生藤山・茅丸・陣馬山:藤野15名山北部ワンデイ
- GPS
- 09:37
- 距離
- 24.7km
- 登り
- 1,694m
- 下り
- 1,705m
コースタイム
- 山行
- 8:15
- 休憩
- 1:14
- 合計
- 9:29
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
前半部分では、かつての生活道路や林業の作業道と思しき枝道が多数あり。初心者単独での入山は控えるべきかも。 |
写真
感想
前回、都留市二十一秀峰の回収を始めたところでしたが、同じ山域に2週連続で登るのも味気ないため、今回は藤野15名山を回収することに。
藤野15名山を1日で登り切る猛者もいらっしゃるようでしたが、私の凡脚では到底不可能なので、差し当たり、中央線の北側にあるものを回収してきました。
【コース状況等】
■藤野駅〜藤野神社
・藤野駅にはトイレ(水洗・洋式)がありますが、登山者で激混みになります。
・また、水場(水道)もありますので、給水可能です。
・まずは線路を越えて、トンネル手前で右折します。
・そして歩行者専用?のトンネルをくぐり、さらに右折します。
・しばらくコンクリートで舗装された道路を進むと、藤野神社に登り詰める階段の激登となります。
・途中、巻道で神社をスルーできますが、そのまま進みます。
・藤野神社で本日の無事を祈願して、軒先で準備を整え、本日の山行スタートです。
■藤野神社〜鷹取山山頂
・藤野神社からは、アップダウンが続きます。
・傾斜は緩く、標高差も20〜30m程度で、それほど脚に負担になりません。
・意外に踏み跡は明瞭で、道標も多く、よく整備されています。
・ただし、途中でかつての生活道路や作業道と思しき分岐・枝道が非常に多いです。
・ちょっとした岩場もありますが、難易度は高くないです。
・岩戸山、小渕山と回収し、鷹取山まで登頂します。
・鷹取山では、木々の間から富士山が見えました。
■鷹取山山頂〜軍刀利神社
・鷹取山からは、いったん車道に向けて下山します。
・車道までの登山道は、雨が降ったのか、濡れていて若干滑りやすい状態でした。
・下山口からは、のどかな山間の集落を通る舗装道路を歩きます。
・途中、自販機はいくつかありますが、軍刀利神社までトイレはありません。
・1時間ほど歩き、軍刀利神社への分岐に到着。
・立派な鳥居をくぐり、参道を歩きます。
・途中、トイレ(水洗・和式)と手水舎(給水可)を経て、階段の登り詰めて、軍刀利神社へ到着。
■軍刀利神社〜生藤山山頂
・軍刀利神社で無事を祈願し、先に進みます。
・先に進むと、桂の巨木があり、直ぐ側の社を左から回り込むと、三国山(三国峠)への登山道が始まります。
・斜面をつづら折りに登る登山道は、よく踏まれていて、傾斜も緩やかです。
・そのまま登ると、左右の分岐にたどり着きます。いずれも三国山(三国峠)につながりますが、右側を選択。
・いったん尾根に登り詰め、ゆるやかなアップダウンを経て、三国山(三国峠)へ到達。残念ながら、景観はあまりよくないです。
・そこから若干降り、ちょっとした岩場の急登を経て、生藤山に登頂。
・これまた景観はイマイチで、早々に先に進みました。
■生藤山山頂〜茅丸山頂
・生藤山からの降りは、笹尾根のイメージとは程遠い、意外に険しい岩場が続きます。とはいえ、三点支持でゆっくり降りれば問題ないです。
・そしてちょっとした登り返しを経て、茅丸に登頂。
・山頂は南側の景観が開けていますが、富士山は見えませんでした。
・そこのベンチでランチ。昨年の夏以来、バーナーとクッカーを使いました。山頂で使うのは初めてです。
・とはいえ、作ったのはアウトドア定番のカレー麺。某ゆるふわ系キャンプアニメの主人公もかくやと言わんばかりの勢いですすり込みます。
・舌よりも、朝から水しか入ってこなかった胃袋が、歓喜でうち震えているようでした。
・こりゃ重い水や食材を担いでまで料理するわけです。
■茅丸山頂〜陣馬山山頂
・茅丸からは、本日のメインである陣馬山に向けて、さらに進みます。
・登山道は、意外に岩や木の根が露出しており、あまりスピードは出ません。
・連行峰を越えたあたりから、徐々に歩きやすい登山道となります。
・その後、いくつかのアップダウンと巻道を経て、和田峠に到着。陣馬山に直登します。
・陣馬山に直登するルートは、一部の階段が新しくなっていました。
・この終盤で階段の登りは堪えましたが、無事登頂。
■陣馬山山頂〜明王峠
・陣馬山山頂は、たくさんの登山者がいました。
・トイレ(水洗・未確認)もあります。
・あいにく、富士山は霞の中で、よく見えませんでした。
・時間も押しているため、早々に明王峠に向けて下山します。
・明王峠までは、それまで以上に登山道が整備されていて、傾斜もほとんどなく、実に歩きやすい状態です。さすがトレランのメッカだけあります。
・30分ほど歩き、明王峠に到着。
・明王峠からも富士山が見えるようですが、今日は霞の中。
■明王峠〜矢ノ音山頂
・明王峠からは、本日最後の藤野15名山、矢ノ音を目指します。
・登山道は、それまでとは違って若干荒れ気味ですが、歩行に支障はありません。
・降り基調の登山道を快適に降り、林道を横切って、さらに進みます。
・そのまま巻道に誘い込まれてしまい、慌てて分岐まで戻って尾根に登ります。
・そして緩やかな登りを経て、無事最後のピークである矢ノ音に登頂。
・山頂は景観が望めませんが、木々に囲まれ、広々としていて、不思議な雰囲気でした。
■矢ノ音山頂〜下山口
・矢ノ音山頂からは、巻道に直降するルートを降ります。
・登山道の踏み跡は明瞭ですが、あまり踏まれておらず、傾斜も急です。しかも80mほど降るため、慎重に降りていきます。
・しばらく降りると巻道に合流し、大平小屋の分岐に到着します。
・ここから、沢沿いの登山道に降りていきます。
・ここの登山道も若干荒れ気味ですが、歩行に支障はありません。
・途中、沢の右岸から沢に降りてさらに右岸の登山道に復帰します。何気にここが核心部かもしれません。
・そしてしばらく進むと、林道に到着し、登山道は終了です。
■下山口〜相模湖駅
・林道を歩くと、左右に分岐する箇所にたどり着きます。
・左が旧甲州街道、右が国道20号線のようですが、今回はすぐに舗装道路に出る右側を選択。
・ほどなく国道20号に出ますが、歩道がない区間であったため、しばらく進んで旧甲州街道まで登ります。
・電車までの時間があったため、途中で国道沿いのセブンイレブンに寄りました。そこからは歩道があったため、国道を歩きます。
・そして、相模湖駅に到着し、本日の山行は終了。
■【まとめ】
・前回同様、アップダウンが多いルートですが、標高差はそれほどなく、傾斜も緩やかであるため、脚への負担はそれほどありません。
・前半のルートは、踏み跡も明瞭で、よく踏まれているのですが、かつての生活道路や作業道との交差が多く、初心者単独での入山はオススメできません。
・後半の軍刀利神社からのルートは、メジャーな山域ですので、道迷いの要素はありません。
・生藤山の山頂直下ではちょっとした岩場がありますが、他は危険箇所はありません。
・茅丸と陣馬山以外では、樹林帯の中を歩くため、あまり景観は望めません。
・トイレ・水場・自販機等のインフラがそこそこ整っています。
・残念ながら、常緑樹が多いルートで、紅葉はあまり望めません。
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