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Yamareco

記録ID: 3623439
全員に公開
ハイキング
槍・穂高・乗鞍

【ぎふ百】錫杖岳・二十五山

2021年10月10日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
09:53
距離
11.5km
登り
1,661m
下り
1,651m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
11:05
休憩
0:17
合計
11:22
5:38
5:38
51
6:29
6:34
410
13:24
13:25
29
13:54
13:54
139
16:13
16:24
35
16:59
ゴール地点
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2021年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
錫杖岳:中尾温泉口駐車場に停めました。今回は駐車場満車でした。
二十五山:登山口から少し離れた路肩
コース状況/
危険箇所等
◆錫杖岳
・登山口〜錫杖沢への分岐:クリア谷の渡渉は今回は水量が少なく、問題無く通過。登山道自体は整備されており問題無い。分岐については通り過ぎないよう位置を注意する事。分岐の所でちょうど前衛フェイスが見えます。
・錫杖沢〜岩屋:錫杖沢に一旦下り本沢のすぐ右側に登山道があるので入る。進むと数回本沢に出るが目印のヘルメットが出てくるまで、右側の登山道を探して入る。ヘルメットがあったら左折し進むと錫杖岩屋が現れる。
錫杖岩屋の右が本沢だが、すぐ本沢に入らず、更に右側の登山道を探して入る。ちょっと進めば本沢に出くわすが、それ以降は本沢を登る。
・岩屋〜二股
本沢は大きい岩が幾つも越えていくが、途中に登り難い所があり、左の草むらに道がある場合がある。ただずっと行くと変な方向に行きそうなので、早めに本沢に戻る事。その時は藪漕ぎになる。可能なら草むらに入らず本筋を進む。
二股はとても分かり易く着けば大きい沢が二股になってるのでわかる。左がA沢、右がB沢。今はB沢を行くのがよい。
・二股〜稜線
B沢に入ってすぐにトラロープが左側に現れるので登っていく。その後、沢を詰めるとドンドン急になる。結構な急登のため下山時は足を滑らさないよう注意が必要。今回の核心部にもなる(私は下りで軽アイゼン使用)。一旦登り切った後、少し進むと笹原の広い所にでる。
ちょっと登りトラバースするが道が無くなるので思い切って藪漕ぎすると10〜15mほどで急登の道に出くわす。この急登も登るのだが、下山時は足元がザレてるのでここも核心部となる。ドンドン笹が深くなるが道は結構わかる(以外に草刈りされてる印象)。
・稜線〜頂上:ひたすら登る。アスレチック状態。岩壁があれば回り込む(道は有る)。道が太い枝でふさがれた所が2か所あり、大きいザックを背負ってたので抜けるのが大変だった。
◆二十五山
ぎふ百目指す人ならご存知の、違う意味でビビって入るに一瞬ためらう山。
登山自体も実は藪山で、はっきりわかってたら少しためらう山でした。
始め舗装路を進むが、その後、尾根に取りつくため道なき道をトラバース。
尾根に取りつく所は結構な急登となった。
尾根も獣道っぽくかろうじで道が分かるレベル。枝藪が思ったより遮り藪漕ぎである。頂上は広々とした草原で山頂標識は無い。
下山は行きと違い、尾根をより歩いて下ったが、下に行くほど急で枝藪も多い。想像と違い難儀した。尾根は相変わらずわかり難く、獣道らしきを信じ歩いた。坂が穏やかになってきたところでトラバースし、当初の舗装路に出た。
スタートした時間が遅かった事と、思ったより時間が掛かったので少し焦った。急な対応で下調べ不足。反省です。
中尾温泉口駐車場。難峰、錫杖岳に挑みます。そのため前日からこの地区に入りました。
2021年10月10日 05:30撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
10/10 5:30
中尾温泉口駐車場。難峰、錫杖岳に挑みます。そのため前日からこの地区に入りました。
錫杖・・あれかな?
2021年10月10日 05:30撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
10/10 5:30
錫杖・・あれかな?
入ってみたい温泉宿です。下山後、他の山に行ったため結局入りませんでしたが。
2021年10月10日 05:34撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
10/10 5:34
入ってみたい温泉宿です。下山後、他の山に行ったため結局入りませんでしたが。
いきなり通り過ぎてしまいましたが、戻ってきて出発。正直、道間違いしたのはこの瞬間のみでした(ド素人か!)。
2021年10月10日 05:38撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
10/10 5:38
いきなり通り過ぎてしまいましたが、戻ってきて出発。正直、道間違いしたのはこの瞬間のみでした(ド素人か!)。
クリヤ谷渡渉。この時期は渇水で大したことありません。
2021年10月10日 06:24撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
10/10 6:24
クリヤ谷渡渉。この時期は渇水で大したことありません。
これが見れたら、あと少しで錫杖沢への分岐に着きます。
2021年10月10日 06:48撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
10/10 6:48
これが見れたら、あと少しで錫杖沢への分岐に着きます。
ここで笠ヶ岳のメインルートとおさらば。左に下って行きます。ここで前衛フェイスが見えます。
2021年10月10日 07:01撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
10/10 7:01
ここで笠ヶ岳のメインルートとおさらば。左に下って行きます。ここで前衛フェイスが見えます。
錫杖沢。テントが2張りありました。クライマーの方でしょう。
2021年10月10日 07:03撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
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10/10 7:03
錫杖沢。テントが2張りありました。クライマーの方でしょう。
本沢からすぐに右手にピンクテープがあり、そこから登る。ここからストックをしまいました。
2021年10月10日 07:04撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
10/10 7:04
本沢からすぐに右手にピンクテープがあり、そこから登る。ここからストックをしまいました。
2,3回ほど?本沢で出ますが、本沢を避けるよう道が右手にまた出てくるので、使わせてもらいます(樹林帯に入る)。
2021年10月10日 07:14撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
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10/10 7:14
2,3回ほど?本沢で出ますが、本沢を避けるよう道が右手にまた出てくるので、使わせてもらいます(樹林帯に入る)。
暫くしてヘルメット。直角に左に折れます。
2021年10月10日 07:24撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
10/10 7:24
暫くしてヘルメット。直角に左に折れます。
すぐに錫杖岩屋に出ます。岩屋右が本沢ですが、写真を撮ってるこの位置で右手に行くと、また本沢を避けるように樹林帯に道があり、また使わせて頂きます。次に本沢に出たらその後は本沢利用。
2021年10月10日 07:25撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
10/10 7:25
すぐに錫杖岩屋に出ます。岩屋右が本沢ですが、写真を撮ってるこの位置で右手に行くと、また本沢を避けるように樹林帯に道があり、また使わせて頂きます。次に本沢に出たらその後は本沢利用。
本沢。段差のある岩を出来るだけ避け、登れる所を選んで進む。気を付けるのは水が流れてる所。濡れてる所は簡単に滑ります。雨の日は注意。今は渇水期で水に肝心な所は水に触れず登れました。ちなみに沢靴(フェルト)と30m補助ロープを持ってきましたが使わなかったです。
2021年10月10日 07:31撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
10/10 7:31
本沢。段差のある岩を出来るだけ避け、登れる所を選んで進む。気を付けるのは水が流れてる所。濡れてる所は簡単に滑ります。雨の日は注意。今は渇水期で水に肝心な所は水に触れず登れました。ちなみに沢靴(フェルト)と30m補助ロープを持ってきましたが使わなかったです。
途中、クライマーの方の声がよく聞こえました。今日は数名入ってるようです。感覚ですが10名くらいは居そうでした。
2021年10月10日 08:00撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
10/10 8:00
途中、クライマーの方の声がよく聞こえました。今日は数名入ってるようです。感覚ですが10名くらいは居そうでした。
二股に着いて、右に行くとすぐに傾斜の付いた岩場に出くわす。左手にトラロープがあり使わせて頂く。最近付けられたようで、このロープがあるのもあって今回錫杖に登る事にした。
2021年10月10日 08:10撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
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10/10 8:10
二股に着いて、右に行くとすぐに傾斜の付いた岩場に出くわす。左手にトラロープがあり使わせて頂く。最近付けられたようで、このロープがあるのもあって今回錫杖に登る事にした。
ロープ終点。高度感あります。ロープ設置してくれた方、本当に助かりました。
2021年10月10日 08:13撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
10/10 8:13
ロープ終点。高度感あります。ロープ設置してくれた方、本当に助かりました。
その後はっきりした道(沢筋)があるので詰めます。
2021年10月10日 08:24撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
10/10 8:24
その後はっきりした道(沢筋)があるので詰めます。
登るほど急になる。ここは両手に笹があるので掴んで登った。
2021年10月10日 08:34撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
10/10 8:34
登るほど急になる。ここは両手に笹があるので掴んで登った。
笹もドンドン高くなるが大した問題ではない。それより誰か草刈りしてくれてるのか?道の笹が刈られた感じ。もしそうなら本当に助かります。
2021年10月10日 08:38撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
10/10 8:38
笹もドンドン高くなるが大した問題ではない。それより誰か草刈りしてくれてるのか?道の笹が刈られた感じ。もしそうなら本当に助かります。
一旦登り切ると広めの笹原が出てくる。左手にも道らしきがあったので一旦下って登り返すと思う。ただ右手にも道があり、体力的に楽そうだったそちらを使用。赤線が通った道である。岩場から10〜15mほどは完全に道は無く笹を掴みながらトラバースした。笹は根が強いので意外と安心して渡れた。
一旦登り切ると広めの笹原が出てくる。左手にも道らしきがあったので一旦下って登り返すと思う。ただ右手にも道があり、体力的に楽そうだったそちらを使用。赤線が通った道である。岩場から10〜15mほどは完全に道は無く笹を掴みながらトラバースした。笹は根が強いので意外と安心して渡れた。
道がなくトラバースした区間がここ。トラバース後は道明瞭
2021年10月10日 08:40撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
10/10 8:40
道がなくトラバースした区間がここ。トラバース後は道明瞭
トラバース後。下山はあの大岩の左側に向かって進むべし。
2021年10月10日 08:45撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
10/10 8:45
トラバース後。下山はあの大岩の左側に向かって進むべし。
その後、直登。急の一言。ここも進むに従い笹が高くなる。やっぱり誰か刈ってくれているよな〜。と考えながら進む。
2021年10月10日 09:00撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
10/10 9:00
その後、直登。急の一言。ここも進むに従い笹が高くなる。やっぱり誰か刈ってくれているよな〜。と考えながら進む。
コル着。ここからは大人のアスレチックとなる。結構、体力勝負です。
2021年10月10日 09:02撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
10/10 9:02
コル着。ここからは大人のアスレチックとなる。結構、体力勝負です。
岩壁はトラバース。足の踏み外し注意。若干道が分かり難い事もあったが、その場合は立ち止まって周りを見渡せば、らしき道を見つける事が出来ました。
2021年10月10日 09:23撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
10/10 9:23
岩壁はトラバース。足の踏み外し注意。若干道が分かり難い事もあったが、その場合は立ち止まって周りを見渡せば、らしき道を見つける事が出来ました。
手がかり足がかりは多々あり、登りまくる。結構長いので体力を消耗する。
2021年10月10日 09:26撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
10/10 9:26
手がかり足がかりは多々あり、登りまくる。結構長いので体力を消耗する。
これだったか、後ろのそれか覚えてないが、錫杖の頂上となる。頂上真では岩壁を回り込みながらアスレチック的に登りまくる。
2021年10月10日 09:29撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
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10/10 9:29
これだったか、後ろのそれか覚えてないが、錫杖の頂上となる。頂上真では岩壁を回り込みながらアスレチック的に登りまくる。
お助けトラロープ第二弾。肝心な所にロープが付けられて本当に助かります。無くても行けるのですが怖いです。
2021年10月10日 09:31撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
10/10 9:31
お助けトラロープ第二弾。肝心な所にロープが付けられて本当に助かります。無くても行けるのですが怖いです。
ロープ途中から下を見るとこんな感じ。止まらんわね。
2021年10月10日 09:32撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
10/10 9:32
ロープ途中から下を見るとこんな感じ。止まらんわね。
足場は意外としっかりしてますが、バリルートの岩場なんてどうなるか今一信用できないのでやっぱりロープはうれしい。
2021年10月10日 09:32撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
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10/10 9:32
足場は意外としっかりしてますが、バリルートの岩場なんてどうなるか今一信用できないのでやっぱりロープはうれしい。
その後も足元に埋もれ気味のルートを確認しながら進む。
2021年10月10日 09:35撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
10/10 9:35
その後も足元に埋もれ気味のルートを確認しながら進む。
コルからはここが一番困りました。写真は登り切った後ですが、太い枝が通路を塞ぎ、超えるのが大変でした。登りで蓋をされた感じです。私、補助ロープと沢靴を担いできたので大き目ザックでとても難儀しました。一瞬諦めようと思うくらい・・
2021年10月10日 09:39撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
10/10 9:39
コルからはここが一番困りました。写真は登り切った後ですが、太い枝が通路を塞ぎ、超えるのが大変でした。登りで蓋をされた感じです。私、補助ロープと沢靴を担いできたので大き目ザックでとても難儀しました。一瞬諦めようと思うくらい・・
その後、あっという間に頂上でした。難儀した所にザックを置いてきても良かったと思うくらいです。
2021年10月10日 09:48撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
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その後、あっという間に頂上でした。難儀した所にザックを置いてきても良かったと思うくらいです。
記念写真。
2021年10月10日 09:49撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
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10/10 9:49
記念写真。
錫杖本峰までは200mほど。一般でも行ってる方いるので行けるのだと思いますが、残置ロープがいきなり垂直になってました。ここでぎふ百は一応達成だし、ここまででも結構なリスクなので休憩後下山します。
2021年10月10日 09:58撮影 by  SC-02J, samsung
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10/10 9:58
錫杖本峰までは200mほど。一般でも行ってる方いるので行けるのだと思いますが、残置ロープがいきなり垂直になってました。ここでぎふ百は一応達成だし、ここまででも結構なリスクなので休憩後下山します。
今日は高気圧が広がってるため槍やジャンなど綺麗に見えました。
2021年10月10日 09:59撮影 by  SC-02J, samsung
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10/10 9:59
今日は高気圧が広がってるため槍やジャンなど綺麗に見えました。
焼岳も。霞沢岳なぜ?でも最高の景色です
2021年10月10日 10:00撮影 by  SC-02J, samsung
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10/10 10:00
焼岳も。霞沢岳なぜ?でも最高の景色です
錫杖の南側。まさしく秘境地帯。行けるのか?
2021年10月10日 10:00撮影 by  SC-02J, samsung
10/10 10:00
錫杖の南側。まさしく秘境地帯。行けるのか?
やっぱり新しい山頂標識がカッコ良い。ピッケルとジャンと山頂標識のmixがとてもカッコ良かった。
2021年10月10日 10:02撮影 by  SC-02J, samsung
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10/10 10:02
やっぱり新しい山頂標識がカッコ良い。ピッケルとジャンと山頂標識のmixがとてもカッコ良かった。
人の声がするので、ふと下の方を見るとクライマーがすぐそこまで、数分後、ここに来るのだろう。その前に私は下山を開始しました。
2021年10月10日 10:15撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
10/10 10:15
人の声がするので、ふと下の方を見るとクライマーがすぐそこまで、数分後、ここに来るのだろう。その前に私は下山を開始しました。
また難儀した所を通過します。下山時はあっさり抜けれました。
2021年10月10日 10:23撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
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10/10 10:23
また難儀した所を通過します。下山時はあっさり抜けれました。
コルに戻ってきて、準備してた軽アイゼンを付けます。爪のひっかりだけは注意。
2021年10月10日 10:55撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
10/10 10:55
コルに戻ってきて、準備してた軽アイゼンを付けます。爪のひっかりだけは注意。
笹は高いが足元明瞭
2021年10月10日 10:57撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
10/10 10:57
笹は高いが足元明瞭
写真で見るより急。ここは岩のザレ場だったのでアイゼンはちょっと滑って居り難かった。そのためすぐ脇の笹薮に入って下ってきた。
2021年10月10日 10:59撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
10/10 10:59
写真で見るより急。ここは岩のザレ場だったのでアイゼンはちょっと滑って居り難かった。そのためすぐ脇の笹薮に入って下ってきた。
下に行くと片側は笹が無く、アイゼンやピッケル等の準備が無い場合、掴む所に若干苦労すると思われる。
2021年10月10日 11:04撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
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10/10 11:04
下に行くと片側は笹が無く、アイゼンやピッケル等の準備が無い場合、掴む所に若干苦労すると思われる。
下に下りすぎないようにし、行きと同じ箇所で笹原をトラバースして大岩の左側に取りつく
2021年10月10日 11:14撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
10/10 11:14
下に下りすぎないようにし、行きと同じ箇所で笹原をトラバースして大岩の左側に取りつく
大岩からまた急登を下る。ここは下部の方だが、上部の方は土が多く、アイゼンの刃を活かして下ってきた。
2021年10月10日 11:36撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
10/10 11:36
大岩からまた急登を下る。ここは下部の方だが、上部の方は土が多く、アイゼンの刃を活かして下ってきた。
この辺はそこまで急では無く岩の段差を利用して下っていく。段差も大きい所は無かったと思う。気を付けるとすれば沢が細くなってる所が多いので濡れ場が無い所をうまく見つけて降りないといけない。渇水時期でない場合、苦労すると思わる。
2021年10月10日 11:43撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
10/10 11:43
この辺はそこまで急では無く岩の段差を利用して下っていく。段差も大きい所は無かったと思う。気を付けるとすれば沢が細くなってる所が多いので濡れ場が無い所をうまく見つけて降りないといけない。渇水時期でない場合、苦労すると思わる。
この辺まで来ると結構心にゆとりが出来、紅葉を堪能し始める。
2021年10月10日 11:47撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
10/10 11:47
この辺まで来ると結構心にゆとりが出来、紅葉を堪能し始める。
あっ!奥穂が雲の中に・・これはこれで絵になるが。
2021年10月10日 11:51撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
10/10 11:51
あっ!奥穂が雲の中に・・これはこれで絵になるが。
ロープ場。また使わせて頂く。
2021年10月10日 11:54撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
10/10 11:54
ロープ場。また使わせて頂く。
登りでは気づかなかったが、下りでは結構急な事を知る。トラロープ付けてくれた方、本当に感謝!
2021年10月10日 11:55撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
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10/10 11:55
登りでは気づかなかったが、下りでは結構急な事を知る。トラロープ付けてくれた方、本当に感謝!
二股に戻ってきた(振り返って撮った写真)。行きは右(B沢、右俣)となる。結構はっきりした場所で、すぐ二股とわかった。
2021年10月10日 12:04撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
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10/10 12:04
二股に戻ってきた(振り返って撮った写真)。行きは右(B沢、右俣)となる。結構はっきりした場所で、すぐ二股とわかった。
本沢を下るのもかなり神経を使う箇所なのだが、渇水期なので濡れた所も少なかった。段差はあるが、沢の左右どちらかを見ればロープ無しでも困らず下れた。ただ下に行くほど水量は増し濡れ場の面積が大きくなるので、行きで利用した樹林帯のルートは必ず見つけるように気を遣った。
2021年10月10日 12:08撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
10/10 12:08
本沢を下るのもかなり神経を使う箇所なのだが、渇水期なので濡れた所も少なかった。段差はあるが、沢の左右どちらかを見ればロープ無しでも困らず下れた。ただ下に行くほど水量は増し濡れ場の面積が大きくなるので、行きで利用した樹林帯のルートは必ず見つけるように気を遣った。
無事行きで利用した道も見つけヘルメットの場所に辿り着く
2021年10月10日 12:33撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
10/10 12:33
無事行きで利用した道も見つけヘルメットの場所に辿り着く
錫杖沢まで下ってきた。もう一安心だ
2021年10月10日 12:48撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
10/10 12:48
錫杖沢まで下ってきた。もう一安心だ
錫杖沢の分岐(笠ヶ岳登山道)から撮った前衛フェイス。
2021年10月10日 12:59撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
10/10 12:59
錫杖沢の分岐(笠ヶ岳登山道)から撮った前衛フェイス。
登山口戻ってきた。
2021年10月10日 13:46撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
10/10 13:46
登山口戻ってきた。
まだ結構時間があったので、ぎふ百の一座である二十五山もついでに登る事にした。この山は入口に厳しい事が書いてあるが、既に廃坑らしい。ただ私有地という事には変わりない。
2021年10月10日 15:34撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
10/10 15:34
まだ結構時間があったので、ぎふ百の一座である二十五山もついでに登る事にした。この山は入口に厳しい事が書いてあるが、既に廃坑らしい。ただ私有地という事には変わりない。
舗装路行き止まり。ここから尾根まで道なき道をトラバースする。
2021年10月10日 15:38撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
10/10 15:38
舗装路行き止まり。ここから尾根まで道なき道をトラバースする。
・・・葉は少ないが思ったより小枝が多いし、結構な急登。土がやらかいので助かったがトラバースも結構気を遣った。予想外。
2021年10月10日 15:45撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
10/10 15:45
・・・葉は少ないが思ったより小枝が多いし、結構な急登。土がやらかいので助かったがトラバースも結構気を遣った。予想外。
尾根に入ってからも踏み跡が薄く、獣道と言った方が正しいのだろう。道を塞ぐ小枝が沢山あり、ただの藪山です。ここまで酷いとは・・それも予想外。
2021年10月10日 16:02撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
10/10 16:02
尾根に入ってからも踏み跡が薄く、獣道と言った方が正しいのだろう。道を塞ぐ小枝が沢山あり、ただの藪山です。ここまで酷いとは・・それも予想外。
着きました頂上。当たり前ですが頂上標識は無いです。夕焼けがキレイでした。
2021年10月10日 16:18撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
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10/10 16:18
着きました頂上。当たり前ですが頂上標識は無いです。夕焼けがキレイでした。
広めの草原の行き止まりに鉱山地帯が広がる。時間もやばいのでさっさと下る。
2021年10月10日 16:17撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
10/10 16:17
広めの草原の行き止まりに鉱山地帯が広がる。時間もやばいのでさっさと下る。
行きは結構急な所をトラバースしたので、もう少し下った所でトラバースを試みる事にした。しかし急さが増すし小枝も多い。とりあえず急さが穏やかになってきた所でトラバースを試みる。
2021年10月10日 16:28撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
10/10 16:28
行きは結構急な所をトラバースしたので、もう少し下った所でトラバースを試みる事にした。しかし急さが増すし小枝も多い。とりあえず急さが穏やかになってきた所でトラバースを試みる。
やっと行きでみた人工物に出会う。一安心。時間を見るとあと30分で暗くなる時間だ。こんな時間に藪山に入るのは危険だ。ちょっと安易だったと反省でした。
2021年10月10日 16:47撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
10/10 16:47
やっと行きでみた人工物に出会う。一安心。時間を見るとあと30分で暗くなる時間だ。こんな時間に藪山に入るのは危険だ。ちょっと安易だったと反省でした。
二十五山無事に下山させてくれてありがとう。下調べ不足がいがめない山行でした。
2021年10月10日 16:59撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
10/10 16:59
二十五山無事に下山させてくれてありがとう。下調べ不足がいがめない山行でした。

感想

今年の目標の一座に挙げていた錫杖岳に行ってきました。
噂通り手ごわい山でしたが、一番いい時期(渇水次期、高気圧)、かつ危険箇所のトラロープ設置のおかげで、割かし安全に楽に登れた方だと思います。
登るのに際し特に気を付けるのは水でしょうか。岩場は乾いていれば滑り難いですが、沢の岩は苔が生えた所が多々あり、濡れると滑り易くなるのが想像出来ました。本沢は段差がある所が多く、滑落すると大怪我する可能性が高いです。
今回補助ロープと沢靴(フェルト)を持っていき使わず結構な荷物になりましたが、不安を払拭するには持っていって正解と思ってます。
荷物重くても時間あれば何とかなりますから。
ただ頂上直下にあった通路を塞ぐ太い枝は荷物を運ぶに大き目ザックを使用したので逆にアダとなり難儀しました。
ちなみにルート取りは予定通りで自分的にほぼ完ぺきと思ってます。多少GPSの位置誤差はあるかもしれませんが、参考ログになると思います。
トラロープはまだ新しいし、適切な場所に設置されてるので、狙っている方はこの期に行かれるのが良いと思いました。

今回の錫杖岳は、私がぎふ百四天王としてた一座で(勝手に考えた四天王で、錫杖岳、千回沢山、不動山、願教寺山の4座)、これが最後でした。やっぱり四天王に挙げた4座は、今の所ぎふ百最強の認識は変わらずです。まだ未踏の井出ノ小路山が四天王に一番近い難易度そうで懸念度高めですが、とりあえず一安心。
他に厳しそうなぎふ百では、釈迦嶺(藪、急登が多くレベル的には越山と同等?)、三国山、六郎洞山、若栃山、拝殿山なども残してるけど、これらの難山を登れば、ぎふ百達成に目途がつきそうです。

PS
よくよく考えたら笈ヶ岳も最強レベルですね(踏破済み)。二百名山の意識が強く別枠で考えてました。ぎふ百は踏破が大変です。

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コメント

無事登頂されなによりです、私もこんな快晴の日に登りたかった…。

写真32と41の場所はよーく覚えています、完全に折れたフラフラな木が邪魔で退かそうとしましたが大きすぎて諦めました。

軽アイゼンは斬新、お疲れ様でした。
2021/10/12 10:50
kiva99さん、こんにちは

先日の質問は錫杖岳に向かって車を走らせてる最中だったので、返信が早くて助かりました。
kiva99さんのレコをみて本峰はクライマーじゃなくても行けるのかな?と思い、ちょっとだけ行こうか考えましたが、ピッケルピークからの下りを見て即辞めました。行くぞ!って気持ちが強くないと行けないですわ。
あとフラフラな木は勘弁ですね。多少動かせるけど下からだと重さもあって外せないです。あそこだけで5分位てこずったと思います。
今考えれば下山時に取り除いておけば良かった。蓋された感じなので、上からなら簡単に取り除けたんじゃないかな?って今思いました。今更ですが。
2021/10/12 19:06
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