御嶽山 信仰の山、試練の山

2021年10月10日(日) [日帰り]

• GPS: 04:43
• 距離: 14.6km
• 登り: 1,317m
• 下り: 1,312m

コースタイム

日帰り

• 山行: 4:08
• 休憩: 0:35
• 合計: 4:43

距離 14.6km 登り 1,325m 下り 1,320m

9:54 飯森高原駅
9:58 黒沢口七合目・行場山荘
10:24 黒沢口八合目・女人堂
10:55 10:56 石室山荘
11:01 11:02 覚明堂休泊所
11:04 11:05 二ノ池・頂上・黒沢口分岐
11:16 剣ヶ峰山荘
11:18 11:24 御嶽山
11:26 11:27 剣ヶ峰山荘
11:33 黒沢十字路
11:38 二ノ池山荘
11:46 11:47 賽ノ河原
11:51 11:52 白竜教会避難小屋
11:59 摩利支天乗越展望台
12:06 12:10 摩利支天山
12:17 摩利支天乗越展望台
12:28 12:32 五の池小屋
12:33 12:34 飛騨頂上
12:34 五の池小屋
12:49 継子岳
12:55 継子岳２峰
13:07 四ノ池渡渉点
13:16 13:17 三・四・五ノ池分岐
13:25 13:37 三ノ池
13:39 13:40 開田頂上（三ノ池避難小屋）
14:00 大岩
14:14 黒沢口八合目・女人堂
14:33 黒沢口七合目・行場山荘
14:37 飯森高原駅

天候

晴れのち曇り時々雨

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

JRで木曽福島　→　バスで御嶽ロープウェイ

コース状況／危険箇所等

三ノ池から女人堂へのトラバース道が開通。
ただし、沢筋の崩落が激しく、大雨などでいつ通行禁止になるかわからない状況。

写真

10/10 8:29

木曽福島駅、この時は晴れてた

10/10 9:34

ロープウェイから、山頂は見えているけど怪しげな雲

10/10 9:46

継子方面はまだ晴れてる。四ノ池からの落差がすごい。

10/10 9:48

まだ見えてる、けど雲の動き的に厳しいか？

10/10 9:49

他の峰々もガス勝ちの模様。

10/10 9:53

行場小屋通過。お汁粉うまそう。

10/10 10:20

ピ、ピカチュ？

10/10 10:20

女人堂、この時点で半分あきらめてましたw

10/10 10:20

行者の皆さんがホラ貝吹いておられました。

10/10 10:24

信仰の山です。

10/10 10:24

乗鞍てっぺんだけ。

10/10 10:34

お参りしながら登っていきます。

10/10 10:34

間に合わなかった(;´・ω・)

10/10 10:43

森林限界突破。一気に風が出てきて寒い。

10/10 10:51

石室山荘、わざわざ小屋の中通っていきましたw

10/10 10:59

ここからは真っ白。写真が一気に減ったw

10/10 11:12

黙とうして。

10/10 11:14

山頂。強風ガスガス。めっちゃ寒い💦

10/10 11:21

思いを馳せる

10/10 11:22

岩が濡れるような濃いガス＋強風。急いでレインとグローブを着込みました。

10/10 11:29

案内標識。

10/10 11:31

二ノ池。またもや晴れず。

10/10 11:33

二ノ池山荘。立派。

10/10 11:36

継子方面は時々ガスが抜けてくれます。

10/10 11:38

ここでライチョウさん！

10/10 11:38

残念ながらモデルにはなってくれなかったw

10/10 11:42

降りてきて賽の河原。
静かな空間

10/10 11:54

登り返して摩利支天分岐。まあ、景色はダメだろうけど行ってみましょう。

10/10 11:55

あ、今日のメインが見えた。

10/10 12:03

摩利支天！残念！！

10/10 12:03

ブロッケンもどき、角度が悪いw

10/10 12:05

秋の名残を見ながら思いを馳せる。

10/10 12:12

たまーにガスが抜けてくれます。

10/10 12:13

まあ、昼から下り坂なのであきらめw

10/10 12:14

進みましょう

10/10 12:17

お！

10/10 12:21

三の池！　この角度からが一番きれいにみえる。

10/10 12:22

流石に枯れてる。

10/10 12:28

五ノ池小屋。トイレお借りしました。200円也

10/10 12:28

ここのベンチいいなw

10/10 12:30

お参りして。最後のピークに向かいます。

10/10 12:33

岩くぐりあり、メタボチェッカーの機能はないようです👍

10/10 12:33

振り返ってガスが切れたので。晴れていればまさしくスカイロード。

10/10 12:41

濁川温泉方面。結構すごいとこにあるのね・・・。

10/10 12:41

最後のピークへ

10/10 12:44

四ノ池見えた。今回の山行の目的地

10/10 12:45

着。今回は雷鳥には会えなかった。

10/10 12:45

進みましょう！

10/10 12:48

あ、コマクサ群生地なんだ。7月に来てもいいな・・・。

10/10 12:50

お参りします。

10/10 12:51

なんとも不思議な空間。

10/10 12:51

お参りして進みます。

10/10 12:58

一気に降りてきました。なかなか激しい道だった。

10/10 13:00

すごく静謐な空間です。

10/10 13:01

流出部付近は景観が一変する。

10/10 13:01

痛いぐらいの静かさ。

10/10 13:02

最低部付近には水流がありました。

10/10 13:03

流出部。あの先はロープウェイから見えた断崖絶壁なわけですね。・・・

10/10 13:03

それなりに豊かな水流。2700m付近と考えるとなんとも不思議な空間

10/10 13:04

振り返って。降り始めの部分がゴロザレミックスでなかなか歩きにくい道でした。

10/10 13:05

きれいな虹が出てました！　

10/10 13:10

素敵な空間でした。来てよかった！

10/10 13:12

お次の三ノ池

10/10 13:14

近づくと透明度が高い。

10/10 13:15

天気よければ最高だろうなぁ。

10/10 13:18

トラバース道も見えた。ってアレ？人が通っている？

10/10 13:21

三の池着！

10/10 13:22

思ったよりきれいな水。

10/10 13:23

ここも静謐な雰囲気。ただ人は結構多かった。

10/10 13:33

ここで写真の写っている方が、池の水を飲んでおられたので声をかけさせていただきました。

10/10 13:35

この池の水が神の水として、修験者の方が毎年王竜方面から汲みに来られていることなど、いかに御嶽山が信仰の山として愛されてきたか、いろいろなお話をお聞きできました。

10/10 13:35

静謐な空間でお話をお聞きし、改めて素晴らしい山なのだなと知ることができました。ありがとうございました。

10/10 13:35

さて帰路で登らないとと思っていたら。

10/10 13:36

なんと、女人堂へのトラバース道が復旧しているとのこと！！時間が余っていたので迷いましたが、折角だしと行ってみることに。

10/10 13:39

これがなかなかに激しい道。大きな谷沿いではこのような大きな崩落が何か所も起こっており、落石に十分な注意が必要です。

10/10 13:42

秋の名残みっけ。

10/10 13:46

こんなすさまじい木道も。（上から降りてきてます。）整備に感謝の限り。

10/10 13:49

こんなナメも。人がいるのでスケール感わかるでしょうか？

10/10 13:49

下流側は岩の墓場。大規模に一気に崩落した後ということ。大自然の力ってすさまじい。

10/10 13:50

続いてこんなところも。なんかコースがおかしい。

10/10 13:52

ここは本当にいつ崩れてもおかしくない状況。急いで渡ります。

10/10 13:55

屏風岩。

10/10 13:57

切れ落ちているので慎重に！

10/10 14:04

紅葉の名残をめでながら進んでいきます。

10/10 14:06

もうちょい。

10/10 14:10

帰ってきました。

10/10 14:11

ご報告。

10/10 14:11

10/10 14:29

10/10 14:32

ロープウェイ着。平地は晴れているのかな？

10/10 16:10

あとはバス→JRで帰りました。

撮影機器：

ILCE-5100 SONY

装備

個人装備

長袖シャツ Tシャツ ソフトシェル タイツ ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 日よけ帽子 着替え 靴 予備靴ひも ザック ザックカバー 行動食 非常食 飲料 ライター 地図（地形図） コンパス 笛 計画書 ヘッドランプ 予備電池 ファーストエイドキット 針金 日焼け止め 保険証 携帯 時計 タオル カメラ

感想

tattyan0924

やっと明けた緊急事態宣言。
新人の歓迎会もあり、土曜は無理。
でも、登り収めにどこか登りたい。
体調的に飲みすぎを考えて無理はしない範囲で日帰りと考えたときに、
一昨年ガスの中で残念となってしまった御嶽山が候補にあがりました。

当日の天気は晴れのちガス。
独立峰なので、厳しいかなと思いつつ、だめなら去年寄れなかった三ノ池、四ノ池を含んだ周回路で楽しめればいいかと計画を組み行ってきました。

天気はかなり残念なことに、森林限界を超えるころにはガス＆強風となり、
厳しい登山となりました。
ただ、この状況下、登れるだけでもすごく楽しく、なぜか全くテンションの落ちない山行でした。

周回路に入ってからは賽の河原、四ノ池、三ノ池と鞍部の静謐な空気に癒され、雷鳥にも会えたりと、存外に満足のいく山行となりました。

特に、目的としていた四ノ池での人のいない静かな山歩き、三ノ池では出会った方からお聞きした信仰の山としての御嶽山のお話と、今までとは違った印象に残る登山でした。

一方で、次こそは青空の下で山頂に立ちたいという思いもあり、
また来年に思いを馳せている今日この頃。

今年の高山はこれで終了だと思いますが、
またエネルギーをためて、来年に備えたいと思います。