ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 357034
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
奥秩父

★奥秩父主脈縦走路 完結!★ 〜秩父湖〜和名倉山〜甲武信ヶ岳〜

2013年10月12日(土) ~ 2013年10月14日(月)
 - 拍手
体力度
10
2~3泊以上が適当
GPS
21:28
距離
42.2km
登り
4,049m
下り
3,492m
歩くペース
とても速い
0.60.7
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

●10月12日
 10:10吊り橋
 11:57反射板12:11
 12:46小屋跡
 14:30小さな草原
   そこからすぐ もののけの世界 苔のモンスター
 16:15東仙波
 17:10山の神士
 17:23将監小屋

 トータル時間=7:13 行動時間=7:00 標準CT=8:50

●10月13日
 4:40将監小屋
 5:16山の神士
 5:37西御殿岩分岐
 5:53西御殿岩6:48
 7:21唐松尾山
 8:27水干
 8:45笠取山9:02
 9:23雁峠
 10:24古札山10:38
 11:26雁坂小屋12:04
 12:16雁坂峠
 12:46雁坂嶺
 13:45破風山14:02
 15:18甲武信ヶ岳小屋
 ※落日 甲武信ヶ岳往復

 トータル時間=10:38 行動時間=8:21 標準CT=11:20

●10月14日
 ※早朝 甲武信ヶ岳往復
 6:30甲武信ヶ岳小屋
 6:45木賊山分岐
 7:31近丸新道分岐7:39
 8:36分岐西沢渓谷
 8:57西沢渓谷入口

 トータル時間=3:27 行動時間=3:19 標準CT=3:55



天候 全部晴れ!☼
 13日朝:将監小屋の朝は0℃ テント内 4℃
 14日朝:甲武信ヶ岳小屋の朝 テント内 5℃
過去天気図(気象庁) 2013年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
●往路
7:06河辺〜8:49西武秩父
9:10西武秩父〜三峰口行き〜10:03埼玉大学山寮で下車(自由乗降のため事前に運転手に伝える) \900
全員が座れる様に3台もバスを出す西武バスに拍手
●復路
9:35西沢渓谷入口〜塩山行きバス〜9:50(定刻9:55)笛吹の湯 \540
10:29笛吹の湯〜山梨市駅行き〜11:10 \500
11:25山梨市駅〜12:46高尾駅

笛吹の湯 \400 webクーポン利用(スマホ提示可)
http://www.yamanashishi-kankou.com/sozai/iyashi/onsen/kupon.pdf
コース状況/
危険箇所等
◆埼玉大学山寮〜反射板
・吊り橋へは、埼玉大学山寮からそのまま秩父湖に向かって下る。
・吊り橋渡ってすぐにスズメバチの巣がある。 厳重注意!!
・吊り橋から左へトラバースし、しばらく行くと右斜面登りへの分岐を右に
・常にピンク・赤テープを注意して尾根に取り付き。 

◆反射板〜造林小屋後
・昔軌道があったと思われる幅広い山道。 倒木が多い

◆造林小屋後〜北ノタル
・沢沿いのルートをほぼ直登する。 踏み跡が薄いが沢沿いを行けばよく、幾分緩やかになるころ左側(テープあり) 誤ってスズタケの藪に入ると方向を見失う。 テープが無いと思ったら動き回らず即戻ること。 

◆北ノタル〜川又分岐
・倒木が多い。

◆川又分岐〜山の神士
・稜線沿いを歩けば問題なし。

その他はヤマレコでよく紹介されているので割愛
今回のベース装備 約9kg
カメラ込み
2013年10月14日 19:55撮影 by  PENTAX Optio I-10, PENTAX
1
10/14 19:55
今回のベース装備 約9kg
カメラ込み
今回の相棒 pac k2プラス36Lに詰め込む。@反射板
2013年10月14日 19:52撮影 by  PENTAX K-01, PENTAX
10/14 19:52
今回の相棒 pac k2プラス36Lに詰め込む。@反射板
造林小屋後の沢沿いの落ち葉
2013年10月14日 19:52撮影 by  PENTAX K-01, PENTAX
1
10/14 19:52
造林小屋後の沢沿いの落ち葉
同じく造林小屋後の沢沿い
2013年10月14日 19:52撮影 by  PENTAX K-01, PENTAX
1
10/14 19:52
同じく造林小屋後の沢沿い
ヒョウ柄のような樹皮
2013年10月14日 19:52撮影 by  PENTAX K-01, PENTAX
10/14 19:52
ヒョウ柄のような樹皮
沢を登りつめるとスズタケが多く獣道が多数。
リボンをしっかりトレースして進みます。
蜘蛛のネットも多数 顔面直撃10数回
2013年10月14日 19:52撮影 by  PENTAX K-01, PENTAX
10/14 19:52
沢を登りつめるとスズタケが多く獣道が多数。
リボンをしっかりトレースして進みます。
蜘蛛のネットも多数 顔面直撃10数回
やっと岩稜に登りつめた
2013年10月14日 19:52撮影 by  PENTAX K-01, PENTAX
10/14 19:52
やっと岩稜に登りつめた
天場には最高な北ノタル
2013年10月14日 19:52撮影 by  PENTAX K-01, PENTAX
1
10/14 19:52
天場には最高な北ノタル
北ノタルを振り返ります
2013年10月14日 19:52撮影 by  PENTAX K-01, PENTAX
1
10/14 19:52
北ノタルを振り返ります
もののけの世界
2013年10月14日 19:52撮影 by  PENTAX K-01, PENTAX
1
10/14 19:52
もののけの世界
こんなコケの世界に感動したのは初めて
2013年10月14日 19:52撮影 by  PENTAX K-01, PENTAX
1
10/14 19:52
こんなコケの世界に感動したのは初めて
蔵王では樹氷をモンスターというがここは、コケのモンスターが多数
2013年10月14日 19:52撮影 by  PENTAX K-01, PENTAX
2
10/14 19:52
蔵王では樹氷をモンスターというがここは、コケのモンスターが多数
イルカの様な苔のモンスター
2013年10月14日 19:44撮影 by  PENTAX K-01, PENTAX
2
10/14 19:44
イルカの様な苔のモンスター
紅葉と青空は映える
2013年10月14日 19:52撮影 by  PENTAX K-01, PENTAX
2
10/14 19:52
紅葉と青空は映える
ピストンがオコリン坊顔に見えます。 
こんなところに何である?
2013年10月14日 19:52撮影 by  PENTAX K-01, PENTAX
2
10/14 19:52
ピストンがオコリン坊顔に見えます。 
こんなところに何である?
ここから先は紅葉が見事に映えています
2013年10月14日 19:52撮影 by  PENTAX K-01, PENTAX
10/14 19:52
ここから先は紅葉が見事に映えています
2013年10月14日 19:52撮影 by  PENTAX K-01, PENTAX
1
10/14 19:52
2013年10月14日 19:52撮影 by  PENTAX K-01, PENTAX
10/14 19:52
こういった白骨化した木も絵になる
2013年10月14日 19:52撮影 by  PENTAX K-01, PENTAX
1
10/14 19:52
こういった白骨化した木も絵になる
このあたりは黄葉が綺麗
2013年10月14日 19:52撮影 by  PENTAX K-01, PENTAX
10/14 19:52
このあたりは黄葉が綺麗
2013年10月14日 19:52撮影 by  PENTAX K-01, PENTAX
10/14 19:52
2013年10月14日 19:52撮影 by  PENTAX K-01, PENTAX
2
10/14 19:52
2013年10月14日 19:52撮影 by  PENTAX K-01, PENTAX
10/14 19:52
笹の尾根と白樺の枝ぶりのコラボ
2013年10月14日 19:52撮影 by  PENTAX K-01, PENTAX
2
10/14 19:52
笹の尾根と白樺の枝ぶりのコラボ
2013年10月14日 19:52撮影 by  PENTAX K-01, PENTAX
10/14 19:52
2013年10月14日 19:52撮影 by  PENTAX K-01, PENTAX
1
10/14 19:52
2013年10月14日 19:52撮影 by  PENTAX K-01, PENTAX
10/14 19:52
2013年10月14日 19:53撮影 by  PENTAX K-01, PENTAX
10/14 19:53
2013年10月14日 19:53撮影 by  PENTAX K-01, PENTAX
1
10/14 19:53
2013年10月14日 19:53撮影 by  PENTAX K-01, PENTAX
1
10/14 19:53
2013年10月14日 19:53撮影 by  PENTAX K-01, PENTAX
10/14 19:53
2013年10月14日 19:53撮影 by  PENTAX K-01, PENTAX
10/14 19:53
将監小屋の天場から見える星ぼし 
月明かりでテントを照らします。
2013年10月14日 19:53撮影 by  PENTAX K-01, PENTAX
5
10/14 19:53
将監小屋の天場から見える星ぼし 
月明かりでテントを照らします。
山の神士付近で朝焼けが始まる
2013年10月14日 19:53撮影 by  PENTAX K-01, PENTAX
2
10/14 19:53
山の神士付近で朝焼けが始まる
西御殿岩から見る富士山
2013年10月14日 19:53撮影 by  PENTAX K-01, PENTAX
4
10/14 19:53
西御殿岩から見る富士山
日ノ出です。
あー遅かった
2013年10月14日 19:53撮影 by  PENTAX K-01, PENTAX
2
10/14 19:53
日ノ出です。
あー遅かった
西御殿岩の看板が新しくなってます。
どこかの山岳会が設置したのでしょう
2013年10月14日 19:53撮影 by  PENTAX K-01, PENTAX
1
10/14 19:53
西御殿岩の看板が新しくなってます。
どこかの山岳会が設置したのでしょう
2013年10月14日 19:53撮影 by  PENTAX K-01, PENTAX
2
10/14 19:53
2013年10月14日 19:53撮影 by  PENTAX K-01, PENTAX
10/14 19:53
マイポートレート
2013年10月14日 19:53撮影 by  PENTAX K-01, PENTAX
2
10/14 19:53
マイポートレート
2013年10月14日 19:53撮影 by  PENTAX K-01, PENTAX
10/14 19:53
2013年10月14日 19:53撮影 by  PENTAX K-01, PENTAX
2
10/14 19:53
2013年10月14日 19:53撮影 by  PENTAX K-01, PENTAX
2
10/14 19:53
2013年10月14日 19:53撮影 by  PENTAX K-01, PENTAX
10/14 19:53
2013年10月14日 19:53撮影 by  PENTAX K-01, PENTAX
10/14 19:53
笠取山から見る富士山
2013年10月14日 19:53撮影 by  PENTAX K-01, PENTAX
7
10/14 19:53
笠取山から見る富士山
笠取山の眼下も何時も見とれます
2013年10月14日 19:53撮影 by  PENTAX K-01, PENTAX
10/14 19:53
笠取山の眼下も何時も見とれます
2013年10月14日 19:53撮影 by  PENTAX K-01, PENTAX
10/14 19:53
2013年10月14日 19:53撮影 by  PENTAX K-01, PENTAX
1
10/14 19:53
2013年10月14日 19:53撮影 by  PENTAX K-01, PENTAX
1
10/14 19:53
2013年10月14日 19:53撮影 by  PENTAX K-01, PENTAX
3
10/14 19:53
まだ緑が残る倒木ですが、綺麗にシラビソの樹皮がなくなってます。
シカにとってはご馳走なんですね。
2013年10月14日 19:53撮影 by  PENTAX K-01, PENTAX
10/14 19:53
まだ緑が残る倒木ですが、綺麗にシラビソの樹皮がなくなってます。
シカにとってはご馳走なんですね。
雁坂峠
2013年10月14日 19:53撮影 by  PENTAX K-01, PENTAX
10/14 19:53
雁坂峠
振り返ってまた富士山
2013年10月14日 19:53撮影 by  PENTAX K-01, PENTAX
10/14 19:53
振り返ってまた富士山
雁坂嶺付近では立ち枯れの木が多数
2013年10月14日 19:53撮影 by  PENTAX K-01, PENTAX
1
10/14 19:53
雁坂嶺付近では立ち枯れの木が多数
雁坂嶺から甲武信にかけては、岩場が多くあります。
2013年10月14日 19:53撮影 by  PENTAX K-01, PENTAX
1
10/14 19:53
雁坂嶺から甲武信にかけては、岩場が多くあります。
2013年10月14日 19:53撮影 by  PENTAX K-01, PENTAX
1
10/14 19:53
サイノ河原ですが、鳳凰三山を思わせる花崗岩の白い砂
2013年10月14日 19:53撮影 by  PENTAX K-01, PENTAX
2
10/14 19:53
サイノ河原ですが、鳳凰三山を思わせる花崗岩の白い砂
サイノ河原から今日のルートを振り返る
2013年10月14日 19:53撮影 by  PENTAX K-01, PENTAX
10/14 19:53
サイノ河原から今日のルートを振り返る
甲武信ヶ岳の天場は満タンで、山道沿いにも
そして今回もまたツェルト。 今年に入ってテント張ってない!
2013年10月14日 19:53撮影 by  PENTAX K-01, PENTAX
2
10/14 19:53
甲武信ヶ岳の天場は満タンで、山道沿いにも
そして今回もまたツェルト。 今年に入ってテント張ってない!
通常の1名テントより広いと思う
2013年10月14日 19:53撮影 by  PENTAX K-01, PENTAX
10/14 19:53
通常の1名テントより広いと思う
今夜のご飯
2013年10月14日 19:53撮影 by  PENTAX K-01, PENTAX
2
10/14 19:53
今夜のご飯
甲武信ヶ岳へ夕日を見に行く途中で落日
2013年10月14日 19:53撮影 by  PENTAX K-01, PENTAX
4
10/14 19:53
甲武信ヶ岳へ夕日を見に行く途中で落日
八ヶ岳方面
映像素子に終始ゴミが写って申し訳ないです。
電池の消耗を削ってダストリムーバーを無効とした罰です。
2013年10月14日 19:53撮影 by  PENTAX K-01, PENTAX
10/14 19:53
八ヶ岳方面
映像素子に終始ゴミが写って申し訳ないです。
電池の消耗を削ってダストリムーバーを無効とした罰です。
手前の枝にライトを当てて夕闇迫る空をバック
2013年10月14日 19:53撮影 by  PENTAX K-01, PENTAX
4
10/14 19:53
手前の枝にライトを当てて夕闇迫る空をバック
明けて御来光。
今回はベールを2回脱ぐ3段階の日の出に皆さん
( ;∀;) カンドー
2013年10月14日 19:53撮影 by  PENTAX K-01, PENTAX
8
10/14 19:53
明けて御来光。
今回はベールを2回脱ぐ3段階の日の出に皆さん
( ;∀;) カンドー
富士山の辺りもベールに覆われる
2013年10月14日 19:53撮影 by  PENTAX K-01, PENTAX
3
10/14 19:53
富士山の辺りもベールに覆われる
薄い雲がフィルタとなってとっても赤い太陽に
2013年10月14日 19:53撮影 by  PENTAX K-01, PENTAX
7
10/14 19:53
薄い雲がフィルタとなってとっても赤い太陽に
そして赤く染まった木々立ち
2013年10月14日 19:53撮影 by  PENTAX K-01, PENTAX
3
10/14 19:53
そして赤く染まった木々立ち
甲武信ヶ岳小屋の朝は、このまきストーブの煙で始まった。 さー下山
2013年10月14日 19:53撮影 by  PENTAX K-01, PENTAX
10/14 19:53
甲武信ヶ岳小屋の朝は、このまきストーブの煙で始まった。 さー下山
最後の締めはこれでしょう!
2013年10月14日 11:20撮影 by  iPhone 4S, Apple
2
10/14 11:20
最後の締めはこれでしょう!

装備

個人装備
ヘッドランプ
予備電池
歯ブラシ
筆記具
ライター
ナイフ
サングラス
バンドエイド
タオル
携帯電話
計画書
雨具
防寒着(ダウンorフリース)
スパッツ
手袋
非常食
ビニール袋
替え衣類
パンツ、シャツ、靴下
シュラフ
ザックカバー
テントマット
マグカップ
水筒
時計
日焼け止め
コンタクト道具
食料
7食分

感想

先週、両神山の山旅を終え、快気祝いは、南アルプスだ〜 と宣言したのだが、予定の早川尾根から、鳳凰三山へのルートが通行止めとのことで断念!(;゜Д゜)!ショック
いろいろと考え、天候の安定している奥秩父山域に。 奥秩父主脈縦走路は、何回かに分け歩いているが、残す未踏ルートは、雁坂峠から甲武信ヶ岳の間である。 この仕上げは、やはりその名を指す秩父から登らなければなるまい。
更に将監小屋から笠取山間を繋げば1年で制覇したことになるので、これも合わせてやっつける。 そうすると自ずと今回のルートとなる。
和名倉山の奥深さも魅力的であるので、理想の縦走コースである。

当初、和名倉山をピストンする予定でいたが、予定時刻15:00に間に合わないので、諦める。 これまでの樹林帯と違って、二ノ瀬分岐あたりからの開放感は実に気分が良い。
吹上の露岩から目の前に拡がる展望が素晴らしく、日も傾いた斜光に輝く紅葉が見事で、この先のリンノ峰までは、魅力的な被写体が多く中々先に進めない。
この辺りの風景は奥秩父で1番ではないかと個人的には思う。
結局、将監小屋に到着したときは落日を過ぎていたが何とかヘデンを使わずに到着。

明けて2日目は、西御殿岩で御来光に拝もうと4時に起床。 うー寒い。 水場の足場が凍ていた。 外は、満天の星空。 隣のモンベルのツェルトの男性は、既に準備が完了し、奥多摩駅に向け出発して行った。 こっちは撤収のモタモタと寝起きの体で日の出前に間に合わなかった。 それでも、ここの西御殿岩から見る360°の風景は見事。 東には、昨日来た和名倉山から稜線。 南には富士山、西にはこれから向かう甲武信ヶ岳方向。 北西方向奥には、冠雪した北アルプスが見える。 
このあたりに来ら絶対西御殿岩に来るべし。 決して期待は裏切らない。

この日は、天候が1日安定して気分も爽快。 結局、雁坂小屋に泊まるはずが、時間も12時前で御来光も考えると甲武信ヶ岳まで足を伸ばすことに。
雁坂小屋では、レトルト麻婆豆腐とカセットコンロ(有料)を借りて昼食とする。 実は今回アルコールストーブだけとしたのだが、燃料が足りず食料はあるが1食分のお湯が沸かせずカセットコンロを借りることに。 とても心あたたまるもてなしをいただき感謝する。  小屋番人は、4歳の頃から父親に連れられてここまで来たらしく27年前に黒岩尾根を切り開いたらしい。 今も同い年くらいの旦那さんが小屋番を守っておられ何時かここに泊まろうと思う様な心和む雰囲気があった。

雁坂峠からサイノ河原までは、遮る木が少なく展望もよい。 気温も高めで汗が滴り落ちる。 上着をメリノウールのICEBREAKER BODYFIT260としたが暑すぎた。 木賊山の巻き道に入るとやっとピーンと冷たい空気が張り詰めていた。
甲武信ヶ岳に到着して早速テントを張るが場所は残り僅か、直ぐにいっぱいとなり、テントエリアは山道脇まで広がっていた。 最近テント泊が実に多い。 途中で会った男性も今日がテントデビューとのことであった。

夕食は豪華にチゲもつ煮込み、チーズ入りハンバーグ、ブラックペッパー照り焼きチキン、アルファ米ちらし寿司と大方食べ尽くす。 ほろ酔気分にお腹も満たされた頃、夕陽の撮影に出かける。 先客は1名のみ。 落日後の夕闇も絵になるけど写真を撮らない方はあまり魅力ないらしい。

翌日も御来光目当てに山頂へ。 見事な御来光に感謝し、下山を開始する。
戸渡尾根分岐付近でそう言えば、7月に此処にコバイケイソウが咲いていたなと想い更けていたら、何て事ない平坦な道に落ちていた枝に踏み損ね足を捻った。 しばらく動けず。左右に捻ると痛みが走り曲げることができない状態に。 それでも予定通り朝一のバスに乗車でき笛吹の湯に汗を流す。
仕上げは、いつものビールとアイスで乾杯 ( ^^)/▽▽\(^^ ) 三日間とも天候に恵まれとても素晴らしい山旅を満喫した縦走路でした。
優しくはないですが、このコースは、おすすめです。

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:1159人

コメント

まだコメントはありません
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。

ルートを登録する

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら