記録ID: 35828
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無雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍
北アルプス ジャンダルム
2008年08月09日(土) ~
2008年08月11日(月)
長野県
岐阜県
yosi-yama
その他1人
- GPS
- 50:45
- 距離
- 23.8km
- 登り
- 2,329m
- 下り
- 2,332m
コースタイム
9日 9:45上高地帝国ホテル前−9:55西穂高登山口−12:25西穂山荘着
10日 3:55西穂山荘−5:55西穂高岳−7:15間ノ岳−8:00天狗の頭−10:10ジャンダルム−11:15馬の背−11:30奥穂高岳−12:20奥穂山荘−14:30涸沢ヒュッテ
11日 4:20涸沢ヒュッテ−6:30屏風の耳−12:30上高地バスターミナル
10日 3:55西穂山荘−5:55西穂高岳−7:15間ノ岳−8:00天狗の頭−10:10ジャンダルム−11:15馬の背−11:30奥穂高岳−12:20奥穂山荘−14:30涸沢ヒュッテ
11日 4:20涸沢ヒュッテ−6:30屏風の耳−12:30上高地バスターミナル
過去天気図(気象庁) | 2008年08月の天気図 |
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アクセス | |
コース状況/ 危険箇所等 |
沢渡から乗ったシャトルバスを帝国ホテル前で降り、車道を西穂高登山口へと向かいました。 樹林帯の急斜面をジグザグに登りました。 昼食を採っていると、雷が鳴り始め、小屋の40分ぐらい手前からは本降りになりました。 小屋に着いた後は一時晴れましたが、夕方になると雨と雷が激しくなりました。翌日の出発を30分早めることにしました。小屋は満杯状態でした。 2日目は天気は晴れ、風も無く良好な登山条件になりました。 西穂独標に近付くと夜が明けてきました。13のピークが続く岩稜を越えて西穂高岳に着きました。食事後、一休みしていると上高地に薄くガスがかかり始めていました。 間ノ岳からの降下には緊張しました。クサリも直下にぶら下がっていて岩も不安定でした。最大級の難所と思われます。天狗ノ頭から振りかえると、鳥肌が立つような岩場をうまく通過出来たことに自分ながらも感心しました。天狗のコルには、避難小屋跡がありました。退避するには、天狗沢を下がり岳沢に行くしかありません。心を決めて進みました。 ジャンダルムへは、飛騨側から巻き道を登りました。 ガスが上昇してくるのが見え、奥穂高岳方向を見ると核心部はまだこれからのようでした。馬ノ背の登りは、スリルがあり、岩の割れ目を利用して体を保持して通過しました。 奥穂高岳に着いた時には、ジャンダルムにはガスがかかっていました。奥穂高岳山荘に寄り昼食代わりのラーメンを食べてザイテングラードを下がり涸沢ヒュテに泊まりました。 3日目はパノラマコースをたどり上高地へ下りました。夜明け前の涸沢はヒュテやテントの灯りがぼんやりと見えて情緒的で、屏風ノ耳まで登りました。 驚くことにブルーベリーがたくさん実を付けていて、ほうばるように食べました。眺望も良く槍ケ岳から前穂高岳まで見え、まさにパノラマコースでした。 コルに戻り背丈が長いお花畑の中を下がり、まだ雪の塊が残っていた奥又白谷を通り上高地へ到着しました。 |
写真
感想
今回の山行は天気に非常に恵まれました。
パーティーを組んだパートナーは自分より全ての面で上級者のため心強く安心して前を進む事が出来ました。
ジャンダルムから奥穂高岳へは空気が薄くなり小刻みに呼吸を整えながら登りました。水は1.5l用意しましたが、穂高岳山荘に着いた時は底をついていました。
雷には最大級の注意を払いました。前日の雷発生時間と上高地から上がってくるガスとの競争でした。想像以上に素晴らしいルートでした。
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