたのだ。小心者め)つかまえ、いろいろと教わる。やはり、軟弱物にはテントかな〜。奥多摩通らしく、明日の行程についても教わり、助かりました。
今回、雲取山荘か、奥多摩小屋かと迷ったが、こっちにして良かった〜。
トイレがきれい、水が豊富で上手い、西風は遮断、東京の夜景が楽しめると軍配が上がる。
高野豆腐を山に持ち込むなら、麻婆だと、スーパーに行った際、隣にはマーボナスのレトルトも。「ごめんなさい、どっちも好きなんでーす」と(心で)叫んで、ナスを買ってきたのだが、1本は多かった。更に、アルファ米も準備したので、夜も満腹コースじゃ〜。
14日(月)0300時起床。今朝は寒くないぞ。5度だ。七つ石山頂で日の出を迎えようと4時まで出発を控える。ところが、七つ石山頂では良く見えない、残念。高丸山はパスして、日陰名栗山、何も無い。折角なので標柱ぐらいあってもいいのに〜。霧だし、寒いし、さっさと鷹の巣山避難小屋へ。
朝ラーメンだ。初日の鍋ラーメンの1束を使用。スープはウェイパー。昨日ゆでておいた卵も腐っていなかった。最後は昨夜の残り飯もぶち込んでゲプ〜。
コーヒーを飲みながら、小屋ノートを見ると怒りのコメントが綴ってある。10日はひどいお客さんがあったそうで、焚火をし、宿泊用意無し、避難小屋頼みで10名の団体だとか、ホンマかいな・・・。ようコメント致しませんが食前に読まなくて良かった。この先トイレが無いので、ここで顔面に力を入れ、これまでのモト食材に分かれを告げる。鷹の巣山を経てズンズン下り、ようやく視界も晴れてきたので、クロスベアリングでもしようかと思うと地図が無い!あちゃー、マップケースの下げ紐が切れていたようだ。猪瀬知事さん、ゴミを落としました、済みません。後は地図アプリで歩くが、どうも地図の表示する分岐が怪しい。三ノ木戸分岐から東側がちょっと違うようでした。ヤマザキの商店横の階段を下りれば国道411につきます。
確か、発汗後に風呂、ビールは危険だったかな?とガリガリ君を購入。トロトロともえぎの湯。0930時オープンか、じゃ、1030時の今だとオープン間もないし、ゆったりだなと思ったら何か怪しいぞ。車が入場制限されてるぞ。駐車場に来ると、整理券を渡される。何と20分も待ちました。入場すると、スタンプカードを貰えない。帰り際に訴えると、「新しいのは2年間有効ですよ〜。」と渡される。あまり、渡したくないのですな。お風呂とビールで癒された後はカツ丼!最後は澤の井!
3日間、歩いてエネルギーを消費したのに、それ以上に注入したような3日間の旅でした。
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