火打山と妙高山と驚きの野天湯 笹ヶ峰in燕温泉out

2021年10月02日(土) ~ 2021年10月03日(日)

• GPS: 10:25
• 距離: 23.3km
• 登り: 2,123m
• 下り: 2,302m

コースタイム

1日目

• 山行: 4:01
• 休憩: 1:42
• 合計: 5:43

距離 12.4km 登り 1,258m 下り 478m

8:20 笹ヶ峰登山口
8:53 9:05 黒沢橋
10:01 富士見平分岐
10:30 11:37 高谷池ヒュッテ
11:52 天狗の庭
12:16 12:19 ライチョウ平
12:50 13:01 火打山
13:21 13:26 ライチョウ平
13:45 13:49 天狗の庭
14:03 高谷池ヒュッテ

2日目

• 山行: 3:52
• 休憩: 1:18
• 合計: 5:10

距離 10.9km 登り 869m 下り 1,871m

6:25 高谷池ヒュッテ
6:41 茶臼山
7:00 7:08 黒沢池ヒュッテ
7:24 7:29 大倉乗越
7:51 7:52 長助池分岐
8:36 8:54 妙高山(北峰)
8:56 日本岩
8:58 9:11 妙高山
9:33 燕登山道九合目・鎖場
9:48 光善寺池
9:57 10:04 天狗堂
10:32 湯道分岐
10:45 11:09 称明滝
11:15 11:16 赤倉温泉源湯
11:24 妙高山登山道入口標識
11:30 11:31 燕温泉黄金の湯
11:35 燕温泉 ホテル花文

天候

1日目　にわか雨のち晴れ
2日目　快晴

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

妙高高原駅発　笹ヶ峰直行バス　1000円
燕温泉〜関山駅　妙高市市営バス 500円
関山駅〜妙高高原駅（電車） 280円
笹ヶ峰直行バス利用にあたって、事前に妙高高原観光案内所に駐車場を問い合わせたところ、観光案内所（妙高高原駅横）横の無料駐車場を使用して良いとのことで、ありがたく利用させてもらう。
燕温泉発の市営バスは定員13名なので要注意。

コース状況／危険箇所等

笹ヶ峰〜火打山　木道多くとても歩きやすく整備されている。
高谷池〜黒沢池　泥濘のスリップ注意
黒沢池〜妙高山　火打山に比べて急勾配、岩の段差も大きく、思ったより体力削られる
妙高山〜燕温泉　一部に優しい鎖場あり。北地獄谷コースは崖沿いで路肩痩せて狭い箇所あり。

その他周辺情報

下山後の温泉は、ホテル花文で日帰り入浴 500円

写真

10/2 6:56

今回の旅の起点、妙高高原駅前の観光案内所。
ここから笹ヶ峰登山口直行バスに乗る。

10/2 8:19

笹ヶ峰登山口
立派な入場ゲート

10/2 8:20

入域料500円を支払い記念品get

10/2 8:21

序盤は歩きやすい木道

10/2 8:53

最初の休憩ポイント、黒沢橋

10/2 9:00

この先、飲用水は小屋のペットボトル販売しか無さそうなので、黒沢で給水していく。

10/2 9:07

2kgの歩荷追加後に勾配がキツくなる

10/2 9:16

12曲り
一つ一つが短くすぐ終わる。

10/2 9:16

10/2 9:28

黄葉のトンネルだ〜

10/2 9:31

標高1800mあたりから上が紅葉最盛期かな

10/2 9:46

10/2 9:46

真っ赤なナナカマドが映える

10/2 10:02

富士見平を過ぎると展望が開け、茶臼山が見えてきた

10/2 10:11

高谷池が近づいてきた
火打山は雲に隠れているけど、どんな景色が待っているのか、期待が高まる

10/2 10:15

ダケカンバの森の向こうに小さくヒュッテが見える

10/2 10:30

樹林帯を抜けると、いきなり正面に現れる三角形。
本日の宿、高谷池ヒュッテに2時間少々で到着

10/2 10:31

目の前に湿原が広がる、素晴らしいロケーション

10/2 10:32

10/2 10:35

10/2 10:35

10/2 10:43

シンプルな構造の小屋の内部、
宿泊部屋は2階

10/2 10:44

1人で約3畳のスペース、贅沢だ。

10/2 10:56

1階、綺麗な食堂

10/2 10:56

炊事場でショックな事実を知る。
宿泊者は飲用水無料でした。
黒沢の水の方が美味しいと信じるしかない。

10/2 11:21

ロビーにはコーヒーのセルフサービス
1杯200円

10/2 11:04

小屋2階にはテラス有り

10/2 11:23

宿泊特典　テラスからの眺望

10/2 11:08

昼はフリーズドライのカレーとマフィンでササッと済ませて

10/2 11:34

火打山へ向け出発

10/2 11:35

10/2 11:36

10/2 11:36

どの角度からも撮りたくなる高谷池

10/2 11:37

10/2 11:40

10/2 11:42

10/2 11:44

正面に火打山

10/2 11:45

気持ち良い木道歩き

10/2 11:48

火打・影火打・焼山

10/2 11:50

撮影ポイントに到着

10/2 11:52

10/2 11:54

絶景が延々と続く

10/2 11:56

10/2 11:58

湿地帯に見とれて長居してしまったけど、正面の紅葉も派手派手だぁ

10/2 12:11

10/2 12:12

10/2 12:21

10/2 12:41

山頂へ向かう階段
歩きやすく整備されて、良い山だ

10/2 12:51

百名山　火打山
初登頂！

10/2 12:51

山頂から明日登る妙高山を望む

10/2 12:53

影火打、焼山、奥には雨飾山も

10/2 12:59

妙高山から高谷池、天狗の庭を一望

10/2 13:14

山頂方面からも目立っていた、オレンジ色の紅葉

10/2 13:20

雷鳥平

10/2 13:25

木道でも結構な傾斜
天狗の庭まで飛び込みそうな勢い

10/2 13:30

10/2 13:42

しばらく待っても、風が止まなかったな…

10/2 13:44

10/2 13:46

10/2 13:47

10/2 13:54

10/2 13:58

高谷池に戻ってきた

10/2 14:04

よく見たら2連棟

10/2 14:06

テン場

10/2 14:25

ヒュッテのテラスで絶景に乾杯！

10/2 14:22

天気も紅葉も最高だ
ここは楽園か？

10/2 14:28

楽園だよ！

10/2 15:49

10/2 18:16

日没後の高谷池

10/3 5:18

夜明け前

10/3 5:45

これから素晴らしい時間が

10/3 5:47

10/3 5:49

モルゲーン！！

10/3 5:52

白馬連峰も紅く染まってる

10/3 6:24

小屋を出発、2日目の山行開始
木道には薄っすらと霜が降りている

10/3 6:31

黒沢池までの道は霜でツルッツルの木道と泥濘のヌルヌル地獄を繰り返す

10/3 6:41

茶臼山山頂は特に眺望はないけど、

10/3 6:42

少し進むと、眼下に湿地帯が広がる

10/3 6:55

10/3 7:02

黒沢池ヒュッテ
ドームの屋根は、思ったより小ぶり

10/3 7:03

黒沢池も紅葉が進んでいる

10/3 7:24

大倉乗越まで登ってきた

10/3 7:25

ここから見る妙高の山頂、
プッチンプリンを落としたような形

10/3 7:34

外輪山の内側へ降りてきたことが分かりやすい角度

10/3 7:40

長助池

10/3 7:45

外輪山の斜面をトラバースするから山頂までが意外と遠い

10/3 7:48

ようやく山頂への取り付きが近づいてきた

10/3 7:51

休憩ポイント　長助池分岐
ここから急登

10/3 7:55

火打山とは違ってハードな登り
岩の段差も大きく体力を削られる。

10/3 8:11

笹ヶ峰からの2山日帰りだと、後半にこの急傾斜を登って、さらにまた大倉乗越を越えなきゃいけない。想像だけで泣けてくるな。検討したこともあるけど実行しなくて良かった。

10/3 8:28

山頂直下　カラフルな紅葉

10/3 8:37

妙高山　登頂完了！

10/3 8:39

山頂からの火打、影火打、焼山

10/3 8:40

北アルプスも、後立山から槍穂までくっきり

10/3 8:48

快晴で素晴らしい眺望

10/3 8:50

10/3 8:51

10/3 8:58

こちらが妙高の最高地点

10/3 9:00

最高地点から望む山頂

10/3 9:02

こっちは通算3回目、昨年と同じポーズで登頂完了！でも景色の鮮やかさは段違いだ

10/3 9:10

10/3 9:13

燕温泉へ下山開始
いかにも火山な山肌

10/3 9:18

なだらかな火打とは全然違うね

10/3 9:25

大谷ヒュッテ、スカイケーブル方面を見下ろす

10/3 9:27

岩場のトラバース＆下降ポイント

10/3 9:29

それほどの傾斜ではなく、ステップも切ってあり通過しやすい

10/3 9:51

光善寺池を囲む黄葉が真っ盛り

10/3 9:53

10/3 9:54

天気良すぎて黄葉が眩しい！

10/3 9:58

大勢の登山者が休憩する天狗堂

10/3 10:02

10/3 10:34

北地獄谷の沢沿いコース
匂いも色も温泉だけど冷たい川の水

10/3 10:38

昨年の経験から、整備度が低くアップダウンもある麻平経由コースではなく、北地獄谷コースを選択。でもこっちも崖沿いの道幅狭くて、大勢の登山客の往来には向かないね。

10/3 10:47

登山道を少し外れて、北地獄谷の2連の滝のうち上段、称明滝の滝壺に立ち寄ってみる。立派な滝だが、それより気になるのは…

10/3 10:50

滝を眺める露天風呂？
滝の水は冷たいが湯船は熱いから温泉なんだろうが、案内看板も料金箱も何も無い。入ってみたいが詳細不明すぎて一旦立ち去る。

10/3 10:51

下段の滝、光明滝の落ち口を覗く。この後すぐ、やはりあの湯船は温泉で入浴可能と聞いて、また称明滝に戻る

10/3 11:07

登山客から丸見えという問題はあるものの、滝見の野天湯とは素晴らしい。しかも適温！
こんな隠し湯があるとは、恐るべし妙高、燕温泉

10/3 11:04

豪快過ぎる湯船からの眺め、この辺りはまだ紅葉序盤だから、これから更なる絶景になるんだろう。

10/3 11:13

上段の称明滝と下段の光明滝

10/3 11:17

あとは舗装された道を下るだけ。

10/3 11:31

有名な野天湯、今回はもう満足したからスルー

10/3 11:33

ゴールの燕温泉はすぐそこ

10/3 11:34

無事、下山完了。
百名山2座の紅葉に滝見の野天湯、充実感満点の山旅ありがとうございました。

10/3 11:35

下山後は昨年と同じく、ホテル花文で立ち寄り湯。安くて気持ち良い温泉。関山駅行きのバス乗場もここ。

10/3 15:08

関山駅

10/3 15:28

車の回収に妙高高原駅へ戻ってきた。
ホームから妙高山の大きな山容が見える。

撮影機器：

SC-51A samsung

装備

個人装備

長袖シャツ Tシャツ タイツ ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 日よけ帽子 着替え 靴 ザック ザックカバー 昼ご飯 行動食 ガスカートリッジ コンロ コッヘル ライター 地図（地形図） 笛 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS ファーストエイドキット 常備薬 ロールペーパー 保険証 携帯 時計 タオル ストック ナイフ

感想

hariy

待ちに待ったマンボー解除、7月以来の県外遠征。登山適期に悶々と我慢した分を取り戻して余りある充実の紅葉登山となった。
高谷池、火打山は初めての山域だったけど、紅葉ピークで天候もバッチリ、歩きやすい登山道もヒュッテの周りも、常に絶景の中という楽園。
2日目の妙高山縦走は、火山ならではのダイナミックな地形を体感できる、火打より少しハードで楽しいコース。
そして最後の驚きは登山道脇の露天風呂。
燕温泉の有名な野天湯、河原の湯と黄金の湯は昨年どちらも入浴したが、ここは知らなかったし現地に案内が何も無いので、最初は試す勇気が出なかった。
登山道から見える場所ではあるが、湯船に浸かってしまえば問題無いとしても、もしもコレは温泉ではありません、と言われて、登山客から見える位置で勝手に全裸になっている危険な人扱いされたらマズイなと思い一旦は諦めたが、たまたま下から登ってきた撮影隊？の方に「お湯が貯まっている時は入れる温泉ですよ」と教えて頂き、引き返し入ることができた。
今回は河原の湯と黄金の湯、どちらに立ち寄ろうかという迷いを一気に吹き飛ばす、豪快な滝見の湯。妙高山は過去に2回登ってても知らなかったのは、事前リサーチがまだ甘かったかな。