久々の丹沢はバリ・ルートで!
- GPS
- 33:14
- 距離
- 15.1km
- 登り
- 1,383m
- 下り
- 1,367m
コースタイム
08:26 早戸大滝上 08:32 〜 10:05 不動の峰手前の東屋 10:15 〜 鬼ヶ岩 10:29 〜 10:50 蛭ヶ岳 11:30 〜
主脈縦走路 12:18 〜 12:54 姫次 13:00 〜 榛ノ木丸縦走路分岐 13:05 〜 13:38
榛ノ木丸 13:50 〜 14:41 造林小屋 14:46 〜 15:24 車
天候 | くもり、のちガスガス |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
このルートの核心部はナント云っても早戸川の渡渉です。 一昨日に降った雨が影響しているのか水量が思ったより多く、靴を脱いで渡る以外方法なし。 造林小屋から先、ルートが一旦早戸川の右岸にとられていますが、右岸に渡る箇所と左岸に戻る箇所、 地図には橋がある事になっていますが、流されていてありません。 蛭ヶ岳山荘の管理人さんの話では毎年丸太の橋が架けられているようだが、増水すると直ぐに流されてしまうそうです。 早戸大滝まで繰り返し十数ヶ所の渡渉があり、靴を脱いで膝上位のところを渡ったのが3回。 流れもそこそこ早く、水は既に冷たくモタモタしていると足が痛くてジンジンしてきます。 降雨後はこのルート止めた方がいいでしょう。 大滝新道ルート、早戸大滝脇の急登は木や根っこを掴んで登ります。 トラロープがあっちこっちにありますが信頼できるか不明なので頼らずに登ります。 大滝上で左岸に渡り、そのまま急なルンゼを登りますが、一歩足を出せば半歩ずり下がる状態なので ルンゼ脇の灌木を伝わって登りました。 鹿柵の末端より西側に沿って登りますが、ちょっと不明瞭になるところあり注意。 踏み跡がはっきりしだすと稜線は近いです。 予定では、蛭ヶ岳より市原新道を雷平へ下る予定でしたが、鹿柵に沿って少し下りましたが、 踏み跡も薄く、ガスで視界が20−30mと先も見えないので、鹿柵の合間を西側にトラバースし主脈縦走路へエスケープ。 榛ノ木丸縦走路、主脈縦走路から入って直ぐは笹原で踏み跡明瞭ですが、 樹林帯に入って落ち葉で踏み跡が不明瞭な個所多いが、鳥屋造林組合の看板が溝の先まで続いている。 その後は尾根っぽくなり道を外す事は無いと思う。 榛ノ木丸よりルートは二つあるが、今回は南側のコースタイムの長い造林小屋までのルートを取った。 途中ずっとフェンスに沿って歩くが標高1,200m付近から下はテープが少なくなる。 明瞭な踏み跡になってくると造林小屋は近い。 |
写真
感想
仕事がひと段落しそうだったのでトレーニングがてら、
昨年から行ってみたいと考えてた大滝新道・市原新道に行く事にした。
行こうと思ったのは金曜の午後8時過ぎ、仕事が終わったのが午後9時半過ぎ。
それから準備をして午後11時15分に自宅発。
宮ケ瀬湖そばの鳥居原ふれあいの館の駐車場で仮眠しようと思ったが、ゲートが閉まっており中に入れなかった。
それではと虹の大橋を渡って道の駅のようになっている湖畔の施設に向かったが、ここもゲートがしまっているのか外に走り屋さん達が集結している。
止むを得ず御屋敷側に戻り比較的静かそうなパーキングに車を停めて 500mlの缶ビール1本飲んでおやすみなさい。
午前5時のアラームで目を覚まし、早戸川林道へ向かう。
途中、マス釣り場のゲート待ちの車が5−6台林道止まっていて通れないので
一台一台声を掛けて道路脇に寄ってもらい通過する。
車止橋直ぐ手前に絶好のスペースをゲットし朝食を摂りながら明るくなるのを待つ。
初めて歩くバリルート、明るくなってから歩きたいものです。
ルートが早戸川の右岸にとられている箇所があり、
伝道にあった案内地図には丸木橋と書かれていたが、橋は流失したようで無かった。
どこか渡れる場所は無いかとウロウロしてみたが、ない。
渡渉で水に入るのが嫌な性分ゆえ撤退すべきか15分ほど悩んだが、ようやく意を決して靴を脱ぐ。
僅か5m程の膝から膝上の渡渉だが、石はヌルヌル・ツルツルで気を抜くとドボンで撤退を余儀なくされる。
流れの中で足の置き場を考えてると水が冷たくて足の感覚がなくなってくるのでサッサと渡る。
雷平の分岐を含めて三回靴を脱いで渡渉した。
雷平より分岐して以降は流れも細くなり渡渉も場所を選べば靴を脱がなくて済むようになったが、
それでも石がヌルヌルしてるので飛んで着地し損なうと水の中に足を落とす事になる。
6回目か7回目の渡渉、思い切ってジャンプをしたが下りたところで滑り、左足が見事にドボン。
靴の中は浸水でビショビショになったので滝だけ見て帰ろうかな〜なんて考えもしたが、
気が付いたら早戸大滝の脇を高巻いてました。
下山時、市原新道を下りてくると雷滝から雷平まで一度や二度靴を脱がなければならないだろうから
下山時も最低三、四回は冷たい思いをする事になるのでちょっとばかり気が重かったけど
前を見ると登らざるを得ない性分なので仕方ないです。
早戸大滝は日本の滝100選に入る滝で水量もまずまずで良かったです。
もっと水がぬるむ時期に来ればいいのだろうけど、そうすると奴がウジャウジャと潜んでるし。
やっぱり奴が居ない時期に来るしかない・・・
大滝新道は最初急登が続きますが、くたびれた頃に鹿柵が出てきて、そうなると傾斜も緩み終点が近くなる。
蛭ヶ岳山荘でトイレを借りたがいつもの管理人さんお二方とお手伝いの方の三人体制。
どうしたんだろうと聞くと、今日はなんと60−70人の宿泊者があるらしい。
ここには冬しか泊まったことないけど、いずれもせいぜい20程度でガラガラのイメージしかない。
この小屋で食事が2回戦、3回戦なんてどうも想像がつかない・・・(ごめんなさい)。
昨年、s3214さんと蛭ヶ岳南尾根を登ってこの小屋に寄った時、管理人さんのお喋りでに1時間も摑まってしまったが、
今回も中々放してくれないが20分弱で何とか逃げ出すことが出来た。
下山の市原新道、小屋裏から下りてみたがどうも踏み跡を上手く見つけられない。
最初の内は草も伸びてるし、それにガスが濃くて見通しが効かず、
下手して鹿柵の反対側に回り込んでしまったらどうしよう・・・なんて考えると、
やめた、今度また来ようってへタレは直ぐに撤収を決めて登り返しました。
鹿柵の合間より西側にトラバースして姫次に向かう主脈縦走路に出て、
一般道を姫次まで歩くと云うアルバイトをしてしまった。
車の置いてある場所に戻らなければならないので姫次の直ぐ先より、
まだ歩いた事のない榛ノ木縦走路に入ったけど、ここも一応バリです。
今まで一度も予習した事もないルートでちょっと無茶だったかなと反省。
しかし、そう云う意味では大滝新道や市原新道にしても昨年ちょっとだけ下調べしたけどほとんど記憶に残ってない。
この山行自体、何も下調べもせず数時間で自宅を出発してくるのはちょっと反省ものです。
しかし今回は、久しぶりに地図とコンパスを手放さずに歩いた山行でした。
奴の居ない時期だからこれを機に時々歩いてみようかな丹沢のバリルート・・・
レコのアップをお待ちしてました。
何よりです。
お久しぶりだったのでは。
なかなか凄そうなルートですね!
近場というと奥多摩に行ってしまうので、
丹沢にはなかなか行かないのですが、
そろそろ蛭もいなくなりますし、丹沢もいいですね。
(でも、この時期の渡渉は、パスです! )
写真みただけで寒そう〜。
すると42枚目は「やつがたけ」に変身(笑)
おっと、どこからともなく涼しい風が…。
単のレコ・・お疲れさまでした<(_ _)>
お元気そうで・・なにより
雪山の季節ですね・・無理せず安全登山を
次のレコも楽しみにしてます
ヨレヨレですが久しぶりの丹沢もいいもんでした。
諸事情でまだ山完全復活には程遠いですが、
それでもボチボチやっていくつもりです!
私のところからですと奥多摩行くも丹沢行くも同じです。
ただ、暖かい時の丹沢は例の奴が居るので敬遠気味です。
この時期になってくるとなりを潜めてるので狙い目です。
早戸川は水遊びにはちと冷たかったですよ〜
山はどうだったか分からないけど、都内は今日もお天気それ程崩れなかったですよ。
って、今朝まで都内に居たんだっけ?
遊んでくれないから丹沢に遊んでもらいましたよ〜
色々とご心配をおかけしましてスイマセン・・・
諸事情でまだパワー全開には程遠い状態ですが、
山に囲まれている時が一番幸せだってことを再認識しました。
事情の許す範囲で山を楽しむつもりですので今後ともヨロシクお願いします。
noborundaさん、お疲れ様でした〜
久しぶりの丹沢がバリ山行とは!!
早戸大滝一帯は、先日の丹沢24の予定ルートだったのですが、直前の台風で回避したところでして、、、。
渡渉が大変そうですね。いつか行ってみたいですが、、、。
お忙しい中、お山の時間を捻出するnoborundaさんの情熱に大拍手です。
なんだか、noboさんが帰ってきたなあと思いました。
こんなバリルートを果敢に攻める男。noborunda!
お仕事、忙しいのに、山にかける情熱は冷めませんね。
やっぱり流石です。
このルート、ずっと行ってみたいと思っています。
蛭様がお休みなる今限定のルートでしょうかね。
お疲れさまでした。
お身体、御自愛くださいね。
lon様、ご無沙汰しております、コメントありがとうございました。
なにぶん、相変わらずバタバタとしており、
ヤマレコを訪問する回数も以前とは比べ物にならないほど激減。
皆様のレコを訪問する事もかなり難しい状態です。
私自身、山に行く時間を何とかやり繰りしても、
下山してレコのアップにまで至らずにそのままとなっている山行記録もあります。
暫くは致し方ないと諦めておりますが、
その内になんとかなるでしょう、きっと!
すっかりご無沙汰して申し訳ないです。
たまに山に出かけるにも時間を割くのが精一杯。
帰宅してもレコのアップが出来ずに時間だけ経過してる山行記録もあります。
makashioさんも精力的に山に取り組まれているようで何よりです。
お互い、安全な山登りを目指して行きましょう。
お立ち寄り下さいましてありがとうございました。
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