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Yamareco

記録ID: 3705068
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
大台ケ原・大杉谷・高見山

台高山脈北部縦走

2021年11月04日(木) ~ 2021年11月05日(金)
 - 拍手
体力度
6
1~2泊以上が適当
GPS
12:21
距離
23.2km
登り
2,050m
下り
1,984m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
5:10
休憩
0:11
合計
5:21
距離 8.8km 登り 1,175m 下り 263m
9:57
68
11:05
11:06
92
12:38
12:39
24
13:03
27
13:30
13:36
16
13:52
47
14:39
14:40
4
14:44
14:45
10
14:55
14:56
10
15:06
12
15:18
2日目
山行
6:17
休憩
0:32
合計
6:49
距離 14.4km 登り 878m 下り 1,738m
6:36
22
6:58
6:59
15
7:14
7:15
6
7:21
7:22
20
7:42
6
7:48
7:49
7
7:56
21
8:17
4
8:21
8:22
34
8:56
16
9:12
21
9:33
9:34
25
9:59
10:00
36
10:36
10:44
50
11:34
11:47
27
12:14
12:15
26
12:41
36
13:17
4
13:21
13:24
1
13:25
ゴール地点
天候 11/4 晴れ、11/5 曇り
過去天気図(気象庁) 2021年11月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
コース状況/
危険箇所等
大又から古池辻の間で谷を通過する所で倒木が道を塞いでいる。
薊岳の周辺は痩せた稜線になる。
その他周辺情報 たかすみ温泉
東吉野村のコミュニテイバスにて、大又バス停に到着。
2021年11月04日 09:47撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
11/4 9:47
東吉野村のコミュニテイバスにて、大又バス停に到着。
笹野神社の門の右に登山道の入口がある。
2021年11月04日 09:47撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
11/4 9:47
笹野神社の門の右に登山道の入口がある。
明神平にクマが出たとのこと。まあ、クマぐらいいるでしょう。
2021年11月04日 09:48撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
11/4 9:48
明神平にクマが出たとのこと。まあ、クマぐらいいるでしょう。
車道に出て、案内に従い林道に入る。
2021年11月04日 09:54撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
11/4 9:54
車道に出て、案内に従い林道に入る。
林道を進む。林道の終点に軽トラが駐められていた。
2021年11月04日 10:01撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
11/4 10:01
林道を進む。林道の終点に軽トラが駐められていた。
トレイルを進む。谷を横切る手前で、スギの倒木が登山道を塞ぐ。
2021年11月04日 10:24撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
11/4 10:24
トレイルを進む。谷を横切る手前で、スギの倒木が登山道を塞ぐ。
ザックを下ろして、倒木の下を這いながらくぐり抜ける。
2021年11月04日 10:28撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
11/4 10:28
ザックを下ろして、倒木の下を這いながらくぐり抜ける。
植林の中の歩きが続く。この日初めての登山者とすれ違うが、軽トラの持ち主だろう。
2021年11月04日 11:34撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
11/4 11:34
植林の中の歩きが続く。この日初めての登山者とすれ違うが、軽トラの持ち主だろう。
大鏡池を過ぎたあたりから、ようやく広葉樹林となる。ブナの紅葉がきれい。
2021年11月04日 12:14撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
11/4 12:14
大鏡池を過ぎたあたりから、ようやく広葉樹林となる。ブナの紅葉がきれい。
木屋ノ尾頭
2021年11月04日 12:36撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
11/4 12:36
木屋ノ尾頭
2021年11月04日 12:41撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
11/4 12:41
いい感じの紅葉です。
2021年11月04日 12:48撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
11/4 12:48
いい感じの紅葉です。
薊岳が近づくと痩せ尾根になる。
2021年11月04日 12:54撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
11/4 12:54
薊岳が近づくと痩せ尾根になる。
尖った薊岳の山容。
2021年11月04日 13:01撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
11/4 13:01
尖った薊岳の山容。
薊岳雌岳に到着。
2021年11月04日 13:18撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
11/4 13:18
薊岳雌岳に到着。
痩せた稜線をいったん下って登り返す。
2021年11月04日 13:20撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
11/4 13:20
痩せた稜線をいったん下って登り返す。
薊岳のピークに到着。
2021年11月04日 13:22撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
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11/4 13:22
薊岳のピークに到着。
これから向かう明神岳方面の眺め。正面に見える鞍部が今晩の幕営地となる明神平。前山の近くで、男性登山者とすれ違う。
2021年11月04日 13:31撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
11/4 13:31
これから向かう明神岳方面の眺め。正面に見える鞍部が今晩の幕営地となる明神平。前山の近くで、男性登山者とすれ違う。
前山に到着。明神岳方面からやってきた女性登山者と出会う。女性は明神平へ下りていった。
2021年11月04日 14:37撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
11/4 14:37
前山に到着。明神岳方面からやってきた女性登山者と出会う。女性は明神平へ下りていった。
明神岳に向かう途中、左側はシダの草原になっている。途中で、シカが逃げていった。
2021年11月04日 14:40撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
11/4 14:40
明神岳に向かう途中、左側はシダの草原になっている。途中で、シカが逃げていった。
明神岳に到着。
2021年11月04日 14:54撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
11/4 14:54
明神岳に到着。
紅葉がきれいだ。
2021年11月04日 14:56撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
11/4 14:56
紅葉がきれいだ。
明神岳からの展望はそれほどよくはないが、大峰方面が眺められる。
2021年11月04日 14:56撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
11/4 14:56
明神岳からの展望はそれほどよくはないが、大峰方面が眺められる。
明神平に下りて、テントを張る。他にテントが2張りあった。1つは前山で出会った女性のもので、話をすると、私より一回り年齢が上で、単独でテント泊とはなかなかの体力の持ち主と思われた。もう1つは薊岳を過ぎてたところで会った男性のものだった。
2021年11月04日 16:05撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
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11/4 16:05
明神平に下りて、テントを張る。他にテントが2張りあった。1つは前山で出会った女性のもので、話をすると、私より一回り年齢が上で、単独でテント泊とはなかなかの体力の持ち主と思われた。もう1つは薊岳を過ぎてたところで会った男性のものだった。
この夜のためにわざわざ持ち上げた食材でキムチ鍋を作り、ビールと日本酒のつまみとして夜の時間は過ぎていった。先々週の大峰でのテン泊では、薄いマットで地面からの寒さで寝られなかったので、今回はエアマットを持ってきた。スリーシーズンシュラフでも、マットのおかげで寒さを感じずに眠ることができた。
2021年11月04日 17:19撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
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11/4 17:19
この夜のためにわざわざ持ち上げた食材でキムチ鍋を作り、ビールと日本酒のつまみとして夜の時間は過ぎていった。先々週の大峰でのテン泊では、薄いマットで地面からの寒さで寝られなかったので、今回はエアマットを持ってきた。スリーシーズンシュラフでも、マットのおかげで寒さを感じずに眠ることができた。
翌朝、テン場はガスに覆われていた。テントを撤収して、6時半スギに出発。
2021年11月05日 06:35撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
11/5 6:35
翌朝、テン場はガスに覆われていた。テントを撤収して、6時半スギに出発。
水無山までは急登で、朝一にはキツい。
2021年11月05日 06:57撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
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11/5 6:57
水無山までは急登で、朝一にはキツい。
ガスの中の稜線歩きは神秘的な感じがする。
2021年11月05日 07:01撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
11/5 7:01
ガスの中の稜線歩きは神秘的な感じがする。
水無山からは緩いアップダウンで国見山に到着。
2021年11月05日 07:20撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
11/5 7:20
水無山からは緩いアップダウンで国見山に到着。
馬駈ヶ辻を通過。
2021年11月05日 07:41撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
11/5 7:41
馬駈ヶ辻を通過。
ガスに覆われたハート型の池。ここから赤ゾレ山に登る道への分岐はわかりにくい。そのまま進むと赤ゾレ山を巻いてしまうことになる。
2021年11月05日 07:47撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
11/5 7:47
ガスに覆われたハート型の池。ここから赤ゾレ山に登る道への分岐はわかりにくい。そのまま進むと赤ゾレ山を巻いてしまうことになる。
赤ゾレ山に到着。高見峠前までは、アップダウンを繰り返しながら徐々に高度を落としていく。
2021年11月05日 07:55撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
11/5 7:55
赤ゾレ山に到着。高見峠前までは、アップダウンを繰り返しながら徐々に高度を落としていく。
伊勢辻山に到着。
2021年11月05日 08:14撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
11/5 8:14
伊勢辻山に到着。
伊勢辻山から下りた所の伊勢辻は、三度小屋辻への道が分岐しているが、案内板にある高見山方向へ進む。誰にも会わないだろうと思っていたら、男性登山者1名とすれ違った。大きなオスジカが目の前を横切っていった。
ハンシ山の手前で登山道は左へ下降していくが、そのまままっすぐ進むと別な尾根に入り込んでしまう。ちょっと進んでから方向がおかしいことに気がついたが、注意が必要である。
2021年11月05日 08:21撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
1
11/5 8:21
伊勢辻山から下りた所の伊勢辻は、三度小屋辻への道が分岐しているが、案内板にある高見山方向へ進む。誰にも会わないだろうと思っていたら、男性登山者1名とすれ違った。大きなオスジカが目の前を横切っていった。
ハンシ山の手前で登山道は左へ下降していくが、そのまままっすぐ進むと別な尾根に入り込んでしまう。ちょっと進んでから方向がおかしいことに気がついたが、注意が必要である。
ハンシ山を過ぎると、これから向かう雲ヶ瀬山と高見山が見えるが、高見山の山頂は雲の中であった。
2021年11月05日 08:56撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
1
11/5 8:56
ハンシ山を過ぎると、これから向かう雲ヶ瀬山と高見山が見えるが、高見山の山頂は雲の中であった。
ススキの草原の中を進む。時折、シカが警戒音を発しながら逃げていく。
2021年11月05日 09:07撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
11/5 9:07
ススキの草原の中を進む。時折、シカが警戒音を発しながら逃げていく。
正面に雲ヶ瀬山。
2021年11月05日 09:18撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
11/5 9:18
正面に雲ヶ瀬山。
途中の急登がキツかったが、雲ヶ瀬山に到着。
2021年11月05日 09:59撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
11/5 9:59
途中の急登がキツかったが、雲ヶ瀬山に到着。
雲ヶ瀬山から高見峠まではアップダウンを繰り返しながら、標高を下げていく。
2021年11月05日 09:59撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
11/5 9:59
雲ヶ瀬山から高見峠まではアップダウンを繰り返しながら、標高を下げていく。
高見峠に到着。平日であるのに、多くの車が停まっていた。ここからは急に登山者が増える。
2021年11月05日 10:35撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
11/5 10:35
高見峠に到着。平日であるのに、多くの車が停まっていた。ここからは急に登山者が増える。
高見峠からは高見山への最短ルートであるが、ひたすら九十九折りの急登がつづく。
2021年11月05日 10:58撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
11/5 10:58
高見峠からは高見山への最短ルートであるが、ひたすら九十九折りの急登がつづく。
高見山の山容。関西のマッターホルン?
2021年11月05日 11:01撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
11/5 11:01
高見山の山容。関西のマッターホルン?
最終ピークである高見山に到着。山頂の東側の眺め。
2021年11月05日 11:35撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
11/5 11:35
最終ピークである高見山に到着。山頂の東側の眺め。
霊峰 高見山
2021年11月05日 11:35撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
11/5 11:35
霊峰 高見山
山頂の避難小屋の屋根が展望台になっている。北側の眺め。
2021年11月05日 11:36撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
11/5 11:36
山頂の避難小屋の屋根が展望台になっている。北側の眺め。
南西方面の眺め。こちらからやってきたのだが、薊岳が遠く見える。
2021年11月05日 11:40撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
11/5 11:40
南西方面の眺め。こちらからやってきたのだが、薊岳が遠く見える。
南東方面の眺め。
2021年11月05日 11:40撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
11/5 11:40
南東方面の眺め。
高見山からは西に伸びる尾根を下山する。
2021年11月05日 11:47撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
11/5 11:47
高見山からは西に伸びる尾根を下山する。
名前のついた岩が3つほどあった。これは揺岩。
2021年11月05日 11:59撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
11/5 11:59
名前のついた岩が3つほどあった。これは揺岩。
国見岩。
2021年11月05日 12:02撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
11/5 12:02
国見岩。
分岐を平野方向に進み、避難小屋のある高見杉を通過する。疲れもあり、長く感じる下山である。
2021年11月05日 12:39撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
11/5 12:39
分岐を平野方向に進み、避難小屋のある高見杉を通過する。疲れもあり、長く感じる下山である。
平野登山口に出るが、沢沿いの道は進入禁止となっていたので、下平野バス停に出て、車道を歩いてたかすみ温泉に到着。バスの時刻まで1時間以上あったので、入浴して待てば良い。温泉にビールを売っていなかったのは残念だった。
2021年11月05日 14:38撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
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11/5 14:38
平野登山口に出るが、沢沿いの道は進入禁止となっていたので、下平野バス停に出て、車道を歩いてたかすみ温泉に到着。バスの時刻まで1時間以上あったので、入浴して待てば良い。温泉にビールを売っていなかったのは残念だった。
たかすみ温泉からは東吉野村コミュニティバスに乗車して、ひよしの里マルシェで下車。東吉野村コミュニティバスは、村内は100円で乗車できる。村外の菟田野からの乗車・下車の場合は200円。休日・祝日は予約が必要で、平日も区間によっては予約が必要。ひよしの里マルシェからは路線バスにて榛原駅に出た。
2021年11月05日 15:15撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
11/5 15:15
たかすみ温泉からは東吉野村コミュニティバスに乗車して、ひよしの里マルシェで下車。東吉野村コミュニティバスは、村内は100円で乗車できる。村外の菟田野からの乗車・下車の場合は200円。休日・祝日は予約が必要で、平日も区間によっては予約が必要。ひよしの里マルシェからは路線バスにて榛原駅に出た。
榛原駅のラーメン屋にてビール!
2021年11月05日 16:14撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
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11/5 16:14
榛原駅のラーメン屋にてビール!
こってり豚骨系ラーメンだったが、まあまあ美味しかった。
2021年11月05日 16:20撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
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11/5 16:20
こってり豚骨系ラーメンだったが、まあまあ美味しかった。

装備

個人装備
長袖シャツ Tシャツ ソフトシェル ズボン 靴下 グローブ 雨具 日よけ帽子 着替え ザック 行動食 調理用食材 飲料 ハイドレーション ガスカートリッジ コンロ コッヘル 食器 調理器具 ライター 地図(地形図) コンパス ヘッドランプ GPS ファーストエイドキット ロールペーパー 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ストック ナイフ カメラ ポール テント テントマット シェラフ

感想

アキレス腱痛からの復活に向けて、徐々に山行のレベルを上げていっている。先々週は久しぶりにテン泊にて大峰を歩いてみたが、特にアキレス腱痛が悪化することはなかった。雪山シーズンイン前にもう1回テン泊縦走を試してみたかったので、まだ行ったことがなかった台高北部の縦走に行ってみることにした。有給休暇も余っているので、人の少ない平日に行くことにした。

縦走する場合、車の回収をどうするかが問題になるが、公共交通機関を使えれば、その不安はない。東吉野村は一部はオンデマンドであるが、村内にコミュニテイバスが走っていて、登山口までのアクセスに使える。山近鉄大阪線の榛原駅から路線バスに乗車し、菟田野でコミュニテイバスに乗り換えると、登山口の大又まで行ける。なお、菟田野から乗車する場合、予約が必要である。菟田野から大又までの乗車賃が200円というのも良心的である。自宅の最寄り駅から大又まで片道3時間かかった。

大又からは薊岳経由で登ることにした。大鏡池までは植林の中の歩きで面白くない。おまけに倒木が道を塞いでいて、重いザックを下ろして、倒木の下を這いくぐった。大鏡池を過ぎると広葉樹林の中を歩くことが多くなり、美しいブナ林の紅葉を愛でながらの歩きとなる。倒木にはキノコも出ていた。薊岳周辺は痩せ尾根になる。前岳周辺で登山者2名と会った。明神岳の山頂を踏んでから明神平に下りたが、自分以外にテントが2張りあったが、前岳周辺でお会いした2名のテントであった。そのうちの1人は女性で、暗くなる前に少しお話をした。その女性は私より一回り年齢が上であったが、単独でテント泊とはなかなかの体力の持ち主であると思われた。

夕食は食材を持ち上げて作ったキムチ鍋を、これまた苦労して持ち上げたビールと日本酒で味わった。翌朝には少なくとも2kgは装備が軽くなっていただろう。先々週の大峰ではマットが薄くて地面からの冷えで熟睡できなかったが、今回はエアマットを持参し、3シーズンシュラフでもしっかり眠ることができた。

翌朝は4時半に起床し、6時半過ぎに出発したが、周辺はガスっていた。ガスは8時ぐらいまで取れず、天気も下山するまでは陽が時折差すものの終始曇りであった。明神平から水無山までは急登で、朝一にはキツい。水無山から高見峠までは、アップダウンを繰り返しながら徐々に標高を下げていく。時折、シカが警戒音を発しながら逃げていく。縦走路では誰にも会わないと思っていたが、1名だけ登山者とすれ違った。

高見峠には平日にもかかわらず多くの車が停まっており、急に登山者が多くなる。高見峠からは高見山への最短ルートであることからも、ひたすら九十九折りの急な登りが山頂まで続いた。雲は多かったが、山頂では展望はあったのは幸いだった。山頂からは平野へ下山。疲れた足には長い下山に感じた。

下山した平野にはたかすみ温泉があり、入浴料は500円。バスの時刻まで1時間以上あったので、ゆっくりと2日間の汗を流すことができたが、ビールを売ってなかったのは残念であった。たかすみ温泉からはコミュニテイバスに乗車し、ひよしの里マルシェで下車。この区間は平日は予約は必要ないが、土日・祝日は乗車の2時間以上前に予約が必要である。ひよしの里から路線バスにて榛原駅に出て、駅のラーメン屋にて生ビールを飲むことができた。

山行中にアキレス腱痛は出てしまうのが、完治していないことを感じてしまうが、下山後に悪化することはなく、ほぼ正常な状態には戻るのは良い兆候と思われる。この感じならば、なんとか雪山シーズンインはできそうな気がする。

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