紅葉狩りがまさかの雪山 高妻山
![情報量の目安: A](https://yamareco.org/themes/bootstrap3/img/detail_level_A2.png)
![都道府県](/modules/yamainfo/images/icon_japan_white.png)
- GPS
- 10:25
- 距離
- 13.6km
- 登り
- 1,447m
- 下り
- 1,443m
コースタイム
- 山行
- 8:43
- 休憩
- 1:32
- 合計
- 10:15
天候 | 朝だけモルゲン、後は曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
谷道上部から雪がちらちら、尾根はアイスバーン! |
写真
感想
今年最後の遠征に選んだのは「高妻山」。
紅葉期待でてんくらAの日に登ろうと予備日まで設けました。
24日、会社半休取って戸隠神社そばまで移動して宿泊、翌日はA。宿を朝5時出発で登山者用駐車場をスタート、まだ星が見えています。
キャンプ場〜戸隠牧場から登山道に入り、沢沿いの緩勾配をじわじわ。途中朝陽が差してきて一瞬モルゲン、紅葉と相まってきれいでした。
しかし登るにつれ白いものがちらちら、さすがに信越だし少し降雪あったのかな?と思いつつも徐々に雪山の様相に。
一不動小屋まで来てようやく周りの状況が露に、めっちゃ白い!
後で見ると土曜日に降ったらしく日曜日には雪山ハイクのレコが上がってましたが、その時は知る由もありません。
もちろんアイゼンなしです。
とりあえず小屋でお弁当を食べて、行けるとこまで行ってみようと。
尾根道はそこまで積雪はないのですが、一部は寒風でカチカチのアイスバーン状態。
途中飯縄山〜黒姫山〜妙高〜火打〜雨飾山からの北アルプスの眺望が広がりテンションUP。
いくつかのアップダウンをようやくクリアして、いざ本丸の高妻山直下に来てみると強烈な急登が見えます。
あれが凍ってたらアウトやな・・・と挑みますが、もちろん凍ってます。
キックステップも利かない中を先人たちの足跡を忠実に追います。が、勾配がきつくなると足跡も斜めになりツルツルと持っていかれます。心が折れかけた刹那、そう言えば道沿いにかなりの笹が生えており引っ張っても簡単には?いや全く抜けません。
「これしかない!」とこの笹を頼りにまさかのアイスクライミング。
山頂直下の平坦地にたどり着いた時には・・・。
幸い山頂は風除けできる岩があり、そこで意地でも!と持参したコーヒーいただきます(^^;
しかし百名山にもかかわらず誰ともお会いしません。山頂から近くに人が見えたと喜びましたが、まさかの十阿弥陀の鏡でした・・・。
さて、問題の下り。あの激下りをどうするか、でしたがとにかく滑り落ちるしかありません。笹を掴みつつ「こんなに長かったっけ?」と試練の時間。
激しい疲労の中ようやく六弥勒まで戻り、ここからは弥勒尾根を下ります。
が。
ここは尾根なのに激下りかつ、泥田のような道でした。靴は一応ゴアでしたが長時間の雪中歩行で水が染み、泥にぬかり、苦行は続きます・・・
それでも徐々に山の木々の葉が色づいてきて、ここに来てようやく紅葉狩りできました。
予定時間を過ぎて下山したためお目当ての戸隠そば「岳」さんはもうクローズされつつありましたが、お願いして何とか食べさせてもらえることに。
新そばうまかった〜(^o^)
そして翌日は降雪のため目的の戸隠山は諦め、代わりにと向かった志賀高原への道が通行止となっておりアウト。
お風呂と雲海デッキを楽しみ、リンゴを爆買いして帰りました。
この時期の登山は直前情報がとても大切と思い知らされました〜(ToT)
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する