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Yamareco

記録ID: 363852
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
大山・蒜山

烏ヶ山(カーラ谷起点・鳥越峠・烏谷経由周回)

2013年11月01日(金) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
06:40
距離
9.7km
登り
1,026m
下り
1,025m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

06:47 鏡ヶ成キャンプ場出発・カーラ谷コース登山口へ
08:02 烏ヶ山山頂
09:07 鳥越峠
09:36 駒鳥避難小屋
09:56 夫婦滝(めおとだき)にて休止
10:27 出発
10:44 烏谷出合→烏谷へ
12:06 校谷奥→引き返し
12:16 稜線へ上がる
12:47 稜線出合(新小屋コース合流)→新小屋峠へ下山
13:13 新小屋峠
13:27 鏡ヶ成キャンプ場帰着

合計時間: 6時間40分
合計距離: 9.71km
累積標高(上り): 865m
累積標高(下り): 853m
天候 ガス後曇り、時々晴れ
過去天気図(気象庁) 2013年11月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
鏡ヶ成キャンプ場に駐車

鳥取県警の公式サイトによると
登山届は「休暇村大山鏡ヶ成」のフロントへ提出との事。

今回は妻と友人に提出。
コース状況/
危険箇所等
2013年11月現在、
烏ヶ山への登山は登山道崩落の為 公には禁止されています。

今回のルート、
け谷〜稜線出合は一般登山道ではありません。
要事前準備、地図、コンパス必携。
ルートファインディング必須。
転滑落、道迷いの危険性が非常に高く、
状況によっては死亡事故を伴います。
安易な気持ちで行かれない事を願います。

また、
烏ヶ山山頂から鳥越峠方面へは
登山道としては大変厳しい個所があります。
山頂直下は急峻で両側が切れ落ちた個所もあり、
ここも場合によっては死亡事故を伴います。
ハイキング感覚で歩ける場所ではありません。

もし行かれるならばそれなりの覚悟を持って
臨んで頂きたく思います。

.ーラ谷〜烏ヶ山山頂
コース最初は標高差も少なく快適だが
次第に斜度が上がって来る。
フィックスロープが張ってある個所もあり
通行には注意。

烏ヶ山山頂〜鳥越峠
山頂直下は急峻であり、
両側が切れ落ちたナイフリッジ区間もある。
崩落が進んでおり、
転滑落に最大限の注意。

ここを越えると以前はヤブコギだったようだが、
2013年11月現在は刈り払いが行われ快適に歩ける(感謝!!)。
また大変滑りやすい。

D傘枡宗礎蝋谷〜烏谷出合
一カ所倒木があり、登山道を塞いでいる。
これが元になっての道迷いに注意。
駒鳥小屋から地獄谷へは急坂、谷へ架けてある梯子は滑り易い。

地獄谷から烏谷出合までは難コース。
谷に降りた直後は沢の本流出合まで若干のヤブコギあり。
ルートを良く見て歩けば水流の中を歩かなくて済む。
(私は進んで流れの中を歩いたが)

け谷〜稜線出合
所謂バリエーションルート。
読図が出来、且つ沢登り等の経験、技術が必要不可欠。

写真24の三段滝上部までは沢は細く、
両岸は校に切れ落ちておりエスケープは困難、
天候の急変に巻き込まれないよう事前確認、的確な判断必要。

谷から稜線へはテープナビ、補助(?)ロープあり。
忠実に詰めれば稜線へ出られるが、かなり斜度がある。
転滑落に要注意。

ノ農出合〜新小屋峠へ下山
ササヤブが登山道に覆いかぶさって来ている個所もあるが
踏み後は明瞭。
下山に使用の場合、
1230.5mピークへ直進しないように注意。

本日は濃いガスのためか、
鳥越峠〜地獄谷〜烏谷〜稜線出合手前までは
携帯電話圏外(docomo)。
カーラ谷登山口
2013年11月01日 06:49撮影 by  DSC-HX9V , SONY
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11/1 6:49
カーラ谷登山口
次第に斜度が上がってくる
2013年11月01日 07:24撮影 by  DSC-HX9V , SONY
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11/1 7:24
次第に斜度が上がってくる
この少し先は急登
2013年11月01日 07:51撮影 by  DSC-HX9V , SONY
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11/1 7:51
この少し先は急登
崩落地、新小屋コース合流
2013年11月01日 07:53撮影 by  DSC-HX9V , SONY
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11/1 7:53
崩落地、新小屋コース合流
烏ヶ山山頂に到着
2013年11月01日 08:02撮影 by  DSC-HX9V , SONY
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11/1 8:02
烏ヶ山山頂に到着
視界は10m程度か
2013年11月01日 08:18撮影 by  DSC-HX9V , SONY
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11/1 8:18
視界は10m程度か
鳥越峠へ。
山頂直下は両側が切れ落ちている。
2013年11月01日 08:26撮影 by  DSC-HX9V , SONY
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11/1 8:26
鳥越峠へ。
山頂直下は両側が切れ落ちている。
慎重に。
2013年11月01日 08:27撮影 by  DSC-HX9V , SONY
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11/1 8:27
慎重に。
鳥越峠に到着。
ここでtanbazaruさんと出会う。
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-363966.html
2013年11月01日 09:07撮影 by  DSC-HX9V , SONY
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11/1 9:07
鳥越峠に到着。
ここでtanbazaruさんと出会う。
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-363966.html
倒木が道を塞いでいる。
この辺りは迷いやすい。
2013年11月01日 09:19撮影 by  DSC-HX9V , SONY
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11/1 9:19
倒木が道を塞いでいる。
この辺りは迷いやすい。
駒鳥避難小屋
2013年11月01日 09:36撮影 by  DSC-HX9V , SONY
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11/1 9:36
駒鳥避難小屋
地獄谷へ下降
2013年11月01日 09:44撮影 by  DSC-HX9V , SONY
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11/1 9:44
地獄谷へ下降
紅葉真っ盛り
2013年11月01日 09:56撮影 by  DSC-HX9V , SONY
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11/1 9:56
紅葉真っ盛り
夫婦滝。
向かって左が夫、
右が妻だとか。
真中の流れが子供だろうか。
2013年11月01日 10:27撮影 by  DSC-HX9V , SONY
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11/1 10:27
夫婦滝。
向かって左が夫、
右が妻だとか。
真中の流れが子供だろうか。
崩落滝(仮称)
2013年11月01日 10:30撮影 by  DSC-HX9V , SONY
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11/1 10:30
崩落滝(仮称)
烏谷出合
右岸から上がる
2013年11月01日 10:44撮影 by  DSC-HX9V , SONY
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11/1 10:44
烏谷出合
右岸から上がる
良い雰囲気
2013年11月01日 10:51撮影 by  DSC-HX9V , SONY
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11/1 10:51
良い雰囲気
最初の滝。
左岸を巻く。
残置ロープあり。
2013年11月01日 10:52撮影 by  DSC-HX9V , SONY
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11/1 10:52
最初の滝。
左岸を巻く。
残置ロープあり。
ここは左岸を巻く
2013年11月01日 11:02撮影 by  DSC-HX9V , SONY
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11/1 11:02
ここは左岸を巻く
三段滝。
ここからが楽しい。
2013年11月01日 11:06撮影 by  DSC-HX9V , SONY
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11/1 11:06
三段滝。
ここからが楽しい。
一段目。
直登出来そうだが
濡れるのが嫌で
左岸の岩の陰を巻く。
2013年11月01日 11:08撮影 by  DSC-HX9V , SONY
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11/1 11:08
一段目。
直登出来そうだが
濡れるのが嫌で
左岸の岩の陰を巻く。
二段目。
少し手前を
左岸から上がれる
2013年11月01日 11:10撮影 by  DSC-HX9V , SONY
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11/1 11:10
二段目。
少し手前を
左岸から上がれる
三段目。
右岸側の岩場を登る
2013年11月01日 11:11撮影 by  DSC-HX9V , SONY
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11/1 11:11
三段目。
右岸側の岩場を登る
三段滝を振り返る。
ここを越えると平易な沢となる。
2013年11月01日 11:13撮影 by  DSC-HX9V , SONY
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11/1 11:13
三段滝を振り返る。
ここを越えると平易な沢となる。
ケルンがふたつ。
いや、みっつ。
2013年11月01日 11:20撮影 by  DSC-HX9V , SONY
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11/1 11:20
ケルンがふたつ。
いや、みっつ。
右岸をへつる。
2013年11月01日 11:22撮影 by  DSC-HX9V , SONY
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11/1 11:22
右岸をへつる。
二俣。
右俣へ取る。
2013年11月01日 11:26撮影 by  DSC-HX9V , SONY
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11/1 11:26
二俣。
右俣へ取る。
二つ目の二俣付近。
計画では左へ取るが、
前方に巨大な壁が観えた為
谷を詰めて観る。
2013年11月01日 11:49撮影 by  DSC-HX9V , SONY
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11/1 11:49
二つ目の二俣付近。
計画では左へ取るが、
前方に巨大な壁が観えた為
谷を詰めて観る。
烏の絶壁が姿を現す。
2013年11月02日 00:20撮影 by  DSC-HX9V , SONY
1
11/2 0:20
烏の絶壁が姿を現す。
谷を詰めるとここへ着く。
段差が結構あり、
帰りを考えて
ここで引き返す。
2013年11月01日 12:06撮影 by  DSC-HX9V , SONY
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11/1 12:06
谷を詰めるとここへ着く。
段差が結構あり、
帰りを考えて
ここで引き返す。
分岐まで引き返し、
予定のルートへ取る。
2013年11月01日 12:13撮影 by  DSC-HX9V , SONY
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11/1 12:13
分岐まで引き返し、
予定のルートへ取る。
ここから稜線へ上がる。
2013年11月01日 12:16撮影 by  DSC-HX9V , SONY
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11/1 12:16
ここから稜線へ上がる。
あの時はお世話になりました。
2013年11月01日 12:32撮影 by  DSC-HX9V , SONY
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11/1 12:32
あの時はお世話になりました。
急登だが比較的
楽に上がれる
(全くの私見、慣れの所為)。
2013年11月01日 12:37撮影 by  DSC-HX9V , SONY
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11/1 12:37
急登だが比較的
楽に上がれる
(全くの私見、慣れの所為)。
稜線出合
ここで懐かしい方と再会。
2013年11月01日 12:47撮影 by  DSC-HX9V , SONY
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11/1 12:47
稜線出合
ここで懐かしい方と再会。
新小屋峠へ無事下山。
2013年11月01日 13:13撮影 by  DSC-HX9V , SONY
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11/1 13:13
新小屋峠へ無事下山。
舗装路歩きはどうも...。
自転車をデポしておけば良かった。
2013年11月01日 13:18撮影 by  DSC-HX9V , SONY
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11/1 13:18
舗装路歩きはどうも...。
自転車をデポしておけば良かった。
蒜山SAにて。
結局最後までガスは晴れなかった。
2013年11月01日 14:15撮影 by  DSC-HX9V , SONY
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11/1 14:15
蒜山SAにて。
結局最後までガスは晴れなかった。

感想

今回の山行は10月20日に実行予定だった計画でしたが
当日は悪天の為 延期。
ようやく本日の運びとなりました。

烏の機嫌が悪かったのか、終始ガスに覆われ、
時に視界は10m前後になる事もありましたが
無事山行を終える事が出来ました。

未踏であったカーラ谷〜烏ヶ山〜鳥越峠間、
そして今回の核心であった
地獄谷〜烏谷〜稜線を繋ぐ事が出来、
また紅葉も真っ盛りで
ある程度満足の行く結果となりました。
(ある程度満足→次回の課題が観えました)

今回最も嬉しかったのは、
烏谷を登った稜線出合で休憩中、
懐かしい方とお会い出来た事。
15人パーティーの先頭を歩いておられました。

暫く積もるお話をさせて頂きましたが、
その所為で他の方は足止め。
ご迷惑をお掛けしました。

またいつか、
ゆっくりとお話をさせて頂きたいものです。

そして今回も
ブログ「y-sam.ixx」の ぐれいびぃ°さん、
「とりちゅう」の さっぱんさんには
お世話になりました。

区間毎に自分の所在を連絡しておりましたが、
ガスの所為か携帯圏外区域が広く、
途中連絡が途切れ 一時は遭難したか!?
と思われたようです。
ご心配お掛けしました。


これで今年の無雪期の目標は一段落、
やり残した事はありますが、
それは来期の目標として。

後は雪が積もるのを待つばかりです。

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コメント

おはようございます
コメントありがとうございます。
tolcyopさんだったんですね。失礼しました。
天気予報が半日ずれたようで残念な天気でしたが、それなりに紅葉を楽しむことができました。
あれから烏谷へのルートも無事に歩かれたようですね。私は歩くことのないコースですが難しさは想像できます。
またお会いできる日を・・・
2013/11/2 8:44
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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