★奥秩父主脈縦走路 完結!★ 〜秩父湖〜和名倉山〜甲武信ヶ岳〜
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- GPS
- 21:28
- 距離
- 42.2km
- 登り
- 4,049m
- 下り
- 3,492m
コースタイム
10:10吊り橋
11:57反射板12:11
12:46小屋跡
14:30小さな草原
そこからすぐ もののけの世界 苔のモンスター
16:15東仙波
17:10山の神士
17:23将監小屋
トータル時間=7:13 行動時間=7:00 標準CT=8:50
●10月13日
4:40将監小屋
5:16山の神士
5:37西御殿岩分岐
5:53西御殿岩6:48
7:21唐松尾山
8:27水干
8:45笠取山9:02
9:23雁峠
10:24古札山10:38
11:26雁坂小屋12:04
12:16雁坂峠
12:46雁坂嶺
13:45破風山14:02
15:18甲武信ヶ岳小屋
※落日 甲武信ヶ岳往復
トータル時間=10:38 行動時間=8:21 標準CT=11:20
●10月14日
※早朝 甲武信ヶ岳往復
6:30甲武信ヶ岳小屋
6:45木賊山分岐
7:31近丸新道分岐7:39
8:36分岐西沢渓谷
8:57西沢渓谷入口
トータル時間=3:27 行動時間=3:19 標準CT=3:55
天候 | 全部晴れ!☼ 13日朝:将監小屋の朝は0℃ テント内 4℃ 14日朝:甲武信ヶ岳小屋の朝 テント内 5℃ |
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過去天気図(気象庁) | 2013年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
7:06河辺〜8:49西武秩父 9:10西武秩父〜三峰口行き〜10:03埼玉大学山寮で下車(自由乗降のため事前に運転手に伝える) \900 全員が座れる様に3台もバスを出す西武バスに拍手 ●復路 9:35西沢渓谷入口〜塩山行きバス〜9:50(定刻9:55)笛吹の湯 \540 10:29笛吹の湯〜山梨市駅行き〜11:10 \500 11:25山梨市駅〜12:46高尾駅 笛吹の湯 \400 webクーポン利用(スマホ提示可) http://www.yamanashishi-kankou.com/sozai/iyashi/onsen/kupon.pdf |
コース状況/ 危険箇所等 |
◆埼玉大学山寮〜反射板 ・吊り橋へは、埼玉大学山寮からそのまま秩父湖に向かって下る。 ・吊り橋渡ってすぐにスズメバチの巣がある。 厳重注意!! ・吊り橋から左へトラバースし、しばらく行くと右斜面登りへの分岐を右に ・常にピンク・赤テープを注意して尾根に取り付き。 ◆反射板〜造林小屋後 ・昔軌道があったと思われる幅広い山道。 倒木が多い ◆造林小屋後〜北ノタル ・沢沿いのルートをほぼ直登する。 踏み跡が薄いが沢沿いを行けばよく、幾分緩やかになるころ左側(テープあり) 誤ってスズタケの藪に入ると方向を見失う。 テープが無いと思ったら動き回らず即戻ること。 ◆北ノタル〜川又分岐 ・倒木が多い。 ◆川又分岐〜山の神士 ・稜線沿いを歩けば問題なし。 その他はヤマレコでよく紹介されているので割愛 |
写真
装備
個人装備 |
ヘッドランプ
予備電池
歯ブラシ
筆記具
ライター
ナイフ
サングラス
バンドエイド
タオル
携帯電話
計画書
雨具
防寒着(ダウンorフリース)
スパッツ
手袋
非常食
ビニール袋
替え衣類 パンツ、シャツ、靴下
シュラフ
ザックカバー
テントマット
マグカップ
水筒
時計
日焼け止め
コンタクト道具
食料 7食分
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感想
先週、両神山の山旅を終え、快気祝いは、南アルプスだ〜 と宣言したのだが、予定の早川尾根から、鳳凰三山へのルートが通行止めとのことで断念!(;゜Д゜)!ショック
いろいろと考え、天候の安定している奥秩父山域に。 奥秩父主脈縦走路は、何回かに分け歩いているが、残す未踏ルートは、雁坂峠から甲武信ヶ岳の間である。 この仕上げは、やはりその名を指す秩父から登らなければなるまい。
更に将監小屋から笠取山間を繋げば1年で制覇したことになるので、これも合わせてやっつける。 そうすると自ずと今回のルートとなる。
和名倉山の奥深さも魅力的であるので、理想の縦走コースである。
当初、和名倉山をピストンする予定でいたが、予定時刻15:00に間に合わないので、諦める。 これまでの樹林帯と違って、二ノ瀬分岐あたりからの開放感は実に気分が良い。
吹上の露岩から目の前に拡がる展望が素晴らしく、日も傾いた斜光に輝く紅葉が見事で、この先のリンノ峰までは、魅力的な被写体が多く中々先に進めない。
この辺りの風景は奥秩父で1番ではないかと個人的には思う。
結局、将監小屋に到着したときは落日を過ぎていたが何とかヘデンを使わずに到着。
明けて2日目は、西御殿岩で御来光に拝もうと4時に起床。 うー寒い。 水場の足場が凍ていた。 外は、満天の星空。 隣のモンベルのツェルトの男性は、既に準備が完了し、奥多摩駅に向け出発して行った。 こっちは撤収のモタモタと寝起きの体で日の出前に間に合わなかった。 それでも、ここの西御殿岩から見る360°の風景は見事。 東には、昨日来た和名倉山から稜線。 南には富士山、西にはこれから向かう甲武信ヶ岳方向。 北西方向奥には、冠雪した北アルプスが見える。
このあたりに来ら絶対西御殿岩に来るべし。 決して期待は裏切らない。
この日は、天候が1日安定して気分も爽快。 結局、雁坂小屋に泊まるはずが、時間も12時前で御来光も考えると甲武信ヶ岳まで足を伸ばすことに。
雁坂小屋では、レトルト麻婆豆腐とカセットコンロ(有料)を借りて昼食とする。 実は今回アルコールストーブだけとしたのだが、燃料が足りず食料はあるが1食分のお湯が沸かせずカセットコンロを借りることに。 とても心あたたまるもてなしをいただき感謝する。 小屋番人は、4歳の頃から父親に連れられてここまで来たらしく27年前に黒岩尾根を切り開いたらしい。 今も同い年くらいの旦那さんが小屋番を守っておられ何時かここに泊まろうと思う様な心和む雰囲気があった。
雁坂峠からサイノ河原までは、遮る木が少なく展望もよい。 気温も高めで汗が滴り落ちる。 上着をメリノウールのICEBREAKER BODYFIT260としたが暑すぎた。 木賊山の巻き道に入るとやっとピーンと冷たい空気が張り詰めていた。
甲武信ヶ岳に到着して早速テントを張るが場所は残り僅か、直ぐにいっぱいとなり、テントエリアは山道脇まで広がっていた。 最近テント泊が実に多い。 途中で会った男性も今日がテントデビューとのことであった。
夕食は豪華にチゲもつ煮込み、チーズ入りハンバーグ、ブラックペッパー照り焼きチキン、アルファ米ちらし寿司と大方食べ尽くす。 ほろ酔気分にお腹も満たされた頃、夕陽の撮影に出かける。 先客は1名のみ。 落日後の夕闇も絵になるけど写真を撮らない方はあまり魅力ないらしい。
翌日も御来光目当てに山頂へ。 見事な御来光に感謝し、下山を開始する。
戸渡尾根分岐付近でそう言えば、7月に此処にコバイケイソウが咲いていたなと想い更けていたら、何て事ない平坦な道に落ちていた枝に踏み損ね足を捻った。 しばらく動けず。左右に捻ると痛みが走り曲げることができない状態に。 それでも予定通り朝一のバスに乗車でき笛吹の湯に汗を流す。
仕上げは、いつものビールとアイスで乾杯 ( ^^)/▽▽\(^^ ) 三日間とも天候に恵まれとても素晴らしい山旅を満喫した縦走路でした。
優しくはないですが、このコースは、おすすめです。
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