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Yamareco

記録ID: 3619033
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
尾瀬・奥利根

尾瀬燧ケ岳

2021年10月10日(日) ~ 2021年10月12日(火)
 - 拍手
体力度
6
1~2泊以上が適当
GPS
23:30
距離
44.3km
登り
1,830m
下り
1,834m
歩くペース
標準
1.11.2
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
5:16
休憩
0:27
合計
5:43
8:19
57
9:16
9:17
22
9:39
9:52
24
10:16
10:17
12
10:29
10:29
14
10:43
10:43
4
11:25
11:25
9
11:34
11:36
54
12:30
12:31
78
13:49
13:53
9
2日目
山行
7:39
休憩
1:56
合計
9:35
14:06
0
6:51
6:52
13
7:05
7:05
193
10:53
11:42
17
11:59
12:13
58
13:11
13:12
21
13:33
13:37
102
15:19
15:19
11
15:30
15:30
4
15:47
16:25
1
3日目
山行
6:30
休憩
1:15
合計
7:45
7:12
7:12
20
7:32
7:32
25
7:57
7:58
44
8:42
8:44
26
9:10
9:10
44
9:54
9:56
20
10:16
10:16
12
10:28
10:30
3
10:33
10:59
39
11:38
11:39
21
12:00
12:00
4
12:04
12:04
12
12:16
12:49
8
12:57
12:57
25
13:22
13:24
12
13:36
13:37
62
14:39
14:44
11
14:55
ゴール地点
尾瀬ヶ原とあやめ平には木道が張り巡らされていますが、朝露や雨に濡れると滑りやすくなります。しゅろ縄は滑り止めに有効でしたが、初めから着ければよいのに、滑ってから慌ててつけました。
2日目、頂上で「御池山」と間違えて「御池」の方へ下り始め1時間ほどロスをしました。他の方は間違えないのですかねぇ・・・・
燧ケ岳の下山には当初のナデツ窪を通る予定を変え、長英新道を通りましたが、滑りやすさの回避としては有効だったのではないかと思います。
天候 1,2日目 晴、 3日目 雨
過去天気図(気象庁) 2021年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
タクシー 自家用車
戸倉より鳩待峠まで乗り合いタクシー(1000円)。前泊した戸倉の宿に駐車。
コース状況/
危険箇所等
多くの道で木道が整備されているが、朝露や雨に濡れると大変滑りやすい。
その他周辺情報 尾瀬の山小屋はお風呂付が基本のようです。戸倉には沢山の温泉宿や日帰り温泉があります。尾瀬ネーチャーセンターに日帰りの尾瀬ぷらり館がありますが、火曜日定休でした。
鳩待峠に到着。鳩待峠からあやめ平を目指して西に進みます。最初は木道の多い、樹林の中の登りです。朝露で湿ってとても滑りやすい木道でした。登り始めて割合直ぐ、高齢の女性が転んで怪我をされたらしいのを目撃しましたが、出発点に自力で戻られると言われ、下って行かれました。もっと何かできたのではないかと反省しました。
鳩待峠に到着。鳩待峠からあやめ平を目指して西に進みます。最初は木道の多い、樹林の中の登りです。朝露で湿ってとても滑りやすい木道でした。登り始めて割合直ぐ、高齢の女性が転んで怪我をされたらしいのを目撃しましたが、出発点に自力で戻られると言われ、下って行かれました。もっと何かできたのではないかと反省しました。
樹林を抜けると湿原が広がっていましたが、木道はまだ滑り勝ちでした。
樹林を抜けると湿原が広がっていましたが、木道はまだ滑り勝ちでした。
横田代と呼ぶ池塘地帯です。
横田代と呼ぶ池塘地帯です。
ベンチがあったので、座って靴にしゅろ縄を巻いてみました。こうすると確かに滑り止めになり、安心感をもって歩けるようになりました。
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ベンチがあったので、座って靴にしゅろ縄を巻いてみました。こうすると確かに滑り止めになり、安心感をもって歩けるようになりました。
やがてあやめ平です。
やがてあやめ平です。
あやめ平の池塘は広いものが多く燧ケ岳を映してくれるはずですが、濃い霧が流れて燧ケ岳はあまり顔を出してもらえませんでした。
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あやめ平の池塘は広いものが多く燧ケ岳を映してくれるはずですが、濃い霧が流れて燧ケ岳はあまり顔を出してもらえませんでした。
霧の晴れ間に顔を見せた燧ケ岳。池塘表面が波が立っててはどうしようもありませんでした。
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霧の晴れ間に顔を見せた燧ケ岳。池塘表面が波が立っててはどうしようもありませんでした。
こんなによく見える瞬間もありましたが・・・
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こんなによく見える瞬間もありましたが・・・
あやめ平から竜宮に向かう道筋の西側は斜面で紅葉が始まっていました。
あやめ平から竜宮に向かう道筋の西側は斜面で紅葉が始まっていました。
富士見田代の池塘です。向こうに燧ケ岳がありますが、雲に覆われています。
富士見田代の池塘です。向こうに燧ケ岳がありますが、雲に覆われています。
今夜の宿は燧小屋です。夕食は写真では一見地味ですが、いろいろ工夫を凝らされた、家庭的な味で、大変美味しくいただきました。写真右上の白身の魚に添えられた大根おろしには薄緑色の魚卵を混ぜてありますが、これが何か聞き忘れました。多分ハタハタのブリコではないかと思うのですが・・・・・
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今夜の宿は燧小屋です。夕食は写真では一見地味ですが、いろいろ工夫を凝らされた、家庭的な味で、大変美味しくいただきました。写真右上の白身の魚に添えられた大根おろしには薄緑色の魚卵を混ぜてありますが、これが何か聞き忘れました。多分ハタハタのブリコではないかと思うのですが・・・・・
2日目早朝。小屋の窓から、至仏山が見えます。
2日目早朝。小屋の窓から、至仏山が見えます。
遠くに富士山も見えます。
遠くに富士山も見えます。
尾瀬沼が見えます。遠くのとんがりは日光白根山でしょうか。
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尾瀬沼が見えます。遠くのとんがりは日光白根山でしょうか。
尾瀬ヶ原の向こうに至仏山が見えます。
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尾瀬ヶ原の向こうに至仏山が見えます。
至仏山の少し左手に見えるギザギザは武尊山でしょうか。
至仏山の少し左手に見えるギザギザは武尊山でしょうか。
燧ケ岳山頂(柴安堯Г靴个笋垢阿蕁砲謀着しました。
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燧ケ岳山頂(柴安堯Г靴个笋垢阿蕁砲謀着しました。
山頂から尾瀬ヶ原を望みます。
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山頂から尾瀬ヶ原を望みます。
おなじく尾瀬沼を望みます。
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おなじく尾瀬沼を望みます。
一端下って東隣の俎堯覆泙覆い燭阿蕁砲飽榮阿靴泙靴拭こちらには石祠がいくつかありました。その一つには仏像が安置されていますが、地蔵尊でしょうか。
この後下山の道を間違えて御池に向けて30分ほど下ってから気づき、頂上からやり直しました。
一端下って東隣の俎堯覆泙覆い燭阿蕁砲飽榮阿靴泙靴拭こちらには石祠がいくつかありました。その一つには仏像が安置されていますが、地蔵尊でしょうか。
この後下山の道を間違えて御池に向けて30分ほど下ってから気づき、頂上からやり直しました。
下山途中、山頂を振り返りました。右手が俎堯∈玄蠅柴安瑤任后
下山途中、山頂を振り返りました。右手が俎堯∈玄蠅柴安瑤任后
沼尻地区到着。長蔵小屋にチェックインしました。山小屋と言うより旅籠と言うのが相応しいような、趣のある山小屋でした。2階にあがると廊下の両側に障子で仕切られた部屋がならんでいて、我々の部屋は大きな畳敷きで床の間がついた和室でした。
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沼尻地区到着。長蔵小屋にチェックインしました。山小屋と言うより旅籠と言うのが相応しいような、趣のある山小屋でした。2階にあがると廊下の両側に障子で仕切られた部屋がならんでいて、我々の部屋は大きな畳敷きで床の間がついた和室でした。
食堂も広くて立派です。
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食堂も広くて立派です。
玄関に飾られたいろいろのもの。
玄関に飾られたいろいろのもの。
こんな額もありました。小屋主2代目の伝えた尾瀬沼の主護神の話でした。
こんな額もありました。小屋主2代目の伝えた尾瀬沼の主護神の話でした。
3日目、朝から時々霧のような小雨です。このくらいならと雨具なしで歩きだしました。とりあえず沼の南を周ります。
3日目、朝から時々霧のような小雨です。このくらいならと雨具なしで歩きだしました。とりあえず沼の南を周ります。
霧が流れ、日本画のようです。
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霧が流れ、日本画のようです。
倒木に小さなキノコが沢山・・・
倒木に小さなキノコが沢山・・・
鳥さん達が沢山・・・・
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鳥さん達が沢山・・・・
つがいでしょうか・・・・
つがいでしょうか・・・・
紅葉を撮影中のKamui-nupuriさん
紅葉を撮影中のKamui-nupuriさん
イヤー、紅いですね。
イヤー、紅いですね。
濡れ落ち葉だって綺麗です。
濡れ落ち葉だって綺麗です。
水も滴る・・・・
水も滴る・・・・
この辺で尾瀬沼とお別れになります。
この辺で尾瀬沼とお別れになります。
尾瀬沼から尾瀬ヶ原に移るためこれから山道を辿ります。
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尾瀬沼から尾瀬ヶ原に移るためこれから山道を辿ります。
白砂峠の少し手前の池塘も綺麗です。
白砂峠の少し手前の池塘も綺麗です。
山道ではほとんど写真を撮っていませんでした。
山道ではほとんど写真を撮っていませんでした。
見晴地区に戻ってきました。桧枝岐小屋のカフェで一服。コーヒー500円でした。
見晴地区に戻ってきました。桧枝岐小屋のカフェで一服。コーヒー500円でした。
さて尾瀬ヶ原を縦断です。池塘のあちこちで羊草が黄葉していました。曇り空の影響か、水の透明さを撮影するのは難しそうでした。
さて尾瀬ヶ原を縦断です。池塘のあちこちで羊草が黄葉していました。曇り空の影響か、水の透明さを撮影するのは難しそうでした。
やがて竜宮の十字路を通りました。雨はいよいよ強くなってきましたので、竜宮小屋で雨具の下も着用しました。この写真はそこを出てから振り返って撮影しました。
やがて竜宮の十字路を通りました。雨はいよいよ強くなってきましたので、竜宮小屋で雨具の下も着用しました。この写真はそこを出てから振り返って撮影しました。
時々、燧ヶ岳を振り返ってみますが、たまに晴れかかってもこんな感じで頂上は見られません。
時々、燧ヶ岳を振り返ってみますが、たまに晴れかかってもこんな感じで頂上は見られません。
羊草と燧ケ岳です。
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羊草と燧ケ岳です。
牛首分枝のあたりです。
牛首分枝のあたりです。
山の鼻までは後少し。この後雨が強く、写真を撮らずに急ぎました。
山の鼻までは後少し。この後雨が強く、写真を撮らずに急ぎました。
山の鼻から鳩待峠までは延々と続く登りの木道で、とても疲れましたが、途中で綺麗な紅葉をみることができました。
山の鼻から鳩待峠までは延々と続く登りの木道で、とても疲れましたが、途中で綺麗な紅葉をみることができました。

装備

備考 しゅろ縄(滑り止め)は有効でした。早めに装着するべきでした。

感想

燧ケ岳はさすがに東北一の高山でなかなか手ごわい山でした。木道はあまりありませんが、道は湿っているところが多くて、滑りやすく、泥でグチャグチャのところもあちこちにあり、さらに上部は岩がゴロゴロしていました。スパッツはしていくべきでした。
しかし、1,2日目にあやめ平と燧ケ岳を巡り、紅葉をじっくり味わうことができて幸福でした。3日目は雨でしたが尾瀬沼から尾瀬ヶ原の雨にかすむ情景はまるで日本画のような趣で、これも味わい深いものでした。
できればもう何回か別の季節に来てみたいと思います。やはりよくぞ残してくれたと思わずにはいられません。

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