マイナールートで行く、秋の丹沢ハイク(鍋割山陵&檜岳山陵)

2021年10月24日(日) [日帰り]

• GPS: 07:56
• 距離: 21.7km
• 登り: 1,791m
• 下り: 1,789m

コースタイム

日帰り

• 山行: 7:07
• 休憩: 0:50
• 合計: 7:57

6:59 大倉バス停
7:41 7:45 黒竜の滝
7:55 7:55 尾関広氏の銅像
7:59 8:04 二俣
9:34 9:34 小丸尾根分岐
9:41 9:41 小丸
9:45 9:45 鍋割山稜
9:59 9:59 鍋割山荘
9:59 10:16 鍋割山
10:21 10:21 オガラ沢分岐
10:27 10:28 鍋割峠
10:32 10:32 鉄砲沢ノ頭
10:46 10:46 茅ノ木棚沢ノ頭
11:02 11:02 オツボ沢ノ頭
11:07 11:15 雨山峠
11:39 11:40 雨山
12:04 12:15 檜岳
12:36 12:36 伊勢沢ノ頭
13:11 13:11 秦野峠
13:33 13:33 林道秦野峠
14:09 14:11 シダンゴ山
14:31 14:31 水場
14:41 14:42 猪防護柵
14:47 14:47 トイレ
14:56 14:56 寄バス停
14:56 ゴール地点

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

【行き】
戸塚5:05　→　5:22茅ヶ崎5:26　→　5:51厚木5:54　→　6:18渋沢
渋沢駅北口（始発）6:48　→　7:03大倉
【帰り】
寄15:35　→　16:00新松田駅

◆神奈中バス
https://www.kanachu.co.jp/
◆富士急湘南バス
http://www.syonan-bus.co.jp/rosen/#id2

コース状況／危険箇所等

●小丸尾根は急登かつ、人も少なく踏み跡が少ないので、作業道と間違わないよう注意が必要です。
●鍋割山から雨山峠までの縦走路はクサリ場が3か所ほど存在します。テクニカルなクサリ場ではありませんが足場がもろいので、特に下り利用では慎重な行動が求められます。
●雨山峠から南（寄方面）、北（ユーシン方面）は2019年の秋以降通行止めがで続いています。

写真

10/24 6:57

おはようございます、今日はソロで丹沢トレーニング。
何処からスタートしようか迷いましたが、早めに出発できる大倉から鍋割山稜を目指すことに。
空にはまだお月様。

10/24 7:49

西山林道から見上げる鍋割山稜。
ちょっとずつだけど秋色になっているみたい。

10/24 7:56

ちょい早歩き、1時間ほどで二俣に着きました。

10/24 7:58

日も短くなってきた10月下旬。
朝8時でもだいぶ日が高い印象です。
暗くなるまでに下山しないとネ。

10/24 8:00

先日ストックのストッパーを新品に替えました。
これだけで新品みたいに復活！
もっと早く替えればよかったよ。

10/24 8:04

鍋割山稜へは小丸尾根です。
元々は林業用の作業道を整備したルート。
急登かつ踏み跡少な目なので、慣れた人向きですね〜。

10/24 8:11

時期的にトリカブト多めです。

10/24 8:14

シロヨメナ（白嫁菜）
今年、バッチリ覚えました。

10/24 8:16

林業道のためか、森は端正な印象です。
にしても相変わらずキツイ登りだなぁ(笑)

10/24 8:20

こちらもこの時期多めのマムシグサ。

10/24 8:27

こんなモザイク調もイイね。

10/24 8:30

バーコードみたいだね。

10/24 8:59

南側は相模湾、西湘の海岸がキラキラです。

10/24 9:09

高度1000メートルほどになると、少し秋色が見え始めます。

10/24 9:26

おお！
富士山、しっかり冠雪しましたね！

10/24 9:27

少し寄って...ちょうど宝永山のあたりから冠雪してるみたい。
良く見るとブル道と大砂走りが確認できました。

10/24 9:37

鍋割山稜で大好きなポイント。

10/24 9:42

アザミも終盤。

10/24 9:45

鍋割山稜からの大パノラマです！

10/24 9:55

ファッサファサのススキ、

10/24 9:55

林道に睦まじきリンドウ。

10/24 9:55

ご無沙汰してます蛭ヶ岳。
ここは丹沢主脈と主稜が一望できる贅沢ポイントです。

10/24 9:57

別カメラで。
やっぱり海側と隔たれた谷沿いは紅葉が進んでいるみたい。

10/24 9:59

気持ちの良い尾根歩きを経て、鍋割山に着きました。
山荘前は「うどんのお客様」で大行列でした…

10/24 10:01

西側の草地で小休止。
いやぁ、鍋割山からの富士山もなかなかいいですね。
南アルプスも3000mあたりが真っ白になっているようです。

10/24 10:02

お菓子と菓子パンばっか(笑)
あんパンがぱんぱん。

10/24 10:03

ハイキングちっくにオニギリと沢庵です。
握り飯最高。

10/24 10:14

さて、ここからがこの日の本番だね。
鍋割山からはちょいハードめな檜岳山稜へ進みます。

10/24 10:15

入った途端、この景色！
檜岳山稜の向こうに雄大な景色が広がります。

10/24 10:29

初めてのつなぎルート、ワクワクとドキドキですね

10/24 10:33

マイナールートのためか、ちょっと分かりにくい箇所もありますが、テープがあるので有難いです。

10/24 10:34

ミヤマシャジン（深山沙参）

10/24 10:34

ダイモンジソウ（大文字草）、丹沢では初めてお目にかかりました！
ユキノシタみたいで女性的です。

10/24 10:34

アキノキリンソウ（秋の麒麟草）

10/24 10:36

出ました、クサリ場！
距離的には30mほどですが、なかなか急斜面。
ザレ場かつ落葉で足元は良くありません。

10/24 10:37

こういった箇所は、クサリを頼りきらず、足場を確認しながら後向きで下るのが良いですね。

10/24 10:38

クサリ場ってつまりは険しい箇所ですが、同時にお花がキレイな場所が多いんですよね〜

10/24 10:39

2本目のクサリ場もなかなか切り立ってますが、慎重に行けば大丈夫。

10/24 10:41

人気の少ない稜線、イイ感じに色づいてます。

10/24 10:43

おや、大きい落としモノですね。
やっぱりクマさんかな。

10/24 10:44

こっちはシカさんか。
人が少ない道は落としモノだらけです。

10/24 10:44

ちょっと早いけど、紅葉楽しめます。

10/24 10:48

極端な崩壊こそありませんが、足場はもろい箇所が多いです。

10/24 10:54

♪

10/24 11:06

分岐の雨山峠。南北のコースは崩壊で現在通行止めなのですが、寄からの南沢コースを外国人ペアが登ってきました…
一応「こっち通行止めなんだよ」「日没早いからね」とカタコトで伝えておきました。

10/24 11:19

私はここから檜岳山稜へ進みます。
前半で足を使ったためか、少々疲労を感じながらの歩行。
あまりゆっくりはできないけど、慌てずに進みましょう。

10/24 11:24

「檜岳、秦野峠」
句読点、丁寧でいいですね。

10/24 11:30

この森の雰囲気が、写真で伝われば良いなぁ。

10/24 11:35

別カメラで。
森の散歩道って感じです。

10/24 11:38

最初のピーク雨山（1176m）

10/24 11:46

崩壊地から望む、次のピーク。

10/24 11:48

稜線の名を冠した檜岳。

10/24 11:49

正午近くになって、富士山の雪もだいぶ融けたような…

10/24 12:03

檜岳（1167m）

10/24 12:14

スマホでセルフ。
広角で撮れるのがいいですね。

10/24 12:35

伊勢沢ノ頭（1177m）
この山稜の主要な3PEAKSが高度10m以内に収まってるってのがイイですね。

10/24 12:35

まわりはトリカブトだらけ。
気をつけましょう、色々と(笑)

10/24 12:39

午後には早くも雲を従える富士山。

10/24 13:08

こっちも気をつけたいマムシグサ。
秋は色んなの生えますね。

10/24 13:08

あとはシダンゴ山をつないで降りるだけ。
長かったハイキングコースも終盤。

10/24 13:20

両サイドの有刺鉄線にはさすがに慎重になります。

10/24 13:57

もうすぐシダンゴシダンゴ〜

10/24 14:06

いつも平和なシダンゴ山。
男性ハイカー1名でした！

10/24 14:19

熟しすぎてイチゴかと思ったよ(笑)

10/24 14:54

明るいうちに寄に降り立ちました。
何だかんだで2000m昇り降りしたので、流石に足が疲れました〜

撮影機器：

PENTAX WG-3 GPS ペンタックス

Galaxy S21 5G SC-51B docomo サムスン

感想

セキヒロ

今回はソロでトレーニングです。
息子は前日に学校の運動会があり、あっさりフラれてしまったわけですね(^-^;

行き先は丹沢のどこか…と考えた結果、思い浮かんだのが檜岳(ひのきだっか)でした。
いつかの春に歩いて、とても森の雰囲気がよかったことを思い出したからです。
そこに、よく歩いている鍋割山陵をくっつけることが出来たので、これで決定！ただ、ヤマレコで確認すると高低差1800mって結構あるなぁ。
ま、ソロだから何とかなるさ〜と決めました！

登山ベースの大倉からは、9割方のハイカーは大倉尾根へ。金冷ヤシから行くのも考えましたが、渋滞を避けるため、マイナーな小丸尾根を選択！
鍋割山陵に乗ってしまえば、あとは西へ進路をとるのみだし！
この選択が功を奏し、この日は人によるタイムロスは皆無でした。何しろルートがマニアックだったからね(笑)

序盤の小丸尾根から鍋割まででもかなり足を使ったためか、後半の連続アップダウンにはなかなかペースが保てませんでした…
ただ、人もほとんどおらず、檜岳山陵の森はとても雰囲気が良いので、自分のペースで歩けたのがとても良かったです。
丹沢も一本尾根を違えるだけで、ずいぶん静かに歩けるものです。

久々の一人歩きで自由気ままに歩いたつもりでしたが、意外とハイペース。
何だかんだで距離20km、意外と高低差が2000mあったので、心地よい疲労感を感じた一日でした。

コメント

kimipapa

sekihiroさん、こんにちは。kimipapaです。

このコース！
２年前のGWに檜岳山頂のベンチでsekihiroさんとお会いしたコースですね。
あの時もGWなのに人いなくて貸切状態。好天にも恵まれとても楽しい山行だったのを覚えています。
なかなかアクセスが厳しい山ですが丹沢の中でも良い山ですよね〜。

セキヒロ

kimipapaさんこんにちは！
コメントいただきありがとうございます。

私も良く覚えていますよ〜
あの時はカップ麺にゆで卵を入れた瞬間、kimipapaさんが颯爽と走ってこられたこと！
今回もほとんど人のいない檜岳、踏み跡は薄いけど花や森は自然のまんまなところに癒されました。
今回はちょっとハードだったので、次はもうちょっとソフトめに丹沢の紅葉を味わいたいです(笑)

matsuko

おはようございます✨
賑やかな丹沢ですが、一人を楽しめる素敵な山行でしたね！
寄〜鍋割山陵は行ったことがありますが、微妙にザレたり、濡れてると滑りやすくなったりして、ちょっと気を使います😅

レコ見ると山に行きたくなります✨

これから積雪もあると思いますが、そんな時はヨモギ平がオススメです。一人占めな感じがして、無心に雪遊びできますよ〜💓

セキヒロ

matsukoさんこんにちは！
コメントいただきありがとうございます。

今回のルートは過去に別々には歩いたことがあるのですが、組み合わせるとこれまた味わい深いルートになりました。全く人気がないのも寂しいのですが、やっぱり山歩きは静かな森が一番ですね！

ヨモギ平、私は行ったことないのですが三ノ塔の近くなんですね！
手持ちの登山地図にはないルートだけどレコも結構上がっていて、またまた妄想が膨らみますね…
今年は雪遊び、したいですね〜