やっと黄葉に巡り合えた経ヶ岳

2021年11月04日(木) [日帰り]

• GPS: 07:46
• 距離: 13.4km
• 登り: 1,062m
• 下り: 1,048m

コースタイム

日帰り

• 山行: 6:54
• 休憩: 0:43
• 合計: 7:37

距離 13.4km 登り 1,062m 下り 1,061m

7:57 権兵衛峠登山口
8:43 8:46 アンテナピーク
9:42 9:50 北沢山
10:19 コイノコ
11:54 12:19 経ヶ岳
13:36 13:38 コイノコ
14:21 14:23 北沢山
14:57 アンテナピーク
15:30 15:33 権兵衛峠登山口
15:34 ゴール地点

天候

快晴

アクセス

利用交通機関：

自家用車

権兵衛トンネル付近から見る山の落葉松も黄色になりました。
駐車場には3台停車。
皆さん早く下ってきて、山頂は私一人でした。

コース状況／危険箇所等

北向きの岩場に霜が降りている程度。
快適でした。

写真

11/4 7:50

今日は3回目。
よろしくお願いいたします。

11/4 7:53

やっと黄葉しました。
嬉しい！

11/4 7:57

コミネカエデも紅くなりました。

11/4 8:00

イタヤカエデはちょっと可哀想な状態。

11/4 8:04

ヒトツバカエデ（マルバカエデ）はまあまあ。

11/4 8:13

カジノハカエデと思いますが、緑のままで、どうしたのでしょう？

11/4 8:15

ハリギリはいつもこんな感じ。

11/4 8:17

オオモミジは、これから赤くなるのでしょうか？

11/4 8:18

コハウチワカエデも本来の紅い色に。

11/4 8:18

ハウチワカエデも、この木は紅くなっていた。

11/4 8:24

ウリハダカエデも紅い色もあって、華やかに。

11/4 8:35

エンコウカエデと言っていいのかな。1本だけありました。

11/4 8:42

アンテナピークから。
左に北沢山。経ヶ岳ピークから九合目、八合目とすべて見えます。

11/4 8:48

ヒナウチワカエデかな。

11/4 8:50

シラカバの葉。ダケカンバに負けずに色づいていた。

11/4 8:59

ミズナラがとても多い。
色はイマイチでした。

11/4 9:06

大体この岩でした。

11/4 9:07

観音岩も。

11/4 9:16

ウラジロモミでしょうか。多いです。

11/4 9:38

北沢山から経ヶ岳を眺める。

11/4 9:37

北沢山到着。
木曽駒方面。
将棋頭、将棋頭山、茶臼山、木曽駒、木曽前岳、牙岩、麦草岳でしょうか。

11/4 9:38

南アルプス方面。
鋸岳、甲斐駒、仙丈、北岳、間ノ岳、農鳥岳、塩見岳。
伊那谷は霞の下に沈んでいました。

11/4 9:47

荒川三山、赤石岳、聖岳、光岳、池口岳辺りまで見えました。

11/4 9:38

歩いてきた尾根がきれいです。

11/4 9:39

御嶽山。

11/4 9:47

御嶽山の右奥には白山。

11/4 9:39

乗鞍岳。

11/4 9:52

この辺りから、ササユリのありかを示すピンクテープがいっぱいです。
登山道で踏まれそうなものは、地元の上伊那農業高校生がボランティアで笹原の中に移植したそうです。
「経ヶ岳友の会」の活動は、いろんな人を巻き込んで、積極的に展開されていて、本当に感心します。

11/4 10:04

信濃の国の名前の由来、シナノキ。

11/4 10:09

コイノコに向かって登る道。
いい雰囲気ですよね。

11/4 10:13

霞の中、真ん中あたりに戸倉山。
塩見岳の右前辺りに二児山。

11/4 10:17

コイノコからの景色。
真ん中の谷が奈良井川ですので、犀川〜千曲川〜信濃川となって日本海へ。
権兵衛峠から経ヶ岳と歩いて来た稜線の東側に降る雨は天竜川に。
胸突ノ頭から茶臼山〜大棚入山の稜線の西に降る雨は木曽川に。
わずかに3kmほどを隔てて、中央分水嶺が2本走る、日本でも珍しい景色です。

11/4 10:25

岩場分岐まできました。

11/4 10:26

展望地の標識。先の方へ歩いていくと、

11/4 10:27

坊主岳と仏谷。
その奥に鉢盛山。
そして穂高・槍がはっきり見えました。

11/4 10:27

アップで。

11/4 10:51

中央分水嶺の標識。
四等三角点。

11/4 11:05

ナナカマド。

11/4 11:27

経ヶ岳へのきつい登りの途中、西の肩。
東側の刈り払いがされていて、南アがよく見えます。

11/4 11:28

仙丈岳、北岳、間ノ岳、農鳥岳。

11/4 12:18

木曽駒方面。
伊那前岳、宝剣岳も見えてきました。
目の良い人なら、西駒山荘も見えるでしょう。

11/4 11:30

シラビソがでてきました。

11/4 11:42

やっとなだらかな稜線に上がってきました。

11/4 11:51

山頂が見えてきた・・・。
これは一体！
斬られた木が、泣いているような気がした。

11/4 11:52

11/4 11:54

美ケ原、霧ヶ峰、蓼科山方面。

11/4 11:55

これだけ斬っても、北アルプスは木に遮られている。
何のために切り払ったのかしら。

11/4 11:56

ここにも、イナクシーさんの足跡。

11/4 12:13

二等三角点が目立たない。
落ち着かない気持ちで、コーヒー飲んで下ります。

11/4 12:46

落葉松が光を受けて美しい。

11/4 13:12

岩場の下の北向きの場所。

11/4 13:20

御嶽山、乗鞍方面の落葉松。

11/4 13:39

緑のアヤメ山（多分「経ヶ岳友の会」の命名）、北沢山、アンテナピークと続く峰々。

11/4 13:45

綺麗です！

11/4 14:21

コナシ。

11/4 14:22

11/4 14:22

傾いた陽光に、尾根が輝いている。

11/4 15:11

11/4 15:16

ガマズミ？

11/4 15:19

11/4 15:24

やさしい色合いですね。
数日すると、どんな色になるのかな。

11/4 15:29

最後の落葉松を見て、駐車場に下りました。

撮影機器：

Canon IXY 650 Canon

感想

snowheaven1

10月23日、30日と途中まで登ったけど、落葉松の色づきがイマイチだったのと、やっぱり経ヶ岳まで登っておきたいと思い、三度目の正直で山頂まで登ってきました。
落葉松は散り始めてましたけど、色は最高でした。やっと満足。
30日に会った「経ヶ岳友の会」の方は、「これ以上は切らない」とおっしゃってましたけど、山頂の有様は本当に無残でした。
北アルプス方面の展望のために伐採したのかと思いましたが、北アルプス方面は木に遮られていて、展望は完全ではなかったので、関係ない部分の木を、どうしてこれほど斬ったのか、私にはわかりません。単に、山頂を明るくするためなのでしょうか？
近くにはオサバグサやコミヤマカタバミがありました。影響がないか心配です。
ただ、なんらかのお考えで整備を進めていらっしゃるのでしょうから、部外者の私がどうこう言うことではないのかもしれません。まだ進行中で、もっと違う形になるのかもしれませんし。