冷凍シューズで撤退寸前！笹山～広河内岳は冬でした。

2021年10月23日(土) [日帰り]

• GPS: 11:21
• 距離: 23.1km
• 登り: 2,446m
• 下り: 2,442m

コースタイム

日帰り

• 山行: 10:24
• 休憩: 0:54
• 合計: 11:18

距離 23.1km 登り 2,446m 下り 2,445m

3:34 奈良田バス停
3:38 奈良田湖バス停
4:30 1344
4:59 5:00 水場入口
6:18 2256
7:21 笹山 南峰
7:27 7:36 笹山北峰
8:41 白河内岳
9:14 9:21 大籠岳
10:31 11:02 広河内岳
11:20 11:23 大門沢下降点
12:54 12:56 大門沢小屋
14:04 14:05 早川水系発電所取水口
14:14 森山橋
14:35 大門沢ゲート
14:48 奈良田駐車場
14:52 ゴール地点

天候

晴れたけど寒い。

アクセス

利用交通機関：

自家用車

多分？日帰り温泉客用の奈良田温泉駐車場に停めました、トイレありますが綺麗とは言えません。

コース状況／危険箇所等

笹山までの登山道は初めは明瞭かつ急登でしたが、中盤になると少し不明瞭と言うかガッスガスとなりライトが霧に反射して前が見えん状態になった、なんとなく道らしき所を尾根を外さないよう登る感じで急登を登っていきました。後半になり明るくなると道は分かりますが、急登はより拍車が掛かり久しぶりなので、とにかくキツかったが感想です。
下り…相変らずダルい大門沢…毎回もう二度と来ないと思う下りです。これが本当最後にするつもりです(笑)

写真

10/20 12:39

今年はモチベーションなかったけどキリが悪い数字ながめてたらモチ湧いてきた(笑)

10/23 3:30

ですが闇上がりは憂鬱なんですよ悩んでいたら先行者発見！よしついて行こう。

10/23 3:38

30m程まわいをとり、こそっと着いていきますが多分バレてる(笑)

10/23 3:47

登りだし40分、突然先行者のライトが見えんくなった、その時は足の速い人と思っていた。

10/23 3:53

暫く登ると別の登山者に追いつき一人追いついてきたか尋ねると誰も来てないと言う！なんで？さっき居たのは一体…

10/23 4:59

そして稜線に雪は5㎝あると教えてくれた、ヤバい！今日はメッシュのトレランシューズで来ちゃったよ！

10/23 6:11

靴下が濡れて凍り着いたら終わり、笹山しか行けないと思うと急に元気がなくなった。

10/23 6:09

日の出！居なくなった先行者が追いついてきた？なんでもキリで道迷いして変な所に行っていたらしい。

10/23 6:12

このガスにライトの光が反射して道は分かり難いと言うか見えんかったね。

10/23 6:12

お気をつけて、先行者は周回すると言うが私は笹山だけ踏んで帰ると喋りました。

10/23 6:10

中アでゲイター付の防水シューズで撤退した事を思い出す、今日はメッシュ！足が凍る前に引き返します。

10/23 6:57

キレイ～コラー喜んでいる場合やないやろ！なんでゴアのトレランシューズでこんのかい！

10/23 6:59

あれは笊ヶ岳？こんな天気いいのに撤退だなんて勿体ない。

10/23 6:59

悪沢も見えてきたけど足も徐々に冷たくなってきた。

10/23 7:06

シューズについた雪が解け靴下が濡れる、稜線の寒さで凍りついたら終わりです。

10/23 7:20

でも何とか笹山北峰だけは踏みたい。

10/23 7:20

気持ちが切れてペースは落ちましたが、何とか笹山はとらえました。

10/23 7:21

稜線は真っ白でした！これは凍るやろ。

10/23 7:22

俺ホントにバカだね、なめてる訳じゃないけど南アはまだ雪はないと思っていたし予報に雪マークはなかった。

10/23 7:27

百高山88座目とりました！けどキリ悪い数字で終わるのが残念です。

10/23 7:34

とりあえず笹ブルーの世界へようこそ！景色とって帰ろう。

10/23 7:28

笊ヶ岳～悪沢岳ながめて考えた。

10/23 7:28

蝙蝠岳～塩見岳！今日は幸いにして冬用のハードシェル持ってきた。

10/23 7:28

農鳥～間ノ岳～北岳！着こんで上半身さえ温かければ。

10/23 7:28

富士山！靴下が濡れて靴が凍結しても何とかなるかも？

10/23 7:30

悪沢～蝙蝠～塩見！稜線歩きは3時間くらいならいけるかも(笑)

10/23 7:36

行ったら引き返せんけど、いってまうか！

10/23 8:08

笹山を下り樹林帯で全ての服を着込んで朝食もとり、出発します。

10/23 8:12

目印が見えない所も多くどこを歩いていいか分からん。

10/23 8:14

白河内岳が見えてきたけど、百高山ではないです。

10/23 8:26

足が冷たいけど必死に登り、少しでも体を温める。

10/23 8:26

笹山を振り返ると、あまり進んでないやんか(笑)

10/23 8:30

塩見岳！ゆっくり眺めていたいけど風ビュンビュンです。

10/23 8:30

フジ！関係ない話ですが冬休みはふもとっぱら予約しました。

10/23 8:33

右の山は赤石と思ってたけど荒川中岳ですよね？

10/23 8:41

通過点ですがとらえましたよ！

10/23 8:42

白河内岳です、寒くて自撮りは割愛します。

10/23 8:42

デッカイ山頂からの展望は抜群なのでサッサっと撮る。

10/23 8:44

写真に風が写らないのが救いです(笑)スマホなので手も冷たい。

10/23 8:42

雲が湧いてきましたが南アは大丈夫でしょう。

10/23 8:42

では大籠岳目指して出発します。

10/23 8:59

どこが大籠岳か分かっていませんが、稜線を進む。

10/23 9:14

山ではなく稜線途中に標がみえてきた、ま・さ・か！

10/23 9:17

大籠ブルーの世界へようこそ！ただの稜線途中やないか～い。

10/23 9:14

しかも歩いてきた稜線の方が明らかに標高は高い気がする。

10/23 9:17

ここは一体…とも思いましたが百高山としては89座目です。

10/23 9:18

ではキリよい90座目目指して頑張りましょう。

10/23 9:22

農鳥まで予定してましたが足が持ちそうにありません、濡れたシューズは凍りだしました。

10/23 9:27

広河内の登りで体温上げるしかない。

10/23 9:42

けどず～っと平らと言うか下り気味につき体温低下注意…

10/23 9:42

悪沢が遠くになってきました。

10/23 9:42

歩いてきた尾根、今見てもどこが大籠かわからんね。

10/23 9:48

あと少しで登りになる、下りが辛い登山って一体…

10/23 10:01

ラスボスはデカいぞ！

10/23 10:06

体を温めたいけど疲れて速く登れんくなり、手足は寒いまんま。

10/23 10:06

素手を出しスマホで写真撮ってる場合じゃないけど、撮る。

10/23 10:06

農鳥にリベンジできる天候だけど、今日は諦めました。

10/23 10:24

標識みえます、苦しくて進まんくて寒いけど頑張る。

10/23 10:35

キリよく90座目の百高山！広河内岳につきました。

10/23 10:37

足は冷凍されてますが広河内ブルーの世界へようこそ！

10/23 10:36

今日ずーっと見えていた荒川～塩見ありがとう。

10/23 10:36

歩いてきた稜線、しかし何回見ても大籠りはわからん。

10/23 10:36

農鳥、間ノ岳はいいけど北岳は見えないんですね。

10/23 10:39

中央アルプスと手前は仙塩尾根の百高山！来年の課題です。

10/23 10:36

こう見ると南アルプスはデカすぎる。

10/23 10:39

農鳥岳いきたいけど近づくにつれ雪は増えてきたので、やっぱり諦めます。

10/23 10:42

濡れたソックスでシューズが凍った、いわゆる氷水の中に足を漬けている感じ(笑)感覚なくなってきました。

10/23 10:47

富士山も雲隠れしてきたし。

10/23 10:47

ササッとタマゴ食べて栄養補給してから下ります。

10/23 11:00

最後に仙塩尾根眺めて来年のイメージしておきました。

10/23 11:02

先ずは大門沢の下降点まで下ろう。

10/23 11:10

くどいですが、着いた雪が体温で解け靴下が濡れる、そしてシューズの表面が凍る…てことは！

10/23 11:15

途中に広河内岳の写真だけ撮り急いで下ります。

10/23 11:20

ようやく下降点です、あと少し下れば解凍できるでしょう(笑)

10/23 11:21

さよなら、多分もう来ないかも(笑)

10/23 11:23

下りは何気にアイゼンほしい、途中すれ違う人はみな、チェンスパ履いてピッケルもってました。

10/23 11:31

トレランシューズで恥ずかしく装備間違えたと言いながら下る。

10/23 12:18

この辺りまで下ると、ようやく足は温かくなりました。

10/23 12:54

ゴミ燃やした匂いが臭く用もないので寄りません。

10/23 13:06

あい変わらず長い！前回妻は北岳からよく歩いたと改めて感心しながら下った。

10/23 14:03

吊り橋が見えて一安心したけど、あとは長い林道が待っています。

10/23 14:08

完成しているのになんで通行止めなの？普通に渡っちゃう。

10/23 14:13

最後は長い吊り橋渡ったけど渡らなくても帰れるようです。

10/23 14:52

林道50分を経て完了！2021年百高山は運よく90座で〆れました。

撮影機器：

iPhone 13 Pro Apple

感想

ルピモさん

今年最後にアルプスに行く事を突然決めた！これがダメでした。
10月初めに白山に行って以来、のんびり登山が楽しかったせいか闇上がりするような大変な山に行くモチがなくなった。なのでファミキャンや、ゆるいハイクに行く週末を過ごしていました。
ですが今週は違います、水曜日に百高山をキリよく90座にしてやろうと突然思いついたのです。笹山～広河内岳は、もともと行く予定で地図はダウンロード済み、登山道も大体把握していたし下りに使う大門沢は以前下った事があるので、出発前に山の情報収集はしなかった。ただ天気予報は見ており雪マークはなかった、一時的に冬型になるので北アはダメですが南アは風は強いが天気はいいと読み、防風対策として冬用のハードシェルだけは持って行きました。その時南アに雪があるなんて全く想定していなかった(北アには雪はあるのは知っていた)

朝3時半に出発すると先行者発見、30m程離れてついていくと途中ガスが酷くライトの光が反射して道が見えない状態です、直感的に道らしきところを登って行くと突然先行者のライトが見えなくなった。速い人だな？なんて思いながら登って行くと、また追いついた。ただ先ほどの人とは違いテン泊装備です「一人追いついてきましたよね？」と尋ねると「誰も追いついてきていないよ」との事、俺は一体誰を追っていたのか？…でしたが、テン泊者から衝撃的な事実を知らされる、稜線に積雪5㎝はあると言う！ガビ～ン。

以前南アで装備不十分につき、撤退したことを思いだしました、その時はトレランシューズですがゲイター付の防水タイプでも足は冷たく撤退した、しかも今回はメッシュのシューズで雪はモロ入ってくる。足の冷たさは想像できたし最悪寒さで歩けなくなる事もある。笹山まで行って帰ろうと考え登っていった。

そして笹山北峰到着、冷たい風はあるが思っているよりは弱く風の止み間もある、今日は防風のソフトシェルと冬用のハードシェルあり、カッパですがパンツもあるし手袋もミトンもあるから、多少足が凍っても行けると考え始めた。
ほぼ無理でしたが極力シューズに雪が付かないようにして行く事にしました。
白河内岳を過ぎる頃、靴下は完全に濡れた状態です、ただ止まらず歩いていればシューズ表面が凍っても何とかなりました、ただ広河内岳に着いた時、足は冷たいと言うか痛く感じて、このまま感覚がなくなったら凍傷になる、急いで標高を落とし解凍しました(笑)

今回は運よく行けましたが、もう少し気温が低くかったり稜線にいる時間が長かったらアウトでした。山の情報収集の重要性を改めて認識しましたが登山天気では雪の予報はでていなかった。2回目の過ちですが3回目は無いとともに有料サイトの登山天気は信用しない事を決めました(笑)
なにはともあれ百高山90座で2021年を〆れ、とりあえずめでたしとしてください。