初冬の南アルプス 鳳凰三山（夜叉神峠登山口〜広河原）

2021年10月30日(土) [日帰り]

• GPS: 09:37
• 距離: 18.5km
• 登り: 2,025m
• 下り: 1,886m

コースタイム

日帰り

• 山行: 7:45
• 休憩: 1:52
• 合計: 9:37

距離 18.5km 登り 2,041m 下り 1,886m

6:01 夜叉神峠登山口
6:32 6:33 夜叉神峠
6:37 6:40 夜叉神峠小屋
7:24 杖立峠
7:52 7:53 火事場跡
8:18 苺平
8:38 8:45 南御室小屋
9:28 砂払岳
9:34 薬師岳小屋
9:41 9:53 薬師岳
10:16 10:40 鳳凰山
10:55 10:57 鳳凰小屋分岐
11:27 11:31 アカヌケ沢の頭
11:44 12:12 地蔵ヶ岳
12:22 アカヌケ沢の頭
12:58 13:13 高嶺
13:51 14:02 白鳳峠
15:20 15:22 白鳳峠入口
15:33 15:35 広河原・吊り橋分岐
15:38 広河原インフォメーションセンター

天候

快晴

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

甲府駅までJRを利用。甲府駅からはバスで夜叉神峠登山口へ。
甲府駅4:35発、夜叉神峠登山口5:47着。
バスは2台来ましたが1台に乗り切れるほどしか人はいませんでした。感染症対策のためか余裕をもって2台体制で出発。

帰りは広河原から甲府駅までバスを利用。
最終は16:40発の便です。土曜日は日帰りがメインなのか1台で十分な人しかいませんでした。

バスは Suica を使えるようになっていますが、マイカー規制協力金200円は現金で払う必要があります。
マイカー規制は夜叉神峠登山口の先からなので、夜叉神峠登山口までの利用の場合は協力金は不要です。

バスの時刻表 2021年版
https://minami-alpskankou.jp/WP/wp-content/uploads/2021/05/2021%E5%B9%B4%E5%BA%A6%E5%B1%B1%E4%BA%A4%E7%99%BB%E5%B1%B1%E3%83%90%E3%82%B9%E6%99%82%E5%88%BB%E8%A1%A8.pdf

コース状況／危険箇所等

雪は苺平以降で本格的に出てきます。

苺平から南御室小屋は日当たりが良くないので積雪有り。
気温が低い時は踏み固められた雪と氷で滑りやすい。チェーンスパイクが最適な状態でした。

南御室小屋から山頂稜線までも積雪有り。
登りではアイゼンは無くても良さそうな状態ですが、チェーンスパイクか軽アイゼンがあると安全です。
私はチェーンスパイクを装着したまま歩きました。

砂払岳から観音岳までは日当たりが良くてアイゼンは不要な状態。

観音岳から地蔵ヶ岳へ向かう道は雪山。
特に観音岳から地蔵ヶ岳方面へ下る道は雪が多いです。下りは慎重に。
チェーンスパイクの爪では万全ではない状態だと感じました。

赤抜沢ノ頭から高嶺は雪が多く踏み跡も少なめです。

高嶺から白鳳峠までは私が歩いた時は前日以前に一人が歩いたと思われる程度の薄い足跡が僅かに残る程度。
積雪量も多く、足が埋まるほどありました。
無雪期でも急な道で慎重に進む必要のある場所です。ハイマツと雪で歩き難い区間。

白鳳峠から下は雪はありませんでした。

写真

10/30 6:19

夜叉神峠登山口から先は紅葉の綺麗な森を進みます。朝日の光もあって最高でした。

10/30 6:35

夜叉神峠に到着。白峰三山が綺麗に見えていました。

10/30 6:36

夜叉神峠から見る白峰三山。

10/30 6:36

夜叉神峠から見る北岳。青空と雪と紅葉が素晴らしい。

10/30 6:36

夜叉神峠から見る間ノ岳。

10/30 6:36

夜叉神峠から見る農鳥岳。名物オヤジに会いたい。

10/30 6:50

夜叉神峠の先も美しい紅葉の道です。早く稜線に出たいけど足が止まりました。

10/30 6:58

青空と緑と赤。とても好きな景色です。

10/30 8:15

苺平に到着。ここからチェーンスパイクを装着。

10/30 8:38

南御室小屋に到着。営業は終了しているようでした。テント泊の受付は薬師岳小屋へとあったので。

10/30 8:38

南アルプスの天然水。最高に美味しい水です。

10/30 9:21

薬師岳小屋からの急登を登ると目の前に現れるのは白峰三山の絶景。

10/30 9:21

北岳。思っていたより雪は少ないように見える。

10/30 9:21

間ノ岳。

10/30 9:21

農鳥岳。

10/30 9:21

荒川岳。

10/30 9:21

仙丈ヶ岳。

10/30 9:22

この先の薬師岳と観音岳。

10/30 9:22

富士山が綺麗に見えてテンションが上がりました。

10/30 9:29

薬師岳小屋と薬師岳と観音岳。良い眺めです。

10/30 9:29

北岳と仙丈ヶ岳。

10/30 9:29

砂払岳から見る白峰三山。最高です。

10/30 9:29

更に南側方面の景色。美しいです。

10/30 9:29

南アルプスから見る富士山方面の景色は本当に素晴らしい。

10/30 9:30

富士山。東側が白い。

10/30 9:42

薬師岳に到着。薬師岳から着る白峰三山が最高。

10/30 9:44

薬師岳から見る観音岳。

10/30 9:44

薬師岳から見る白峰三山は素晴らしい。

10/30 9:45

薬師岳山頂。

10/30 9:46

薬師岳山頂。富士山と南側の景色が美しい。

10/30 9:46

薬師岳から見る八ヶ岳。

10/30 9:47

八ヶ岳の南側。

10/30 9:52

北岳は山頂付近は雪化粧。麓にかけて紅葉という状態。

10/30 9:52

薬師岳から見る北岳と仙丈ヶ岳。

10/30 9:52

仙丈ヶ岳と中央アルプス。

10/30 10:15

観音岳に到着。観音岳は雪多めです。

10/30 10:19

観音岳から見る富士山。

10/30 10:19

薬師岳と富士山。

10/30 10:20

富士山を最大ズームで撮影。やはり富士山は雪化粧するとより美しい。

10/30 10:20

観音岳から見る白峰三山と荒川岳方面。

10/30 10:20

観音岳から見る白峰三山。

10/30 10:21

北岳。

10/30 10:21

間ノ岳。

10/30 10:21

農鳥岳。

10/30 10:21

荒川岳。

10/30 10:21

南側の美しい山々。こちら側はまだ雪は無い。

10/30 10:22

観音岳から見る八ヶ岳。

10/30 10:22

南八ヶ岳。

10/30 10:22

北八ヶ岳。

10/30 10:23

観音岳から見る地蔵ヶ岳と甲斐駒ヶ岳。

10/30 10:24

地蔵ヶ岳の背後には雪化粧をした北アルプス。

10/30 10:24

観音岳から見る北岳と仙丈ヶ岳。

10/30 10:24

仙丈ヶ岳と中央アルプス。

10/30 10:25

観音岳から見る甲斐駒ヶ岳は迫力がある。南側は雪があるようには見えない。

10/30 10:25

甲斐駒ヶ岳と北アルプス。

10/30 10:26

甲斐駒ヶ岳とアサヨ峰。

10/30 10:26

仙丈ヶ岳と御嶽山。

10/30 10:26

御嶽山は真っ白。

10/30 10:26

仙丈ヶ岳と中央アルプス。

10/30 10:27

中央アルプス。空木岳も白い。

10/30 10:27

乗鞍岳。

10/30 10:28

甲斐駒ヶ岳と槍ヶ岳。

10/30 10:28

観音岳から見る北アルプス。穂高連峰と槍ヶ岳。西岳からの東鎌尾根も見える。

10/30 10:29

表銀座と立山。

10/30 10:29

立山と剱岳の白さが目立つ。

10/30 10:30

爺ヶ岳、鹿島槍ヶ岳、五竜岳、白馬岳。後立山連峰は白くてとても綺麗に見えていました。

10/30 10:31

焼山、火打山、妙高山等、新潟方面も白い。

10/30 10:31

甲斐駒ヶ岳と槍ヶ岳が格好良い。

10/30 10:32

観音岳から見る富士山。

10/30 10:33

薬師岳と富士山。

10/30 10:34

観音岳からは甲斐駒ヶ岳と八ヶ岳を一望出来る。今年はどちらも麓の駅から登ったなーと眺めてました。

10/30 10:34

観音岳から見る甲斐駒ヶ岳、アサヨ峰、仙丈ヶ岳。

10/30 10:35

再び白峰三山。やはり鳳凰三山から見る白峰三山はとても美しい。

10/30 10:35

観音岳から見る富士山は最高でした。名残惜しいけど山頂を後にして次へ。

10/30 10:44

観音岳の北側斜面は雪多めです。薬師岳側から見るのとは全然違う。

10/30 10:44

鞍部から見る白峰三山。

10/30 10:51

赤抜沢ノ頭と地蔵ヶ岳。

10/30 11:08

紅葉と雪化粧の北岳。

10/30 11:28

赤抜沢ノ頭から見る観音岳。

10/30 11:28

赤抜沢ノ頭から見る地蔵ヶ岳。

10/30 11:29

眼下は紅葉の谷。目の前は雪化粧をした白峰三山。この時期しか見れない景色。

10/30 11:36

地蔵ヶ岳に到着。山頂標識と共にオベリスクを見上げる。

10/30 11:41

オベリスクの少し下まで登って見上げる。

10/30 11:42

地蔵ヶ岳から見る観音岳と富士山。

10/30 11:49

地蔵ヶ岳から見る甲斐駒ヶ岳、アサヨ峰、仙丈ヶ岳。

10/30 11:49

地蔵ヶ岳から見る仙丈ヶ岳。

10/30 11:50

地蔵ヶ岳から見る甲斐駒ヶ岳。

10/30 11:50

甲斐駒ヶ岳の山頂には人が居るのも見えました。

10/30 11:50

甲斐駒ヶ岳と乗鞍岳。

10/30 11:51

甲斐駒ヶ岳と槍ヶ岳。

10/30 11:52

地蔵ヶ岳から見る北アルプス。穂高連峰と槍ヶ岳。

10/30 11:52

地蔵ヶ岳から見る北アルプス。槍ヶ岳から常念岳、大天井岳方面。

10/30 11:53

地蔵ヶ岳から見る北アルプス。立山連峰と剱岳。

10/30 11:53

地蔵ヶ岳から見る北アルプス。後立山連峰。

10/30 12:21

地蔵ヶ岳と八ヶ岳。

10/30 12:54

高嶺から見る鳳凰三山。地蔵ヶ岳と観音岳。

10/30 12:55

高嶺から見る観音岳と富士山。

10/30 12:55

観音岳と富士山。この時間は良い感じに光が当たって良い感じに見えました。

10/30 12:55

観音岳と富士山。紅葉と雪化粧。

10/30 12:56

地蔵ヶ岳と奥秩父山塊。

10/30 12:57

高嶺から見る鳳凰三山と富士山はとても美しい。

10/30 13:03

高嶺。確かに高嶺から白鳳峠は危ない。

10/30 13:04

高嶺の山頂標識辺りから見る鳳凰三山と富士山。

10/30 13:04

観音岳と富士山。雪と紅葉が素晴らしい。

10/30 13:05

観音岳、薬師岳と富士山。

10/30 13:07

高嶺から見る北岳。

10/30 13:07

高嶺から見る白峰三山。

10/30 13:07

北岳。

10/30 13:07

間ノ岳。

10/30 13:07

農鳥岳。

10/30 13:08

薬師岳と富士山。

10/30 13:08

富士山。見る位置と太陽の位置で見え方が変化するので見ていて飽きませんでした。

10/30 13:09

高嶺から見る甲斐駒ヶ岳、アサヨ峰、仙丈ヶ岳。

10/30 13:09

高嶺から見る甲斐駒ヶ岳とアサヨ峰。来年はアサヨ峰にも行ってみたい。

10/30 13:10

高嶺から見る八ヶ岳。

10/30 14:10

白鳳峠から見る北岳。この景色を見ながら下山出来るのは最高です。

10/30 14:10

白鳳峠から見る北岳をズームで。

10/30 14:18

ゴーロ帯を抜ける辺りでは紅葉と北岳の景色を見れる。

10/30 15:02

広河原へ下る間は時折紅葉を楽しめる。

10/30 15:04

この木が最も綺麗な赤色だった。

10/30 15:32

下山して広河原へ向かう林道から見た北岳。

10/30 15:34

北岳へ向かう吊橋。

10/30 15:34

吊橋と北岳。

10/30 15:37

広河原に到着。自販機のコーラが完売で悲しかった...

10/30 15:38

広河原から見る北岳。お疲れ様でした。

撮影機器：

E-M5MarkIII OLYMPUS CORPORATION

装備

MYアイテム

sola

重量：-kg

個人装備

長袖シャツ 長袖インナー ハードシェル タイツ ズボン 靴下 グローブ アウター手袋 予備手袋 防寒着 雨具 ゲイター 毛帽子 靴 ザック アイゼン 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 レジャーシート ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ファーストエイドキット 常備薬 日焼け止め 保険証 携帯 時計 タオル ストック カメラ

感想

sola

南アルプス登山バスは土日祝日のみで11月3日まで。
天気予報を見ると雪化粧をした南アルプスを見れるラストチャンスはこの日しかない！と思い計画。

期待通り鳳凰三山から眺める北岳をはじめとする雪化粧をした白峰三山の眺めは最高。
富士山の眺めも素晴らしくて今年最後の南アルプスを十分に堪能する事が出来ました。

夜叉神峠登山口から広河原へのルートは休憩や写真撮影を含めてコースタイムの8割以下で歩ける人には最高の日帰り縦走路です。

積雪の状態はコース状況に書きましたが、北側の斜面が多いという状態。
特に歩く人の少ない高嶺から白鳳峠までは日によってはトレースも無いような状態だと思うので、
自信を持って歩けない限りはおススメしませんが景色は最高です。

雪化粧をした南アルプスを初めて見て、改めて南アルプスの魅力を感じる山行となりました。
来年も南アルプスに行くぞ！と思いました。